ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

美しい彼女(3)

2005-08-31 | 韓国ドラマ
『美しい彼女』第3話。

なんだか急激に接近しているジュンホとソニョンさん。
ソニョンさんのあの思わせぶりな微笑みが炸裂かと思いきや
女性プロモーターに嫉妬してるようなそぶりも見せる。
これは、いつの間にか惹かれてしまってるのね。
そして祝勝会(なんてやるのか?)をすっぽかして二人で食事に行っちゃうのだが
ジュンホが禁煙の店でタバコ吸おうとして注意されたら「出ましょう。」って・・・(^^;)
まあ古いドラマだからな。
結局ジュンホの部屋に行って、ソニョンがラーメンを作ることに。
んー・・・よく知りもしないのに行くか?部屋に?
ジュンホは確かにカッコイイけどさ。
んで勝手に盛り上がっちゃったジュンホは無理矢理キスしようとしてひっぱたかれましたよ、やっぱり。
そして部屋を飛び出したソニョン。
ソニョンの忘れ物に気づいてジュンホが追いかけると部屋の外に待っていましたよ、美しい彼女が。
お互いの気持ちを察してキスをする二人。
思いが通じ合って幸せな気持ちもつかの間、父親に反対され、父の部下サンミン(という名前でした。)と婚約しろと言われるソニョン。

えーーっ!!

お父さん、サンミンはダメって言ってたじゃないのさ。

どこの馬の骨とも知れないジュンホよりはマシってこと?

デートの約束に来ないソニョンを待って、子どもの具合が悪くて来なかったことを知り
「約束を破ってごめんなさい。寒かったでしょう。」
と謝るソニョンに
「会えて良かった。」
のジュンホの台詞が切なくて。
メロです、ほんと。

ソニョンがジュンホに電話したとき、マネージャーの娘が出てそれを誤解したのかなんか知らんけど、ソニョン、サンミンと婚約するつもりなのか、どんどん準備を勧めてます。
お決まりのピンクのドレス、試着してるし。

あ!今気がついたけど、ソニョンって昔『おしん』役やってた小林綾子に似てるかも。
小林綾子よりはるかに美人だけど、雰囲気は似てると思うんだけど・・・

ジュンホの方はマネージャーの娘が
「好きなら離しちゃダメよ。私みたいに後悔しないで。」
と助言し、やっと勇気を出して電話したけど、留守電?
試合前になってやっと連絡がついて、第一声が
「ジュンホです。覚えてますか。」
って自信なさ過ぎ。
「忙しくて行けないの。どうしても用事があって・・・」
と涙ながらに謝るソニョン。
用事ってサンミンと婚約指輪選んでるんだよ・・・
そんなに泣くほど好きなのに、どうしてサンミンと婚約なんかするんだ?
韓国人が体面を重んじるのは知っているけど、
まぁ色々障害があったほうが盛り上がるわけだけどさ。

反則まがいの行為を連発する相手に、なんとか勝ったジュンホをテレビで見て
いても立ってもいられず、ソニョンはジュンホの家に行きます。
そして事故で夫を亡くしたこと、父親をとても愛していること。
その父親につらい思いをさせたくないことを話します。
「あなたを見ていると父のことも子どものことも、仕事のこともみんな忘れてしまう。
 あなたと別れられない。どうやって父にあなたのことを話したらいいの?」
「僕とソニョンさんは住む場所が違う。 
 全然釣り合わないことも分かってる。 
 でもあなたのためなら、どんなことでもできる。」
辛くて切ない二人。
でも辛くて切ないのは二人だけじゃなくて、サンミンもお父さんもなのだよね。
婚約式を明日に控え、家でパーティをしようと待っていたのに、ソニョンは帰ってこない。
子どもには
「ママが帰ってこないのはおじさんと結婚したくないからだよ。」
と言われ。(コレはキツイだろう・・・)
そして夜遅く帰ってきたソニョンは、ジュンホと一緒だったのでした。
「何事だ?」
と問う父。
「私たち、結婚します。」
びっくり!!!!
もうそんな話ですか!?
結婚までもうちょっと引っ張ってくれよ~
・・・てことは結婚した後が波乱万丈なわけですか?

ところで前回、ジュンホが子どもの為に負けてあげた相手のボクサー、
ボクシング辞めて屋台やってました。
子ども背負って屋台の親父(子連れ狼やな)。
これから友情が築かれるのかしら?

美しい彼女(2)

2005-08-29 | 韓国ドラマ
『美しい彼女』第2話である。

どうも私は、ドラマに子どもが出てくると退屈するタチのようである。
ドラマに集中できなくなってしまうのだ。

さて、ソニョン父の産婦人科で働いている若い(?)男性、
1話でソニョンを迎えに空港に来ていた彼であるが
てっきりソニョンと父親公認の仲かと思いきや
「彼氏だと誤解されたら迷惑だ!」
とソニョン父に断言されてました。
「再婚相手は慎重に選ばんと。
 ・・・君の周りにいい男がいたら紹介してくれ。」
とまで。
なんか便利に使われて気の毒な感じ。
彼(名前はまだない。いや、あるが。)はソニョンに気がありまくりなのに
ソニョンもソニョン父も乗り気ではないとは・・・
子どもたちはパパ欲しさにちょっと擦り寄っているような気配はあるけど。

ジュンホは母親に会いに、ソニョンの家の近くの食堂を訪れます。
そこに通りがかったソニョン。
ジュンホのことが気になって様子を見に来ます。
そして行きがかり上、ジュンホの母(まだ本人かどうかも確認していないのに)に
何年も買いだめたクリスマスのプレゼントを渡すことになってしまったソニョンさん。
ところでこの人、父親の部下に気がないとばかり思ってたんだけど
まんざらでもなかったみたい。
イヤ、めっちゃ思わせぶりな態度かましてんねん。
そのくせ、プロポーズされたら
「ごめんなさい、まだ気持ちの整理がついてなくて。」
と即効お断り。
まあ前のだんなさん、亡くなったんだから、心中複雑なんだろうけど
それなら思わせぶりな態度するなよ・・・

でもそのちょっとイヤな女(個人的主観)のソニョンさんは
親切にもジュンホのお母さんに上手くプレゼントを渡してあげたのでした。
クリスマスのその日、ジュンホは孤児院時代の大切な友人が自殺で亡くなり、
ものすごくショックを受けた後だったので
母親(なんだよね?ホントに)の笑顔を見られてさぞかし嬉しかったと思う。
その上もう閉店なのに店に入れてもらえて、セーターやマフラーなんかを着て喜んでる母の姿を見られたんだから。
でもなぁ。
どんな事情があったか知らんが、自分をすてた母親を恨まないで
こんなに愛するなんて、人間の心情とはやはり複雑なものだなと思う。

ジュンホはその後めぐってきたチャンスで試合に勝利し
見に来たソニョンと抱き合ったのだった。
ていうかいつ来たんだ?お姉さん、さっきまでテレビで試合見てたじゃないの。

まだ面白くなってこない・・・というより格闘シーンが長いのが
私にとっては退屈なのかもね。
ボクシングのことよく分からないし。
でもエンディングの映像ではこれから面白くなりそうなので、がんばって見る事にする。

ロー・ファーム~法律事務所~(1)

2005-08-22 | 韓国ドラマ
ソン・スンホン主演の『ロー・ファーム~法律事務所~』2001年の韓国ドラマです。

冒頭いきなり法廷で被告人の弁護を放棄してしまう弁護士(ソン・スンホン)。
6歳の女の子の暴行殺人事件を起こした被告人は、人間ではない、弁護する意味などない!
と反発するジョン・ヨンウンに同僚は
「精神病だと思え。」
と忠告するが、
「あいつは金持ちなだけだ。」
と怒る。
しかし、香港でその凶悪犯にばったり会ったヨンウン。
「あんたより有能な弁護士のおかげで、自由の身になれたよ。」
マジかよ・・・
そんなことアリなの?という話である。
もちろん血気盛んなヨンウン弁護士はボカッ!!といっちゃうのだが
その後ヨンウンを紹介する字幕登場。
“ジョン・ヨンウン 海兵隊出身の弁護士。
 俺は法より拳だ”
愛読書は『三国志』のようです。

そして次の登場人物は弁護報酬にこだわる男(ソ・ジソプ)である。
“チェ・ジャングン 弁護士兼会計士
 俺は金がすべてだ”

お次はディスコで踊る美女(ソ・ジョン)。
コレはなかなか気が強そう。
ナンパしてきた男に『強制わいせつ罪』を振りかざしてますし。
“ユン・ジン 司法試験パス後 未だに無職
 私は思うがまま生きる”

そして法廷で気の弱そうな弁護を展開している男(ビョン・ウミン)。
先輩に「これ以上一緒にはやっていけない」と引導を渡されてしまった。
“ハン・トニョン 8度目で司法試験にパス
 細く長く生きよう”
(この調子では長く生きられそうもないぞ、トニョン)

今度は気の良さそうな女弁護士(キム・ジホ)。
“パク・ジョンア 法律救助公団弁護士
 私は法より人だ”

濃そうなメンツだな、ヽ(´o`;lll オイオイ
普通のキャラが一人もいないんだけど、もしかしてこのメンバーで法律事務所をやるのかしら?
やるんだろうけどね。

ヨンウンはある会社の顧問弁護士を勝ち取るために
半月以内にメンバーを集めて事務所を設立しなければならない。
しかし、事務員にも辞められる始末・・・
熱血で人が好いので、
「報酬なんて要りませんよ」
って仕事も時々やっているみたい。
家賃滞納しちゃうのも仕方ないか・・・

ジャングンは会社の報酬に納得できずに事務所を辞めることに。
40歳までばりばり稼いで、後は遊ぶんだってさ。
なんか気に入らないヤローだよ。
「俺は稼ぐために弁護士になったんだよ。」
とか言っちゃってさ。
そんな時気弱弁護士のトニョンにばったり会ったヨンウン。
トニョンはヨンウンの先輩。
でも有能な弁護士を探しているヨンウンは、
手伝うというトニョンの申し出を一度は断る。
しかし、その場で思い直しちゃうのよ。早っ!
「一緒にやろう。人間らしい人が必要なんだ。」
とりあえずキープだったみたいだが。
後で『韓国一優しくて無能な弁護士』呼ばわりしてますからね。

美人弁護士(資格のみで無職)のユン・ジンはヨンウンが気になる様子。
研修所時代の仲間とお茶してるときに
「あの人、どうしてる?」
と聞いています。
「あぁ、主席で卒業した人ね。海兵隊に志願した・・・」
そうなの?優秀だったんじゃん、ヨンウン。
開業すると聞いて何か考え込むジン。
「ヒーロー気取りのあの人が、うまく行きっこないわ。」
と友人たちはバカにしてますが。
で、ジンさんはヨンウンを好きなのかなー?と思う矢先
本当はジョンアちゃんもヨンウンに憧れてるようで。
この辺三角関係になったりするのかしら。
結局ジンはヨンウンと一緒に働くことになるのですが、
ジンのお父さんは大手法律事務所の所長さん。
香港の会社(モスコという会社)のM&Aの件でライバルになる事務所ですね。

ジョンアちゃんとヨンウンがばったり会ったシーンで
「あんたみたいな濃いヤツと誰が結婚なんて・・・」
「俺のどこが濃いんだ?」
「知らないの?眉毛だけ真っ黒!」
がおかしかった。
いや、ほんとに眉毛が真っ黒なんです、ソン・スンホン。
『秋の童話』でのめそめそスンホンよりは圧倒的に好感が持てるものの
(もちろん好みの問題ですが。めそめそスンホンも魅力的だよね。)
この眉毛はないだろ(^。^;;

なんだかんだでメンバー揃っての会議が開催されたのですが
メンバーがみんなこの仕事を取るのは難しい・・・
って否定的になる中で、気弱なトニョン先輩が
「俺たちが選んだ道だ。昼夜問わず司法試験の勉強してた頃からの運命なんだ。
 有能だろうが無能だろうが俺たちは弁護士になったんだろ?
 己を信じないヤツを誰が信じる?」
と言い、なんとなくみんな納得してしまうのだった。
クセのあるメンバーなのに、実はいいヤツなんだよなー、みんな。

モスコも件でライバルになってる事務所の担当は
冒頭でヨンウンをたしなめてた弁護士だと思う。
そしてその弁護士(まだ名前が出てこないようだけど)は、ジンさんと結婚するつもりのようです。
結婚するつもりって笑わせるけど、一応ちょっとは付き合ってたみたいだな。
「ちょっとくらい付き合ったくらいで、何のつもり?」
ジンは気の無い様子ですが、とにかくトラブルメーカーになりそうですね。
ジョンアちゃんの方はヨンウンと仲良く屋台でご飯を食べて、いい雰囲気になってます。
私の好みとしてはアンニュイなジンさんより、
さわやかに明るいジョンアちゃんかな。顔も。

美しい彼女(1)

2005-08-20 | 韓国ドラマ
イ・ビョンホン主演の『美しい彼女』1997年のドラマです。

第1話「一目惚れ」

いきなりボクシングのシーンである。
私、格闘技系って苦手なんですけど・・・
(ていうか何の予備知識もなく韓国ドラマ見るか?)
ま、ボクサーかなんかなんだってのは分かってたんですけどね。
でも格闘シーンが苦手で、この後続くんだろうか。

いきなりボクシングの試合で反則負けのジュンホ(イ・ビョンホン)。
母の消息が知れないようで、写真の母親に向かって
「必ず探し出す。」
と言っています。
何やら胡散臭い借金があるらしく、お金の代わりにクラブ襲撃という荒っぽい仕事を引き受けるジュンホ。
紳士的な彼からは想像もできない姿である。
で、警察から出てきたところを見知らぬおっちゃんに声をかけられ
飯をおごってもらってるのでした。
「ボクシングと暴力は違う。
 信念を持って生きろ。ボクシングと同様に人生のチャンピオンにならなきゃいかん。」
と説教をたれる親父。
半笑いで聞き流すジュンホに
「オレと組まないか。」
と誘い試合に出させる親父。
おっちゃんと組んでの第一戦(だと思う)はマサオさんでした(日本人か)。
KOで勝利とはいかなかったものの、ファイトマネーを手にしたジュンホは
おっちゃんとマネージメント契約を結ぶことにしたのだった。

さて場面は変わって空港。
ソニョンと呼ばれる美女が降り立った様子。
「ママ」
と呼ぶ二人の子どもに父親と何やら若い男。
ソニョンの父親は産婦人科を開業している。
彼女は夫とは何やらワケありの様子ですが、亡くなったのかなぁ。

おっちゃんとのマネージメント契約の件でジムを訪れたジュンホ。
しかし、おっちゃんがいない隙にかかってきた電話で、
またもや胡散臭い仕事に借り出されるジュンホ。
試合に勝ったときとはまるで別人のように荒っぽい姿で
借金を取り立てます。
その取立て相手を追って入った喫茶店でソニョンを見かけ、
ジュンホは一目惚れしてしまうのでした。
『美しい彼女』ってソニョンのことだったのか。
でもニットの帽子を深く被ってソニョンを見つめるジュンホは
まるでストーカーのようだったよ・・・
怖かったよ・・・

ここで突然現れたボクサーらしき男(ソン・スンホン)。
「プロになってから一度も金をもらってない!
 おふくろが病気で金が必要なんだ!!」
と女マネージャーに食ってかかってジムを飛び出しました。

ジュンホは初めてのKOのチャンスがかかった試合で、
相手の子どもが「父さんを殴らないで~」と泣くのにほだされ
対戦相手を殴れなくなってしまいます。
そして負けてあげてしまうジュンホ。
でも顔は殴らないで~!!(ワタクシの心の声)
対戦相手とシャワー室で交わす会話がまたカッコイイ。
「今度は負けてやらないからな。」
だって。
そしてこの試合で何やら強力な女性プロモーターの目に留まったようでございます。

ジュンホは裏の仕事、借金の取立てで相手を追いかけている最中に
美しい人ソニョンの車にはねられてしまいます。(ちなみにバックで)
ふっとんで意識のないジュンホ・・・
どんな勢いでバックしてんだか、彼女。
「誰か来て~誰か!!死なないで~!!」
頭を持って動かすなよ。救急車呼べ!!
と思ってたら、何を思ったか自分の車に乗せてまっせ。
そして父ちゃんの産婦人科の病院に運ぶことになったのだった。
その途中で意識を取り戻したジュンホ。
バックミラーごしにストーカーのまなざしで彼女を見つめてますよ。
あ、いやこれは運命感じちゃってるまなざしなのか?
「降ろしてくれ」
と言うジュンホに
「後遺症が残ったら大変。きちんと検査を。」
と言って家に連れ帰ったソニョン。
父ちゃんと父ちゃんの部下(ソニョンの彼氏なのかな?)は
ジュンホの傷はボクシングのときのもので事故のせいではないと言い
和解書にサインをさせます。
その帰りにすぐ近くの店で母親らしき人を見つけたジュンホ。
しかし、店はちょうど閉めるところで、扉を叩くジュンホに
「もう店は終わりだよ。」
と去っていってしまった母(らしき人)。
あんなに叩いてるんだから、ちょっと話くらい聞いてあげなよ。
ていうか
「うるさいねぇ、まったく。何か用かい?」
とか言わないかね、普通。
がっくりとうなだれるジュンホの姿を、ソニョンが窓から見ていたのでした・・・

第一話が終わったところでは、うーん。
ぺ・ヨンジュンの『パパ』を彷彿とさせる退屈ぶりではありますが
まさかね。
2話以降に期待。

天国の階段(最終話)

2005-08-18 | 韓国ドラマ「天国の階段」
「私、ソンジュさんを見る夢を見た。」
と呑気なことを言っているジョンソだが、勿論、ジョンソの目のためにテファが死を決意したことなど知る由もない。
そして電話が。
「角膜寄贈者が現れました。」

それはそうと、テファ。
一般道で事故を起こすなよ・・他の車両に迷惑がかかったらどうするんだよ!!
誰か道連れにしてたら大変だよ。

角膜の移植手術を受けるために手術室へとジョンソを見送った後、
ソンジュは、警察官から角膜提供者がテファで、しかも自殺だったと聞かされ、遺書を受けとります。
遺書には
「ジョンソの一部になってジョンソと一緒に居ます。
 ジョンソには知らせないでください。」
と書かれており、ソンジュは重い真実を一人で背負わなければならないのでした。
この時のクォン・サンウの演技はなかなかでした。
顔面蒼白になってましたから。メイクだけではなさそうです。
でもねぇ。
テファが命を捨てて角膜をあげたのに、結局は癌が再発して死んでしまうのよね、ジョンソ。
切ないなぁ・・・
死の前の最後の幸せのために命を捨てたってことは、ほんとは一番ジョンソを愛してたのはテファなのかも。
「私、良いことだけを見るわ。その人の目で美しいものだけを見るわ。」
と言うジョンソが尚更切ないのでした。

ジョンソは目が良くなってから、ソンジュの仕事を手伝って
福祉財団を運営するようになります。
テファのお父さんがソンジュの配慮で警備員に雇われてました。
前の生活を考えると、警備員って柄じゃないけどね。

その財団のパーティで具合が悪くなったジョンソ。
トイレで戻してたので妊娠かと思ったけど、もう最終回だからね。
そこまで話膨らませてたら終われないですね。
結局再発していたのでした。
手術すれば生きられるのかと分かっていても問うソンジュ。
転移した場合、見込みはないと知っていたジョンソは
ソンジュが抗がん剤治療を勧めても言うことを聞きません。
そしてソンジュはとうとう角膜提供者が誰なのか、明かしてしまったのです。
「テファさんのためにもどんなことをしても生きなければ!!」
「嘘・・・嘘よ!!」
カフェで涙ながらに口論する二人。
大声でやり合ってるのに二人を見ようとしない他の客。
それはそれで不自然なのでした。

残された時間を幸せに生きると決めたジョンソは
ソンジュとの思い出を作りながら、身辺の整理を始めます。
ユリに会い、
「人の心には誰にでもねたみや憎しみがあるもの。
 あなたは私より綺麗で利口だから、これからいくらでもやり直せるわ。
 過去の自分に捕らわれないで。」
と言い、神経がおかしくなったミラに会って
テファが自分の目のために死んだことを話し
「辛いでしょうがパパのことよろしくお願いします。」
と言います。(パパは反論があるだろうが。もうこの女には懲りただろう。)
そしてチャン理事に手伝ってもらって、夕食の準備をします。
・・・・ていうかこれが最初で最後の手料理??
どんな結婚生活だったんだか。
まさかずっと外食だったのか?流石社長宅と言うべきか。

国展で大賞を取ったテファの絵『天国の階段』を見届けたジョンソは
海の家へ行きたいと言い出し、ソンジュは車を走らせます。
車の中で「眠い」と言うジョンソに
「少し我慢して、もうすぐだから。」
とソンジェが言ったのに、パタリと手が落ちたときは
・・え!?車の中で死んじゃうの?
と思ったけど、眠っただけでした。
まぎらわしい描写すんな!!
この場面でそんな演出はもはや不要だろうに。
そして浜辺をどこまでも歩く二人。
「先に行っても僕を待つことができる?
 今度はお前が待つ番だ。」
「私、天国でソンジュさんだけを愛することができる。
 そこには愛だけがあるから。私たちは本当に美しい愛を始めるの。」
「僕たちの愛は今から始まるんだね。」
浜辺(というより湿地だな、こりゃ)に座り込んで
ソンジュの腕の中で静かにその時を待つジョンソ。
「ハン・ジョンソ、愛している」
そしてジョンソは天国へと旅立って行ったのでした。
(こんなときになんだけど、この撮影はイヤだな。
 だってこんなとこに座ってたら下着までびっしょりになるよ、きっと。)

一番最初の白いピアノのシーン登場。
ここでピアノ弾きたい!!というソンジュ坊ちゃんのために、
ピアノを担ぎ出したわけだね。
しかし大事な思い出のピアノ、海辺なんかに持ってっちゃダメだよ。
弦、錆びちゃうよ?
「もしかしたらあの人は僕よりも彼女を愛していたのかもしれない。
 だからと言って、僕があの人よりも彼女を愛していなかったわけではない。」
って最後の台詞、いるかな~。
なんかちょっと興ざめでした、ワタクシ。
ピアノ弾いて終わりで良かったのになーと。

爽やかな後味

2005-08-11 | 雑記
爽やかな感じの青年(男性も女性も)だな~と思う人に出会うことは多いが、
本当に爽やかな後味の残る出会いは少ない、と思う。

今日、2歳の息子を連れて電車に乗った。
私は空港の沿線に住んでいるため、電車の中で外国人に遭遇する機会が多い。
乗り込むと、男性2人、女性2人のアジア系4人組(後にバンコクからの旅行客だと分かった)が
旅行バッグを片手にボックス席に座っていた。
車内は混雑していたため、私は息子を抱いて通路に立っていた。
少しして声をかけられた。
「ここ座りなよ。」
とか何とか言われたようだ。(何語かはわからない・・・)
見ると2人掛けのところをぎゅっと詰めて真ん中にスペースを作ってくれたのだが
さすがにちょっと・・・そこに私が息子を抱いて座るのは無理だろ・・・
まぁ、インドネシアなんかではバスで有り得ないところに人が乗ってたりするので、
そういうことなのかもしれないが、私、日本人だし。
「いえ~大丈夫ですから。ありがとう。」
と思いっきり日本語とジェスチャーで微笑み返した私。
しかし、また少しして
「詰めたから席空いたよ~」
と今度は英語で声をかけられた。
さっきの狭いスペースにもう一人が座って、席を空けてくれたのだ。
こうなっては座らないわけにはいかない。
(あ、座りたくなかったわけじゃないんだけどね。)
そして息子のBCGの注射の跡がどうだの、どこから来ただの、
お互いに微妙な英語で会話をしたのでした。

席を譲るのは結構難しいもので、譲った方も譲られた方もなんとなく複雑な心境になってしまうのではないだろうか。
もし、4人のうちの一人が席を立って譲ってくれたら、
私は恐縮して座れなかっただろう。
彼らの席の譲り方が本当に爽やかだった。
誰かが犠牲になるのではなく、みんなが一緒に座れる方法を考える。
共生の感性が養われているのかもしれない。
少なくとも日本人には見かけない感性である。
「え?そんなにまでして席譲ってくれるの?」
と思わせない、まるで、一緒に座って話すのが当たり前のような空気。
久しぶりに心が透くような思いがした。

さてバンコクの4人と別れた後、帰りの電車で今度は日本人の女性3人組が席を譲るのに出くわした。
相手はお年寄りの3人組。
「どうぞ~、私たちすぐ降りますから。」
「大丈夫ですよ。」
「いえ、ほんとにすぐ降りますから。」
女性3人はさっと席を立って、扉の近くで楽しそうに会話を始めた。
彼女たちは、私が15分後に電車を降りた後もその電車に乗ったままだった。

先のバンコクの4人に出会ったとき、私は
「日本はまだまだだな~」
と思った。
でも帰りに日本の3人の姿を見て、やり方が違うだけだと気づいた。
席を譲ることを犠牲と思わず、相手にも思わせない快活さ。
日本も捨てたものではない。
自分たちのやり方で共生する方法を身につけつつあるのだと思った。

爽やかな後味の残る出会いを久しぶりに体験し、
今日はなんだか幸せな気分である。

やっぱり気になる解散総選挙

2005-08-09 | 雑記

郵政法案否決、衆院解散を閣議決定 9月11日投開票 (朝日新聞) - goo ニュース

この暑い最中に選挙とはほんとにお気の毒なことです。

というのも、ワタクシ、中学のときの同級生のお父さんが
市会議員さんでいつも選挙をお手伝いしていますもので、
(しかもいつも9月)
暑いときの選挙がどんなに大変かっちゅーのは分かるのです。
まして国会の選挙となれば期間も長いしねぇ。
若かりし頃、国会の選挙もお手伝いしましたが、もう無理!!でござるよ。
寒いときの選挙も外回りで活動する人たちにとってはキッツイですけど
体力の消耗はやはり夏の方が激しいのではないでしょうか。

今回の解散については賛否両論、テレビでも新聞でも大騒ぎなわけですが、
ワタクシの感想としては・・・『郵政解散』って、まんまやし。
あと自分をガリレオ・ガリレイ(地動説)に喩えるのは図々しいだろう、小泉さん。
いろんな人が言ってるけど、今、解散してる場合じゃないだろうに。
大丈夫なのか、日本?
このままこの船に乗ってていいのか?

とりあえず投票に行こう。
あの2枚の紙が私にゆだねられた主権のすべてだ。
日本は国民主権の国家なんだから、私もその権利を行使するのだ!!

今日の一輪~キャットテール~

2005-08-09 | 雑記
猫の尻尾という名前のこの花。
赤いもしゃもしゃした花です。

猫好きの私にはたまらん花なのですが、
少し前まではあまりメジャーではなかったようです。
今はよくホームセンターにでも売ってますね。

水切れには弱いみたいですが、それさえ気をつければ
夏の暑さもなんのその。
夏に花を枯らせてしまう我が家では貴重な存在です。

しかし、お盆の帰省時に枯れるような予感はするが・・・
ほんっとに水切れに弱いので。

天国の階段(19)

2005-08-05 | 韓国ドラマ「天国の階段」
「パーティをしますので来てね~」
とお客さんを集めておいて、実はみんなに内緒でジョンソとの結婚式を企んだソンジュ。
あ、ジョンソのお父さんには承諾をもらっていたようでしたが。
そして発表!!
「私は今日ここでハン・ジョンソと結婚します。」
目が見えなくて将来どうなるか分からない人と結婚するのは分別がないといわれるのは分かっているけど
目が見えなくても病気にかかっていてもジョンソはジョンソだと
涙ながらに訴えるソンジュ。
その間にジョンソを連れてくる役目のテファは、すっかり花嫁の兄の心境?
いや、これはハートブレイクなんだよな。
ジョンソがソンジュを愛しているって知ってからのテファは
本当にいいヤツだった。
テファにも幸せになって欲しいよ。

そしてそこにジョンソが登場するわけなのですが、ここでハン・ユリに一言。
(ユリの役者さんにね。)
このドラマの間中ずっと気になっていたのだが、
悔しいという表情を演じるときに、下唇を噛む演技ってどうなんだろ?
悔しさに唇を噛むっていうのは慣用句で、実際に唇を噛むわけじゃないと思うんだけど、
韓国では本当に噛むのかも知れないので、多くは語るまい。
(でもなんか気になっちゃったもので・・・)

さて。
もちろんミラとユリが黙っているわけはないですね。
すごいよ、ミラ。
激怒して宴会場のあの重そうな丸いテーブルをひっくり返しましたよ。
星一徹も真っ青の迫力。(ちゃぶ台は軽いからな。)
「こんな結婚認めない。名誉毀損で訴えてやる!!」
と暴れまわるミラ(ほんまに暴れてたで。)とユリに・・・
「あんたにそんなことを言う資格はねーぜ!!」
(*δoδ)//゛゛゛パチパチ テファお兄ちゃんの登場です。
「ジョンソの目はユリが轢いたせいじゃないか!!」
「お前の言うことなんて誰も信じない。」
しかーし!!
テファ父まで登場。
「わしも父親だからこんなこと話したくない。
 しかしもう堪えることはできん。」
と事故のときにジョンソを預かったいきさつを話したのだった。
手足をバタバタさせながら連れて行かれるミラ。
それを追うユリ。
そして残された人々はソンジュとジョンソの結婚を祝福するのだった。
もちろん、ソンジュ母も認めましたよ。
で、チャン理事が
「貧しいときも健やかなときも・・・」
え?この人、神父か牧師の資格も持ってるの?
と思いきや人前結婚だったようで。
白人系なので、雰囲気があるわけですが、もしかしてこのシーンのために
チャン理事は白人系の役者さん使ったのか?
・・・んなわけないな。
そしてボンネットにでっかいハートマークの花輪みたいなのを乗せた
超恥ずかしいリムジンに乗る二人なのだった・・・

ジョンソの実家ではミラとジョンソ父が大喧嘩。
「私を騙したのね!!」
「騙されたのは私だ!」
そうだけど、騙されるほうも騙されるほうだよ、おっちゃん。
そもそもあんたの女を見る目のなさが招いた結果だからね!!
あんたが騙されたのは半分は自業自得だよ。
そこに結末を自分の目で確かめようとやってきたテファとテファ父。
その後から警察も登場。
5年前の事故の事情聴取でユリを連行するという警察につかみかかるミラ。
「この子を誰だと思っているの?明日グローバルグループの社長夫人になるのよ!」
みたいなことをまくし立てている姿は、どうやら壊れてしまった様子。

さてすっかりお幸せな新婚さんのソンジュとジョンソです。
新婚さんのお宅に現れたテファにジョンソは
「お兄ちゃんも結婚して。それと国展の準備もしてね。」
と楽しそうに話します。
しかし、コーヒーを飲もうとしてカップを割ってしまった彼女は
急に憂鬱モードに。
「少しでも目が見えるうちに結婚すれば、料理もしてあげられたのに。
 ソンジュさんの隣にいられればそれで幸せだと思ってた。
 でも今はもっとソンジュさんを見たい。
 ・・・もう一度だけ、ソンジュさんを見たい。」

幸せな二人にまた病のかげが。
ジョンソが急に倒れてしまい、その時点では転移は発見されなかったものの
まだ発見できる大きさになっていない可能性があると医師に言われてしまう。
ソンジュはジョンソを家に置いておけず、会社に連れてきてしまうほどの心配ぶり。
さすが社長。
やりたい放題である。

ジョンソの病気の転移の可能性を重く見たソンジュは
自分の片目の角膜をジョンソにあげたいと医者に相談します。
しかし、生きた人間からの角膜移植は認められていないと医者には断られてしまいます。
なんかいや~な予感・・・
案の定、ジョンソの病気のことを聞いたテファが、
同じように医師に相談にやってきましたよ。
「・・・では死んだ人間ならいいということですね。」
テファ、そんな選択をするんじゃないよ!!
ジョンソにはフランスに行った事にするために、スタジオでパリの風景を背景にして、白人女性と写真を撮ったり、手紙を書いたり、アリバイ工作をするテファ。
そして父と銭湯へ行き、狂ってしまった母ミラに会いに行く。
最後にジョンソと会い、二人で写真を撮った後、テファは両手でしっかりと目をかばい
自動車事故を起こすのだった・・・

ツラすぎる。
テファの選択はツラすぎるよ。
いくらドラマとはいっても、この展開ちょっとダメだな、私。
もちろん号泣したのだが。
でもやっぱりそういう選択はして欲しくなかったんだよ~


ところで今回は会社のみんなは新婚の家に集まったときに、
ソンジュとジョンソが歌を歌わされていたのに注目。
もちろんアカペラ(っつーか伴奏なしね。)。
そういえば『真実』でもチェ・ジウは居酒屋みたいなところで
なんか歌わされていた。
韓国ではよくある光景なんだろうか。