ちょびっと♪日記

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『リッチマン、プアウーマン』 最終話

2012-10-24 | リッチマン、プアウーマン


『リッチマン、プアウーマン』 最終話

ほんと、この男ばかだろ。

オトコマエ耀子ちゃんに「あんたバカ?」て言われてるけど。
真琴は自分に同情したんだーとかあいつは仕事がしたいんだーとか言って、結局自分の気持ちを自分から言おうとはしないのは狡いっていうんだよ?日向君。
振られるのが怖い、裏切られるのが怖いばっかりじゃ恋愛だけじゃなくて人間関係を築けない。
日向は才能も実力もあるけど、ごくふつーの人たちだってほんとは怖いけど、一生懸命誰かを信じてぶつかって生きてるんだからね。
あんたはちょっと甘え過ぎじゃないのか、と思う最終回。

真琴ちゃん、研究所のお仕事でブラジルに赴任することになってしまって動揺する日向。
この男はもっと動揺しまくればいいと思う。
電話して待ってるって言えば真琴が絶対くると思ってんだけど来なくて
「逢いたくない、好き過ぎてツライ」
って言われちゃうんだ、電話で。意味が分かんないから教えてくれって朝比奈に面会に行ったら
「好き過ぎてツライってのはお前の気持ちを知りたいってことだ」
と教えてくれちゃう朝比奈。

社員の名前も覚えてなかった日向が全社員の名前を言えるようになって、50億の融資もきちんと取りつけて『なんか普通になった』。真琴が変えてくれた自分を好きだと思う日向さん、ほら早く行かないと真琴ちゃんがブラジルに行っちゃうよ?

というわけでブラジルに行こうとする飛行機に搭乗する直前の空港のシーンですが。
まあちょこっと擦れ違うのはどきどきするし、尺も長過ぎなくて良かった。
「じゃあ、お前のことが好きだ」
「じゃあって、なんですか」
っていうのも良かった。空港でちゅーとか今時ちょっと韓国ドラマでもなさそうな展開だけど。
そして真琴がブラジルが地球の裏側っていうたびに『ブラジルの人、聞こえますかー』ていうサバンナ・八木ちゃんのギャグを思い出してしまうが。

朝比奈も出所してネクストイノベーションに戻り、真琴も帰って来て大団円。なわけですけどね。
最後に日向が写真を飾るシーンがあるんだけど、社員の結婚式とかそういう折々の写真を飾ってあって、人間関係に興味がなかった日向が変わったんだなと思うとなかなか感慨深い。
いろいろご都合主義的な展開も多かったけど、ダラダラ面倒なだけのドラマよりはそこそこスピード感もあって面白かったです。
若い社長とNo.2を見守る立場の佐野史郎の演技が最終回は光ってた。
そういう名脇役がいてこそドラマは面白い、とも思う。

以上。月9も完走。