ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「カエルの王女さま」 第8話

2012-06-29 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第8話

合唱コンクール(ママさんコーラスだぜ?)の選曲がメサイヤのハレルヤコーラスとは。
やり過ぎだろう、お隣の有名ママさんコーラス。
伝説のロックシンガー乾(ゼルエル)にハレルヤコーラスを越える曲を作れとか、無茶ぶりもいいところである。
気の毒だろう、相手はヘンデルだよ?
「とりあえず書け、もっと書け!」ってもうすごいな倉坂。
乾ちゃんの勤めてた工場、とうとう倒産しちゃうみたいだし、曲作ってる場合じゃねえってなるわな、そりゃ。

そしてうわあ、市長サイアク。
「いずれこの街は日本中からの産業廃棄物を受け容れるゴミ捨て場になる」
だって。
「君には言って無かったかな?」
と忠子の夫に言う官房長、もとい市長。腹黒い役やらせたらこの人すごいね。

引き抜きかけられた上にメンバー全員引き連れてこいと言われる倉坂。
昔馴染みの歌手からお母さんのことを持ちかけられて揺れる揺れる。
乾も養女にいった妹の病気のためにお金が必要で、でも仕事がなくて行き詰ってる。
でもな、人生は詰まったところからがスタートなんじゃないかと私くらいの年になると思うもんだ。
詰まってなくて上手くいってるうちは大丈夫なんだよね、人間って。
結局倉坂にとってお母さんは最高の観客で、乾にとっても妹が最高の観客で、音楽堂はお母さんとの思い出の場所で。
「歌は歌ってる場合じゃないときにこそ歌うものだ。一人になって辛いこと苦しいことばかりになったとして
 歌うことまでやめてしまったら暗闇に閉じ込められてしまう」
って倉坂母の言葉はすごいな。ある意味真理。
だって音楽はずっと人間を癒し続けてきたから。
「あなたの曲が来なければ歌わない」
と言う倉坂もかっこいい。

書け!乾!!ロックを書くんだ!

ロックじゃねぇ~…ま、いっか。曲出来た!!の時の乾のドヤ顔に免じて許そう。

今回の曲ですが、ちょっと難し過ぎです。ミスチルの『蘇生』。今までの曲では最高難度なんじゃないかと。
まあドラマもいよいよ佳境。大会に出る以上甘っちょろい歌ばっかり歌われても困るが。
そして市長に阻まれて獲得票が一番だったにもかかわらず失格にされてしまったシャンソンズ。

とりあえず忠子夫(小泉)がシャンソンズ側についたので、まあなんか手はある?
市長から肝心なことを聞かされず駒みたいに動かされてたわけだからねぇ、なんかこう反撃に出ないとな

「リーガル・ハイ」 第7話

2012-06-27 | リーガル・ハイ

『リーガル・ハイ』第7話

犬神家の一族である。
黛のいとこが勤めている田舎の老舗の醤油製造元の大旦那が亡くなり、兄妹入り混じって遺産相続のバトルロワイヤル、だそうである。どっかで聞いたことのある台詞だな、オイ。
遺言状が3つ、兄妹のそれぞれが自分に遺産を残すと書かれたものを預かっているという。
若旦那、すなわち跡取りとして働いているのが末息子で、その末息子の代理人として黛と古美門、そして何故か旅に浮かれる服部←休暇中。
長男は無茶な経営をして会社を潰しかけたときに父親から追い出されているが、家督は長男が継ぐものだと主張。この長男の代理人に三木事務所の面々。
そして、長女はこれまたいわゆる財産を食いつぶす系である。
遺言書の日付は長女のものが一番新しく、若旦那のものが一番古いため不利である。

長男と長女が結託して結局裁判になるという話になるのだが、どうも末息子の若旦那は愛人の子らしいのであった。
でもこの末息子も東京の食品会社に吸収合併を考えていた。その会社の専務としての地位を約束されて。
んー。まあ弁護士として青臭いのは分かってるんだけどね。
要は現時点で依頼人の利益のために裁判で勝てば良いというのが弁護士の正義なのだが、黛は裁判の後を考えてしまうのだ。

というところにもう少し焦点を当ててくれればドラマとしての見ごたえもそこそこになったのではないか、と思うのですが、どうもこのドラマは小技と小ネタに走り過ぎて、本質を深く追及することは視聴者に丸投げする手法のようである。
問題提議型のストーリー展開というのは、最近の説明の多過ぎるドラマに比べて新鮮という部分もあるが、そういうドラマを見慣れてしまっていると些か困惑する。
そもそも主役のキャラクターが強烈過ぎるため、そちらに気をとられて問題提議の部分にスポットが当たりにくい。
そこが残念。

ところで助さん?格さん?が醤油職人が出てた。水戸黄門さま、あいや服部と醤油について語り合ってた。
テーマソングちょっと流れた(笑)
着替えを忘れた(服部さんが休暇のため)古美門はすっかり金田一だし。
頭もぼさぼさなうえ、髪の毛を掻きむしる仕草まで金田一。
今日も、いいのか?堺雅人。であったよ。

「ハンチョウ~警視庁安積班~」 第8話

2012-06-26 | 「ハンチョウ」
ホステスさんたちに囲まれて鼻の下のばしてる小池。
「マジかよ~!結城と同じ読みをしてしまったな、という意味の〝マジかよ~!!”」という台詞に力が入り過ぎている小池。
今日も絶賛コメディ路線でーす!

というわけで『ハンチョウ~警視庁安積班~』 第8話

容疑者を張ってて見つけた安積班が捕まえようと追いかけたときに、結城が女性にぶつかってしまい、女性は後頭部を打って意識を失ってしまう。
死んじゃったかと思ったわ。死ななくて良かったよ、ほんとに。記憶喪失だけど。
頭部外傷のせいではなく、心因性の記憶喪失ではないかと医師が診断し、結城はひとまずホッとするも事件に関わりがあると判明。
優秀だよね、日本の警察は。記憶喪失の彼女の身元をすぐ突き止めちゃったし。

記憶喪失は狂言なんだろうけど、どうも人間関係が複雑である。
自殺に見せかけて殺された婚約者の復讐というのが事件の概要だけど、
「あなたたちのしていることは誰も幸せにならないっ」
という安積の正論がなんだかなあ、である。もちろん犯罪はダメだけど、誰も幸せにならないと分かっててもそうしなければいられない憎悪が育ってしまったわけで。
警察がきちんと調べて犯人を逮捕してくれなかったから。
「あなたたちみたいな警察官にもっと早く会えば良かった」
の台詞を言わせようという展開がちょい強引だな。

真山の「北風と太陽」の話はこれからも使うといいんじゃないだろうか。
「捜査一課が北風で分室が太陽」っていうの、なかなかいいと思う。
ところで前回の『木曜日の子ども』テロ組織の伏線は最終回で回収する予定なのか、今回はまったく出てきませんでした。

それにしても安積はいっつも女子と組んでるな、なんでだ。
刑事ドラマの主役が紅一点と組むってのは珍しいよね。主役が紅一点の場合は別だけど。
あと前回と前々回の尾崎エピで尾崎はすっかり安積の部下になりましたよ。尾崎を懐柔するのは案外簡単だったなあ…(つまんない)

「Answer~警視庁検証捜査官~」 第7話

2012-06-22 | Answer~警視庁検証捜査官~


『Answer~警視庁検証捜査官~』第7話

もうさ、永友さんは新海を信頼してるよね。デレているどころの騒ぎではない。
一緒に検証に行ってるし。『監視役』と称しているものの。
そして永友さんってば管理官なうえに警視ですよ?
キャリアなんだろうし、同じキャリアでも変人の新海とは違うんだから、そんなに現場行ってる場合じゃねえだろうと。



強盗と間違えて夫を殺してしまったという事件。
被疑者はもちろん妻なのだけれど、調べていくうちに20年前からの被疑者の親友で作家の女性(白石美帆)が浮かび上がってくる。
浮気をした夫を許せなくて、放したくなくて、でもその夫は親友にも手を出していて、相談された親友は夫を殺す計画を決意する。
20年前に父親からひどい暴力を受けていた親友のために、父親を火事に巻き込まれたように見せかけて殺した。
「私があなたのお父さんを殺してあげる、解放してあげる」
って教会で相談するなよ、中学生。恐ろしいな。

結局、妻のために夫を殺してあげた女性作家は、この妻にまんまと騙されたのだ。
親友の父を殺した20年前からこの妻は彼女に心理的に依存していたんだろうなあ…いや、もう共依存だったのかもしれない。
そのうえ夫と関係があるようだと知れば、依存は憎しみに変わってしまうのかもしれない。
中学や高校時代のこういう親友関係みたいなものって、些細なことで関係がひっくり返る、危ういものみたいな気もする。

そして最後にとうとう有富管理官(風見しんご)までがデレた。
「あのまま送検しなくて良かった、もう少しで正当防衛を成立させてしまうところでした」だって。
有富には嫌な管理官のままで居て欲しかったのに…
最後の砦は検察事務官か。それとも意外に東出なのか?
ええ、別に全員が新海の味方になったってそりゃかまわないわけですよ。
結果を出してるわけだから。
ただ最初っから『変人』スタンスで来たキャラクターなわけで、こう皆が皆、実績を認めてありがとう~って丸く収まっちゃうと、主役のキャラがぶれてしまって一貫性が失われるのではないかと。

まあ10年以上も数々の難事件・珍事件を解決し続けているのに、まったく認められないという某刑事ドラマの警部殿の方もヘンだとは思いますが、あの人の変人ぶりキャラでもってるドラマですからなあ。
新海は組織にまったく馴染まない、という程変人でもないというのが納めどころかしらね。


「カエルの王女さま」 第7話

2012-06-21 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第7話

忠子に玲奈とのことがバレてしまって忠子さん家出~
家出して忠子は東京へ。真昼ちゃんは就職の最終面接が東京で。
そして高垣は工場の新しい取引先とのごあいさつに東京へ行くことに―という皆のベクトルが東京に向いたところで、シャンソンズが県の合唱コンクールで優勝しなければ解散する事態に!!
隣の(合併予定の)市はベルリンから優勝請負人とやらいう指揮者を呼んだとか呼ばないとか。
そこで倉坂は東京にいる昔の彼氏で著名な演出家・三宅(石井竜也)に、シャンソンズの演出を依頼するため、みんなで東京に行くことになったのであった。

そして倉坂ソロはプリンセスプリンセスの『M』であるが、これは天海さんの音域と少し違う感じ。
でもさすがに見事に歌いこなしてたけど。

まあ結局三宅にはあっさり断られ、でも忠子を見つけて帰ってきた倉坂。
でも忠子夫と忠子の痴話喧嘩の仲裁、玲奈との三角関係を清算する手伝いしてあげちゃうのですよ、シャンソンズらしいやり方で。
キタよ『ウエディング・ベル』♪くたばっちまえっアーメン♪ってやつです。
結婚式をしていないという二人のために結婚式の場を用意してあげちゃって、それを歌うという。
そして「くたばっちまえっ」って思いっきり玲奈に歌わせる演出。
いや、これで丸くおさまるのか?おさまるんだ、ふうん…私だったら無理。
でも本当に悪いのは男なんだけどね、浮気ってのは。相手の女に恨みが向いてしまうもんではあるが。

真っ白い五線譜に新しいメロディーを描くことから始まるかあ。石井竜也にそれを言わせるというのが粋。
そして合唱コンクールのオリジナル曲を作らされることになっちゃった乾だった。
もと伝説のロックシンガーだしな、出来るよなッ!!
ところで乾ちゃんはなんなの、真昼ちゃんのこと好きなの?どうなのどうなの?


「息もれる癖、まだ治らないの?」
と三宅に言う倉坂が痛快。石井竜也に天海が言うからシャレになるわけだが。
実際役者や歌手で息漏れの気になる人は多いしねえ。
息もれの気になる筆頭は玉木宏。継いで壇れいである。女性は呼吸法の問題から意識して発声しないと息もれしやすいんだけど、最近は男性でも息もれしてる俳優さんはよく見かけるなあ。

あ、でも浮気はあかんで。
浮気されたのは2年も前のことでしょ?では済まんと思う。
それでも好きだっていうから仕方なく助けてあげちゃったわけだけどさ。

「リーガル・ハイ」 第6話

2012-06-20 | リーガル・ハイ


『リーガル・ハイ』第6話

離婚問題である。

出たよ、鈴木京香。古美門元妻。ケイコ・シュナイダーだって。
ほんと、いいのか?堺雅人(爆笑)←毎回言っている。
お腹くだしてトイレに入ってるシーンとか。

今回の依頼者は理想の夫婦とマスコミで言われているが、実際のところは妻のDVが日常化していたという夫の言い分に対して、妻は自分が暴力を振るわれたと主張する。
芥川賞作家の夫と元アナウンサーの妻。
黛はお涙頂戴派、できれば円満に離婚してほしいと思うが裁判になることに。

これがもう不運にも判事が女性だわ、夫の方は浮気相手が覚えている限りで18人とか。
裁判で不貞行為は究極的に不利だよね、まあDVも今はかなり不利だけど。
だってこの妻ってすごいよ、感情的になるとナイフを振り回したりするんだよ、古美門に向かって。

ケイコ・シュナイダーも頑張ったが、ドラマとしては古美門にここで土をつけるわけにはいかない。
妻の方は別の男に心を残したまま夫と結婚していて、それを突き止めた古美門・黛は法廷で明らかにしようとしたため、結局和解することになる。
ストーリー的にはケイコが黛にヒントを与えて、弁護士としては負けるが依頼者に最良の再出発を用意した。
んー、いい女だなあ、ケイコ・シュナイダー!
でもほんとは古美門もその意図が分かっていて勝ったのかもしれなくて、なんだか切ない元夫婦のお話であった。

次回はなんか、色々のパロディ?
古沢さん、やりたい放題だな、オイ。

しかし鈴木京香さん、年とったなあ…綺麗だけど。
化粧が濃すぎて怖いけど、それは役柄上と思いたい。完全にレギュラー陣をくってた、すごい存在感だ。

「ハンチョウ~警視庁安積班~」 第7話

2012-06-19 | 「ハンチョウ」


『ハンチョウ~警視庁安積班~』 第7話

ハンチョウの必死の説得にも関わらず、被疑者を連れて逃げる尾崎。
「フジムラ(日系ブラジル人)は警察組織には渡せません」
どうして警察官でいるんですかっ!何を守るためにあなたは警察官d…違った。
ハンチョウは「市民を守る警察官」がテーマだったな、そういえば。

尾崎は5年前に自分の判断ミスで親しくしていた巡査を亡くしてしまったと思い込んでいるという。
実際には尾崎に責任のあるケースではなかったが、尾崎は最後は組織の判断ではなく自分の判断を優先すると思うようになってしまった。
警察辞めた方がいいよ、という台詞を飲み込んだ私。←飲み込んではいない。テレビに向かって何回も言った(笑)
明らかにアヤシイ市会議員(コニタン)。
いろいろおかしい点があるのは分かりきっているが、その辺りは尾崎エピの回収のためにわざと話を混乱させるのである。
一年前に市会議員の妻の実家に強盗が入った件と今回の事件を関連させ、尾崎に逮捕状が出たといって特捜一係(分室)を解散に追い込もうとする真山。←唐突。だって先週までちょっとハンチョウにデレてたよ?

んー!
尾崎が小池を信頼できる仲間だと言ったことは評価できると思ったんだけど。
まだ安積には少し不信感があったのだが、
「命令が間違っていると思ったら従う必要はない、組織ではなく俺たちは俺たち自身で判断するんだ」
と言う安積にいきなり部下の顔になって信頼しちゃう尾崎。
結構たやすかった(笑)最近のドラマはみんなデレが早過ぎて。
もっと反抗しろ!!ロックは反骨精神だ!!!←間違ってる。

事件は安積と尾崎が信頼関係を築いて無事解決したんだけど、今度は『木曜日の子ども』というテロ組織が出てきたぞと。
爆弾テロ組織らしいですが、刑事部長が公安と結託して調査しているらしいというのが次回へのヒキ。
マザーグースを持ってきたのはすごいね、「木曜日の子どもは遠くに旅に出る」。
こういうところが原作ものの強みかなあ。
でもコメディ担当オトコマエ枠の小池が
「こんなに守られてる特捜ってのがちょっと薄気味悪い」って案外鋭い件。



「Answer~警視庁検証捜査官~」 第6話

2012-06-15 | Answer~警視庁検証捜査官~


被疑者死亡の送致書に引っかかった新海さんが被疑者の家へ。
机の引き出しに物入ってるけど…こういうの軒並み持ってったりしないのか。
被疑者が一緒に活動してた団体の資料とか。

というわけで『Answer』第6話です。



自然破壊に繋がる違法伐採を告発、自らが末期がんと知った被疑者は爆破テロを実行した上で自殺。
しかし時限装置に使ったと思われるタイマー付き時計がひとつ足りないことから、爆弾がもうひとつあるのではないかと推測する新海。
新海の推測に基づいて爆弾を探しまわっちゃう捜査一課の皆さん。
もう一致団結の方向でいくことにしたわけですね?
しかしここに来て新海を警視庁に呼んだ張本人である東出が難色を示している。
「みんなを巻き込んでるそうだが、もし爆弾がなかった場合責任は取れるのか?」
…なくて良かったでは済まないのか。あって爆発するよりない方がいいに決まっているのに、面倒くさいなあ、組織ってのは。まあそれが社会というものなのかもしれないが。

ところで爆発に巻き込まれて負傷した被害者の娘が、被疑者の学生時代の元彼女だった。
で、この彼女役が安めぐみさんなんですが、依存的な性格で自分で何かを決めるのに不安を感じてしまうタイプ。
社長の娘として跡取りの立場で勤務していた会社を辞めて彫刻の道を進むと決めたことも不安で、被疑者に相談したが相手にされなかった。
彼は末期がんが進行していて、満足に彼女と話すことも困難になっていた。
そして最後の彼女の相談に対して送られてきたアドバイスは、真犯人によって利用されてしまう。

結局爆破はテロなんかではなく、負傷した被害者を殺すのが目的の事件だった。真犯人は社長の側近で自分が次の社長になるために計画したことだった。

無事冤罪を防ぎ、第二の爆破を防いだ新海。以上。って感じの終わり方だった。
捜査一課の若いヤツが今回新たに新海にデレた。

どうも最近の一時間ドラマはエピソードをごっちゃり盛り過ぎている印象。
あちこちで人間関係を展開し過ぎて、事件そのものを解くという刑事(探偵)ドラマの醍醐味が希薄になっているように思う。
そういうのはやりつくした、ということなのかもしれないが、事件解決への経緯をしっかり見たい私には寂しいような気もするのだった。

ちなみに今回要らなかったんじゃないの?と思ったエピソードは小暮(片岡鶴太郎)と娘のシーン。
ところどころに無理矢理挟んできている印象なので、今後のストーリーに関係するのだろうか?
この手のドラマでそういった伏線の回収を期待して裏切られることは度々なので、深く考えないことにするが、伏線じゃないならそのシーンの分の尺を他へ回した方が事件の背景がしっかり描かれたんではないかと思う。


「カエルの王女さま」 第6話

2012-06-14 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第6話

玲奈にばれちゃったよ…倉坂がブロードウェーのスターでもなく事務所をクビになってた、ってことが。
でもやっぱりさあ、前回世話になったっていうか。
哲郎(忠子夫)もサイテーだからな。
それに比べて倉坂は自己顕示欲強いし、キツイけど、根っこが優しい。
必要とされなくなった人の傷が分かるから、ほんとはすごく優しいんだよねえ。

なのに玲奈はさ、結局哲郎にしゃべっちゃうんだわ…
で、市長がそれをメンバーの皆の前でばらしちゃったもんで、皆に責められた挙句忠子さんに追い出されちゃった倉坂。
自業自得といえばそうなんだけど、みんな冷静になった方がいいわ。
倉坂がいたから前に進めたわけでしょ?
倉坂はみんなを利用したって言ったけど、もしそうだったとしてもみんな自分を変えられたのになあ。

結局いいところを持っていく乾(玉山)。
「どっかのでっかい女のせいで、俺は過去から逃げるのはやめたのに、あんたは逃げるのか」
だって。やめたんだ、そっか。良かったな乾。

ところで今回のテーマはメッセージソングで、「それが大事」「歌うたいのバラード」(倉坂ソロ)ときて「何度でも」。
ドリカムはなあ…完全な実力不足である。倉坂抜きでは厳しかった。
ガツンとした声は一人しかいないからなあ、このグループ。
ちょうどこのドラマの途中でファンケルのCMが入るんだけど、ドリカムの吉田美和が思いっきり歌っているのがまた。
この人、また歌うまくなってるんじゃないの?と思う声の勢いである。
で、市民放送を乗っ取って歌った「何度でも」で倉坂を取り戻したシャンソンズだったのだ。

嘘つかなくてよくなって、スッキリして良かったよ、倉坂さん。
もう開き直って「ブロードウェイのアンダースタディ、倉坂澪率いるシャンソンズでーす!」って署名集めてんの。
頑張れ倉坂!!

しかし玉山…徹底的にいいところを持っていくわけである。
最後まで信じてあげちゃってさ。過去の傷の痛さは俺も知ってるぜという位置づけか。
カッコいいな。
そして小泉の情けなさ…この人は俳優として出てきた当初こそオトコマエ枠だったが、最近はどうも犯人役とかこういうコバンザメ的な役、姑息だったり胡散臭かったりする役が似合うような気がするんだが、いかがなもんか。

「リーガル・ハイ」 第5話

2012-06-13 | リーガル・ハイ

『リーガル・ハイ』第5話

古美門研介  …  堺雅人
黛 真知子  …  新垣結衣
三木長一郎  …  生瀬勝久
沢地 君江  …  小池栄子
加賀 蘭丸  …  田口淳之介
井手 孝雄  …  矢野聖人
服部     …  里見浩太朗

脚本:古沢良太


古美門…「バーカ、バーカ、バーカ…」っていくらなんでもその台詞はどうなの。

政治家の収賄事件でーす。古美門風に。
証拠そのものが捏造だという古美門、相手の検事に宣戦布告するあたりが彼らしい。
相も変わらずハイテンションのハイテンポ。
そこに政治家役として登場した依頼者が江守徹である。濃いわあ。

しかし今回の古美門は子どもである、いつにもまして。
いいのか、堺雅人?
黛に「どうしてもっと強く止めなかったんだよー」って言ったよ…
政治家トガシ(江守徹)の控訴審を引き受けるかどうかで命にかかわるかもっていう話だしな。
そんな脅迫するような政治家がどこの党なのか知りませんがね、総裁になるとかやめて。
黛の言うとおりだな、と感情的には思うけどね。
でもまあ古美門が言うように金を得て力を持った政治家が官僚に疎まれるのも事実だよなあ。
いや、ほんと贈収賄も汚職も勘弁してほしいけど、官僚の税金の無駄遣いも大したもんだよ?
どっちも嫌だ。

このドラマ見てると本筋を見失ってしまうのだよ。
結局トガシ先生のお宅の家政婦さんが自殺した(せざるを得なくなった?)トガシの秘書の恋人だったのだ。
で、検察側に頼まれて証拠を捏造したという。
この家政婦さんのトガシに対する態度が辛辣で、必死で、すごくよく描かれてた。
感傷的過ぎるきらいはあるけれど。

ネタとも伏線ともとれる材料をところどころに散りばめてるけど、どう収拾するんだろうかと思わなくもないが、些か飽き始めていた私でも、もうちょっともう一回、と見てしまう面白さはすごいと思う。
今回の「ヘリコプター買っちゃおうかなー」とプロペラくるくるの仕草をする古美門にはさすがに閉口したが。
いくらなんでもやり過ぎじゃないの?
もう一回書いておこう。いいのか、堺雅人?

小池栄子がなんだか重要なポジションになりかけてるよ、やだなあ。
そして次回鈴木京香が古美門の元妻役で登場?←歓迎(好きなの)