ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

『パーフェクト・ブルー』第1話

2012-11-08 | パーフェクト・ブルー


『パーフェクト・ブルー』第1話

蓮見加代子 …… 瀧本美織
君塚奈々  …… 平山あや
宮本俊一  …… 水上剣星
長嶋桃子  …… 白鳥久美子
諸岡進也  …… 中川大志
蓮見糸子  …… 高橋春織
江島瑠璃子 …… 麻生かほ里
マサ(声) …… 船越英一郎
三浦美智子 …… 根岸季衣
藤永環   …… 渡辺 哲
椎名悠介  …… 寺脇康文
蓮見杏子  …… 財前直見

母子で探偵事務所をやっていると設定で事件に巻き込まれる話のようです。
母親役に杏子(財前直見)姉妹は上から加代子(瀧本美織)・糸子(高橋春織)。
父親を7年前に自殺で亡くしていて、次女の糸子がその第一発見者だった。
ただ父親の自殺を杏子と加代子は疑っており、父の遺した最期の言葉『パーフェクト・ブルー』の意味を探していく、というストーリーだろうか。
新人刑事・宮本役に水上剣星、ベテラン刑事・藤永役に渡辺哲。
事件はストーカーの依頼を受けるところから始まって、依頼者の警護をしていたら死体を見つけてしまい、ところがその死体は死んでいなかった…
死体のふりをしていた男から次の事件が浮かび上がる、っていうかストーカーの依頼者、既にアヤシイよ。星野真理。

行きつけのお店BARラ・シーナのマスター・椎名役に寺脇康文。なんかただのマスターではないようだが、とりあえずかっこいいな、なんだこの50歳。
まあ少し古臭い男前だけど、そこも好きだなー。
今の川原さんと寺脇さん、鈴木砂羽さんで相棒スピンオフやんないかなー、もう。
演技が安定してるという意味でも寺脇さんは見ててほっとする。
いやまあ今の相棒があまりにも軽いので。

ちょっと杜撰だと思ったのは都内(たぶん)の公園で携帯圏外はないよ、その時点で変だなって気が付くと思うんだけどなあ。死体(にせ)見つけて動揺してたとはいえ…。
今時携帯圏外になるところってそうはない。少なくとも首都圏やその近郊では。地下じゃなくて公園だからなあ。

一回目はとにかくどきどきした。
無闇に人が死なないのが宮部みゆきらしいけど、やっぱりこういうのは精神的にくるなあ。
パーフェクトブルーの設定から考えてもあまり明るいドラマではないと思ったんだけど。
初回は舞台設定とキャラ紹介もあるから二回目以降に更に期待。
蓮見家にいる警察犬を引退したマサがもっとうまく事件に絡んでくると面白いと思うけど、
全編通してだと飽きるかもなあ…
ナレーションがマサ担当なので(もう少しその視点をうまく使ってほしい)それで役割は充分果たしていると言えるのだろうけど。

宮部みゆきのこの手の話はえげつないストーリーが少ないので、月8のパナソニックシアターにはちょうど良いと思う。
展開次第では所謂鬱回になりがちな事件もマサのナレーションを使うことで緩和しているのも月8らしい。
原作がある分、少しライトでも安心して見ていられるというのも8時台のドラマにはありがたい。
8時台らしく画面が明るいのも見やすくて好きだ。