ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

ひけらかしの専門知

2011-12-23 00:20:40 | いい加減なモノ
 このところ、群馬大の早川氏のおかしさが周知されつつあるようですね。それはそれでいいのですが、専門知識をファッションと勘違いした人も出てきているようで。ひけらかすための知識なぞ早川氏と同程度には世間の役に立たないでしょうね。つまりプラスの意味が0。

早川由紀夫先生の物理に対する理解や化学知識が乏しい理由

延々、どうして早川由紀夫のような人間が誕生したのか背景について語っているわけですが、一言で言えば「今、それは意味がないですね」と。いま必要とされているのはなるべく専門用語を省いて非専門家にもわかりやすくした地質学方面から見ても早川由紀夫はこんなにおかしいんだよという批判でしょう。早川氏のことを真に受けている人の多くは曲がりなりにも大学教授という専門家の肩書を持っていることを信用の担保にしているでしょうから、そこを崩さないと(つまり専門家としてもダメと指摘)一般の人はなびいちゃくれないんですよね。
背景というものについてはある程度、下地を作っておかないとほとんどの人は興味を持ってくれませんからね。下地を作ることの重要性は僕自身、熊森批判で実感しています。
一通り、間違いを指摘し終えたあとのネタバレみたいな感じで開陳するならわかります。でも、単品で出されてもわかる人にしかわからないというものすごく内輪向けのものにしかなりません。
コース料理でいきなりアイスクリームだけがドカッとこられても食べる方は困るみたいな。
そういう意味で捉えると、まとめ先で誰得な背景を語ってドヤ顔しているkikko_bot_r氏は“誰に向けているのかな?”という疑問が浮かびます。
話のつかみで失敗(というかそもそもやってない?)してれば、ほとんどの人は興味なぞ持ってくれないわけで。誰に向けた物でもない“私はこんなにすごいんですよ”と周りにひけらかすための知識の使い方でしょう。そういう知識の使い方をするのは個人の自由ですが、学を修めたものとして見れば、社会に還元できない専門知識なぞお呼びでないのよ?という感想を抱かれることはここで言っておきます。

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