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ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「最後から二番目の恋」 最終回

2012-05-23 | その他ドラマ


『最後から二番目の恋』 最終回

湘南のヤンキーの匂いがするって、和平さん(苦笑)
いい年して千明にそういうこと言うのもどうなの?
千明も和平に「お地蔵さんみたいな顔」だって。

結局鎌倉でドラマの撮影をすることになったんだけど、その時に真平と和平の部下の女子との関係を見て『恋の終わり』を予感する千明。
そして別れを告げちゃった千明さん。
鎌倉に来た時、弱ってて不安で、だから真平が天使に見えたんだって、和平に話す千明。
楽しくて嬉しくてずっとこのままでもいいと思ってたんだけど、自分の狡さに気がついてしまって続けられなくなったんだって。
真平という素敵な恋人がいるという状況をキープしてたんだって。
そんな千明に真平は「失恋させてくれてありがと」って言ったとか。
「失恋も恋愛のうちだよね」とかねえ、出来過ぎですよ、その男。
和平さんも部下の女子とデートみたいなことしてたからね、でもそういうの駄目だと思ってもう二人で会うのは止めようって言ったんだって。

でも隣だからね、ツライよねえ。声聞こえてきて、いつもの朝ごはんはなくて。
恋がなくなってなんか生活が色褪せたみたいになって。
ちょっと哀しいくて切ないのかなーと思いきや、長倉家のバーベキューに真平から誘ってもらって、人生の寂しさを恋で埋めるのは止めよう、きちんと前を向いて生きていこうと思う千明さんなのであった。

タイトルの「最後から二番目の恋」はここでやっと出てくる。
「次にする恋が人生最後の恋だと思うのはやめよう。次の恋は最後から二番目の恋だ」
その恋の相手は和平かもしれないし、違うかもしれない…?

という感じの終わりでした。
面白いというかさすがだなと思ったのはやっぱり中井貴一。小泉今日子との掛け合いのテンポの良さ。平忠盛と同じ人とは思えない。
内田有紀もなかなか検討していたと思う。
9話くらいからはここまで見たから最後まで見ようかなーというちょっと惰性で見てた部分もあって、前半勢いが割とあった分後半の失速が気になった。
そんな中最後までテンションを維持していたのが中井貴一と小泉今日子だったと思う。
しかしアレですね、この手の脚本は今どき流行らないというか、言いたいことは詰まっているんだろうけどどう見せるのかは難しいなーという印象。
とりあえず完走いたしました。

「ステップファザー・ステップ」 最終話

2012-05-22 | その他ドラマ


『ステップファザー・ステップ』 最終話

最終話である。遅いどころの騒ぎではないのである。
ああ、黒づくめスーツ姿の上川隆也さんもひとまずこれで見納めと思うと感慨深さもひとしおである。
今、大河に出てるからなー、夏クールの民放ドラマもないだろうし。
どちらかというと現代劇の上川さんが好きなのだ。

それはそれとして、双子の父親を探して偽物を本物と偽って展示している某美術館で事件に巻き込まれる双子と俺。
その美術館の配電盤のところで双子の父親に会った俺。
市長の襲撃と見せかけて唯一の本物の絵を盗み出そうとした犯人グループ。
しかし途中で計画が失敗して、犯人は人質の振りをして警察に救出される。
その犯人グループの一員だったのが双子の父親だった。しかし、犯罪に加担したくないために裏切ったせいで組織から命を狙われることになる。
俺は双子の父・宗野を助けるために『怪盗キング』に戻って絵を盗み出すことに決める。
無論贋作の名人、ピカソの絵にすり替えるのであった。

礼子先生は子どものバイオリンの発表会に行くのを躊躇っていたが、俺に背中を押されて会いに行くことにする。
そして新しい母親のこと、子どもの幸せを考えて
「しばらく会えないけど、いつも心にいてこうちゃんのこと思ってる」
と伝えるのだった。ああ、やっぱり微妙に幸薄い感じのする小西真奈美さん。可愛いのに~

んー?途中で話が見えなくなった。
そうか、本物の宗野は新聞記者だったから、社会正義のために危険な潜入捜査的なことをしてたわけか。
そのために子どもたちを置いて出てったんだね、なるほど。
双子と俺の別れのシーン、哀しい…。
「面倒くせーことばっかりだったけど会えて良かった。お前らみたいなくそガキ、ぜってぇ忘れてなんかやらねえよ」
っくー!!素直じゃない俺、かっこいい~!

そしてパナソニックシアターのメッセージは
「偽物だ、本物だというが、人の心を打てばそれは全部本物だと思うが」
その台詞をピカソに言わせちゃうんだ…まあいいけど。
要は何を本物だと思うかの基準はそれぞれの人の心の中にあるってことか。

そしてオチは、双子の父・宗野はまだ追われている身で、双子に危害を加えるわけにはいかないと思い、会わずに再び失踪してしまい、俺がまたもや代理の父親になるということで。チャンチャン。

最後の「ったく、面倒くせえなあ」と言った後の上川隆也の表情、サイコーだった。
それにしてもこの人、なんでこんなに立ち姿がサマになるんだろうか。惚れぼれする。

「最後から二番目の恋」第9-10話

2012-05-14 | その他ドラマ


『最後から二番目の恋』 第9話 第10話


万理子がさー千明にキスしちゃったけど、ていうか千明からいった感じだったけど、目が覚めてみたら酔っぱらって眠りこんだ千明と和平さんしかいないわけですよ。
で、千明はあれ?さっき誰かにキスした記憶あるな?え?もしかして和平さんと?
ってなっちゃうのだ。酔っぱらい過ぎだろ、いい年して。

和平「俺たち、ここんとこちょっと浮かれてたな。」
って典子に言ってるけど、浮かれどころの騒ぎじゃないわな、典子は。
出会い系とか、夫と子どもいるのにどうなのよ、とは思ってたよ、ずっと。
でも、パート先で息子にばったり会ったのに絆されて少し様子見に行こうかなー?と思って家に帰ってみたら、息子、女と裸でベッドにいるとか、をい!!
高校生だっけか、この息子。親がいないとこの年頃の子どもは碌なことしないという典型だな。

でもこの長倉さんちの皆さんが浮かれてる理由は基本的に全部千明さんである。
万理子もね、千明のチームでバイトすることになって、すごーく喜んで頑張ってるし。
あ、でも頑張って褒められて嬉しすぎた万理子は、千明とキスしたのは自分で、千明に恋していると告白しちゃったのですよ、
それがまた和平兄ちゃんの前で。
兄ちゃん茫然(笑)
そりゃそうだろうって。しかし千明は男前に受け止めてあげちゃった挙句、兄ちゃんへのフォローまでしてあげるのだった。
で、結局酔っぱらってほんとにチューしちゃうとかねぇ…。
ないよ、これはないわ。さすがに。
和平さんと千明さんのチューが生々し過ぎてひぃ~てなっちゃった…

和平さんは酔って違う人の名前呼んでて、(あーきっと亡くなった奥さんなんだなー)って千明も私も思っていたわけであるが、なんかファーストキスの相手?の名前だったらしくて、シマラナイ和平さんであった。
一気に和平&千明ロマンスモード突入かと思いきや…全然違うし。
でもドラマ的には和平と千明は言いたいことを言い合えるなかなか良い関係という設定なのね。
で、真平くんはそんな和平と千明の関係をいいなぁと思ってるようですが。
そして千明さんは46歳のお誕生日を迎えるわけでありますよ。
ケーキ全面に46本のろうそく。すげーな、オイ。
普通数字のやつとか大きいの1本で10歳分とかするよねー?って千明が言うと、誕生日は産まれてきた日を祝うだけじゃなくてこの年に生きていることも祝うんだ、積み重ねた1年1年を省略することなんかできないんだって語る和平。
ここんちは真平くんの病気のこともあるし、早くに両親を亡くしたということもあるから尚更ジンと来る話として語られるのである。
しかし夫と子どもを置いて実家に帰ってきた挙句、千明のところに居ついちゃった典子さんであるが、
とうとう夫から離婚を切り出されてちょっと可哀そうなのだった。

次回、最終回。

「ステップファザー・ステップ」第10話

2012-05-09 | その他ドラマ



『ステップファザー・ステップ』 第10話

双子の父親を探してやることにした俺。
一方双子は貯金が少なくなって、このままでは両親が帰ってくるまでもたないのではないかと不安になる。
俺は双子の父親を探すための経費がかさんで、訳ありの時計探し(報酬200万。その時点でものすごい訳あり)をすることに。
依頼を受けたときに預った写真が破れていることに拘る俺。

その依頼者は指名手配の強盗犯で、その強盗犯が探していたのは時計じゃなくて逃亡したときに置いてきた家族だった。
んー来ましたね、パナソニックシアターの分かりやすい人情ドラマ。
破れた写真からそのことに気がついた俺は時計に辿りつくが、妻は既に亡くなっており、施設に預けられた娘はある夫婦の養子になっていた。
それでも会いたいという男に
「会いたいというのなら最初からかぞくを捨てるんじゃねえよっ」
と怒る俺なのだった。

家族ネタということで礼子先生の子どもの話も出てくる。
子どもから来た手紙には「ママは僕のことが嫌いだったから出て行ったってパパから聞いた」と書かれていた。
そして「会いたい」と綴られていたため、礼子先生は元夫に「どうして嘘ついたんですか」と抗議。
ここの事情もなんか面倒くさいな、しかし小西真奈美さんは可愛いのに幸薄感があるなあ。
こないだ地上波で初放送された『相棒~劇場版Ⅱ~』のときもすっごく幸薄かった…。

強盗犯の父親と娘の再会(感動的だが子役の演技がキツイ;)を通して、何らかの犯罪に加担しているらしい双子の父親と双子の関係にオーバーラップさせていくんだろうけどなあ。
礼子先生も息子に会いたいと思う気持ちと、息子が新しい母親と上手くやっていこうとしていて、それが息子の幸せなんじゃないかと思う気持ちの間で揺れていて。

今回はなんかちょっと哀しくて切なかった。
そして次回最終回であるが、もう上川さんのかっこいいお姿に会えないのかと思うと私も哀しいのであった。



「ステップファザー・ステップ」第9話

2012-04-26 | その他ドラマ



『ステップファザー・ステップ』 第9話

ひえっ!!
上川かっこ良すぎるぞッ!!眼鏡~白シャツにネクタイ~ビジネスマン風の上川、久しぶりに見た。
そしてパスタを茹でる上川~!オトコの料理、かっこええ~

それはそうとして、怪盗キングの偽物登場。マギーじゃん…ヘタレじゃん……
失敗するしコンビニで菓子パン盗んでキングのカード置いてくるし…。
しかもそれ、柳瀬のおやじ(伊東四朗)が二代目キングとして雇ったって。
でもそんなヘタレだと警察に捕まってしまうと心配して探りはじめる俺とナオ。
ナオ、尾行下手過ぎるけどな。顔割れてんだからもうちょっと上手くやんないと。

礼子先生の方の問題もそろそろ回収しとかないとな、うん。
双子が礼子先生に礼子先生の子どものふりして『会いたい』って手紙を書いて、
礼子先生は離れて暮らしている子どもにプレゼントを~って思ったけど、元夫に断られてしまう。
俺も柳瀬のおやじに「お前なんか金儲けの道具だ」って言われて、ガーンってなってるし、
んー…慰め合って「一緒に飯でもどうです?」って言ったよ、オイ。
俺、礼子先生好き?好きなん?あ、ご飯は双子の家で俺の手料理なんですけどね。
そこで双子の嘘がばれちゃうんだけど、礼子先生は
「誰かを助けるためにつく優しい嘘ってあると思うんです、だから怒らないであげてください」
って俺に言うんだけど、ここ、教育者としてどうよ。
優しい嘘があるのは分かる、そこまで分からずやではないけどさ、優しい嘘でも嘘だし、正義ぶっても泥棒は泥棒って教えないとだめなんじゃないの?
優しい気持ちはありがとう、でも嘘はだめだよって。

柳瀬のおやじが骨董品のツボがらみでやーさんに捕まっちゃって、やっぱりオヤジを見捨てられない俺。
オヤジはほんとは俺に泥棒やめさせて、まっとうに生きさせてやりたくなったんだと思う。
オヤジのために泥棒に戻ると言って双子の家を出る俺。
でも自分は泥棒やらないで二代目キングにやらせちゃうんだけどさ。それやらなかったって言えるのか。共犯だよって話だが。
いきなり新キャラ・ピカソさん(贋作作りの天才~宮部みゆきっぽいキャラである)が投入されたせいで後半、良く分からないまま話がだだだーっと進んでしまった。
あー、宮部さんのこっち系の小説をドラマにしたらこうなるのかあ、という感じである。
まだ原作読んでないけど。

そして最後は「優しい嘘、なんかちょっと分かった気がする」と礼子先生に言う俺なのだった。

「最後から二番目の恋」第7-8話

2012-04-16 | その他ドラマ


『最後から二番目の恋』 第7話 第8話

吉野千明 … 小泉今日子
長倉和平 … 中井貴一
長倉真平 … 坂口憲二
長倉万理子… 内田有紀
水野祥子 … 渡辺真起子
荒木啓子 … 森口博子
水谷広行 … 浅野和之
水谷典子 … 飯島直子

脚本:岡田 惠和


真平くんの病気のこと、結局千明に話した和平さん。
子どものときに脳腫瘍が見つかって手術したけど全部は切除できなかったから、再発の可能性が高く再発したときに助かる確率が低いこと。
それを知ってから真平は自分がいついなくなってもいいように生きてきたんだって。
だから誰か一人の女性を好きになったりしなかった。でもそんな彼が千明に恋をしたって言って和平はすごく嬉しかったのだって。
「なんで、私なんでしょうね?」
うん、ほんとに。なんで千明なのかってのが今のところ見ている私にもピンとこなかったりするんだ。
まあ現実の恋愛はどうしてその人なのかなんてわっかんないんだろうけども、ドラマ的にはどうかなあと思う。
真平くんはある意味命がけの恋の相手に千明を選んだわけで、んーなんとなく?っていうのも説得力がないというかねぇ。
いや、そこがリアルでまったりしてていいのか、このドラマは。

しかし7話は感動的な台詞があったな。
和平と真平、二人の会話。
「なあ真平、俺は50だ。50はしんどいぞー…お前もそのしんどさを味わえ。これを味わわないなんて許さないぞ、俺は」
かっこ良すぎて…和平兄ちゃん、たまらん。
こんな兄さんが欲しいよ、私は。
しかし、50歳。…ということは『相棒』の伊丹刑事と同じくらい?
うそっ!!じゃ亀山も一緒かっ!?と思って役者さんの年齢を調べてみた。
…全員50歳だった。嘘だと言ってよジョニー…
とりあえず寺脇・川原は若いな。中井貴一が貫録あり過ぎるのか?
寺脇さんかっこいー、川原さん好きだーとか言ってる私、立派に枯れ専だと自覚。いや川原さんは今年初婚だからな、枯れは失礼か。


で、正式に?お付き合いするようになった真平くんとデートする千明。
最初は割と微笑ましいのにだんだんと結構な赤裸々になってくんである。。
海岸の遊歩道歩きながら初体験の話とかするなよ、おい。
あーでも何気なく会話が和平の話になっちゃうところが、この先を思わせて切ない、かなー真平の心情的に。
和平の方は職場の部下でお見合い相手の娘の方とデートしてるけど、どこまで行ってもやっぱり部下で父娘って感じかね、こっちは。

そして、ちょっと待てっ
万理子が千明を好きになるっていう展開は何ですかあー!?
双子はよく同じ人を好きになるとか言うけど、一卵性の場合ですよね?ていうか、えーーーっ!
…見ちゃった。キョンキョンと内田有紀のキスシーン、見ちゃった…
なんだ、この見ちゃいけないものを見ちゃったよな感じは。
まあ千明が酔っぱらって寝ぼけて、近づいた万理子にちゅーしちゃったんだけど。
ここの兄弟姉妹、全員千明のこと好き過ぎるよね。
和平もほんとは好きなんだろうし、典子も懐いてるしねぇ…
万理子の恋っていうのは多分なんかのカン違いなんだと思うが、そのキスシーンを真平が見てしまったので話がややこしくなりそうだ。

8話で面白かったのは、千明と和平の掛け合いのシーンで
和平が千明がバブルの残り香がするって言ったら、千明が
「昭和30年代の匂いがしますよね?―もっと遡って平安時代の匂いまでしてくるんですけどっ」
ていう台詞。大河ドラマの匂いがするんですけど…ねぇ?
うん、でもランチに回転ずしの40台独身女三人組はともかくとして、ランチなのに生ビールってやっぱりバブル臭するわ。


「ステップファザー・ステップ」第8話

2012-04-11 | その他ドラマ

もう一昨日から『ハンチョウ5』が始まっているわけで、パナソニックシアター、押してきてる~っ!!
月8は絶対リアルタイムでは見られない。
午後8時は食事が終わって子どもが寝るまでの諸々で忙しい時間なのだ。
ゆっくりドラマを見られるわけがないので、録画必須。
『ハンチョウ5』楽しみだー福士くん、出てるらしいし。中村俊介が居なくなったのは痛手だが。
そんなわけで、今回はパナソニックシアター前クール分、上川隆也主演ドラマである。


『ステップファザー・ステップ』 第8話

脇坂刑事(渡辺いっけい)の家に暗号めいた脅迫文の書かれた新聞が投げ込まれる。
脇坂家には双子の同級生の娘・早苗がいるため、礼子先生も関わり出し、
知らないふりを決め込もうと思っていた俺も放っとけなくなって調査することに。
調べていくうちに怪盗キングの過去の事件と関わりがあると気がつく俺。
脇坂・妻(須藤りさ)は
「プロポーズの時に私のSPになってやるって言ったじゃない!守ってくれないなら離婚よっ!!」
……そんなこと言ったのか、脇坂。怖いな勢いって。
怪盗キングを捕まえてくれないからって恨まれちゃう脇坂刑事。気の毒である。
「怪盗キングのせいでどうしてうちの家族がッ!」
って言いたくなるわなー…捕まえても恨まれ、捕まえられなくて恨まれ。

しかし2億盗んだって。いくら脱税した金だからって2億の金塊って。
怪盗キング、もう20年も泥棒やってんだし、かなり盗んでるんだね。
悪い金しか盗まないって言っても、自首でもしたら結構な懲役くらうな。

で、2億盗んだ相手の会社に脇坂家を脅迫している犯人がいるのかと思いきや、会社の方は2億でも痛くも痒くもないようで、結局当時事件を警察沙汰にした責任を問われてクビになった警備員が怪盗キングを捕まえない脇坂刑事を恨んだという、もう逆恨みなのか八つ当たりなのかわけのわからない状況である。
そもそも盗まれた2億は脱税したお金だったから、会社としては警察沙汰は困るわけで、でも泥棒に入られたら警備員なら警察に届けるだろうし。
もし恨むならクビにした会社社長を恨むだろうと思うんだけど、まあ怪盗キングが恨まれるのは仕方ないよな。
泥棒に入られなきゃ彼の人生が狂うことはなかったんだろうし。
しかし事件を忘れるなってただそれだけで、刑事の家に怪文投げ込むって。
今はタクシーの運転手をやってるその男が、偶然酔っぱらった脇坂刑事を乗せたことがあって、何のんきに酔っぱらってんだって思っちゃったとか、刑事も人間だからねぇ。

ということで、怪盗キングが誰かの人生を狂わせたというお話。つまり、俺は詰んだわけである。
双子が「いつまでもパパと一緒にいたい」と言ったとしても、罪は償わなきゃいけないわけで。

ちょっと今回は展開が強引だった。
脇坂刑事と俺=怪盗キングと双子と礼子先生、あとついでに弁護士の親父も全部1話で絡ませて
後半へ一気に持っていこうとしたのか、1話には入り切れない量だったと思うんだけどなあ…
俺のアイデンティティとか礼子先生の痛みとか、双子の俺への思いとか盛りだくさんでいつものまったり感があまりなかった。
どちらにしてもこのまま双子のステップファザーではいられないよね、俺は。
礼子先生とのロマンス路線はなくなっちゃうのか?←ここが一番気になるって、何か間違ってるな、私は。


「運命の人」 後半視聴した

2012-04-02 | その他ドラマ



『運命の人』後編

最後まで見た。
後半は裁判の控訴審による有罪判決のくだりから落ちぶれていく弓成記者(本木雅弘)を描く。
控訴審によって有罪判決を受けた弓成と毎朝新聞社、および弁護団は上告するが結局棄却という結果に。
弓成は新聞社を辞職。大幅に部数を減らした毎朝新聞社はリストラを余儀なくされる。
一方三木昭子(真木よう子)は弓成に関係を強いられ機密の漏えいも強いられたと、頑なに演じ続ける。
その中で弓成と妻(松たか子)も離婚を考えるようになる。

という感じで話は進むのであるが、弓成は実家の父親亡きあと稼業の弓成青果を継いで、その経営もうまくいかずみるみる落ちぶれてとうとう沖縄で岬から海の飛び込むに至るのであるが、助けられ世捨て人のように生きることになる。
この辺はフィクションにありがちなご都合主義を感じる展開だが、事実かどうかはあまり重要ではない。
その飛び込むシーンをこのドラマは1話の冒頭に持ってきて、視聴者をミスリードするという手法を取っていたわけである。
まあ助かってよかったけど、その後延々と沖縄問題・戦争についての描写が続く。
弓成がスクープした沖縄密約文書問題とは密接に絡む問題なわけでもっとも重要な部分だったはずなのに、だらだらとした演出がまずかったと思う。
最終回2時間スペシャルで沖縄に焦点を当てるならもっと演出を練るべきだったのではないだろうか。
最終的には琉球新聞で沖縄問題に関する署名記事を書くようになり、長く音信が途絶えていた妻ともやり直すことになった弓成。

非常に残念というか蛇足な感じがするのが、政府や国家の隠ぺい体質に対する問題提議として一番最後に震災の政府の対応に触れている点。
このドラマはフィクションです、と最後にテロップが流れるところにそれを放り込むのはいかがなものだろうか。
新聞、マスコミ、報道という問題に向き合ったドラマだったとはいっても、些か乱暴な感じがしてしまう。
ドラマはフィクションだが今起こっている隠ぺいや対策の遅れなどの問題は現実なのだから、それはドラマや小説という娯楽が担う段階ではなく、ノンフィクションの報道が担う役割なのではないかと思ってしまった。

前半になかなかこちらを唸らせる演出が多かっただけに、後半駆け足になって力尽きた印象。
沖縄編のキャスティングの豪華さは山崎豊子原作にモノを言わせた感ありである。

まあでも率直なところ、このドラマを見て原作を読みたくなったかと言われれば微妙としか言いようがない。
山崎豊子、次から次へと映像化されているのに原作を一度も読んだことがない数少ない作家の一人。
考え方とか根本的な部分の私との相違点みたいなものが透けて見えるからなのかなあ。

「最後から二番目の恋」 第5話 第6話

2012-04-01 | その他ドラマ


『最後から二番目の恋』 第5話 第6話

吉野千明 … 小泉今日子
長倉和平 … 中井貴一
長倉真平 … 坂口憲二
長倉万理子… 内田有紀
水野祥子 … 渡辺真起子
荒木啓子 … 森口博子
水谷広行 … 浅野和之
水谷典子 … 飯島直子

脚本:岡田 惠和

最初結構面白かったのに中だるみというか。
少し残念な感じになってきた。
だいたい典子(飯島)が家出して千明(小泉)の家(実家の隣)に居候しはじめたところからなんかつまらなくなってしまった。
あの家族との微妙な距離感が良かったと思うんだけどなあ。
お隣に住んでて、お隣さんは喫茶店かなんかやってるから千明は出入りするんだけど、千明の家には真平しか入らないっていう感じの距離が良かったんだけど、もう典子の次はどさくさにまぎれて万理子まで乗り込んできちゃうし。
万理子は千明のこと気に入ってる風なんだけど、どうして気に入ってるのか、というのは明かされるのだろうか。

それと同じく40代のお友達二人が出てくるとそれだけでイタイのは変わらず。
いわゆるステレオタイプってやつなんでしょうかね。でもやっぱりどう考えてもあんな赤裸々だったり非常識だったりしないと思うんだけどなあ。
そこ納得いかないもんで、見てるとイタイなあと思ってしまうんだとは思う。
ドラマはリアリズムを求めるものではないのは百も承知なのですが。

千明は仕事も行き詰っちゃって鎌倉ののんびりした生活に癒されてるんだと思うけども、癒されたいのに恋愛とかしている場合ではないかもしれん。恋愛ってのは結構疲れるものだからな。
真平くんはとうとう千明を本気で好きになっちゃったらしく、周囲の女性関係を整理してるのだったよ。
「女の人を幸せにしてあげる天使だから俺は誰のものにもならない~」(赤面)と言ってたのは多分彼が面倒な病気を抱えてるせいなのだとは思うのだけど、自分で天使っていうか、しかし。中身は坂口憲二。…違うな何か。

しかしドラマ制作の現場ってこんななのか。別のドラマかけもちの脚本家とか、大変なんだな。戸田山さんとか櫻井さんとか。←相棒の脚本家のお二人。科捜研とかけもちされてた。

ということで6話にして、和平と千明のバリバリ絡み倒しております。ここは結構面白かった。
どちらも立派な中年だというのに、というよりも中年だからこその言い合いていうか掛け合いが、いや、それ分かるってはいはい!!ていちいち。
しかも45歳にして独身・キャリアウーマンの千明には100以上の地雷が埋まっているってのも笑えた。
「100越えですかあ、大変ですね」
「大変なんですよ。ときどき自分でも踏んでしまうので」
だって。そりゃ大変だ。まあでもある程度の年齢になると地雷は増えるよな、自分でうっかり踏むくらいにさ。
分からんでもないのだった。

そして和平さん地雷踏み過ぎ。
真平はまだ千明に病気のこと言ってないのに、うっかり口滑らせちゃうとか。
たまらんなー和平キャラ。じわりと枯れ専の道を進もうとしているのか、私は。
いや、そんなことはない。若い俳優さんでも好きな人いるもんな、うん。
でも相棒のおじさま率がたまらんと思ってしまうところが、やっぱり危ないのかもなあ…

「ステップファザー・ステップ」 第7話

2012-03-30 | その他ドラマ


『ステップファザー・ステップ』 第7話

別所哲也ゲスト回。
父親のふりしてましたがね、誘拐犯でした。やっぱりー。
なんだよ、案の定悪役かよ。若いときはハムの人で爽やか系の役ばっかりだったのに、どうも別所さんはこっちの方向に行くなあ。バラエティやトーク番組で見かけるとすごくいい人だけど、相変わらず。
笑顔とか、もういいお父さんに違いねぇやなって感じで。

それはそうとこのドラマ、最後まで両親出てこないような気がするんだが、どうなんだろ。

小学校対抗駅伝大会に出て、新聞に出ようとする双子。両親に見て欲しくて。
で、泥棒の俺なら走るのが速いだろうと一緒にトレーニングしてくれって言い出すのだが、その後誘拐されてしまう。
2000万円と引き換えにって電話がかかってきて、本当の父親のフリして受け渡し場所に行くものの、まんまとお金とられちゃうという…何やってんだ。俺&ナオ。
で。双子の片方は帰ってきたものの、もう一人を連れ去った犯人、別所。
仕事上の逆恨みという結果で、もちろん泥棒の俺は居所を突き止めて双子の片割れを救出するのであった。

この回はもう子役が活躍し過ぎて。まあ上川さんも平山あやちゃんも頑張ったけどさ、もっと頑張ってくれていいというかなんというか。小西さんなんて「家であったかいもんでも作って待っててやってくれ」、お留守番である。
いやいいけど。
あといっけい夫婦。今回はいたのかいないのか、って感じだった。好きなんだけどなーあの夫婦のキャラ。
次回はいっけい夫婦エピソード回のようだ。期待大。