ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「私が恋愛できない理由」第4話

2011-11-29 | その他ドラマ



『私が恋愛できない理由』第4話


藤井恵美  ・・・・ 香里奈
小倉 咲  ・・・・ 吉高由里子
半沢真子  ・・・・ 大島優子(AKB48)

長谷川優  ・・・・ 田中 圭
前田ひかり ・・・・ 倉科カナ
高橋健太  ・・・・ 中尾明慶
丸山ルミ  ・・・・ 加賀美セイラ
木崎俊哉  ・・・・ 中村 竜
半沢桃子  ・・・・ 剛力彩芽

田村淳一  ・・・・ 勝村政信
白石拓海  ・・・・ 萩原聖人

白石美鈴  ・・・・ 稲森いずみ


なんかもう腹立つなー、真子の妹・桃子。木崎が姉ちゃんの『友達』なんて絶対思ってないだろうにホテルとか~!!

それはそうとこのドラマ、上に挙げてないキャストがガンガン出てくるんだよな。
そこそこ重要な役とか結構知られてる俳優さんとか。
真子ちゃんのこと好きな同じ職場の弁当男子・山本正役に平岡祐太とか。
就職活動失敗続きの咲に出版社の就職を世話するという下心丸だしのキャバクラの客・新井役に神保悟志とか。
まあどのくらいストーリーに絡んでくるんか分からんけども。

あ、で恵美はイベントで出会った武居大介(小柳友)に積極的に誘われて、
「新しい恋をした方がいいよ、古傷いじくりまわしてるより」
と咲に言われてデートすることに。
この武居って男がもうなんか、もう。好きやわー私。こういうどんくさい人。
仕事は警察官らしいけど一生懸命リサーチしてデートの計画立てて、可愛いやんよーとは思う。
まあ若い女の子はイヤなのかもしれないけどね、スマートじゃないとかで。

しかし、デートの途中で長谷川とひかりにばったり会っちゃって一緒に食事と気まず過ぎな展開である。
でもそこでもすっごい好感度高いねん、武居くん。
長谷川が「お前なんか女扱いされてないんだからさー。みんなに藤井って呼び捨てにされてるし」
とか言い出す←はい、大人げのない長谷川。よそ見するぞ、こいつは。
武居が
「それを受け容れる優しさのある人なんですよ、藤井さんは」
とか言ってあげちゃうし、別れ際に
「恵美さんって呼んでもいいですか?」
とか、きちんと覚えてるところがもう、もう、もう!
恵美は長谷川がいいんだろうけど、私は武居くんで。

しかし真子はうっかりハズレ引いたな。例の弁当男子と男女の関係になっちゃったんだけど、ストーカー系だぞ、多分。
職場で木崎とちょっと話しただけで携帯に「何話したの?木崎さんとあまり話さないで欲しい」ってメールきた…コワ…。
私、平岡くん好きなんだけどなー、コワイ役いっちゃうのか?


『不幸を治す薬は希望より他にない』―シェークスピア―


まあでも、あれですね。
男ってのは前に付き合ってた女がいつまでも自分を好きでいてくれるという訳の分からないロマンを持ってる場合があるね、結構。
で、他の男と付き合うとか結婚するとか言い出すと急に惜しくなったりするんだ。
飽くまでステレオタイプ的な話なんだけど、意外とそんな話は聞くような気がする。
女は切り替えが早いっていうけど、本当はそうでもないんだけど拘っても仕方ないっていう諦めが早いのかもしれんな、と思う。
人それぞれなんでしょうが。

いや長谷川くんが恵美ちゃん惜しくなっちゃったみたいなんで、ちょっと考えてみました。


「相棒ten」第4話

2011-11-25 | ドラマ「相棒」



『相棒ten』第4話 -ライフライン-




*ストーリー*

 「帯川運送」の社長・帯川(林和義)が何者かに殺害された。会社の経営に行き詰まっていた帯川にはあちこちに借金のある多重債務者だった。

 伊丹(川原和久)ら捜査一課は、借金の連帯保証人になっていた妻の郁美(立原麻衣)が、夫の保険金目当てで殺害したのでは、と疑惑を抱くが…。

 一方、右京(水谷豊)と尊(及川光博)は帯川の携帯に残されていた、新潟行きの小包の写真を調べ始める。

 帯川の借入先の1つ、「緊急互助会」が、無利子で金を貸し出す同業者の組織だったことがわかり、さらに新潟行きの小包を配送する仕事が「緊急互助会」の副会長・青木(青山勝)の会社「青木配送センター」に回されていたことが明らかになる。金に困っていた帯川がなぜ人に仕事を譲ってまわしたのか…?

ゲスト:林和義 青山勝 立原麻衣 中沢青六


脚本:櫻井武晴 監督:近藤俊明




こんなこと本当にあるんだろうか。
重たいし救いがない。櫻井脚本と知れば納得できるが、本当に救いがなくて苦しい。
刑事ドラマというか推理物としてはかなりの完成度だと思うし、誰が犯人なのか―という推理物の王道も追いつつ、相棒の持っている世界観も充分に表現されている。

でもねぇ。
これではどうにもならない。犯人になった男も殺された男も。残された家族も。
ああ辛いなあ。
借金で首が回らない状態に陥った男は、自分の運送会社に回ってきた荷物の送り先が故郷の住所だと気がつき思わず携帯で写真を撮った。
追い詰められて里ごころがついた男は同業の友人に自分を殺してくれと頼む。自殺では生命保険が下りないからと。

殺された男の娘が
「お父さんの様子がおかしいのに気がついてた。会社大変なんじゃないかって。
 だから学校ですぐに家に帰るよう言われて、お父さんが自殺したんじゃないかって思った。
 でも殺されたって聞いてほっとしたの。」
と泣いていた。本当に救われない、自分の父親が自殺じゃなくて殺人の被害者でほっとしたなんて。
そう思ってしまった自分を責めて生きてしまうだろうこの娘さんの人生を思うと、救われない。
夫が殺されたのにお金のことばかり心配している妻も救われない。そこまで追い詰められた人生が。

殺した男も救われない。友人が自分を殺してくれと頼んできて、同じ苦しさの中に生きているからこそ身につまされて、友人を救ってやりたくて殺したなんて、そこに救済はない。
刺された男は「ありがとうございます」と言って、自分を刺したカッターを自ら抜き友人の指紋を消して息絶えた。

「なんで殺さなければならなかったのか、さっぱり分からない」
そう言った神戸と全てを理解している杉下との間にかなりの温度差を感じる。
この二人、本当に相棒と言えるのかどうか。

というか、ちょっと待て。神戸本当に分からないのかと。鈍感過ぎるし結構空気の読めない男だな、神戸は。


「HUNTER-その女たち、賞金稼ぎ-」第5話

2011-11-24 | その他ドラマ



『HUNTER-その女たち、賞金稼ぎ-』 第5話


井坂 黎  ・・・・  米倉涼子
本村 純  ・・・・  桐谷美玲
鈴木真知子 ・・・・  戸田恵子
和久井和美 ・・・・  堀内敬子
権藤 猛  ・・・・  谷原章介
寺島吾郎  ・・・・  小泉孝太郎
井坂 茜  ・・・・  山口紗弥加
井坂 春  ・・・・  川島鈴遥
大岩省吾  ・・・・  柄本 明


え。先生(大岩、柄本明)元刑事だったんだ、しかも病気みたい。既に時効になった警察官殺害事件の捜査を続けていた大岩に同情した井坂が、賞金のかかっていないその事件を捜査しようと言い出す始末…
バウンティハンターの根本がもうどっか行っちゃってるし。
タイトルの『賞金稼ぎ』もどっかいってるし。まあもうそういう話だってのは分かってるんだけど。

権藤かっくいい~!!
「刑事の仕事じゃない」
と言い張る寺島に
「そうだ、人間の仕事だ」
だってっ!どうしたんだ、かっこいいじゃないか権藤。

犯人は当時子どもだった女性の証言から案外簡単に見つかったんだけど、動機は子どもと遊んでいた大学生の男が警察官に職質をかけられたことだった。男は警察官を殴って恥をかかせるために拳銃を奪って逃げた。
その後、大学の友人が偶然アリバイを証明する形になって結局20年逃げおおせた。
しかし男は後悔しながら死に場所を探して生きていて、大岩が彼を見つけ彼が持っていた当時の拳銃を突きつけたとき
「自分では死ねなかったから撃って欲しい」と言う。
もちろん権藤が駆け付け、井坂が大岩を止める展開になるんだけど。

大岩が入院先の病院から退院するのに井坂が付き添ったとき
「もっと早く捕まえてやれば、彼も生き直すことができたのに」
って言った。償う機会が与えられることもまた、人生には必要なんだな、きっと。彼は一生償うことはできない。もし民事で争って賠償金を払うことになったとしても、やっぱり一生償えないような気がする。もう生き直せない。
で、大岩さんは食道がんだったの。
「治るんですよね?」
って井坂が聞いたら
「まあ生きますよ、死ぬまではね」
―生きますよ、死ぬまではね。
なんだかいい言葉だと思った。人は死ぬまでは生きていくんだなって、そう思った。

展開はご都合主義だし、浪花節でお涙頂戴だし、米倉さんはもっとカッコ良くてもいいと思うし、ケチをつけたくなるシーン満載なんだけど、ところどころほっとするような感じのするドラマだと思う。嫌いじゃないな、こういうのも。
完璧な男前(『相棒』とか?)の傍にいると気が抜けなくて疲れるけど、お腹の出始めた夫(『HUNTER』?)の前ではほっとできるみたいな?

たとえが悪いな、ごめん夫。私も最近ひとのことは言えないカモ。
ちょっと運動しよっと、Wiiで。←結局ものぐさ;

「私が恋愛できない理由」第3話

2011-11-23 | その他ドラマ



『私が恋愛できない理由』第3話


藤井恵美  ・・・・ 香里奈
小倉 咲  ・・・・ 吉高由里子
半沢真子  ・・・・ 大島優子(AKB48)

長谷川優  ・・・・ 田中 圭
前田ひかり ・・・・ 倉科カナ
高橋健太  ・・・・ 中尾明慶
丸山ルミ  ・・・・ 加賀美セイラ
木崎俊哉  ・・・・ 中村 竜
半沢桃子  ・・・・ 剛力彩芽

田村淳一  ・・・・ 勝村政信
白石拓海  ・・・・ 萩原聖人

白石美鈴  ・・・・ 稲森いずみ


前回、親友・長谷川の彼女、前田ひかりがお見合いしているのを偶然目撃してしまった恵美。
で、この親友とやらいう男は恵美をかぼちゃ狩り(初めて聞いたわ)に誘ったりするんだ。
これが服の好みまでそっくりなもんで、ペアルックみたいになってんの。
ていうか、むかつくわー長谷川。
優柔不断?恵美の傍で親友のふりしてる方が居心地がいいから、結局彼女に
「気持ちが分からなくなっちゃった」とか言われちゃうし。
だいたい付き合ったことのある男女が親友って、ねぇ?
少なくともどちらかは恋愛感情があったってことでしょ?いくら彼と彼女じゃなくなったからって一度あった感情ってそんな簡単に無かったことになんないだろうと。
とりあえず私は過去に惚れた男と親友にはなれないなー。知り合い程度としてしか接することできそうにないわ。
その上恵美の方はまだ感情が整理できてないから可哀そうというか、自業自得とはいえ男が無神経に見える。
婚約者のいる男にいつまでも気持ち残してるのが一番不毛か、藤井恵美。

咲ちゃんは就職活動しながらキャバクラで働いてるんだけど、就職の方が順調に進みそう&白石拓海に心動かされているのだった。
不倫だってまだ分かってないから仕方ないけど、咲は今まであまりきちんと恋愛してこなかったみたいだからなー。
キャバクラで働いてるとはいっても、そのお金を実家に送金してたりして本当は真面目で一生懸命なんだろうね。
白石夫妻の間も隙間風吹いてるし、ここはドロドロな展開?
白石拓海も咲に惹かれてはいってるんだよね、どんどん近づいてって。
「時々逃げ出したくなる、友だちとか家族とか、いろんなことから全部」
「いいんじゃないかな、そういうこと、あるよ」
そう言った拓海にキスしちゃう咲ちゃん、おーい。
拓海は「俺、結婚してる」と明らかにし、咲はお互いの携帯の連絡先を削除する。

真子は真子で気になってる男(今のところ好きってことになってる)が会社にいるんだけど、その男を妹にとられそうになっちゃってる。
とられるっていうかもう、寝取られちゃってるっていうか。
でもその男はやめとけと思ってたからいいな。もっといい男がウロツキ始めてるんだよねー真子ちゃんの周りを。
弁当男子(笑)

咲は就職活動またダメで惹かれていた男とも今のところダメで。
真子は好きって気持ちが本当はよく分かってないんじゃないかなーと思う。
そして恵美には新しい出会いが~?

このドラマ、面白いかと言われれば微妙ではあるんだけど、最初から完全にカップリングが決まってないところが少しワクワクする。
途中まで上手くいっててもそこが着地点じゃないかも?って感じが。
初めから「あー、この人とこの人がくっつくんだよね、色々障害あってもさ」っていうのも安心感はあるけど、あっちこっちしてどこに着地しても、むしろどこにも着地しないっていう選択肢も現代風で面白そうかな、と思う。
あと稲森いずみはやっぱり綺麗だな、演技は上手くないけど。
20代の女優たちに混じっても綺麗でかっこいいな。

「HUNTER-その女たち、賞金稼ぎ-」第4話

2011-11-17 | その他ドラマ



『HUNTER-その女たち、賞金稼ぎ-』 第4話


井坂 黎  ・・・・  米倉涼子
本村 純  ・・・・  桐谷美玲
鈴木真知子 ・・・・  戸田恵子
和久井和美 ・・・・  堀内敬子
権藤 猛  ・・・・  谷原章介
寺島吾郎  ・・・・  小泉孝太郎
井坂 茜  ・・・・  山口紗弥加
井坂 春  ・・・・  川島鈴遥
大岩省吾  ・・・・  柄本 明


え?鎌倉幕府って1192年じゃなかったの!?すっごいびっくりなんだけどっ!!

かつての通説によると、鎌倉幕府は、1192年(建久3年)に源頼朝が征夷大将軍(以下、将軍)に任官されて始まったとされていたが、頼朝の権力・統治機構はそれ以前から存続しており、現在では実質的な成立は1192年より前すなわち1185年であるとする説が支配的である。(出典:Wikipedia)

教科書ってほんとに変わるんだね…うちの下の子が5歳だけど、その子が中学生くらいになったらどうなってんだろうか。
私が習ったことなんてどんどん塗り替えられてくんだな。
いや、あんまり驚いたので書いてみた。
井坂の妹が持ってた金庫の4ケタの番号を考えるときに出てきた。「いいくに作ろう鎌倉幕府」はもう通用しない。

そしてドラマの方ですが、私的懸賞金のかかった事件に首を突っ込んでいますな。
火事で亡くなった人とゆくえの分からなくなった1000万円について真相を知りたいという家族が50万の懸賞金をかけてた。
このへんで、あーこの家族(弟)は1000万を50万で釣ろうって魂胆だな、と普通は気づくけど、最後まで気がつかないのが井坂たちなのだ。

やがて現場で燃え残っていた金庫を見つけ出した井坂たちは彼の日記をその中から見つける。
その日記には婚活で知り合った女性にお金を自ら渡したことが書かれていた。
火事は放火ではなくタコあし配線によるショートが原因と判明。
結婚詐欺かどうかは明白な証拠はなく、亡くなったおじいさんが渡したという事実があるだけ。
「これで君の人生が救えるのなら」と全財産を。
父親の借金と偽っていた女は、その言葉の意味に気づかなかった。
しかし井坂は真実は目に見えない、そしてその事実と真実は違うかもしれないことに気づき、その女に訴える。
まあ女はふてぶてしくて全然堪えてない感じだけど、本当はどうかな?

何しろ真実は目に見えないから。


今回の見どころは日記を読みあげる戸田恵子。
さすがの発声と滑舌。お見事。



「相棒ten」第3話

2011-11-16 | ドラマ「相棒」


『相棒ten』第3話-晩夏-




*ストーリー*

 杉下右京(水谷豊)が、ふとしたきっかけで知り合った歌人、高塔織絵(三田佳子)から相談を受ける。「文箱の二重底から毒物が入った見知らぬ青い小瓶が見つかった」という。文箱は40年以上前、織絵が結婚を約束した桐野(岩瀬亮)が持っていたもの。桐野は服毒自殺していた。毒物は桐野が自殺に使用したものなのか・・・。しかし、織絵は「なんのために毒を隠したのか」と疑問を抱き「青い毒の小瓶の謎、解いて頂けます?」と右京と尊(及川光博)に依頼する。

 当時の担当刑事の話から、桐野の遺体が発見される直前まで部屋に入る人物がいなかったことがわかった。部屋に一人いた桐野はやはり自殺だったのか。

 しかし、桐野が40年前に作った短歌を読み直した右京は、事件の真相に気づき…。(脚本:太田愛 監督:近藤俊明)



「神戸くん、君。意外に根気強い」
と神戸尊、右京さんに褒められてましたー。

相棒、息抜き回かと思っていたのですがねー。
重い。ゲスト出演が三田佳子という選択も既に重い。
子どものしたことは親の責任と言うつもりは毛頭ないけど、1、2話とその手の話が来た後に三田佳子かぁ。
故意にではないだろうけど。

42年前の事件とも自殺とも分からないことを病院で出会った女性に頼まれごとをした杉下は事件の真相を突き止めるが、結局は高塔織絵(三田佳子)を救うことはできなかった。
かつて愛した男を殺した男を本当は愛していた女。
その男は彼女の才能を愛し、ひいては彼女を愛していた。
男は彼女が真実に気づいた時は甘んじて復讐を受けようと決心し、そしてその時が来たと察して毒が入っているであろうコーヒーを黙って口にし、女は男が42年前に自分を愛するが故に殺人を犯したと思っていたため、彼が犯人でないと思い込み失望して自殺する。
42年前に罪を犯した男は生き残り、杉下はいつもの如く怒り。そして紺青の空はただ続くのである。

なんともまた救いのない結末ではある。
彼女の自殺に間に合わないのが相棒らしくないような気もするけど、余命半年を宣告された彼女に最期を選ばせた脚本も悪くはない。
私の好みとしては、そういうことで同情的になってすべてを水に流すのは杉下の正義ではないと思うが。


 罪あらば 罪深くあれ 紺青の空に背きて なれを愛さん

ならば最期まで。天命尽きるその時まで、とは酷だろうか。

「謎ときはディナーの後で」第2話

2011-11-15 | その他ドラマ


『謎ときはディナーの後で』第2話


キャスト

  景山   ・・・・  櫻井 翔
 宝生麗子  ・・・・  北川景子
 並木誠一  ・・・・  野間口徹
 山繁 悟  ・・・・  仲村靖日
 宗森あずみ ・・・・  岡本杏里
 江尻由香  ・・・・  田中こなつ
 風祭京一郎 ・・・・  椎名桔平


私を試してるんだと思うな、このドラマは。
何を試されているかというと、ん~色々。忍耐力とか忍耐力とか忍耐力とか。
刑事ドラマと推理小説好きの私の限界を試しているとしか思えん。
なら見るなという話ではあるんですがね、まあ流し見程度に見てなんとか2話。
「相棒」みたいに辛くないという意味では軽~いスナック菓子と思って見ると案外イケるかもしれないと思ったり。

だとしても。椎名以外の役者の演技力をなんとかしてくれないと。
北川、早くコメディに慣れろ。いつまでシリアス美人を背負いながらコメディをやってるのか。コメディ演技のときに早口になるのも気になる。
櫻井…はアイドルだから下駄履かせるとしても、バラエティとzeroのにおいがすごーくするんですよ、どうしましょ。
でも景山とは趣味が合うな、敬愛してやまないアガサクリスティ、ポアロシリーズか。うん、同じ趣味だ。
無論、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズはバイブルだ。

これを純粋に面白い系推理ドラマとして捉えられる許容力も試されているな、と思った2話でした。
ちなみにうちの5歳の息子は喜んで見ている。
子どもは純粋だなんて戯言を言うつもりはないのでレベルが幼稚園児並ということなのか、それとも本当に面白いのか。
忍耐を重ねてもう1話見てみることにする。


「私が恋愛できない理由」第1~2話

2011-11-14 | その他ドラマ



『私が恋愛できない理由』第1-2話


藤井恵美  ・・・・ 香里奈
小倉 咲  ・・・・ 吉高由里子
半沢真子  ・・・・ 大島優子(AKB48)

長谷川優  ・・・・ 田中 圭
前田ひかり ・・・・ 倉科カナ
高橋健太  ・・・・ 中尾明慶
丸山ルミ  ・・・・ 加賀美セイラ
木崎俊哉  ・・・・ 中村 竜
半沢桃子  ・・・・ 剛力彩芽

田村淳一  ・・・・ 勝村政信
白石拓海  ・・・・ 萩原聖人

白石美鈴  ・・・・ 稲森いずみ


このところ月9はほんっとうに不振だな。
この手の若者向け恋愛ドラマに心動かされることが少なくなったというのもある。
おばさんだし、二人の子持ちだし~っていうことではなく、最近の恋愛ドラマってどうなの?実際。
ドラマ見ててドキドキというか、そういうのないわけじゃないんですが。
若者はコレ見てドキドキしたりするんだろうかね?

いや、それにしても香里奈かー。さばさばしてて姉ご肌。どっかで見た感じと思って同じ言葉を最近書いたと思った。米倉涼子か。
ちなみに私は稲森いずみが好きだ。綺麗でかっこいい、ちょっと舌足らずだけども。今回は萩原演じる白石の妻役ではあるが、ここに吉高演じる小倉が絡んでくるということのようだ。
あと、え、女3人で同居?既にトラブルの予感しかしない。
藤井恵美(香里奈)と小倉咲(吉高)は高校時代の演劇部の同期、半沢真子(大島)はその後輩で、この3人で同居とか、ああ、もう。どんなに仲良くても女3人だよ?ないって。

さて恵美はモトカレで今は親友の長谷川優(田中圭)のことを実は今も好きなんだけど、その長谷川から前田ひかり(倉科カナ)との結婚を打ち明けられる。その日恵美は長谷川に今でも好きだって気持ちを伝えようと思っていて、出鼻くじかれた。と。
それで、「お前は親友だからなんでも話す」とかふざけんなよ!長谷川っ!!
要は都合のいい女扱いなんじゃないの?ほんとは恵美が長谷川に気があるの知ってて、突き放せないの分かってて利用してるんじゃないかと思うわ。異性の親友(しかも美人)がいるとか、男として鼻が高いだろうと。
この二人は仕事は照明屋さんである。うちの父が聞いたら垂涎ものだな(苦笑)。
大好きなんで。照明とか舞台装置とか。
で、白石夫婦と香里奈とは仕事上の取引があったり、もう人間関係が関係し過ぎててあらびっくりですよ。
真子は職場の人・木崎が好きなんだけど、「重いんだよね」と言われちゃって…
そしてひかりがお見合いをしているのを目撃しちゃう恵美、気持ち揺れるってとこですな。

今のところ
 恵美→長谷川→←ひかり(でも見合いする)
 咲→白石夫→←←白石妻
 真子→木崎→←もしかして真子妹???
という恋愛模様かね。

しかしチェーホフ、深いな。
「男女の関係は、最初は親友、それから恋人、そして最後にやっとただの友達になる」
かあ。夫婦もある意味恋人というよりは友達に近い家族なのかもしれないなーと思う気がする今日この頃。
それと今どき人生時間とか(年齢を3で割るってやつ)。懐かし過ぎてちょっと笑った。


「HUNTER-その女たち、賞金稼ぎ-」第3話

2011-11-10 | その他ドラマ



『HUNTER-その女たち、賞金稼ぎ-』 第3話


井坂 黎  ・・・・  米倉涼子
本村 純  ・・・・  桐谷美玲
鈴木真知子 ・・・・  戸田恵子
和久井和美 ・・・・  堀内敬子
権藤 猛  ・・・・  谷原章介
寺島吾郎  ・・・・  小泉孝太郎
井坂 茜  ・・・・  山口紗弥加
井坂 春  ・・・・  川島鈴遥
大岩省吾  ・・・・  柄本 明


相変わらずやってるバウンティハンターである。
事件。とか、派手な捕り物。とかそういうのはあんまりなくて、大抵縁あってチームになったメンバーがそれぞれ抱えてる事情を解決しながら井坂の妹探しをするという、人間模様ドラマなんだと思う。
今回は和久井の夫が10年前の殺人事件の犯人なんじゃないか?という話。
で、まあこの旦那さんを井坂と和久井が二人で調べ始めるんだけど、もうはぁ?という展開に。
旦那は和久井がバウンティハンターでこそこそしたり、ヘンにお土産を買ってきたりしたのは浮気してるんじゃないかって疑って、ぎくしゃくしてただけだった。
和久井の勘違いで振り回されたのは和久井息子と春ちゃんと井坂だったけど、なんかほぅっとした私。
殺伐としてツライ時代だからこそ、こんな甘ったるくて有り得ないかもしれなくても、なんだか嬉しくなっちゃう。

今回は結局賞金稼ぎはできないまま、指名手配犯は逮捕された。

で、妹の話をどんどん引っ張るわけである。
私はこっちの方の落とし所の方がよほど心配だ。どうすんだ、コレ。
何も考えてないんじゃないのか?と思う感じなんだけど。

あねご肌で頼りがいがあるようで、でも実はちょっと抜けたところがあって人情味に溢れてる。
そんな役が米倉には似合う。
ドラマとしての完成度は高くないし、すごく面白いドラマじゃないかもしれないけど、私は好きだなー、案外。多分数字は取れないだろうけど。
ヘンに事件事件してないところも好感が持てる。
もう事件は今回の『相棒ten』でお腹いっぱいというのもある。あっち、暗過ぎるんだもん。
米倉・和久井・谷原のキャラはだいたい掴めてきたので、そろそろ戸田・小泉・柄本あたりのエピソードが欲しいところ。


「相棒ten」第2話

2011-11-08 | ドラマ「相棒」



『相棒ten』第2話-逃げ水-



*ストーリー
 5年前に新開拓海(和木亜央)という青年を殺害、5年の懲役刑を終えて出所したばかりの川北誠也(川野直輝)が何者かに殺害された。

 現場の状況から怨恨による犯行とみられ、容疑者として拓海の父・新開孝太郎(綿引勝彦)が浮上する。「犯人の刑が軽すぎる」と損害賠償を求める民事訴訟を起こしていた孝太郎。その弁護士となったのが、元法務大臣の瀬田(渡哲也)とわかり、右京(水谷豊)と尊(及川光博)はさっそく会いに行く。

 瀬田によると、川北は1億円あまりの賠償金の支払いを命じられていたが、いまだに一度も払われていないという。
被害者夫妻を守ろうとする瀬田。

 しかしそんな中、意外な人物が川北殺害を名乗り出て、右京と尊は凍りつく…。



正直神戸くんが過去の裁判で偽証した件が露呈した後でもあり、右京さんと神戸くんが一緒に行動してるのを見るのはしのびない。
「もう時効ですかねぇ」
と言った上司・杉下右京の言葉を真に受けて平気でいられるほど神戸の面の皮が厚いとは思えない。
『相棒』の場合、時系列が順列とは限らないので今回が初回後、かどうかは分からないけど。

加害者と被害者の家族の感情は一体何によってなら救済されるんだろうか、という話なのかな。
傷害致死で息子を殺された遺族は精神的に追い詰められ、民事裁判で賠償金を勝ち取ってもその支払いに強制力はない。加害者の家族にも支払う義務はない。
被害者遺族の心はたった5年の刑期で息子を殺されたことを許すことはできず、ならば一生かけて償ってほしいと民事裁判を起こせば世間から「息子の生命を金に変えるのか」と誹謗中傷される。
加害者側の家族も世間やマスコミの非難に晒され、傷つけられて。あー『HUNTER』の2話とも少し被る話だなあ。
で、出所した加害者が殺害され前の被害者遺族が殺人を疑われて更に傷つく。

そんな折に被害者遺族が自首とかねぇ…。

なんかもう世間の雨風に曝されて生きた心地もしない人たちが生まれるばかりで、救済なんてどこにもない。
弟が過失致死を犯した所為で母を亡くし、父が失踪し何もかも失って、出所してきた弟は
「賠償金なんか何回か払って払う意志があるって見せればいいんだ、金貸してくれ」
なんて言う。
追い詰められた姉は弟を殺してしまう。

刑事でも民事でも救われない被害者感情を訴えるために自首しようとした被害者遺族は、犯人になる道もあると思ったと言う。
「そんな考えは間違っている。少なくとも私はそう思う。でも自分の正義よりもあなた方の感情の方が大切なんだ。」
と言った弁護士(渡)と、自分の正義を優先する代わりに痛みを負う覚悟のある杉下右京と。

『逃げ水』とは暑い日に遠くのアスファルトが水たまりのように見える現象のこと。
加害者とその姉の子ども時代の思い出に絡めて。

後味の悪い感じがまさに櫻井脚本といったところ。いろんな意味で隙がなく、救いもなければ逃げ場もない。
問題を投げかけられたまま視聴者は置き去りにされるような後味の悪さ。でも『相棒』らしい、と思う。