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ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「夏の香り」最終話

2010-02-21 | 韓国ドラマ「夏の香り」

最終話 ふたりの運命



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

最終話で明らかになった事実。
ウネが死んでヘウォンに心臓をあげた日って、ミヌと結婚するはずの日だったんだ・・・
ミヌ回想シーンで病院にかけつけたミヌは思いっきり結婚式仕様だったし。
それは本当に辛かったね、ミヌ。
なのにヘウォンまでこんなことになってしまって。
ミヌはヘウォンが自分を見つけて駆け出したことをジャンミさんから聞いて
まだ自分を責めるようなことになってしまった。
ヘウォンはかなり厳しい状態だと告げられ、チョンジェも取り乱す。
チョンジェもチョンアも寝ずの看病をするが、ヘウォンはうわごとでミヌの名前を繰り返すばかり。
そのミヌは病室に入ることも叶わず、↓トイレの前のベンチでただ待つだけなのだった。



ていうか、トイレの前じゃなくてもいいんじゃないのか?

チョンジェはミヌにヘウォンが目を覚ます前に、予定通り外国へ行くようにと告げる。
ミヌは
「最後に一度だけ、ヘウォンさんの顔を見せてください。
 顔だけ見たら帰りますから。」
と訴えるが、断られちゃって泣いてるよ・・・
顔くらい見せてやってくれよ、チョンジェ~
だいたいヘウォンが会いたがってるんだから、会わせてやってほしいよ。
でもミヌに会ったらストレスになっちゃうか。
目を覚ましたヘウォンは
「結婚式に倒れて申し訳ないことしちゃった。」
とチョンジェに謝るけど、謝られたチョンジェもキツイな~
結局免疫抑制剤をきちんと飲んでいなかったせいで(←ちょっと迷惑)
再手術することになっちょったヘウォン。
手術が成功してもその後の療養生活は、最初のときより苦しいだろうし
良い結果も保証できないと言う医師にチョンジェはくってかかるのである。
たとえ怒りのやりどころが無くて医師に当たったとしても、
生き残るには手術するしかないのだ。
「ミヌさんを呼んであげようか?」
と言うジャンミ先輩に
「ミヌさんにはもう会わない。私みたいに手術を受けてまた容態が悪くなった人がどうなるか、
 私はこの目で見てきたわ。ミヌさんをまたウネさんのときみたいな思いにさせたくない。」
と断るヘウォン。
チョンジェは可能性があるというけれど、現実はもっと厳しいことを受け容れているんだけど、そもそもあんたがきちんと免疫抑制剤飲んでなかったせいじゃないのか?
って言っちゃだめだろうか。でも言いたいッ

チョンジェは再手術を受けようとしないヘウォンに手術を受けさせようと、
ミヌに説得を頼む。
カラーリゾートのプロポーズの小部屋で、ミヌは自分の中にはウネとの思い出だけだと思っていたけれど、ヘウォンに別れを告げられてからは浮かぶのはヘウォンの思い出ばかりだったと話す。
「僕はウネを愛してたんじゃなくてヘウォンさんを心から愛していた。」
「私が治ったとしても私の心臓のときめきは一生私のものじゃないんです。
 だからもうミヌさんには会いません。」
「ヘウォンさんの中に心臓があるんです。心臓の中にヘウォンさんがいるんじゃありません。」
そんな正論、今さらぶったところでヘウォンってば思い込み激しいからな。
ま、とにもかくにも再手術だよ。



「僕の願いはただ一つです。手術を受けてください。」
「手術を受けたとしても、また私が元気になるには長い時間がかかるんです。
 もしかしたら一生ベッドから出られないかもしれません。」
「僕が一生へウォンさんについていますから。」
その申し出を断られても、どんなことがあってもヘウォンを諦めないと訴えるミヌ。
そんなミヌにヘウォンは
「私手術を受けます。その代わりミヌさんは私から離れてください。」
ミヌの人生の再出発のために、自分は足かせにしかならないと思っているヘウォン。

“ヘウォンを必ず助ける、その約束は果たせませんでした。
 ヘウォンはこの世を去りました。
 ヘウォンはミヌさんにこう言い残しました。
 過去のことは忘れて自分の分まで生きて欲しいと。”
チョンジェがミヌにあてた手紙だった。
え?死んだん?と思うけどそんなわけはないよな。

3年後。
チョンアの結婚式。
ブーケを持って街を走るヘウォンがいた。
すっかり元気になってるけど??
しかもチョンジェとも結婚してないみたいだけど?
ミヌは?ねぇミヌは?
時を同じくして韓国に帰国するミヌ。
デプン先輩もみんなミヌにはヘウォンが生きていることを隠していた。
ブーケ教室のために文化会館のフラワーショップに寄るヘウォン。
一方、帰国するなり劇場のリノベーションの仕事の関係で、文化会館に寄るミヌ。
ミヌはヘウォンの後姿を見かけるが、まさかと思いその場を後にする。
チョンジェに会ってヘウォンが最期まで幸せだったのかと確認するミヌ。
・・・もう教えてあげようよ。本当に元気になったんだから。
それにしてもチョンジェとヘウォンはヘンな関係だよな。
結婚もしないし、付き合ってる様子でもないし。
「ミヌさんが帰ってきてるんだ、会った方がいい。あんな嘘つくんじゃなかった。」
「いいえ、あの時はああするしかなかったのよ。
 人工心臓をつけ、アメリカで再手術をしてそうやって苦しんでる間、
 なんて言えば良かったの?あれが一番いい方法だったのよ。」
そうか?まあ足かせになりたくないとかいう自己犠牲の人へウォンの考えそうなことではあるが。
しかしともかく心臓はウネのものではなくなったってわけね。
「もう終わったことよ。私も全部忘れたし。」
「あの人は何も忘れてない。」
「私が一番怖いのはね、もうウネさんの心臓がないってこと。
 もう一度あの人に会っても心臓がときめかないかも。きっとときめかないわ。
 そうしたら私が信じてきた愛も真実も嘘になってしまうでしょう?
 だから私ミヌさんには会わずに生きていく。
 そして今度こそ本当にこの私の心臓がときめく人が現れるまで待ってみるわ。」
分からないでもないけど、その心臓もまた誰かの心臓なんじゃないのか?

しかし、運命の時はやってくる。
雨の日、文化会館の前の人ごみの中で傘をさしてすれ違った二人は
胸のときめきを感じて振り返る。



「あなたに会うと真っ先に胸がときめきます。」
「これが愛なんですね。」
という二人のモノローグで終わりましたが、このドラマって完璧なラブストーリーなのに
キスシーンの1回も無いという・・・
いや、いいけどさ。
ユン・ソクホ監督の映像美へのこだわりと意気込みは充分感じられたよ。
ところでユン・ソクホ監督はソン・スンホン好きなのか。
ふと考えれば四季シリーズのうち夏と秋の2作品の主演がソン・スンホンとは。
いや、ほんまに男前やけどな。 
あ~・・・夏の香りも終わっちゃったなぁ。。。
これでスンホンに会えるのは当分『エデンの東』オンリーである。

「夏の香り」第17話

2010-02-08 | 韓国ドラマ「夏の香り」

第17話 さよならの前に



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

ミヌはとうとうヘウォンが心臓のドナーがウネだと知っていたことを知る。
ヘウォンは心臓に運命を変えられてしまったけれど、
結局自分の行き場所はチョンジェのところしかないと思うと
自分を納得させているんだけど、
「チョンジェならこんな私を救ってくれる。
 私はもう何も信じられないから・・・」
って自分の気持ちも信じられないってことなんだよね?
そんなヘウォンのもとにミヌが駆けつけてきて
「全部知ってるんですね?移植された心臓がウネのものだって。」
と問い詰める。
「だから別れようって言ったんですか?離れようとしたんですか?」
「話はそれだけですか?」
「僕はヘウォンさんを傷つけたくなくて、黙っていました。
 でも今すべてを知って傷ついたヘウォンさんを放ってはおけません。」
「結局ミヌさんは私の中にウネさんを感じて、私の中のウネさんを愛しているんです。」
「僕が愛しているのは今目の前にいるヘウォンさんです。」
「じゃあ証拠を見せてください。セレナーデ、天気雨、カラーの花。
 それ以外で一体私のどこが好きですか?」
「証拠はありません。でも僕の心があなたを愛しているんです!」
ミヌ@田中実、好演である。がしかし、もうちょっと面倒になってきたぞ。
だって心が愛しているなんて言っても、心=心臓って思いこんでるへウォンに
何を言っても無駄なんだし。
心は脳の範疇なんじゃないのか?ってこのドラマ見てるといつも思う。
心臓はただの臓器だけど、脳はただの臓器じゃないもんね。
脳の移植でこういう話になる方が私としては納得できるかな。

いよいよ結婚の準備でドレスを選びに行くチョンジェとヘウォン。
「今まで見た花嫁のなかでヘウォンが一番きれいだよ。」
って歯が浮いちゃうわけですが、照れもしないでよく言えるな、チョンジェ。
ん~・・・どう考えてもチョンジェと結婚して幸せになれるはずないでしょうが。
あんなにミヌのこと愛してたし、今だって愛してるのに。
愛しているから「証拠を見せて」って言うんだろうしね。
私としてはもうヘウォンには一人で生きていって欲しいが。
あ、勿論ミヌと結婚しないなら・・・ってことだけど。
チョンアからすれば
「ヘウォンがいつまでも一人でいたら、ミヌ先輩が諦められないから。」
ってわけなんだろうけどね。
チョンアのことなんかほっときゃいいのよ
チョンジェのことまで不幸にするくらいなら、ヘウォンは力強く一人で生きていった方がいいのよ。

ヘウォンはウネの実家に結婚の報告へ行く。
ウネの墓前で「ミヌさん以外の人と結婚してもいいでしょう?」
とウネに報告するヘウォン。
そしてまたこの日にミヌもウネの実家に来るとかねぇ。
先にミヌに気づいて木陰に隠れるヘウォン。
「この胸のときめき、この気持ち、ウネさんのものなんですよね?
 私のものじゃないんですよね?」
まだ迷ってるんじゃないよ~
いっそとことんまで一緒にいるのも一つの方法じゃなかったのか?
ミヌはウネの墓前でさよならを告げる。
ヘウォンを愛したのはヘウォンの心に悲しみがあったからだったらしい。
「どうしてそれをヘウォンさんに言えなかったのか。」
とひとりで心の中に思い巡らしても、もう遅い。
言うべきことがあったのなら、きちんと言っておかなければいけなかったんじゃないの?

いよいよチョンジェとヘウォンの結婚式。
ミヌはヘウォンの結婚式の日にローマへ発つことになっていた。
ヘウォンのドレス姿はきれいなんだけど、化粧が結婚式仕様じゃない・・・
地味すぎ。
まあソン・イェジンのイメージで派手な化粧ってわけにもいかないだろうし、
喜びいっぱいの結婚式でもないからね。
ヘウォンはミヌが韓国を発つと聞いていきなりブルーになってるし。
ミヌは突然ヘウォンを一目見るためにホテルへ行くと言い出す。
「誰にも気づかれないように、そっと見るだけだから頼む。」
とデプン先輩に頼み込むミヌ。
これは、『卒業』か?花嫁さらうのか?と思わせる雰囲気ではあるが、
ミヌは「遠くからでもヘウォンさんを見ることが出来て幸せです。」
て物陰から幸せを願っておりますが。
あんたは星飛馬の姉ちゃんか
ヘウォンはミヌの気配を感じて、ホテルを飛び出しミヌが車に乗り込むのを見つける。
その車をドレス姿で追いかけるヘウォン。



「一目ミヌさんに会って、お元気でって言いたいんです。」
とウネの心臓に話しかけてるよ。
そして車道の真ん中で倒れてしまったヘウォン・・・

それにしてもこのドラマのソン・スンホンはいじいじしている。
私はいらいらしている。
『秋の童話』のじめじめ具合に比べたらマシかとも思うが、
『エデンの東』の男くさいスンホンとは比較にならないくらいイジイジしている。
でも『エデンの東』でもロマンス関連になると結構イジイジしているスンホンだが。

「夏の香り」第16話

2010-01-15 | 韓国ドラマ「夏の香り」

第16話 すれ違う想い



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

せっかく「外国へ行こうっ」とプロポーズしたミヌだったが、
ヘウォンに逃げられちゃった。
そんなときにヘウォンの家の前で待っているチョンジェ。
「ヘウォン、僕の前で強がるなよ。
 そうやって必死で強がってるへウォンを見ると僕も辛いんだ。」
結構かっこいいやんチョンジェ@小山力也。
小山力也と言えば『ER』でジョージ・クルーニーの吹替えやってた人だよな、ジョージ・クルーニーも好きだ濃いけど。
最近では『名探偵コナン』の毛利小五郎役の二代目になったそうな。神谷さんの後釜とは実力派である
・・・などと声優話でこの閉塞感を誤魔化せるわけはないのだが。
なにしろ、ドラマ、閉塞しまくってるもんで。暗すぎだよ、画面
チョンジェはヘウォンが自分の心臓がウネからもらったものだという真実に苦しんでいることを知って、ミヌに話すように勧める。
しかし、ヘウォンはミヌには話さないで欲しいとチョンジェを説得。
でもそろそろミヌも気が付いてもいい頃である。いくら鈍感でも。
ミヌはヘウォンの家に行って
「別れることなんてできません。愛してるんです。」
「ミヌさんが愛しているのは私じゃありません。
 以前の私はカラーなんか好きじゃありませんでした。
 セレナーデも、お茶に花びらを浮かべて飲んだりもしませんでした。
 私はウネさんに似ていても、シム・ヘウォンなんです。
 ソ・ウネさんにはなれないんです。私はミヌさんの愛を受け止められないんです。」
と言われてあっさり引き下がるか、ミヌ。
ヘウォン、泣いてるのにぃ~
確かに今はちょっと頑なで厄介な感じになってるへウォンだけど、
ミヌはそのヘウォンから逃げちゃいけないだろうに。
ヘウォン、また倒れちゃうし。
心臓の病気だからってこうしょっちゅうストレスで倒れてたんじゃ大変だな。
こんなときのチョンジェの献身的な愛には感心するよ、本当に。
母親に出張だと偽って、徹夜でヘウォンの看病しちゃうんだからなぁ。
もしその結果、ヘウォンが「じゃあチョンジェと結婚するわ。」
って言ったとしても、ミヌとのことが無かったことにはならないだろうに。
それも受け止めてヘウォンを愛する自信があるってことなんだろうか。
だいたいヘウォンが倒れたのだって、免疫抑制剤飲むのさぼってたからじゃないのか?
勿論ストレスもあるだろうけどさ。

ジャンミ先輩を呼び出してヘウォンの調子を尋ねるミヌに
「ヘウォンが心臓の手術を受ける前の夢、知ってます?
 ガラス張りの天井の部屋で寝転がって星を見たり、雨が降るのを見たり、
 そんなことを夢見て生きているような子だったんです。」
と話すジャンミ先輩。
その言葉を聞いてミヌはヘウォンがガラス張りの天井の家を作って欲しいと言ったことを思い出す。
そのときはミヌはヘウォンの言葉にウネを重ねたけれど、
その言葉はウネの言葉ではなく、ヘウォン自身の言葉だった。
そのことに気づいたミヌは、ヘウォンの希望の家の模型を作る。

チョンジェといいチョンアといい、ミヌにヘウォンを諦めさせるために
チョンジェと結婚するべきだと言い始める。
ヘウォンが一人でいる限り、ミヌはへウォンを諦めないだろうと、
チョンジェはヘウォンがいなければ生きていけないから・・・と
チョンアはヘウォンを説得するが、その後の顔が笑ってるのがコワイ
「それしか私たち4人が幸せになる道はないの。」
って、ミヌがヘウォンを諦めたからって、チョンアを好きになるとは限らないだろうに。
いやむしろ、好きにならないだろうに

チョンジェは結婚することに決めたらしく、お母さんに言って怒られてるし。
「僕の両親に話して結婚を許してもらおう。」



とかちょっと早急だろう・・・と思う間もなく
「ええ、いいわ。」
えっ?いいのかぃ?
そこはダメだろ、ヘウォン。
チョンジェを愛してないなら結婚してもチョンジェを不幸にするやん。
そういうの、許さんっ!!←ちょっとチョンジェびいきになりかけてる。
・・・あ、でもそういえばチョンジェってヘウォンに乱暴しようとしたんだった
あの辺り、すごくがっかりさせられたよ、チョンジェには。
まあヘウォンが決心して、厄介そうなチョンジェ母も納得したみたいで。
「どうせ戻ってくるならどうして私たちを困らせたの・・・」
とか基本、上から目線なのが腹立つけど。
韓国の上下関係じゃ仕方ないか。

リゾートの竣工パーティでヘウォンを自分の婚約者として
ミヌに紹介するチョンジェ。
「式にも出席してください。」
とか
「祝福してください。」
とか言ってミヌを追い詰めるのがちょっとねぇ
そもそもミヌを諦めさせなければ意味がないとは言え、やり過ぎ感はある。
でも惹かれあう二人はやっぱり会っちゃうのだ。
プロポーズの小部屋で偶然。



「まさかヘウォンさんが僕を愛してくれないとは思いませんでした。
 心のままに愛すると言ってくれましたよね?
 僕を見ると胸がどきどきするって。なのに今はもう愛してないって言うんですか?」
と涙ながらに訴えるミヌに
「これからは一生チョンジェだけを愛していきます。」
と答えるヘウォン。
はぁ?愛してなんかないやん
信頼はしてると思うけど、結局ミヌを深く傷つけないための結婚なわけだし。
チョンジェを利用してるんだよね?こんな可愛い顔して。
チョンジェも利用されてもいいからヘウォンと結婚したいと思ってる。
そんな結婚ありか?
努力してミヌを忘れるなんて、できるわけない。
そんなことができれば最初からこんなにこじれなかったはず。

ここに来て、ウネの実家の母親がミヌとウネのお揃いのペンダントを
ヘウォンに上げたのに、ミヌとペアだと知って返してきたと話してしまう。
ミヌはヘウォンがウネが自分のドナーだって知ってたことに気づいてしまう。

今回ミヌが裸足に白い革靴?みたいなシーンが一瞬あって
「石田純一かっ」と一人で突っ込んどいた。一応。
何度かそこのところ見たけど、本当に裸足かどうかは確認できなかったんだけどね。

「夏の香り」第15話

2010-01-07 | 韓国ドラマ「夏の香り」

第15話 愛するゆえに



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

ヘウォンはチョンジェをドナーが女性だったことをなぜ話してくれなかったのかと問い詰める。
チョンジェは故意に話さなかったのではないと、言い訳をするけれど、
ウネのお父さんもヘウォンに息子だと嘘をついていたこともあって
ヘウォンは何かあるのだと勘付いている。
そしてウネの実家へ行って、ミヌとウネの写真を見つけてしまう。
それはみんながヘウォンに隠していた真実を明らかにしてしまった。
ヘウォンはウネが自分たちを引き合わせたのだと思い込み
(ていうかあんたもかぃ・・まあ当事者だから仕方ないか。
 実際、ミヌに会って心拍数上がったりとかするわけだろうし。)
チョンジェはチョンジェで「ミヌさん、最後のチャンスです。」
とか言って別れを促すわけだけど、どうせもう遅いし。
「僕からすべてを話します。別れることはできません。絶対に。」
と言うミヌに賛成。二人で話して別れる決断をするのはともかく
他人にとやかく言われることはない。
しかしヘウォンのダメージはかなりのものだ。
最初から最後まで、ミヌが見ていたのは自分の中のウネだと信じている。

今やこのドラマのオアシス的存在のデプン先輩とジャンミ先輩だが
案の定デプンさん、ジャンミさんにしゃべっちゃうし。
「ヘウォンさんには内緒ですよ。」
って軽いな、口が。
ここまで話が拡大して、ヘウォンが気づいてないと思ってるとしたら
まったくおめでたいメンバーである。
ヘウォンは
「死ぬまでずっと自分として見てもらえない・・・」
と落ち込んでいるし、
「そんな状態が続けば、二人とも傷つくだけ。」
とも言っている。
結局、ヘウォンは別れを決意してるんだろう。
ヘウォンが自分の心臓を受け入れ、ミヌがヘウォンをそのまま受け入れなければ
結局この問題に解決はない。
ヘウォンはこの問題でチョンジェをやたら訪ねるんだけど、
ヘウォンとチョンジェの関係では、本当はこんな風に会うのは気まずいはず。
移植を受ける以前の自分はどうだったかとか、
そういう不安定な自分をチョンジェに見せるのも反則だと思う。
「ドナーがウネさんだと知って、彼は私に別れようと言ったの・
 ウネさんを思い出してツライからって別れを切り出されたけど
 私は引き止めたの。
 本当の理由が言えなくて彼は苦しんだはず。」

そんなこと言われてもチョンジェとしては、何を言えばいいのか。
で、チョンジェとやりなおすとか言っても、ウネの心臓を持っているヘウォンが別の男と結婚するのを、ミヌが平静で見ていられるわけもないし。
「この負い目は消えないと思う。でも今まで悲しませた分は一生かけて償います。」
ってミヌに言われてヘウォンはどんな気持ちだったろう。
償いって、そんなもので傍にいられても。

チョンアはもうウネもヘウォンもいないどこかに二人で行こうとか提案するんだけど
ミヌはヘウォンと二人で過去のないどこかへ行こうと言い出すし。
チョンジェはチョンジェで、脅迫してミヌを約束式に行かせなかったことを後悔なんかして、
ちょっとうっとおしい。
泣くなっ!!自業自得だろうがっ



ミヌがウネを忘れ、ヘウォンと生きる決心をしたその時、
ヘウォンはミヌと別れることを決意していたのです。
「私のどこが好き?」
と聞かれて
「心が優しくて、明るくて、温かい人だから。」
と答えるミヌ。
「話したいことがあるんです。」
「実は僕もです。カラーリゾートに行きましょう。
 あそこではツライこともあったけど、楽しい思い出も多いから。」
そうね、カラーリゾート、この辺で登場させないとね。

帰ったヘウォンの前にチョンアが現れて
「自分だけを見てくれないのに、ヘウォンは耐えられるの?」
と言う。
「チョンアの気持ち、私も分かるわ。」
「ヘウォンに分かるわけない。ミヌに愛されてるじゃない。
 だから分かるわけない。」
「チョンアは私を憎めるじゃない。思い切り嫉妬できるじゃない。
 でも私はウネさんを憎むことはできない。」
そう言うヘウォンを見つめて涙ぐむチョンア。
なんだよ、あんた今さら。結構非道の限りを尽くしたと思うが。
ここにきていい人ぶるのかよ~・・・

ウネのお父さんにペンダントを返し、一人でカラーリゾートに行き
ミヌとの思い出に浸るヘウォンちゃん・・・
と思ったらミヌもカラーリゾートにいたわ。一緒に来たのか。
しかしユン・ソクホ監督、リゾート系好きだなぁ。
「僕たちはこのリゾートで夏を過ごしたんですね。
 でももう夏は終わりです。」
なんだか暗示的な言葉ではある。
「ウネを失った夏は嫌いでしたが、今は好きになりました。
 夏にヘウォンさんに出会ったから。」
「私は夏に心臓をもらって生まれ変わったから、ずっと夏に感謝していました。
 でも今は夏が嫌いになりそうです。
 夏にミヌさんと出会って夏がとっても輝いてたけど
 今はなんだか悲しい感じなんです。」
なんて、ヘウォンは別れる気満々である。
ミヌはヘウォンをプロポーズの小部屋に誘う。
テーブルの上にはヘウォンの好きなカラーの花と、指輪と航空券が置いてある。
「一緒に外国に行きましょう。ヘウォンさんを苦しめるものはみんなココに残して。」
ん~っ!ミヌ@田中実←しつこいッ
かっこよすぎ・・・私ならもう行っちゃうよ、外国ッ
具体的にどこなのか分かんないけどさッ
「そんなことしても無駄です。ミヌさんがウネさんを忘れられない限り。
 カラーの花もセレナーデも本当に私のためなんですか?」
「僕はヘウォンさんに喜んでもらいたくて・・・
 僕、何か勘違いしてたんですか?」
「ミヌさんの知っている私はずっとウネさんの代わりでしかなかったんです。
 カラーもセレナーデもウネさんとの思い出なんじゃないですか?」
「ヘウォンさんが僕の隣にいてくれるだけでいいんです。」
「私を見るとウネさんを思い出して、辛くて別れようって言ったんですよね?
 あれが正しい選択だったんです。」
「僕にはウネを忘れるための時間が必要だったんです。」
せっかくミヌは決意したんだけど、ヘウォンは
「別れましょう。あの時の返事が遅くなったけど、私にもミヌさんを忘れる時間が必要だったんです。」
えっ!!ちょっと別れちゃったじゃないよ、この二人。
まだあと3話もあるのに

とりあえずここ2~3回のチョンアは有り得ないくらいうっとーしい。
ヘウォンが拒絶できないのをいいことに、友達ぶってごちゃごちゃ言うてからに。
その上中途半端にいい人が顔を覗かせるのもイヤ~
いっそ悪役に徹してくれた方がすっきりするのに。

「夏の香り」第14話

2009-12-28 | 韓国ドラマ「夏の香り」

第14話 別れの予感


ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

教会での約束式に突然現れたチョンア。
「どうして招待してくれないの?
 これでも私はヘウォンの一番の友達だと思ってたのに。」
どの面下げてこんなこと言えるんだか・・・
すごい意地悪い面だったけどな。
一方チョンジェはミヌの自宅へ。
「本当に図々しい人ですね。あなたはヘウォンを愛しているんじゃない。
 ヘウォンの中にウネさんの面影を見ているだけでしょ?」
チョンジェ・・・
「ミヌさんが教会に行くなら、心臓の事実を話します。
 ヘウォンは一度のショックが命に関わります、それでもあえて僕はヘウォンに話そうと思います。
 ミヌさんと一緒ではヘウォンが不幸になりますから。」
脅迫ですな。なかなか卑怯な手段に出たもんだ。
兄妹してほんっとうに感じ悪い。
「ミヌ先輩が本当に愛してるのってヘウォンなの?
 ヘウォンも本当にミヌのこと愛してるの?
 私にはそうは見えないけど。」
「チョンア、私はミヌさんを愛してるわ。」
「笑わせないで、あなたたちは勘違いしているだけなの。
 ヘウォンの心はね、その心臓は・・・」
どうして心臓がウネのだからって、ヘウォンの心までが変わると断言できるのだろうか。
言いかけたところにチョンジェが登場。
「いずれにしても約束式はできなくなった。
 今日はどうしても来られないらしい。」
約束式ができないってのも、かなりショックだと思うけど。
思わせぶりなことをチョンアに言われ、チョンジェはミヌが来ないと言い、
ミヌの家に行ってもミヌはいないわけだし。
こんなショック与えたらだめなんじゃないのか?

ミヌはつらさのあまり、デプン先輩にヘウォンの心臓がウネのものだと話す。
だから自分がヘウォンを好きになったら傷つくのだと涙ぐむ。
あ~、もう秘密が秘密でなくなっていく。。。。
ヘウォンに知られるのも時間の問題だよ、こりゃ。
「俺はへウォンさんにウネを感じたんだと思う。」
心臓が呼び合うなんてないだろうしなぁ。
もともとへウォンの性格の中にウネに似た部分があったと考えるのが通常だろう。
出演者全員が「ヘウォンの心臓がウネのだからダメ」って思い込むのがすごいな。
それを科学的に裏付けるために医者が
「医学的には証明できませんが、心臓移植を受けた人の嗜好が変わったりすることがある。」
とか言うのが笑う。
勿論、医学的に証明できないことはあるだろうけど、どうかな?
それにしても口の軽そうなデプン先輩にしゃべったのはまずかったんじゃないの?ミヌ。
ヘウォンもデプン先輩のところに行って、ウネのことを尋ねたりして何か感じてはいるんだろうし。

結局へウォンに会いにいくミヌ。
「無事でいてくれてよかった。」
と言うヘウォンの言葉に、
「どうして怒らないんですか?どうしてそんなに欲が無いんですか?」
と言うミヌ。
「ミヌさんが来なかったのはきっとそれなりの理由があったんだと思います。」
て、約束式すっぽかす理由てなんだと思うのか。
「ずっと前に死んだはずのウネが甦って僕を苦しめているんです。
 こんな風にウネと闘っている間はヘウォンさんを幸せにはできません。」
そうミヌはヘウォンに別れを告げるのだった。
ヘウォンにしたら、まあ予想はしてたかもしれないけどワケが分からないのだし、
ミヌ、結構ひどい男ではある。
いや、可哀相なんだけどね。
ヘウォン熱出して具合悪くなっちゃうし。
でも免疫抑制剤飲んでないのはマズイぞ。



ヘウォン、飛び出してミヌに会いに行っちゃって。
ミヌはヘウォンを連れて蓮の花を見に行く。
「蓮の花ってどうしてあんなに遠くに咲くか知ってます?
 蓮の花は遠くに行くほどよく香るんです。」
と言うヘウォンに
「蓮の香りって遠くまで届くの」
と言ったウネの姿がまた重なってしまう。
でも心臓がウネのだからって同じこと言うとか、やっぱり納得できんっ!!
その後、竹に落書きがしてあるシーンが出てくるんだけど
をいっ!!竹は表面の再生能力がないから、傷つけちゃだめなんだよっ!
まあそこ、注目するとこじゃないんだけどね。
ヘウォン、こんなときに知らないとは言えウネのペンダントしてるし。
それに気づいちゃって混乱するミヌ。
心臓移植手術をするとき、ヘウォンの友達が心配したんだって。
「心臓の元の持ち主を愛した人が、私を愛したらどうするのか?って」
そんな心配するか、高校生。これまた有り得ん。
それでミヌは「本当にそんなことがあったらヘウォンさんはどう思いますか?」
って聞いちゃうし。
「そうなったらやっぱり傷つくと思います。」
ってヘウォン言っちゃうし。
「その相手の人はどうしたら言いと思いますか?」
「多分心に従えばいいんだと思います。」
ほんとにね。
なんで心臓と心が一緒になっちゃうのか、私にはよく分かんないわ。
心臓は心臓だけど心は脳の方なんじゃないの?
脳のどこかを移植されたなら、そういうこともあるかもしれないけど
心臓じゃイマイチ説得力ないなあ。

ヘウォンが家に帰ると、チョンアが待ってて思わせぶりなことをごちゃごちゃ言った挙句に
心臓のドナーが女性だということをばらしちゃうチョンア。
最低やな、この女。
いやあ、ハン・ジヘちゃんは嫌いじゃないが・・・
まあ韓国ドラマには意地悪女がつきものだしな。

それにしても以前は『夏の香り』のソン・スンホン、すごく素敵に思ったけど
『エデンの東』はこの頃に比べると格段に垢抜けてるな。
もう私はソン・スンホンの虜である。
あ、しかしもはや年の瀬。『夏の香り』とはいかなることか。
季節はずれにもホドがあるな、私。

「夏の香り」第13話

2009-12-10 | 韓国ドラマ「夏の香り」
第13話 せつない選択



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

あ~、もう夏なんてどこへやら。
今さらの『夏の香り』の続きであるが。
でもやっぱり、このドラマを見るとなんだか切なくて
胸がしめつけられるような感じがして、すごくイイのである。

ミヌはウネの心臓がヘウォンに提供されたことを知ってしまう。
ウネに似ていたヘウォンの姿を思い出して、ミヌは混乱してしまうのだ。
結局へウォンのもうひとつの誕生日に、ヘウォンに会おうとしなかったミヌ。
夜通しミヌを待っていたヘウォンのところに、チョンジェ母がっ!!
「今もどってきたら許してあげるっ」
とかもう、ヘウォンはストレスをあまり強く受けちゃいけないのに
ストレス与えまくりなの。
韓国のお母さんってなんか強烈な人多いわぁ。
そこにミヌが現れて、おかん余計に強烈になってるし。
そんなおかんに怒るチョンジェ。
「どうしてそんなことをするんだっ!母さんがなんと言おうと僕はヘウォンと結婚する。」
まあ事情を知ってるのは今、チョンジェとミヌだけだから、
ヘウォンが心臓のドナーのことでミヌとうまくいかなくなったら
チョンジェは受け入れるってことなんだろうけど。
理性を取り戻してチョンジェは大人の男に戻ったな。
ミヌに
「ウネさんを愛しているのかヘウォンを愛しているのか、分からないんでしょう?」
と尋ねるがそれには答えず
「ヘウォンさんは僕が守ります。」
とだけ言うミヌ、迷ってるんだね。。
ウネとの思い出を燃やしたってその迷いからは解放されやしないんだよ。
それにしてもチョンジェはちょっと姑息。
ミヌのお母さんを呼び出して、心臓のことばらしちゃうのだ。
でも
「ミヌはヘウォンさんを愛しているのではなくて
 ウネを愛しているということですか?
 ウネの心臓だから?」
て普通に受け止めるか?
だって心臓がウネのだってヘウォンの人格にまで影響を与えるなんて
普通は当たり前に思うようなことじゃない。

またこんなときにミヌの大学に行きたいとか言い出すヘウォン。
もう絶対厄介なことになるに決まってるのだ。
あのウネとミヌが出会った場所とか、シューベルトとか・・・
「私のためにウネさんのことを消そうとしないでください。
 思い出を忘れようとしないで、私に話してください。」
と言うヘウォンにミヌは言葉が出ない。
場を取り繕って飲み物を買いに行ってる間に、案の定ミヌとウネの思い出の場所に行っちゃうヘウォンなのだ。
「なんとなく見覚えある気がしたんです。ひょっとしてここ、何か特別な場所なんですか?」
とか
「なぜか私、ウネさんが他人のように思えないんです。
 もしウネさんが生きてたらいいお友達になれたかもしれません。」
とか言って、ミヌを混乱させちゃって。
「二人は何の関係もないのに、どうして親近感なんて覚えるんですかっ!」
ミヌ、怒っちゃって・・・
へウォンわけわかんないし、かわいそうじゃないのよ。
そりゃミヌだってかわいそうだけどさ。
いよいよお母さんにまで反対されちゃったわけだし。
「ヘウォンさんじゃなきゃダメなんだ。」
って言うミヌだけど
「あなたに愛する人がまた出来て本当に良かったって思った。
 誰が反対してもお母さんは許そうって思ってた。
 でもだめ。ウネのことがあるからダメなのよ。」
とお母さんに強く反対されちゃうの。
「ヘウォンさんに初めて会ったときからウネに似てると思ってた。
 あなたはそう思わなかった?
 あなたが愛してる人はヘウォンさんじゃなくてウネなのよ。」
と言われてますます混乱するミヌ。
もうポロポロ涙流して、切ないよ、ソン・スンホン。
すぐに主人公に惚れてしまうのが私の悪いクセ(by杉下右京)

とにかくなんだか追い詰められて、約束式をしようと提案するミヌ。
婚約式でもなく約束式?教会でするんだって。
日本で約束式とか聞いたことないけど、韓国にはいろんなスタイルがあるようですね。
それにしてもこりゃ一波乱あるな。
ま、しかしミヌもそんなことして誤魔化してても仕方ないとは思う。
ヘウォンを不幸にできないから、今さら一人になんかできないから
約束式をするなんて、そんなの間違ってる。
ヘウォンの中にウネを見ているとしても、ヘウォンに心臓のことを隠したまま約束式をするのも間違ってる。
何も問題の解決にならない。
いつかウネの心臓のことがヘウォンに分かる時が来るだろうし
そのときどうするのさ。今二人できちんと乗り越えておかなきゃ、結局幸せになんかなれないと思うもの。

と熱く語っている間に、チョンアがヘウォンの心臓のことを突き止めて
約束式の会場へ現れるのだった。



あ~それにしても、スンホンの中途半端なもみあげがますます気になる13話でしたよ。
アップのたびにもみあげ見てたわ、私。
ヘンなユーザーだな。

「夏の香り」第12話

2009-11-16 | 韓国ドラマ「夏の香り」

第12話 二度目の恋



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

ミヌはヘウォンをを自宅へ連れ帰る。
ヘウォンは熱を出して眠っている。そのヘウォンのワンピースの肩紐がちぎれているのを見て複雑な表情のミヌ。
“チョンジェ、許すまじっ!”
と思っているのかどうだか知りませんが。
ヘウォンの傍で眠ってしまい、朝日の中で目が合う二人。
「心配かけましたか?」
というヘウォンに
「こうして隣にいるから、もう心配はしません。」
しかしヘウォン、免疫抑制剤持ってきたのか?
もうなんの意味も無い婚約指輪に気まずくなったりして、
その婚約指輪は二人が切り捨ててきたものだから
やっぱりツライんだろうな。
指輪をはずしてヘウォンはミヌを教会へ連れて行く。
「私の両親を紹介したいんです。父と母はここで結婚式を挙げたんです。
 二人のお葬式もこの教会で。」
ヘウォンを気遣うミヌ。
「大丈夫です。ここに来ればいつでも会えますから。」
「ありがとう、ここへ連れてきてくれて。」
「お礼なんて。私はずるいだけです。ココへ来たのは両親に味方になってほしくて。
 両親はチョンジェのことが大好きだったんです。でも誰もわかってくれなくても
 父と母はきっと無条件で味方になってくれたはずです。」
ヘウォンにはミヌ以外に味方がいないんだね・・・
でもジャンミ先輩は多分味方になってくれると私は思うけどね。
ミヌも味方を増やそうと母親に会いに。
「もう充分ツライ思いをしたのに、どうしてまたそんなツライ道を・・・」
息子を思って諭そうとするミヌ母。
「二人で生きていくって決めたんだ、彼女を愛しているんだ。
 だから母さんには祝福して欲しい。」
ミヌ母はミヌの真剣さに打たれて、二人を認める。

さて一方チョンア経由でついにチョンジェは
ヘウォンのドナーがミヌの恋人だったことを知ってしまう。
チョンジェはウネの家に行って、ミヌがウネの婚約者であったことを突き止める。
「やっぱりあのお嬢さんでしたか。娘に似ていると思っていました。」
ってほんまかいな。
心臓のせいで惹かれあうとか。
チョンジェはミヌにもヘウォンにも、この事実を話さないでほしいと頼む。
「このことを知ったら、二人はとても不幸になるんです。」
チョンジェは基本真面目だから、そしてヘウォンを愛しているから
理性を取り戻し、冷静になった今、ヘウォンの愛の行く先を案じているのだろうか。

ミヌの実家で満天の星を見ながら
「いつか天井がガラス張りの家を建ててください。
 横になったら夜は星が見えて、雨の日には顔の上に雨粒が降って来る。」
ヘウォンのその言葉はかつてウネが言った言葉に似ていて、
ミヌは混乱してしまう。
「ヘウォンさんを見ていると、なんだかときどきウネを思い出すんです。
 ほんとにすみません。」
「いいんです、ウネさんに似てるって言われると安心します。
 もっと好きになってもらえるんじゃないか、私もウネさんとミヌさんとの過去を何もかも好きになれるんじゃないか、
 そんな風に思えるから。」
「ヘウォンさんはどうしてそんなに欲がないんですか?そこはウネと全然違います。
 ウネは欲張りでしたから。」
「私はシム・ヘウォンですよ。」
そう言って微笑むヘウォン。
心臓ドナーについての事実を知ったとき、この二人は一体どうするんだろう。
それも受け止めて乗り越えて欲しいと思うけど・・・

チョンジェがミヌ実家へ。
「僕はヘウォンを諦めません。そう気づいたんです。」
ヘウォンの行き場所が無くなったとき、自分が支えになろうと決めたのかな?チョンジェ。
いい男ではあるけれども・・・
「あなたの気持ちはまやかしかもしれません。」
とチョンジェはミヌに言う。
「申し訳ありませんが、僕とヘウォンさんはもう絶対離れません。」
「絶対なんてこの世にはありません。」
そう言った後、チョンジェはヘウォンに
「ミヌさんが愛してるのはヘウォンじゃない。彼は初恋を忘れていないんだ。」
「ごめんなさい、私もう帰れないの。」
「帰ってくるさ。今度の日曜日は君のもうひとつの誕生日だ。ヘウォンを待ってる。」
そんな二人の会話を聞いていたミヌは
ヘウォンのもう一つの誕生日が心臓を移植した日だということを知る。
そしてその日がウネの命日だということに気づく。
その日、ヘウォンと一日一緒にいると約束したミヌだが、
「その日はウネの命日だったんです。」
とヘウォンに約束を守れないと伝える。
そんな大事な日をすっかり忘れていたことに気づかされるミヌ。
心臓なんか関係ないじゃないのよ、どうしてダメなのよ~
「私が生まれ変わった日に、ウネさんが亡くなったなんて申し訳なくて。」
運命のいたずらなのね?
それとも本当に心臓が引き合わせたのか?

そして当日、ミヌはウネの墓参りに行き、ヘウォンもドナーの墓参りに。
ヘウォンがウネ父とお墓に行った後、ミヌがウネ母と会い
ウネ母からウネが心臓をあげた子が来てると話してしまう。
偶然の符合に不審に思いながら、ウネの墓に向かうミヌ。
そして、ヘウォンを見つけてしまう。

チョンジェがウネ父に口止めしてから1話終わらないうちに
ミヌにウネの心臓のことが分かってしまうという勢いの展開。
いよいよストーリーも佳境か。
それにしても別荘監禁事件からミヌ実家までの間、ヘウォンはまったく着替えなかった。
白いワンピに水色のカーデ。
何日くらい経過したのかは定かではないが、リアルを追求したのか?
でもミヌ実家に行くなりジーンズとシャツに着替えてた。
あれはお母さんのを借りたのか?それにしてはぴったりだったけど。
それからこの状況でヘウォンのネイルがキチンと塗られていたのも気になっちゃった。
全然根元とかはげてないし。昨日塗ったのか?的ネイルだったもんで。

「夏の香り」第11話

2009-11-07 | 韓国ドラマ「夏の香り」

第11話 重なりあう心



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

ヘウォンを探して飛び出したミヌ。
チョンジェがソウルでヘウォンのことを考えていると
心臓の提供者、つまりウネのお父さんがチョンジェのところに登場。
ヘウォンに会いたいとチョンジェに訴えるお父さん。
あ、このお父さん、『天国の階段』のジウ姫のお父さん役の人だな。
このお父さんとミヌの間に親子のような関係があると聞かされたチョンジェ。
でもまだ、ウネの話まではいかないんだけどね。

ヘウォンはウネの家に行っていた。
ウネの父親に会い、ヘウォンは心臓提供者の父が彼だと知るが
まだドナーは若い男性だと信じているヘウォンは
ウネの写真を見ても何も気づくはずもなく、そしてウネとミヌのおそろいのペンダントを貰う。
ヘウォンの後姿を見ながら、お父さんは自分の娘の心臓がヘウォンのものになったことに、
気づいている様子だけど・・・
そしてヘウォンと入れ違いでやってくるミヌ。
とうとう駅でヘウォンを見つける。
「みんながどれだけ心配してるか分かりますか?
 チョンジェさんだって僕だって、どれだけつらいか分かりますか?」
「私だってつらいんです。私ミヌさんを恨みます。
 こんなに気持ちをかき乱して、こんなに私を変えてしまって。
 いっそ誰も知らないところへ行って自分を消してしまいたかった。
 どうして探しにきたんですか?チョンジェと別れたって
 ミヌさんのところへは行けません。」
と泣くヘウォンを
「そんなことは望みません。でもこのままではいけない。
 ソウルへ帰りましょう。」
と説得するミヌ。そしてヘウォンを連れ帰ろうとしたところにチョンジェが。
めちゃ怒ってるし
「ヘウォン。ミヌさんと一緒にいたかったから家を出たのか?」
「そうじゃありません。ヘウォンさんがいなくなったと聞いて僕が探しに来たんです。」
「信じられませんが、また偶然だって言うんですか?」
と疑いのまなざしのチョンジェ。
「僕の婚約者をどうしてミヌさんが探しにくるんですか?」
とか、もう婚約者じゃないやん。
ヘウォンの気持ちを取り戻すのはもう無理だよ、チョンジェ。
「どこまで僕を惨めにすればいいんだ?
 僕はあとどれくらい君を許さなきゃならないんだ?」
何言ってるんだ?こいつ?
「これからは僕の言うとおりにするんだ。
 今までのことは忘れて僕の言うとおりに。」
はぁ?なんという自己チュー。
「チョンジェ、私たちもう無理よ。元に戻れるなら家を出たりしなかった。
 もう別れましょう、チョンジェ。」
そりゃそうなるだろう。
「本当に僕のことを愛してないのか?」
と言うチョンジェも確かにかわいそうではあるが。
チョンアはチョンアで酔いつぶれたミヌがヘウォンの名を呼んで謝るのを聞いてしまう。
これまたかわいそうだよなぁ。

しかーしっ!!チョンジェっ!!!

許しがたいぞッ!

なんとヘウォンを別荘に監禁である。
あんたそりゃ犯罪だよ。
「時間をかけて二人でひとつひとつやり直すんだ。
 僕たちの仲を元通りにしてみせる。」
もうやめとけよ。。。
そんなもん、余計惨めになるんじゃないのか?
もし根負けしてヘウォンがミヌを諦めたとしても、何かあるたびにミヌがちらつく人生だよ。
そんな結婚生活が成り立つわけはない。
「僕が怖いのか。僕たち、そんな風になったんだな。」
ってあんたがそうしたんやん。
ここまでしなければヘウォンは少なくともチョンジェを怖がるようなことはなかっただろうに。

チョンアとチョンジェの電話を偶然聞いてしまったミヌ。
チョンジェがヘウォンを別荘に閉じ込めていると知って、チョンアに別荘の場所を問い詰める。
「お兄ちゃんなら大丈夫よ。ヘウォンを愛しているんだから。」
「どうしても行かなければいけないんだっ!」
「とうしてよっ
「ヘウォンさんを愛しているんだ。誰が隣にいてもどうしても俺はヘウォンさんの傍にいなくちゃいけない。
 やっとそう気づいたんだ。」
メロ全開である
結局チョンアは別荘の場所をしゃべったようだ。
別荘に向かうミヌ。

別荘では酔っ払ったチョンジェが
「僕よりあいつが好きなのか?ヘウォンが愛してるのは本当に俺じゃなくてあいつなのか?」
とヘウォンに問う。
「・・・そうよ。私あの人を愛してる。」
その言葉を聞くなり理性を失うチョンジェ。

をいをいっ!!

ヘウォンを無理やり押し倒したぞっ!
まあ理性取り戻して踏みとどまったけどな。

そして別荘から飛び出したヘウォンのもとにミヌが。
「ごめん。僕がいけなかったんだ。もうヘウォンさんを離さない。
 悪者になったってかまわない、もう二度とヘウォンさんを離さないっ」
熱い告白のミヌでした

「夏の香り」第10話

2009-10-26 | 韓国ドラマ「夏の香り」
第10話 ひび割れた気持ち



ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

チョンアにびしっと叩かれて
「イヤな女」呼ばわりされた挙句、絶縁状を叩きつけられたヘウォン。
心が揺れているから言い返すこともできないのである。
ジャンミ先輩に
「まさかミヌさんを好きってことないよね?」
尋かれて黙ってしまうヘウォン。
チョンジェはチョンアにミヌとヘウォンの気持ちに気づいていたけど
黙ってやり過ごそうと思っていたと話す。
そして
「今回のことは全部水に流そう。」
だって。
こういう男ほど本当は独占欲がすっごく強かったりするのだ
チョンアは
「私がミヌのことを好きだってことを知ってるのに、どうしてこんなひどいことができるの?」
と怒り心頭。
ソウルに帰って両親にヘウォンのしたことを話すと息巻いている。
そこにヘウォンが登場。タイミングわる
それでまた一夜を共にしたとかなんとか下世話なことを言うチョンアなのだ
で、あんまりそんなことばかり言ってるので、とうとうチョンジェに叩かれちゃうのだ。
チョンジェとヘウォンの帰る姿を見つめるミヌの切ないこと・・・
『エデンの東』のソン・スンホンには負けるけど。
ほんま、除隊後カッコよくなったよソン・スンホン。

ソウルに帰ってきたチョンアとヘウォンがカフェで会う。
ここでヘウォンの髪型がふわっとしたウェーブからストレートロングに変わってるんだけど、ふわっとしてる方が似合ってたかも。
チョンアは
「お兄ちゃんと別れて。」
と言う。
「私もそのことを考えてた。」
と答えるヘウォン。
「ヘウォンは小さい頃から可愛いものは私にくれたよね。
 そんなヘウォンが私のものを奪うなんて、想像もつかなかった。」
聞き捨てならんな
ミヌはあんたのものかぃっ!
片想いでふられたくせに恋人気取りとはどういうことか

ヘウォンはチョンジェと喧嘩した後いつも仲直りした場所で
チョンジェに別れを告げる。
しかしチョンジェは受け容れない。
「もう後戻りできないところまで来ちゃったのよ。
 島から船で帰った日、朝の船には私の意志で乗らなかったの。
 どうしてあんなことしたのか自分でも分からないの。
 こんな気持ち初めてだから、チョンジェのそばにはいられないわ。
 だから私たち別れなくちゃいけないの。」
うん、そうね。
もう無理だろう。
揺れているというレベルではないわけだし
一緒にいてチョンジェが不幸になるのも見たくないよ私。
チョンジェだって充分いい男なんだよ~瞳がステキなんだよねぇ、リュ・ジンは。

カラーリゾートに戻ったチョンジェのところに、辞表を持って現れるミヌ。
「これ以上僕がここにいるわけにはいきません。」
「ヘウォンがこの仕事を辞めたから辞めるんですか。
 ミヌさんがこの仕事を辞める理由はありません。やり遂げてください。」
と辞表を破られちゃった。
仕事とプライベートは別っていうけど、全然別じゃないやん、チョンジェ。
ミヌにきつく当たってるし。
「いっそ無責任な人間になったほうがいいと思ったんだ。
 俺がいたらみんなに迷惑をかける。」
と心の内をデプン先輩に打ち明けるミヌ。
もうこの状況でも充分キツイのに、もっときつくなるぞ。ミヌ。

ヘウォンはめっちゃ気まずいことになっちゃってます。
チョンジェの父親の誕生日だからと、チョンジェ母が迎えに来て
家でチョンアを顔を合わせる羽目に。
これ、かなり気まずいよなぁ
「どこまで図々しいのッ
今回はチョンアが怒るのも分からないではないが。
でもヘウォンにはどうすることもできなかったじゃないの。
チョンジェがヘウォンを家に来させようと母に迎えにいかせたわけだし、
お母さんじゃ断れるわけないもん。
その上
「僕たち結婚を急ごうと思う。」
と言い出すチョンジェに、チョンア爆発
「お兄ちゃんは結婚しないわ。二人はもう別れるんだからっ!」
両親困惑・・・お父さんの呼び出しですよ、ヘウォン。
ヘウォンはチョンジェのお父さんの親友の娘で、ヘウォンが事故で両親を亡くしてからは親子のようにしてきた関係だから複雑。
チョンジェと別れたらへウォンは娘のように可愛がってくれた父母も失うことになるんだ。
チョンジェ父は
「ヘウォンはチョンジェやチョンアと同じように私の娘だ。」
と理性的である。ミヌのことは知らないけど。
でも結局チョンジェ母はショックで倒れてしまい(そんな弱そうには見えないが)、
ヘウォンはチョンアに
「もう二度と私たちのまえに姿を現さないでっ!」
と言われてしまう。
ヘウォンは自分の気持ちが揺れたせいで、周りを傷つけたと思い家を出る。
カラーリゾートへ行き、プロポーズの小部屋でミヌのことを思い出していると
ミヌが現れる。
でも、ミヌあまり驚かず。
「どうしてここにいるんですか?」
「荷物を片付けたかったし、ミヌさんにお別れの挨拶をしようと。」
「ずっとヘウォンさんがどうしているか気になっていたんです。
 ヘウォンさん、元気でしたか?」
「勿論です、私はずっと元気でした。チョンジェは優しくしてくれるし
 チョンアも・・・チョンアも初めはつらそうだったけど、これからもずっと仲良くしてくれるって。
 だからミヌさんも幸せになってください。」
と嘘をつくヘウォン。
ミヌのもとを去りながら泣くヘウォン。

ヘウォンと分かれた後事務所に戻って
ヘウォンの家出を聞いたミヌ。
チョンジェと別れる決心をしたことも聞いたミヌは、事務所を飛び出す。

いろんなことがあって落ち込んでたはずのヘウォンが
美容院に行ってストレートに髪型を替えてたのが意外だった。
あんな状態で美容院行く気になるだろうか?
いくらドラマでも、なんも今髪型替えんでも・・と思うのは私だけか?

「夏の香り」第9話

2009-10-18 | 韓国ドラマ「夏の香り」

第9話 断ちきれぬ未練

ユ・ミヌ・・・ソン・スンホン(田中実)
シム・へウォン・・・ソン・イェジン(岡本綾)
パク・チョンジェ・・・リュ・ジン(小山力也)
パク・チョンア・・・ハン・ジヘ(落合るみ)

ヘウォンが島に行ってしまい、台風の接近で帰れなくなったことを知ったチョンジェたち。
ジャンミ先輩からミヌも行方が分からなくなっていると知らされたチョンジェ。
ミヌはヘウォンが心配で、小さなボートで島に追いかけていったのに、
ヘウォンに
「一緒にいたら皆に誤解されるから、イヤなの。」
と冷たく突き放されて
「あなたの迷惑になるなんて・・・じゃあ会わなかったことにしましょう。」
と去っていくのであった。
ミヌがかわいそうに見えるけど、本当は素直になれないヘウォンの方がかわいそうで悲しいのかも。
まあチョンジェが一番気の毒ではあるが、人の気持ちは止められないからなぁ。
デプン先輩が機転を利かせて、ミヌはカラーリゾートに戻ったことになっているんだけど、却ってこじれそうな予感しまくり。
ヘウォンは宿を探すがなかなか見つからない。
そんなヘウォンのために先回りして宿を確保し、お金まで払っておいてあげちゃうミヌ。
こんな男いるのか?愛に熱い韓国にはいるのか?
・・・ちょっと鳥肌もんではあるが、ミヌだから許されるか。
でもそんなミヌに
「優しくしないで。つらくなるだけよ。」
と告げるヘウォン。
「泣かないで、僕はつらくなんかない。あなたのおかげで僕は幸せだったから。」
どこまでも優しくていい男なんだけど、本当は自分の想いで突っ走ってしまって、結局へウォンを苦しめていることに、ミヌも気が付いている。
それが切なくて悲しい。

ヘウォンは寝坊して朝の船に乗り遅れたと嘘をついて
島でミヌと一日を過ごす。
チョンジェは朝の便で乗ってくるはずのヘウォンを待って船着場へ。
船のおじさんにヘウォンが乗らなかったと聞いて不審に思うチョンジェ。
ミヌも行方不明だしな。
チョンジェはソウルにヘウォンの免疫抑制剤を取りにいかなければならず、不安を残して去る。
その頃へウォンはミヌと二人で砂のお城とか作って楽しそう。

しかーしっ!!

チョンアが、ミヌにボートを貸した人から、ミヌが島に向かったと聞いてしまう。
・・・一番ばれてはいけない人にばれてしまったな。
砂の城を作り終えて、心臓のドナーの話をするミヌとヘウォン。
そのうちミヌもヘウォンもドナーがミヌの恋人だと知ってしまうのだなぁ。
ミヌもまたヘウォンに恋人ウネの最期のときのことを話す。
ウネを死んだと認めたくないから、最期の姿を見なかったこと、
ウネを失って、もう誰も愛せないと思ったこと。
でもヘウォンに出会って、すごくうれしくて感謝していること。
あまりにも悲しい話で泣いてしまうヘウォン。
「幸せにならなきゃ。もう悲しい恋はしないで。
 私はあなたを傷つけてばかり。もっといい人と出会って
 幸せにならなくちゃ。」
そう言うヘウォンを抱きしめて
「今のままで充分です、もう何もいりません。」
と言うミヌ。
あ~切ないもう切なさは堪能したよ、私は。
でもまだこれからもっとツライ現実が待っているんだよなぁ。
想いを受け入れてもらえないチョンアもつらいし、ヘウォンの心が揺れているのに気づいているチョンジェもつらい。
でもチョンアは下世話な想像をして
「二人が一夜を一緒に過ごしたとしても・・・」
なんて言うから同情しづらいわあ。
ミヌとヘウォンはキスもしてない純愛なのに、ヘンな想像すんなっつーの

別れがたくてなかなか船着場に行こうとしないヘウォン。
ミヌに
「プレゼントしたいものがあるんです。」
と目を閉じるように言う。
(一緒にいたこの時間をプレゼントします。
 私のこの心をプレゼントします。)
と心の中で言いながらミヌの頬にキスするヘウォン



そして船で去っていくヘウォンに手を振るミヌが・・・ちょっとヘン
なんかぎこちなくて・・・ごめん、ていうか私的にも気分台無し。
んなことに気が付かなきゃ良かったわぁ。

そして修羅場ですよ。
チョンア、めっちゃ怒ってるし。
チョンジェも当然ヘウォンとミヌが一緒だったこと疑ってるわけだしね。
でもヘウォンの姿を見て
「無事に帰ってきたならそれでいい。」
と言うチョンジェ。波風立てたくないってやつか?
しかし、チョンアが黙ってるわけはないのです。
「ヘウォンとミヌは愛し合ってるの?そうなの?」
すぐに否定しなかったのはまずかったなぁ・・・否定できない気持ちがあるからだろうけど。
「チョンア、聞いて・・・」
と言いかけたヘウォンをチョンアが叩いたっ!!
結構な勢いで平手打ちですよ。
これは痛かったはず、ソン・イエジン。
しかし、チョンアにヘウォンを叩く権利なんかあるか?チョンジェならともかく。
なんか納得いかない態度にイライラするワタクシであります。