ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

『トッカン~特別国税調査官~』第9話

2012-10-25 | トッカン


『トッカン~特別国税調査官~』第9話



及川光博演じる弁護士・吹雪は法曹のフルコースだって。
東大在学中に司法試験に受かって、裁判官・検事を経て弁護士…?
設定的には鈴宮が吹雪のこと素敵~ってなってる設定なんだけどね。
年齢差があり過ぎだと思います…あとみっちー…太った。いや太るのは仕方ない。もう43歳だし多少は。
しかし顔色が悪い上にむくんでるんだ…ルックス的コンディションが悪過ぎて泣ける。
相棒の神戸役のときも「今日調子悪そうだな」という日はあったけど。
そろそろイケメンの立ち位置が厳しいんじゃなかろうか。相棒はいいよ、当時はおっさんしか出てなかったんだし。
(現相棒は30歳である)
その中では比較的若くてオトコマエ立ち位置はありでしょうが、もう普通のドラマではキツイんだろうね。
(いや実際はそんなに太ってないし、すっごいきれいな人でしたよ、芸能人だもん。)
それに30歳くらいの設定って。10歳以上もサバ読むのはもう無理だろ、と思ってたらかなり変な人だった。
良くも悪くもミッチーだった。「トクベツコクゼイチョウシュウカン」という台詞が言いにくそうだったよ。

というわけで今回は大衆食堂の滞納分200万円を徴収するわけであるが、これが夫婦でやってる小さな食堂なんだけど、怪しい。奥さんの動きがあやし過ぎる。
その上、旦那は吹雪弁護士と知り合いで、吹雪はトッカンを目の敵にしているようなのだ。
トッカンていうより国家権力を…かな?
地上げとバブルの崩壊で経営が苦しい食堂から200万円を徴収するには店を差し押さえるしかないのだが、鈴宮としてはそれはしたくない。
ところがどうもその店の権利問題に何かからくりがあるようで、それに奥さんが絡んでいるみたいなのだ。
奥さんは妊娠しているようだが、これ旦那さんの子どもじゃないんだろうに。
ちょうどトッカンが食堂の主人・唐川にその店の権利について口論になった直後に、唐川が妻の妊娠を知って自殺未遂をしたところから考えて、唐川(主人)は不妊症なのではないだろうか、という予想。
そして吹雪が代理人となってトッカンを訴えることになるのであるが…まあこれはアレよね。
吹雪は猿回しの猿みたいなもんだな。
「国家権力を振りかざす傲慢さが許せない」と言って、ラスボス的に扱われてはいるがこのドラマはそもそも『納税のススメ』みたいなドラマだからな。あ。固定資産税払ってこなきゃ。

しかし最近はドSとかMとか、普通にテレビで言うんだなあ…。
深夜ローカルのバラエティなんかでは前からよくあったけど、あっという間にゴールデンタイムのバラエティで聞くようになって、とうとうこんなドラマで井上真央ちゃんの台詞として脚本に書かれてしまうんだからなあ。
なんというか今は昔、ってやつですかね…うっかり子どもと一緒にドラマも見られん。


『リッチマン、プアウーマン』 最終話

2012-10-24 | リッチマン、プアウーマン


『リッチマン、プアウーマン』 最終話

ほんと、この男ばかだろ。

オトコマエ耀子ちゃんに「あんたバカ?」て言われてるけど。
真琴は自分に同情したんだーとかあいつは仕事がしたいんだーとか言って、結局自分の気持ちを自分から言おうとはしないのは狡いっていうんだよ?日向君。
振られるのが怖い、裏切られるのが怖いばっかりじゃ恋愛だけじゃなくて人間関係を築けない。
日向は才能も実力もあるけど、ごくふつーの人たちだってほんとは怖いけど、一生懸命誰かを信じてぶつかって生きてるんだからね。
あんたはちょっと甘え過ぎじゃないのか、と思う最終回。

真琴ちゃん、研究所のお仕事でブラジルに赴任することになってしまって動揺する日向。
この男はもっと動揺しまくればいいと思う。
電話して待ってるって言えば真琴が絶対くると思ってんだけど来なくて
「逢いたくない、好き過ぎてツライ」
って言われちゃうんだ、電話で。意味が分かんないから教えてくれって朝比奈に面会に行ったら
「好き過ぎてツライってのはお前の気持ちを知りたいってことだ」
と教えてくれちゃう朝比奈。

社員の名前も覚えてなかった日向が全社員の名前を言えるようになって、50億の融資もきちんと取りつけて『なんか普通になった』。真琴が変えてくれた自分を好きだと思う日向さん、ほら早く行かないと真琴ちゃんがブラジルに行っちゃうよ?

というわけでブラジルに行こうとする飛行機に搭乗する直前の空港のシーンですが。
まあちょこっと擦れ違うのはどきどきするし、尺も長過ぎなくて良かった。
「じゃあ、お前のことが好きだ」
「じゃあって、なんですか」
っていうのも良かった。空港でちゅーとか今時ちょっと韓国ドラマでもなさそうな展開だけど。
そして真琴がブラジルが地球の裏側っていうたびに『ブラジルの人、聞こえますかー』ていうサバンナ・八木ちゃんのギャグを思い出してしまうが。

朝比奈も出所してネクストイノベーションに戻り、真琴も帰って来て大団円。なわけですけどね。
最後に日向が写真を飾るシーンがあるんだけど、社員の結婚式とかそういう折々の写真を飾ってあって、人間関係に興味がなかった日向が変わったんだなと思うとなかなか感慨深い。
いろいろご都合主義的な展開も多かったけど、ダラダラ面倒なだけのドラマよりはそこそこスピード感もあって面白かったです。
若い社長とNo.2を見守る立場の佐野史郎の演技が最終回は光ってた。
そういう名脇役がいてこそドラマは面白い、とも思う。

以上。月9も完走。

『息もできない夏』第10話

2012-10-22 | 息もできない夏


『息もできない夏』第10話

鮎川、脳腫瘍じゃなくて膵臓癌だった。勘違いしてたのか、わたしは。
まあダレてる時期できちんとドラマ見てなかったんだな、さては。
鮎川役の要潤はこの役のために7キロだか痩せたって言ってた…もともと細い人なのに。

最初は不気味な現れ方をした鮎川であるが、結局自分のDNAがどこかにあるかもしれない、死ぬ前に葉子に会いたいと思ったのかもしれないなあ。
だからと言って過去にしたことが許されるわけではないけど。
その結果、玲の家族は今も苦しんでるわけだし。

そして今明かされる草野の真実。
「俺の母親は同性愛者だったんだ」
こんなところで、しかもストーリーも殆ど終わりになって何を急に言い出すんだ。
そんな無理矢理設定いらんやろ、と思う。まあ草野くんはこれで出番が終わりのようだが。
この街を出るって言ってるからな。
しかし草野くん、なんかやばい仕事してるっぽいし、大丈夫なんかなあ。

樹山は亜佐美に婚姻届を渡し、フランス留学は同僚の井川が推薦され、鮎川は容態が悪化し
そしてDNA鑑定の結果が明らかになる。
もし鮎川の子どもだったとしても玲の存在意義にも価値にも本当は違いがないのに。
命であることになんの違いもないのになあって思うのは浅すぎる考えだろうか。
そもそも子どもである玲になんの罪もない、と思ってしまうというか。

その結論ありきのドラマのような気がする。

『トッカン~特別国税調査官~』第8話

2012-10-17 | トッカン


『トッカン~特別国税調査官~』第8話



及川ゲスト回である。
相続税がテーマ。ていうか相続税たっけーな…金持の親とかいたらいたで面倒そうだ。
三代経てば平民に戻るのが日本の相続税なんだって。
一生懸命働いてお金貯めても死んでまで持っていけるものじゃないんだもんなーとは思う。
今の日本は老後とか心配だから貯めなきゃとは思うけど…
子どもたちに迷惑かけたくないし・・・とか。
できれば何か遺してやりたいと思うが、そういうのはお金、とかじゃなくてもいいのかもしれん。

トッカンは前回錨ちゃんの夫ともみあいになってナイフが刺さっちゃったんで、入院中ということで、トッカン案件の相続税案件を鈴宮が担当することに。
これが結構面倒な案件で、父親が遺した6億を母親が3億、三人の娘が1億ずつ相続しているのだが、長女と次女が滞納していて、母親と三女は払ったものの母親には家と土地、三女は養女だったこともあって、半分を寄付して2000万円ほどしか残っていない。相続税には連帯納付義務があるため長女と次女が払わなければ母か三女が払うことになる。で、もめるという話ですが、まあ落とし所は見えていたわけで。
家を差し押さえるという話になれば娘三人が頑張って払うと言い出すだろうと。で、やはりそうなったわけですが。

及川の出番少ない・・・
吹雪敦という「暑いんだか寒いんだか分からない名前」の弁護士役。亡くなったお父さんと知りあいの弁護士さんだったのか?とりあえずトッカンが居ない鈴宮を手伝うと言って現れ、鈴宮の周りをうろうろする役。次回もうちょっと絡んでくると思われる役である。
しかし突っ込みどころ満載だ。
「僕は独身です、んふっ」とかちょっとさすがに・・・いやそれ相棒の神戸とどう違うの。今のとこ的な演技が気になってしまって残念。
及川さん好きだけに。どうしても相棒3シーズンやったせいで演技の色がその役の色になってしまったんだろうなあ。
今回は裏のありそうな役だけど、今のところ鈴宮に「トッカンと違って素敵な人ですっ!」て言われているのだが、ミッチー太ったな。そして肌の調子がものすごく悪そう。表情も硬くて見てるのがツライです。
どうしたのだ、及川光博・・・

あーそんで錨ちゃんは情報漏えいの責任を取って退職。自殺しそうになってるところを鍋島が助ける展開、めっちゃオトコマエの鈴木砂羽さん、好きやわー。ああいう女になりたいなあと思う役だね、今回は特に。
それにしても「トッカンと違って素敵な人」って台詞は暗に「トッカンが好き」と言っているようなもんだと思うのはわたしだけなんでしょうか。


『警視庁捜査一課9係』第10話(終)

2012-10-15 | 警視庁捜査一課9係


『警視庁捜査一課9係』第10話(終)

ストーリーはコチラ

係長の体調が思わしくないらしい、という明らかに視聴者をドキドキさせる展開のスタート。
まあこのところ軒並みシリーズものの刑事ドラマに、キャスト一新などのテコ入れが入っているから、9係も視聴率の低迷もあり…と思わせる展開なわけですが。
係長よりいのっちをなんとかした方がいいと思うけどね、アイドルに過剰な演技力を求めてはいけないと分かっているが。
そして村瀬の有り得ないほどのうざがられぶり。原サチエから「二人じゃ耐えられないものがある」とまで言われた。いつの間にこんなうざキャラ設定されたんだ、この人。いやわたしは好きなんですけど。
そして小宮山さんが帰ってきた~わーい!(一番喜んでるのは村瀬だと思われる。どうでもいい)

指揮者の演技くどい…この人、相棒で神戸くんを恨んで自殺した冤罪の人じゃないの…見るたびにふくよかになっているが。
しかし詩音て名前は重いな。わたしこんな名前つけられたらピアノなんかよお続けんわ、運よくプロになれた設定だから良いが、なれなかったときの劣等感とかね、うん。
で指揮棒が凶器なの?え?あんなんで人殺せるかなーとすかさず自分の指揮棒を出して来てみたが、わたしのは人殺す前に折れると思われる。結構高かったのに……(殺したいのかと)
あー、でもこの凶器になった指揮棒はすごく高そうだし、金属も少し使ってあるみたいだし…

今回の事件に自分の作曲した曲として別人の曲を発表するっていうのがあるんだけど(盗作じゃなくてゴーストライターってことだよな)「そういうことってたまにあるみたいだし」って言う台詞が白々しい。
よくある、の間違いじゃないのかしらねえ…。
そして意外に芸術を理解する設定が突然出てきた矢沢さん。これ一応今シーズン最終回なんだけどね。
最終回だけに力が入ってるのか、1時間には登場人物が多過ぎて一人ひとりに割く時間が少ない分、ストーリーが分かり難い。でもこのストーリーを2時間にすると間延びするには違いないしなあ…
事件ものの難しいところですねえ。事件を複雑にして沢山人間が出れば面白くなるというわけでもないところが。
結局はゴーストの裏には盗作があって、それが動悸に関連した殺人事件だったっていう顛末なんだけど
どうして女同士でもめてる時に指揮棒振り回す必要があったのか、とかな。違和感がありまくりだったのは否めない。
それと無理矢理親子の縁を絡めて人情ものに持っていこうとするのも違和感。
係長と娘の関係、っていうのがこのシリーズにはずっと流れてるから持って来たかったんだろうけど。
それから今回の事件の犯人だったピアニストの詩音さんだけど、爪長いわ。ピアニストの爪じゃない。
いつだったか何かのドラマでも「その爪はないわー」て思ったけど、爪なんて伸びるんだからピアニストの役やるなら爪くらい切れよ、と思う。バイオリニストやギタリストの左手も同様。

浅輪役のいのっちがいっつもにやにやしてるのが気になるこの頃、笑い顔なんだろうねぇもともと。
イヤそれにしてもニヤニヤし過ぎだよ。
まあいいや、数字も一ケタまで落ち込んで色々と大変だったけど、係長も身体も悪くなくてまあ良かったですな。

以上、完走。


『息もできない夏』第9話

2012-10-10 | 息もできない夏


『息もできない夏』第9話

なんで樹山が玲が鮎川と会うのについていくのさ。
身内でもないのに。却って鮎川を刺激しちゃわなければいいけどなあ

その前に怖い内縁の妻がいた…
玲と樹山が一緒のところに現れて「うちの人がいつもお世話に…」だって、コワ。
その上子ども使って
「早く帰って来てねー」
って言われたら、そりゃ玲ちゃんだって「大丈夫です」って言わなきゃ仕方ないだろ。
でも樹山は過去の自分を振り返って、自分の周りで困ってる人がいたらできることはしたい、と言う。
鮎川は玲に会いに来る途中で具合が悪くなって病院に担ぎ込まれていて、そのせいでDNA鑑定のために玲に会うという約束を反故にしてしまう。
そんな玲のために樹山は鮎川を探すため玲の祖父・夏目にまで会いに行くのだった。

そして衝撃の事実!!
樹山の記事がきっかけで自殺した被害者の家族の面倒を見てるって、あの内縁の妻ってそうなん?そうやったん?
すごい過去が9話にして出てきてビックリだ。
まあどっちが面倒みてるのか分からないけど…(樹山さん区役所の臨時職員だし)
子どもの誕生日ケーキの注文が指名で入った玲は、それを作って届けるんだけど・・・そこ、その女の家だし。
無理矢理玲を家に上がらせるし。
ワイン零すしサラダもめちゃくちゃに盛るし。なんか常軌を逸してるよ、こわーい。
そして「俺たちは違うだろ、こんなことは違うだろ」と言い置いて帰っちゃった玲を追いかける樹山。
子どもも「お母さんなんか変だよ」って言ってるってば、コワイよ。
だいたい「俺たちは違う」って何よ?次回急展開?
こんなネタ持ってたんなら前半まったりしないでもうちょっとスピード感出してくれたらよかったのに、と思わずにはいられない。

どうでもいいことだが、普通辞表には
『一身上の都合により』と書くもので、いちいち個人的な事情を辞表に書く人はいません。
いや劇中で
「辞表には一身上の都合としか書かれてなかった」って言ってたから。


というわけで今日は相棒イレブン(いなづまイレブンかと(苦笑))初回放送日です、間もなく。


『リッチマン、プアウーマン』 第9-10話

2012-10-09 | リッチマン、プアウーマン


『リッチマン、プアウーマン』 第9-10話

あーもう。
ちゅーしそうでしないとか、中学生の恋愛みたいである。これじゃ夏の海という記号化された雰囲気に酔うバカップルみたいだってさ。充分バカップルだよ、あんたたち…
無一文日向とにせカリスマの朝比奈の対比。今回のことで妹にもそっぽ向かれた朝比奈さんが実は一番心配だったりするな。
日向は周りに誰もいないようで真琴がいるし、無一文で住む家がなくても面倒見てくれる寺の住職もいる。
パーソナルファイル取り上げられたから燃え尽き症候群になってるところに、だっさいお役所的インターフェイスが不満な藤川(大地真央)から、こっそり真琴を通して日向に予算内で最高のインターフェイスを作るようにと依頼される。
すぐに元気になって頑張っちゃう単純な日向さん、良い意味でも悪い意味でも子どもっぽい。
朝比奈と一緒にいる真琴を見て嫉妬してるのに気が付いてないところがちょっとおかしい。きちんと恋愛したことないんだろうなと思わせる。
母親に捨てられ、信用していたパートナーに裏切られた日向は誰かを信じたり愛したりするのが怖いんだよねきっと。
でもそんな日向の作ったインターフェイスにわくわくして、当初ネクストイノベーションから一緒に来るはずだったプログラマー3人組が日向のもとにやってきた。

そして朝比奈はインサイダー取引疑惑で逮捕。
面会に行ってもあってもらえない日が続く日向。
一方仕事は真琴の指導もあって、順当に小さい仕事でももらえるようになってきたんですけどね。
真面目でまっとうに社員のために営業にまわって頭を下げる日向。
そうやってどんどん立ち直っていく日向を見ていると、真琴はなんだかさびしくなっちゃったんだろうなあ。
自分でなんでもできるようになった日向に、わたしはもう要らないんだな、って思ったんだろうね。
でも日向は「ただ顔が見たいだけなんだ」って、それは好きってことだろうよ。ったく。
日向は居なくなった真琴を探して、真琴の田舎に向かう。真琴は田舎に居なくて、本当は研究所に行ってるんだけどね。
ついでにご近所の日向の実母のところへ。このあたり、オトコマエの耀子さんが一役買ってるわけですが。
優柔不断キャラの日向だけではそこまで引っ張れないわなー。
電車で会うなんて出来過ぎの偶然だけど、まあ耀子しか使えるキャラがいなかったというのはある。
実母の住所を朝比奈から聞いて知っていたという伏線もひいてあったしね。
母子対面はあっさりと、母は気付かぬふりのまま、日向は母のオムライスを黙って食べて。
ここで母は実は気が付いてた、という種明かしがないところがいいと思う。気づいてたかどうかは視聴者にお任せなんだけど、まあ気づいてた、と思わせるように描かれてるよね、あれ。
母に憎しみも怒りもなく、ただ元気で良かったと思って末に、自分が一番会いたいのは真琴だと気が付いた日向である。
しかし研究所に会いに行ったのに、気持ち伝えられないまま
「俺はネクストイノベーションに戻る。朝比奈が帰ってくる場所を残したい」
とか
「お前は仕事頑張れ」
とか言っちゃう優柔不断男のまんまだった…。だあ~・・・

微笑ましい二人を眺める、というスタンスのドラマだったなあと思う。あと最終回を残すのみとなりましたが。
最近のこういうドラマにありがちなろこつな描写とかなかったし、ライトに見られる感じでした。
残念なのは真琴がどうしても東大理系女子に見えないことだわ…好きな男に振り回されてるただの女子になっちゃってて、
本当は東大理系、記憶力はずば抜けているという超優秀な女子が、カリスマ男に惚れて・・・といきたかったのだろうが、前半の設定が活かしきれないまま、ただ真琴が「日向さんかっこいい~っ」ばかり言ってる印象が抜けないのが残念。
これ、普通のその辺の女の子ならそれでいいんだが、なんのための設定なの?と思うレベルでした。



『警視庁捜査一課9係』第9話

2012-10-04 | 警視庁捜査一課9係


『警視庁捜査一課9係』第9話

ストーリーはコチラ

やっぱり小宮山さんいないのか…つまんない。
浅輪がわざとらし過ぎるのが目立つ。村瀬&小宮山さんの出番がないと浅輪の出番が増えるんだということが分かった。よーく分かった。
そして係長が全力で現場捜査、小宮山さんのいない分女子枠を頑張る早瀬川先生。あ、原サチエさんご結婚おめでとうございます。
ん?
小宮山さん役の羽田さんも最近結婚したんだっけ?おめでたい続きの9係であるね。

高校の野球部時代の人間関係を引きずった人生かあ。
輝いてた青春って、ほんと大人になると切なくてたまらなくなるときがあるよな。
今回の被害者役の人は『相棒』の陣川警部補役・原田さんの実弟さんと聞いているが、顔似てんなー。
この人相棒にもやくざの役かなにかで出ていたけど。
相棒は結構兄弟役者で出てることがあるので面白い。芹沢役の人とピルイーター回の湊役の人が兄弟ってのは有名な話だ。
そして今回の事件関係者の女性って昼ドラで都蝶々の役やってた人ちゃうの?
確か宝塚出身の女優さん…かなりの体当たり演技やった。神保さんと共演してたな。

まあそれはそうと、今回は犯人を挙げたのは係長と村瀬だった!!珍しい。
この回は犯人よりも被害者を取り巻く人間関係に重点を置いて、思い出をうまく使ったいい回だったと思う。
でも一番笑ったのは小宮山さんが来週帰ってくると聞いてつい微笑んでしまう村瀬だ。
村瀬~子どもか、あんたは。

9係、そこそこ面白いんだけど数字取れないのは分かる。
全体的に作りが甘いというか、どうしてもテレ朝水9枠で刑事ドラマだともう少し重いものが求められている感じがする。
わたしは軽いのも嫌いではないので楽しめてるけど、遺留捜査とか臨場とか好きな層だとこれ、つまらん、てなっちゃうのかもしれないなー。

『息もできない夏』第8話

2012-10-03 | 息もできない夏


『息もできない夏』第8話

鮎川(要潤)は脳腫瘍のせいで長くは生きられないらしい。
要さんはこの役のために5キロやせたんだそうだ。(ツイッターで呟いてた)
でもほんとはもっと痩せた方が役のためには良かったって言っててビックリした。
すごいなあ、役者さんって。痩せたり太ったりすると身体に悪そうだけど…
もともと要潤、太ってないのになぁ。病気の役やるときは特別か、そうですよねえ。

しかし樹山の後輩記者・中津。今日までのストーリーを記事で説明してくれてありがとう。
でもちょっと解釈が違うやーん…しかも真実と違うし。だって実の父を刺殺とか、ないでしょ。むしろDV夫だった前夫を刺したとかの方が現実味があるのに。悪意あるとしか思えないなあ。
週刊誌の記者とはいえこれは完全なトバシ記事。
いよいよ樹山さん、お仕事ですよ。
まめにここというところで登場していた樹山の本領発揮…遅すぎる、もう8話だ。

問題がなのは記事になったせいでお店に迷惑をかけてしまう玲。
母親は介護の仕事してるからこの手の噂はマズくて、しばらく仕事休んでと言われちゃうんだよね。
で、妹の麻央も学校でいじめられてるし。
樹山は記事を書いた中津に「記者は書いたら終わりだが、書かれた方の生活はこのままずっと続いていくんだ」って怒って、中津は良いことをしたつもりでいたのに玲たちが追い詰められていくのを目のあたりにする。
しかし樹山のしていることも「中途半端な善意」なのではないかと中津に言われてしまう樹山。
そして樹山、あんたの本領発揮はこれでおしまいか!そうなのかっ!!
と思ったら、中津が自分の書いた記事がどんな波紋を呼ぶのか、に気が付いた。主に玲が自殺しちゃうんじゃないかという感じで。
そして樹山に「先輩、俺あの子に何かあったら…」と電話し、樹山は玲を探しまわるのだった。
結局入れ違いになってて玲は区役所んとこで待ってて、
「この街を出るからお別れを言いに来ました」
玲ちゃん、夏目じいちゃんところに行こうとしてね、でもほんとは行きたくないんだよね。
「何を頑張っていいか分からない、もう無理なんです」
って泣きながら言ってるこの子を見て、樹山は絆されちゃったんだ。いやとっくに絆されてたんだよな。
親子ほど年が離れてる二人だし、玲は父親との思い出も少ないからファザコン気味なんだろうと思うが。
樹山が何考えてるのか全然分からないのは、脚本のせいなのか、それとも演技のせいか。
江口洋介はどちらかというと無口で無表情な演技が今はウリだもん。『ひとつ屋根の下』は遠いな。
まあでも最初の方は「笑わない人」という職場での評価だった樹山が玲と出会ってからは笑顔が増えてきているという描写はある。
それが「微笑ましい妹みたいな子」なのか「年が離れてるのに惚れちゃったのかもしれない」なのかが分からないところが悩ましい(実はそうでもない)。

この番組の途中で福山まさはる氏がピアノをポローンと弾いてるCM(SKⅡ)が流れてて
いつも録画で見てるから気が付かなかったんだが、これアリ?
持ち歌なのかしら…音程がふらふらしてて驚いた。
もともとすごく上手な歌い手さんという位置づけじゃないからいいんだろうが。
ちょっと気になっただけです、スイマセン。
そういえば福山さんは江口さんの弟役で出てましたねぇ『ひとつ屋根の下』。ほんと遠くまで来ちゃったなあ、わたし。

『リッチマン、プアウーマン』 第8話

2012-10-01 | リッチマン、プアウーマン


『リッチマン、プアウーマン』 第8話

夢も希望もお金も失って弱った惚れた男を見るってのはなあ…
女ってのは基本的にそういうのは見ないふりができないんである。
まあ昨今はそうでもないのかもしれませんがね、案外。
弱っててどうしようもない男なんかとっとと見限って、はい、次。という人生の選択もないわけではない。

でもねぇ…やっぱり。
何もかも身ぐるみ剥がれた男のために自分の就職も投げ出して、仕事のパートナーとしてついていくってのは、もう女として究極の幸せ、のような気がするのは少し病んでいるのかもしませんな。

日向は朝比奈に追い出されたんだけど、一部の社員を引き抜いてパーソナルファイル事業だけで新会社を設立するつもりだった。
しかし先回りした朝比奈が大手と提携してパーソナルファイルをネクストイノベーションの事業として、記者発表してしまう。
まさに「俺がここまで来れたのは朝比奈がいたからだ」と日向が言った瞬間に、それがテレビで放送されてそしてご本人登場である。
パーソナルファイル事業が日向のものではなくなった以上、社員たちは当然誰もついていかない。
一人でご苦労さん、とばかりに追い出される日向を追った真琴は
「今の俺はお前には見られたくない」
と一度は日向に拒まれるが、今度はそれにめげずに追いかけて、とうとうバイク二人乗り達成である。
そしてパートナーの位置をキープである。やるな真琴。
だいたい「今の俺をお前に見られたくない」っての、それ告白ですわねえ…
この二人の場合どちらも鈍いから気が付いてないようだが、それは告白である。

そして朝比奈。
あんたもほんとは日向が一番大切だったんじゃないの?
大切で羨ましくて、憧れて、それが行き過ぎて憎しみになってしまったのではないのか。
二番手に甘んじている自分を卑下して、でも二番手なのは日向がいるから、日向がいなければ自分が一番でいられる、なんて本当はそんなものは幻想だって分かってるんでしょうにねぇ。
二番手、なんじゃなくて、ブレーンとして一番能力を発揮できる、では満足できないのが男性の野心というものなのだろうかね。

まあこのクーデターの結末をどう締めくくるのか、という点でもなかなか興味深いドラマである。
それと新しくここから始めるっていう日向と真琴が、一体なにをやらかすのかも興味深いね。
もう8話、あとは畳みかけるように見せてくれるはずである。