ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

『ドクターX―外科医大門未知子―』1-3話

2012-11-26 | 2012秋ドラマ


『ドクターX―外科医大門未知子―』1-3話

私は医療ドラマは苦手だ。
刑事ドラマが好きなのにこういうことを言うのもなんだが、まず血が苦手…
で、手術シーンが苦手。
最近のドラマってなんか見せてくるんだもん…内臓的なものを。
あれが弱いもので、特に外科医ものとか救急ものとかは見ないようにしている。
それに、怖い病気の話聞いて少しでも自分に当てはまったりすると
(わたし?わたしもしかしてもしかする?)
って思ってしまう。本当は怖い家庭の医学の翌日に医者にやたら初診の患者が来るみたいな。
要は異常な怖がりなのである。

そこでこのドラマ。
大学病院の医局のシステムの崩壊によって、フリーランスの外科医が求められる時代であるという
一種のパラレル的設定のドラマなんだと思う。
「わたし失敗しないので」
と豪語して、医師免許が必要ではない仕事は一切しない主義のフリーの外科医・大門(米倉涼子)が、
苛々する感じの患者や医師や教授をばっさばっさ切って捨てる。
面白い、というかスカッとする。
録画して手術シーンは早送りしているのであっという間に終わるし(見てる意味あるんか?)
経歴としては軍医や海外での医師の経験を経て、というなかなかハードな逸材であるが、
怪しげな派遣所に所属していたり(ここの所長が岸部一徳)、設定はなかなか面白い。
今のところとても優秀で他の医師たちをあっと言わせる手術を披露しているところだが、過去になにか訳ありのようである。
それを後半に引っ張っていく感じもなかなか興味深く描かれている。
しっかしこの医者、露出がすげーわ。脚出し過ぎ(笑)
わたしだったらこの人主治医になったらちょっとビビる。
途中ひらっとした長めのワンピース着ていて、それはすごーく素敵だった。
まあそういうのも見どころのひとつではある。

米倉さんという女優さんは綺麗だしそれなりに力もあり、同性にも人気があるのに作品に恵まれない人だと思う。
なんというか日本のドラマの世界から逸脱してしまう存在感が問題なのかもしれないが。
ドラマの世界では背は高過ぎず、適度なプロポーションで、適度に可愛い女優さんが扱いやすいのかしらねえ。
米倉さんの場合、威圧感を感じるレベルの存在感なので軽いドラマには馴染まないのかもしれないなあと思う。
前に女性刑事ものやってて、アレがハマればいいのになあと思ったのだけど、ドラマがあまり面白くなかった。
今回はドラマの設定と筋が面白いので、私の中の米倉さんドラマのヒット作である。
数字取れてるかどうかは知りませんが…

というわけでこれも継続して見る、というかもう既にリアルタイムでは折り返しているわけである。
『温泉へ行こう』の再放送を見ているせいで録画ドラマの視聴がまったく追いついていない現状。
それと『相棒』の再放送、レギュラー的に毎日やるの、そろそろ許して…録画したらつい見ちゃうんだよー
特に亀山シーズン…面白い。ほんと、面白い(結局よろこんでる)
今一番見たいのは『刑事貴族』の再放送である。完全に昔を懐かしんでいるおばさんである。

『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』第1話~第3話

2012-11-10 | TOKYOエアポート


『TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~』第1話~第3話

<キャスト>
篠田 香織 - 深田恭子
酒井 真奈 - 佐々木希
山下 佑司 - 瀬戸康史
竹内 裕美 - 瀬戸朝香(特別出演)
結城 昇  - 時任三郎
川上 栄一 - 大塚ヒロタ
近藤 幸宏 - 要潤
岡本 哲治 - 長谷川朝晴
久保 悟  - 大高洋夫
氷室 一生 - 別所哲也
桐島 悠  - 佐藤江梨子
城之内 玲子- 山口紗弥加
西川 俊一 - 忍成修吾
本上 圭介 - 平岡祐太


グランドスタッフだった篠田香織が管制官になって、成長していく物語。なのか?
まだよく分からない。3話も見たのに。
管制官はチームワーク!って言ってたから、そっちの方に話を持っていくのか。
毎回なにかエマージェンシーが起こって、その度に篠田が頑張っちゃうというストーリーなので、深田恭子が苦手な人は見ない方がいいと思われる。いや既に折り返しかけてるけど。

篠田が管制官になった理由が事故で下半身麻痺の後遺症を抱えた元パイロットの本上というところもまあ予測はついてたけど、3話で明かされた。
しきりに「グランドから管制官に転職なんて珍しい」と言われていたので、そこは今後絡めていくということだろう。

見どころはサトエリである(違)。どうした、誰か分かんないくらい変わった(というか老けた?)よ?サトエリ。
わたしこの人嫌いじゃなかったんだけどなあ…急激に痩せすぎたんだろうか。
老けたといえば瀬戸さんもだ。あんなに美しかったのになあ、ショックである。
老けたっていうよりやつれてるっていう感じか。ヘアスタイル変えてもう少し髪の色を濃くした方がいいような気がするなあ。
役作りとか色々あるんでしょうけどねぇ…
それにしても瀬戸さん、特別出演なのに出ずっぱり。準主役級である。特別出演って結局なんなんだ?

あとは管制官の皆様の英語ね、うん。台詞に英語が多いから大変そうだな。NGかなり出てるんじゃないだろか。
そしてわたし的理想の上司の時任三郎。ここでも理想の上司さく裂である。

3話まで見た限りでは飛行機は安っぽいCGで、あとはセットばっかりでつまらない。
飛行機見るの大好きなのに(乗るのは苦手w)
韓国ドラマでチェ・ジウ主演の『エア・シティ』というのがあったけど、どうしても彷彿とさせるものがあるなあ。あれもあんまり面白くなかったけど、何かにつけて(恋愛にしても仕事にしても)ハードだからな、韓国ドラマ。
緊迫感はあちらの方が上というか設定の無茶ぶり具合があちらの方が上なんで比較するのもなんだけど、
日本って平和なのね、と思う次第であります。
国土交通省なども絡んでくる設定のようなので、今後に期待する。

『パーフェクト・ブルー』第1話

2012-11-08 | パーフェクト・ブルー


『パーフェクト・ブルー』第1話

蓮見加代子 …… 瀧本美織
君塚奈々  …… 平山あや
宮本俊一  …… 水上剣星
長嶋桃子  …… 白鳥久美子
諸岡進也  …… 中川大志
蓮見糸子  …… 高橋春織
江島瑠璃子 …… 麻生かほ里
マサ(声) …… 船越英一郎
三浦美智子 …… 根岸季衣
藤永環   …… 渡辺 哲
椎名悠介  …… 寺脇康文
蓮見杏子  …… 財前直見

母子で探偵事務所をやっていると設定で事件に巻き込まれる話のようです。
母親役に杏子(財前直見)姉妹は上から加代子(瀧本美織)・糸子(高橋春織)。
父親を7年前に自殺で亡くしていて、次女の糸子がその第一発見者だった。
ただ父親の自殺を杏子と加代子は疑っており、父の遺した最期の言葉『パーフェクト・ブルー』の意味を探していく、というストーリーだろうか。
新人刑事・宮本役に水上剣星、ベテラン刑事・藤永役に渡辺哲。
事件はストーカーの依頼を受けるところから始まって、依頼者の警護をしていたら死体を見つけてしまい、ところがその死体は死んでいなかった…
死体のふりをしていた男から次の事件が浮かび上がる、っていうかストーカーの依頼者、既にアヤシイよ。星野真理。

行きつけのお店BARラ・シーナのマスター・椎名役に寺脇康文。なんかただのマスターではないようだが、とりあえずかっこいいな、なんだこの50歳。
まあ少し古臭い男前だけど、そこも好きだなー。
今の川原さんと寺脇さん、鈴木砂羽さんで相棒スピンオフやんないかなー、もう。
演技が安定してるという意味でも寺脇さんは見ててほっとする。
いやまあ今の相棒があまりにも軽いので。

ちょっと杜撰だと思ったのは都内(たぶん)の公園で携帯圏外はないよ、その時点で変だなって気が付くと思うんだけどなあ。死体(にせ)見つけて動揺してたとはいえ…。
今時携帯圏外になるところってそうはない。少なくとも首都圏やその近郊では。地下じゃなくて公園だからなあ。

一回目はとにかくどきどきした。
無闇に人が死なないのが宮部みゆきらしいけど、やっぱりこういうのは精神的にくるなあ。
パーフェクトブルーの設定から考えてもあまり明るいドラマではないと思ったんだけど。
初回は舞台設定とキャラ紹介もあるから二回目以降に更に期待。
蓮見家にいる警察犬を引退したマサがもっとうまく事件に絡んでくると面白いと思うけど、
全編通してだと飽きるかもなあ…
ナレーションがマサ担当なので(もう少しその視点をうまく使ってほしい)それで役割は充分果たしていると言えるのだろうけど。

宮部みゆきのこの手の話はえげつないストーリーが少ないので、月8のパナソニックシアターにはちょうど良いと思う。
展開次第では所謂鬱回になりがちな事件もマサのナレーションを使うことで緩和しているのも月8らしい。
原作がある分、少しライトでも安心して見ていられるというのも8時台のドラマにはありがたい。
8時台らしく画面が明るいのも見やすくて好きだ。


『トッカン~特別国税調査官~』最終話

2012-11-07 | トッカン


『トッカン~特別国税調査官~』最終話



及川さん…トッカンのときだいぶふっくらだな…ツアーで見たときとは別人だ。
ツアーのときも前よりふっくらだったけど、トッカンよりはしゅっとしてたよ。
あと相棒のときよりカツゼツがアヤシイんですが、どうしたの~?

前回大衆食堂の主人が自殺未遂を起こして、それがトッカンが恫喝したためだと訴え出た妻、そして代理人・吹雪弁護士。
マスコミを利用して鏡トッカンと国税を人殺し呼ばわりである。
吹雪は『国家の体裁』は庶民の敵だと言い張って、鈴宮をその手先だと言う。
今回はトッカンも懲戒免職の可能性を示唆、吹雪も国家の体裁という大義名分を持ち出して
ストーリー的にはもう少し見せて欲しかったなあという顛末だった。
もう前回でこの顛末は分かっちゃってたんだもん。
奥さんのお腹の子どもは浮気の末できちゃったんだね…旦那さん不妊症だったんじゃない、やっぱり。
しかも死んでなくて助かってるのに「あの人を殺したのはわたしです」とか「税務署はとうとう人を死なせるまで追い詰めた」とか、妻と被告代理人が知らないってどうなの、それ。おかしいよ。ストーリー的におかしい。
それと吹雪弁護士の馬鹿っぷりが半端ない。
「あなたの正義漢にみんな振り回されたんです!この体裁弁護士っ!!」
って鈴宮に罵倒されちゃって、まあ。
「ヒーローになりたきゃ公園で遊んでればいいんですっ」という台詞は面白かった。

鈴宮とお父さんの関係も今回の事件を乗り越えたおかげで回復したし、めでたしめでたしである。
最後まで公務員バンザイくささが抜けないドラマだったけど。

ところで鈴宮のお友達が合コンで出会ったタケルくんが警視庁のひとだったのは、相棒の神戸尊とかけたのかなーと思う相棒脳のワタクシ。
とりあえずやっと夏ドラマ完走。(遺留捜査はまだまったく見てません…)

『息もできない夏』最終話

2012-11-01 | 息もできない夏


『息もできない夏』最終話

いよいよ最終回。長い夏であった。
玲ちゃん、DNA鑑定の結果やっぱり鮎川の子どもだった。
鮎川危篤により、家を飛び出した玲を探し見つけ出す樹山。
結局鮎川に会っても「勝手に一人で死ねばいい」と拒絶する玲ちゃん。
「あの人のせいで、こんなに辛い思いをしなければならない、もう絶対に会わない」
でも憎しみは愛の裏返しなんだと思うのね。ほんとにもう関係ないと思うなら憎しみも起こらない。
「たとえどんなに憎まれても、俺はお前の父親だからな」
って言った葉子の父親の言葉の通りなんだと思う。憎しみは相手を忘れさせないからなあ。
鮎川はひとまず持ち直したようなんだけどね。

ここにきて鮎川の娘として戸籍を手に入れた玲だが、戸籍を取りに来たところに樹山の内縁関係の人が現れて
「婚姻届、持ってきたわ」
だって。ここで玲が一言
「何か間違ってると思います。罪滅ぼしのために結婚するなんて間違っていると思います」
まあね、そうね。それはそうなんだけどね。ちょっと核心つき過ぎたよな。
今まで冷静に玲に説教かましまくってたおっさん(樹山のことである)が、
「君に何が分かるんだ。俺は本気であさみとなおとを幸せにしたいと思ってる。
 そのためなら俺の人生の全部をささげるつもりだ」
と声を荒げて言っちゃったよ…それは間違ってるって認めたのと同じことなのに。
結局みんな人のことならどうこう言えるけど、自分のことになると混乱するもんである。

しかしこのドラマ、父親が誰とかどうとかで引っ張り過ぎである。
それしか内容がないとも言えるんだけど。
生物学上の父親が鮎川だってことはそれは大事だろうけど、育ててくれた親のことはどうなの。
そして樹山と玲の関係性がなんかなぁ…これ別にこういう設定じゃなくてもいいよな。
樹山はひとりになって区役所を辞めて週刊誌の記者に、玲はフランスに留学して、割とあっけない別れである。
玲も樹山もうっすら恋愛感情みたいなものはあったのかもしれない、くらいを匂わせて終わり。
いやまあこんなに歳の差あるのに簡単に恋愛関係になられても引くけどさ。

総じて微妙。
アイデンティティの問題提議は薄っぺらいし、戸籍を取得する過程の大変さもあまり描かれずさくっと戸籍取れちゃったし、最後まで期待させて期待だけで終わってしまったという印象。

一応完走。