ミホんち

2005年から書いてきた「ミホんち」
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スズメさん 2

2006-06-19 19:54:22 | 思い出話
 動物愛護協会の回し者のような昨日の日記であるが、本日のぶんは動物虐待で訴えられそうな内容である。チクったりせんでね。

 ピヨちゃんよりは少し前の事件である。住んでいた社宅には網戸っちゅうもんがなかった。(なかったよね?うちだけ?)台所もパーパーであるので、時には変なモンが入り込む。蚊やハエは言うに及ばず、コウモリとか鳩、そしてスズメなど。で、スズメのヤツ(ピヨちゃんからヤツ呼ばわりかよ)が、残飯つつきに入って来るだけならいいんやけど、フンをベコベコ落としていくんだよね。時間がたつとヒカヒカに乾いて落としにくい。

 腹立てたおっちゃんは(いや腹立てたのは私で、その剣幕にびびったおっちゃんが、に訂正)考えた。<こりゃ、一羽とっ捕まえてお仕置きしてやろう>そこで完成したのがこれだ。↓

                 ただのザルによる原始的捕獲器であるが。

  「父、父、ほんまにこれで捕まえられると?」  上娘

  「おお、見とれ」  おっちゃん

  「シュルメサン~♪シュルメッサン~♪」  下娘

  「歌うなっ、静かにせれっ」  私

 などとヒソヒソヒソ。(除く下娘)ザルの下にご飯を置いて待つこと数十分。

 来たっ!!それっとばかりに菜箸にくくった紐を引くおっちゃん。

 バサバサバサバサ・・・・・捕まえちゃったよ。で、どうするね?虫かごに入れて、ベランダに吊るして一時間ほど見せしめに。もちろん逃がしてやったさね。その後、まったくスズメが入ってくることはなくなったのでスズメのお宿では「あそこの家ってバーリ恐いとってー」などと噂になったのだろう。 
コメント (2)
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