ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

『息もできない夏』第7話

2012-09-28 | 息もできない夏


『息もできない夏』第7話

予想通りの展開きた。
夏目を葉子と会わせようとして設定した食事会(自宅)に偶然にも鮎川が来て
「玲ちゃん、君には知る権利がある。君は俺の娘なんだ」
俺の娘、無理あるで…年齢的に。まあそれは置いとくとして。
で、鮎川を止めようとしてパニックになったのも手伝って葉子は包丁を持ち出してしまう。
そしてもみ合いになる夏目と葉子と鮎川…、ああ、それはなー刺されるのは夏目さんですよねぇ。やっぱりねえ。
家族で「事故だ」と口裏を合わせてはみたが、葉子は拘留され、不安を抱えたままの玲のところに事態を聞き付けた樹山が登場。
あんまり何も役に立たずに帰ってったけど、でも家に上がり込んだよ…だめだよ、こんな時間に、女の子一人の家に上がっちゃまずいって。
樹山に知らせたのは新聞記者時代の後輩でした。
都合良過ぎる展開だけどこの人もそろそろどういう役回りかはっきりさせて欲しいしな。
まあこの後輩記者が事件のことを聞きまわるもんだから、噂が噂を呼んで、仕事はしばらく休むように言われ、家には悪戯電話がかかってきて、すっかり不安定になっちゃうんだ。
そこにまたもや樹山が登場である。
樹山に抱きついて「どうしてこんな風になったのか分からない、わたしなんかいなければよかった」て言い出した玲を励まそうと連れ出した樹山。
その二人の姿を見かけてしまった亜佐美。
この人も思いこみが激しそうで危ない感じがものすごくするんですけど。

夏目の意識が戻って事故の証言が取れた結果、拘留されてた葉子が釈放された。
葉子を迎えに行った玲はどうしても真実を知りたいととうとう葉子から聞き出す。

どうしてこんな不安定な母娘をふたりきりでおいておくのか。
なんで傍にだれかついていてやらないのよ…。残酷すぎてとても二人では背負いきれないよ。

谷崎と結婚しようとして婚姻届を出そうとしたら、離婚届が出されていなくて、離婚届を一刻も早く出して欲しくて一人で会いに行っちゃったんだ、葉子。
それで結局、鮎川にレイプされちゃったんだって。だからどっちの子か分からない。
それを聞く前はどんな人だったとしてもその人が血のつながった父親なら自分は真実を受け止める覚悟があるというようなことを言っていた玲だが、聴いた途端
「そんな人が父親なんていやー!!」
うん、18歳の女の子だしね、大変だったもんね、分かる、分かるけど。
脚本がひどいわ、ここは。覚悟してるって言った舌の根も乾かぬうちに…だもん。
母親が言い渋ったり裁判をやめようと言ったりしてるあたりで、なんとなくマズイんじゃないん?て思ってるはずなのに。
18歳の女の子って結構大人だよ、そういうことに対する勘も意外に働くと思うんだけどなあ。
そして鮎川は脳腫瘍のようだ。進行してるって…人間、死ぬかもしれんと思うとなにか残したいと思うもんだよね、生きてた証みたいなものをさ。
それが子どもだったりしたら、そりゃ必死になるわけだ。

あとはトバシ記事書こうとしてる樹山の後輩記者(ARATA)。
『無戸籍児問題、母親が実の父親を刺殺?』て。生きてますがな、夏目さん。トバシもいいところである。
いよいよ樹山の過去と本領発揮か?

しかし問題が非常にデリケートなせいなのか、ドラマ全体の進行にスピード感がゼロである。
とっくに折り返してるはずなのに、折り返した感じが全くしない。
優しいのかそうでもないのかキャラクターの定まらない祖母といい、何をするために主役の一人でいるのか分からない樹山といい。
結末が気にはなるから最後まで見るが、一気に見ようという気持ちがしない。
続きが気になって来週が待てない、というどころではない。
録画があるのに今はちょっといいや、これ、連載ドラマとしては致命的だと思う。

『トッカン~特別国税調査官~』第7話

2012-09-26 | トッカン



『トッカン~特別国税調査官~』第7話



今回は錨さんエピ回収回ですから。
星野真理はちょっとこういう不安定な役をやるといいねえ。ただ可愛いだけの役より絶対こういうのが似合うわ。
ところでずっと鈴宮役の真央ちゃんが誰かに似ていると思っていたのだが、多分、多分だけど2時間サスペンスのシリーズもの、窓際太郎の事件簿の麻生さんではないだろうか。なんとなく。

今回の案件の方はガールズバーの脱税なんだけど、それに錨の問題が複雑に絡んでくる。
税務署内で起こっている情報漏洩問題。
このガールズバーの差し押さえの際にも情報が漏えいし、既に前回からの様子で錨がおかしいと感じていた鍋島が手を回してそちらは無事に差し押さえられるんだけど、
錨ちゃんの旦那さん、ずっとヒモ状態だったんだねぇ…。
何年も公認会計士になると言って勉強してて、収入ゼロで、錨も見栄っ張りなところがあるからなかなか離婚もできずにいたんだな。
自分の仕事のこともなんかこう色々姑息な手段を使っていたようだし。
で、とうとう離婚を決意したら旦那が職場に訪ねてきて、ナイフを振り回す騒ぎになってしまったという…
そしてトッカンが止めに入って刺されちゃったのだった…おぅトッカン…

なんかねぇ。
身につまされるものがあるよな。錨さんが追い詰められていくっていうのもね。
結婚だけじゃなくて生きてるとうまくいかないことの方が多いわけで、そのストレスを上手に発散しながら乗りこなしていかないと追い詰められて行き止まりに来てしまったような気がすることもあるんだろうなあと。
ドラマに感情移入し過ぎなわけだが。
真面目で外面のいい人ほど、それを内側に溜めこんでしまうんじゃなかろうか。
溜めこみ過ぎたら爆発しちゃうもので、たいていは人間関係、相手のあることだから、どちらかが爆発してとんでもないことになっちゃう、こともある。
まあ普通は傷害騒ぎなんかにはならなくて、その人とは気が合わないからもう付き合うのやめよう。という形におさまるものなんだろうけど、夫婦となるとそうもいかないものであるし。

というわけで次回からのゲストは及川光博である。
予告を見たらちょっとふっくらしたようである。ライブ行った時しゅっとしてたけどなあ…とあれからまだ2カ月ほどだけど?
ミッチー、相棒卒業して気が抜けちゃったのかしら…。

『警視庁捜査一課9係』第8話

2012-09-24 | 警視庁捜査一課9係


『警視庁捜査一課9係』第8話

ストーリーはコチラ


小宮山さん!!主任研修ですかッ?
確かに青柳主任は器が小さいしな、村瀬はウザいしな。
村瀬を使いこなしている小宮山さんが主任になった方が良さそうな9係であるが、二週間も小宮山さんいないなんて寂しいなあもう。(村瀬の心の声。勝手に)
そしてスマートフォン(by au)を使いこなす係長。

今回はお笑い芸人が殺害された事件についてなのだが、どうもね、元相方(雛形あきこ)があやしいと見せかけている前半。
それはともかくとしていくら小宮山が研修だからと言って、村瀬が単独捜査ってまずいでしょう、9係。
ここは係長がひいて浅輪と組むべきじゃないんですか?
そもそも係長が現場にばっかり出張ってるのがおかしいじゃないのさ。

んー…ピンで売れていく性格の悪い相方に飼殺しにされて、自分は女優として小さな役でも地道に進もうとしていたのにそれまで邪魔されて耐えられなくなって殺したのかあ。
恋人に死なれたその相方を救ったのは犬だったのに、その犬も売れだしたらエサもロクにやらず放ったらかしで、その姿が飼殺されている自分と重なったのかもしれない。
で、犬を操って殺した・・・ないだろ、と思ったら案の定、という展開でしたが。
で、もちろん自分を飼殺していたと思っていた性格の悪い相方は本当は元相方を大切に思ってた…という人情オチ。
まあ人情オチは9係の十八番ではあるが。
しかし実際に殺したのは別の人だったとしても(偶然が重なり過ぎてるけどな)、一時的に殺意を抱いたのは事実で人間なんてそれくらいのこと、と思うようなことで殺意を抱くほど憎しみを感じてしまう弱さを持ってる。
長い間一緒に居た相手の真実を見抜く目を曇らせるくらい、憎しみなんて簡単に心を支配してしまう。
…というのがテーマか?

しかし浅輪役のいのっちの演技がどんどんわざとらしくなっていっている。
浅輪と係長が9係の二大看板なのに浅輪の呑気でぼんやりした役柄向け演技が、年齢に合わなくなってきてるのかもしれないなあ…。
そろそろ方向転換した方がよいと思われる。

『リッチマン、プアウーマン』 第7話

2012-09-22 | リッチマン、プアウーマン


『リッチマン、プアウーマン』 第7話

日向 徹   -  小栗旬
夏井真琴   -  石原さとみ
朝比奈耀子  -  相武紗季
朝比奈恒介  -  井浦新
安岡倫哉   -  浅利陽介
小川聡史   -  中村靖日
細木理一   -  植木紀世彦
宮前朋華   -  八木のぞみ
立石リサ   -  舞川あいく
吉田一雄   -  鹿内大嗣
山上芳行   -  佐野史郎
小野遥香   -  野村麻純
久我友樹   -  古川雄輝


あー良かった。
あのまま耀子となんかあっちゃったりなんかしたら面倒なことになっちゃうじゃん、とどっきどきしたー。
いや、簡単にそういう関係になっちゃうドラマなんてさ、もう見飽きちゃったというのもある。
だからわたしは耀子とキスで思いとどまった日向(という設定にした脚本)は評価する。するぞ。

あら、朝比奈さんってマジで真琴のこと好きだったの?それもビックリだなー、まあ本気かもな?とは思っていたが。
いやまだ分からん。
日向の敵だったのが味方にまた戻ったような素振りもあるけど、今のところ朝比奈の狙った通り日向は持ち株を全部担保に入れる羽目になったわけだし。
このままだと下手すれば日向は大金持ちから一気に一文無しに転落することになるんだよな、ふむ。
ところが朝比奈の予定に反して山下(経営陣の一人・佐野史郎)がいきなりのクーデターを起こしちゃうという。
日向、代表取締役解任。
社長が朝比奈で、日向が副社長。でもこれって朝比奈の筋書きじゃないと思うんだけど。陳腐過ぎるし。
まあ画策してたのは確かだけど時期尚早だったんじゃないの?
結果としてその時期尚早が裏目に出るに違いないぞ、多分。

朝比奈が日向をどうにかしようと裏で動いていたことを知った耀子。
だが耀子は兄の裏切りをどうしても日向に打ち明けられない。
日向の気持ちが自分に向いていないことも分かってるから、余計なのかもしれませんがねえ。

そしてすごい告白だわ。
「わたしは日向さんと一緒に働きたいです」だよ。「日向さんが好きなんです」じゃなくて。
真琴は一流企業の研究員への就職が突然に決まって、インターン期間も残すところあと5日という状況でのこの告白。
日向は「選ぶ道を間違えるな。」って研究所への就職を押しちゃって、日向も四面楚歌ではある。

日向に送られてきた本日付け解雇メール。
それはいつも日向が社員に送っていたメールだった。

しかしかつて解雇したひとりのプログラマーから、朝比奈の裏切りの情報がもたらされる。
次回以降どう反撃するのか、というのが見どころですな。

オトコマエ耀子ちゃんと耀子ちゃんとこのシェフのノギさん(だっけ?)との関係も気になるところだし、
真琴も窮地の日向を置いてはいけないだろうし。
7話、しかし中だるみなし。今回の月9は大変頑張っていると思う。
ところで石原さとみちゃん、なにあのつるっつるのお肌!!つるっつる!!さわりてー(おっさんか)

『息もできない夏』第6話

2012-09-19 | 息もできない夏

『息もできない夏』第6話

谷崎 玲   -  武井咲
樹山 龍一郎 -  江口洋介
谷崎 麻央  -  小芝風花
谷崎 葉子  -  木村佳乃
谷崎 啓介  -  神尾佑
谷崎 香緒里 -  浅田美代子
井川 さつき -  原幹恵
西川 純   -  清水一希
安倍川 衣里 -  橋本麗香
草野 広太  -  中村蒼
片岡 亜佐美 -  霧島れいか


ちょっと中だるみ期の6話という印象。
鮎川(要)の本意がまだはっきりしないまま、ただ葉子に会いたかっただけだと北大路じゃないわ、葉子の父に言う。
ただ玲が葉子の娘だと知って近づいたこと、それを通じて葉子に会いたかったという。
鮎川は玲が無戸籍であることを知らなかったが、ひょんなことから知ることになる。

一方今まで見守るだけだった葉子の父・夏目は、鮎川が葉子と玲に近づいていることを知り、とうとう玲に自分の素性を打ち明け、裁判にかかる費用を援助したいと申し出る。
葉子はもう夏目に会うなと玲に言い、裁判をするより今まで通り戸籍をとる手続きを進めようと話す。
どうもこのあたり、裁判になると困る事情がありそう。
鮎川の反応を見る限り出生の事情、ということだろう。玲は谷崎の娘ではなく鮎川の娘である可能性が高いってことか?
家族であるということを他人に認めてもらう必要があるのか…ていう樹山の言葉は深いよね、傷ついたから言える言葉なんだろうなと思う。
そのへんからも樹山の過去に興味がわいてくるわけである。

しかしここの家族は問題が多過ぎるな…谷崎の母ともなんか微妙な関係だし、夏目と葉子の関係も複雑だ。
でも「家族だもん、嫌いになるわけない」はちょっと浅い。
家族だからこそ憎しみが深くなることもある。愛憎ていうくらいだからなあ。
まあこちらは和解できそうで良かったんだけども。

そこに、ダダーン!!鮎川登場だッ!
「玲ちゃん、君には知る権利がある。君は俺の子だ」
あーやっぱりー?えらい引っ張ったな。率直に申し上げますが玲が鮎川の子は計算が合わない感じがします。
要潤ていくつだ?18の子どもがいてもいいというほどの歳?30代前半だと思うのだけどなあ…
こういうのも割とドラマに入り込めない理由になっちゃったりするからねぇ。

ところでこれって実際に難しい社会問題でもあるけど、戸籍が自分が自分であるという存在理由になるというのは少し解釈が薄っぺらい気がする。
自分が自分という存在だというのは戸籍があろうがなかろうが関係ない。でも今の日本の制度では戸籍がないと社会生活ができないということで、根本的に人の存在することと社会生活とを同じに考えるのは却って問題をこじらせるような気がするんだけど…。うーん。

ところで玲の台詞に「次第に…」という言葉が出てきたんだけど、18歳の女の子が次第に、って使わないよなー。
脚本に書いてある台詞だったからなんだろうが、引っかかるくらいだからやっぱり違和感があったんだと思う。
そういうところ、現場で臨機応変に変えたりしないもんなんだろうか。

『警視庁捜査一課9係』第7話

2012-09-14 | 警視庁捜査一課9係


『警視庁捜査一課9係』第7話

ストーリーはコチラ

サイバー犯罪対策課出てきたよコレ。(相棒X-Day楽しみだなー)
というわけで今回はやたらと張り切ってる村瀬である。
なんだかスリーパーという合成麻薬で自殺に見せかけた連続殺人事件という、どこかで聞いたような話ではあるが。
で、これがまたそういう自殺志願者のセラピーサイトみたいなところがあって、そこに目をつけたのが係長!

今回のは作り込んでんなーという印象だった。
セラピーサイトから戸籍売買、投資詐欺への事件展開も良かったし、そこにかつて双子の片割れを自殺で亡くした女子高生が絡んでくるのも悪くない。
善意とはいえ、女子高生のしたことは結局は自殺ほう助になっちゃうんだよな。
突き飛ばしたことで亡くなってしまった人の件は正当防衛が認められるのか、過剰防衛になるのか。

死にたいと言ってスリーパーを飲んで眠るように亡くなっていく人たちにずっと最期まで寄り添ってあげてた、とかちょっといい話みたいにしてるけど、それってかなり精神を病んでる状態だとも言える。
だって人が死んでいくのを黙って見ていられるって、どんな過去があっても生きている人間としては常軌を逸している。
自殺した双子が思い悩んでいたときに、強くなって欲しくて頑張れって励ましたら、彼は逃げ場を失って追い込まれて自殺した。
それは気の毒だけど、知らなかったんだから仕方ない。
周りの大人が救ってあげなかったんだから。
鬱になったら病院に行かなきゃダメだし、自殺したいって言う人たちをサイトで話を聞いてあげることでなんとかするなんてのは、現実的な解決になりやしない。その上死の瞬間に立ち会うなんてなあ…。

サイトで話を聞いてあげてた人達の中には立ち直った人ももちろんいて、だから皆が本当に死にたかったわけじゃないんだということなんだろう。
ほんとはやり直したくて、そのきっかけを探していたってことなんだろうねえ。
女子高生は悪い大人に利用されていただけ、という結末だけど、なんかすっきりしない感じがなー。

人が人を救うことはできないけど、人を通してしか人は救われないことだけは確かだと思うが。

ちなみにそうめんを茹でるときに入れる差し水のことだけど、わたしは『びっくり水』て言う。
みんながいっせいに「言いませんよ~」って言ってたけど、言うよ、言うってば!!(言わない?)


『リッチマン、プアウーマン』 第6話

2012-09-12 | リッチマン、プアウーマン


『リッチマン、プアウーマン』 第6話

真琴は夏休みの間だけの契約だったんすね?なるほどなるほど。

朝比奈が起こした反乱で、大量の個人情報の流出と株価の急降下という事態にみまわれたネクストイノベーション。
勿論まだ朝比奈は尻尾を出さないどころか、日向の味方を装っているわけである。
そんなときの株主総会で、お金のことばかりしか言わない人達の中で、日向に期待して投資したという無職の青年が「失望した」と訴えた。
日向はそれに真摯に謝罪する。
「いつか必ず君を喜ばせるから、君の持っている株は売らないでください」
みんな夢を見たいんだもん。たとえばビル・ゲイツとか、スティーブ・ジョブスみたいにさ、わくわくさせてくれる人に何かを託したいって思ってんだよ。
勿論株主はビジネスでもあるから、金銭の損失に対して社長が責任を問われれうのは当然のことだろうと思うが、それ以上に夢を見たいんだと思う、わたしも。

だってこのドラマ見てるとわくわくする。
恋愛なんかは割とどうでも良くて、むしろこの窮地を日向と真琴がどう脱するのか、朝比奈との関係はどうなるのか。
朝比奈のトラウマは癒されるのか、そしてこの大仕事は成功するのか。
キャストはあまり好きじゃないのに、面白いと思ったドラマは久しぶりだ。

「僕のやり方は間違ってたんだな」

間違ってたっていいじゃない。間違えたってやり直せばいいじゃない。
少し休んで誰かに頼って、そうしてまた歩き出せばいいのに…と思ってたら日向さん、真琴ちゃんに電話してた。
タイミング良く、というか悪くというかそこに耀子が来ちゃうというね、弱ってるとこにこれはなあ…
それがわざとってのもなあ…耀子キャラオトコマエだし結構好きなのに、ここの持ってき方、すごいやだわ。

真琴が日向を好き、というのも、ありがちなただの恋愛感情だけじゃなくてうまく仕事と絡めてあるのも見やすいドラマだと思う。
真琴が朝比奈に
「朝比奈さんが羨ましいです。日向社長を支えて行けるから」
て言った、その言葉はもしかしたら朝比奈の心を動かさないかなー。そうだといいなって思うのだけどね。

『トッカン~特別国税調査官~』第6話

2012-09-10 | トッカン


『トッカン~特別国税調査官~』第6話

<キャスト>
鈴宮深樹   -  井上真央
鏡雅愛    -  北村有起哉
鍋島木綿子  -  鈴木砂羽
金子長十郎  -  池田鉄洋
南部千紗   -  木南晴夏
相沢芽夢   -   美波
釜地亨     -  笠原秀幸
池戸則夫   -  おかやまはじめ
鈴宮益二郎  -  塩見三省
清里肇     -  岩松了
錨真理子   -  星野真里



トッカン、数字取ってないんだなあ。割と面白いのに。キャストは地味で話もとっつきにくくはあるが。
しかも今期のドラマはオリンピックもあったし厳しかっただろうけど。
9係も一ケタだもんなー…大丈夫か『相棒』、アンサーから9係へと順調に下がってしまった数字を取り戻せるのか?
(トッカンとは関係ないが)

錨(星野真理)が入ってきてますます劣等感が刺激される鈴宮。
まあ完璧に同性には嫌われそうな女、なんですけどね。

今回は計画倒産で詐欺案件でもあるけど、国税は税金のことだけなんだって。
詐欺の被害者のことは管轄外っていう典型的なお役所仕事なんだけどさ。
こういうのって警察と連携とかしないんだろうか。ドラマだからね、そこは万事OKになるのははじめから分かっているとして、実際にはどうなんだろうか。
警察庁と警視庁とか所轄と本店とか係と課どうしで手柄取り合ってるとか、そういうのをドラマで見せられ過ぎるのもなんというか過剰だよなあと思う。

でも今回面白かったのは裁判所から「国税も他の債権者と同じ立場だ」と言われるシーン。
倒産や自己破産において国税も他の債権者も権利は同じで、税務署だからといって一番に優先されるべきではないというのが裁判所の言い分、いや法律上の手続きだそうである。なるほど。

今回は他の面々が別の部署からの応援要請で出張、錨と鈴宮のふたりになっちゃう。有り得んというツッコミは置いておいて。
結局トッカン付きの鈴宮が一人で差し押さえすることになるんだけど、ちょこちょこと錨が余計なことを言ってはっきり言えばじゃましてんだな。
錨ちゃんもなんか問題抱えてるようだからな、そのエピは次回のようだが。

しかしまあ。
「わたしたちは救うことだってできるんです」
かあ。これ一種のお役所仕事に対するプロパンダガンダじゃねえのか。
お役所はこういう気持ちで仕事してるんですよー的な、いえドラマですけどね。フィクションですけどね。



『警視庁捜査一課9係』第6話

2012-09-07 | 警視庁捜査一課9係


『警視庁捜査一課9係』第6話

ストーリーはコチラ

すげー。サブタイトル『アロハ殺人事件』だって。さすがの呑気刑事ドラマである。
このアロハと殺人の字面の合わなさがもうな。
そして花屋で死体を見つけるなんて人生は嫌だ。一生お花屋さんに行けなくなっちゃうじゃないの…

村瀬のウザさと暑苦しさをみんなで生温くにやにやと笑いながら見ている9係。
真面目に仕事してーな…と思う。
ところでここの係って主任の方が係長より上なの?捜査の指示、いっつも主任が出してんだよ。
それも係長と浅輪にまで「○○お願いします」って、係長が現場捜査の違和感はともかくとしてもさ。
そういえばこのドラマって中間管理職の存在感がゼロ、ていうか出てきたことあったっけか?
そんなことばかり考えていたらドラマは面白くないんでやめた方がいいな、と思う今日この頃である。

またDVかあ…被害者の女性の生い立ちに父親の母親に対するDVというのが出てくるんだけどね。
DVで苦しんでる母親を助けたつもりが、そのせいで父親が出て行ってしまったと母親は自殺してしまうって、気の毒な生い立ちだと思うけど、籍だけが入っている夫を保険金殺人とは些か荒唐無稽である。
今期は刑事もの(事件もの?)が多過ぎてネタが被ることを恐れて、無茶な脚本に走ったということもないとは…
いじめ問題に絡んだ回を飛ばしたり、という社会的配慮も求められたので脚本家には厳しいシーズンだったなあという印象だ。
しかし今回のストーリーはうまく二転三転させて、最終的には同じように親に捨てられた男が殺したという展開に。
「母さんのせいだよ。母さんが捨てたから俺がこんな風になっちゃったんだ」
って言う犯人の姿はまさに大人になりきれないまま大人になってしまったんだなあ。ツライ。

結局、手柄を取り合って事件の顛末に奔走される青柳・矢沢チームと村瀬・小宮山チームをよそに係長がひとりで解決しちゃうんですがね。

『世界は愛に溢れてる。君がそれに気が付かないだけだ。』

今回の9係は呑気どころか重かった…と思ってたらハワイアンコーヒーを淹れるよーと言う係長…。
なんかこう違う意味の変人だな、この人は。
こういうキャラクターは嫌いではないが、課長、とか刑事部長あたりから怒られたりしないのか?警視庁ってそんな呑気なところなのか?と思っちゃうのは『相棒』慣れしてるせい?(そもそも係ごとに部屋あるんかな?という疑問)

『息もできない夏』第5話

2012-09-05 | 息もできない夏


『息もできない夏』第5話

谷崎 玲   -  武井咲
樹山 龍一郎 -  江口洋介
谷崎 麻央  -  小芝風花
谷崎 葉子  -  木村佳乃
谷崎 啓介  -  神尾佑
谷崎 香緒里 -  浅田美代子
井川 さつき -  原幹恵
西川 純   -  清水一希
安倍川 衣里 -  橋本麗香
草野 広太  -  中村蒼
片岡 亜佐美 -  霧島れいか

光と影っていうかね、同じ暗さにいると思っていた相手が急にうまくいきはじめるとそれを素直に喜んだりはできないのが人間てもんだよなと思う。
玲は母親の協力を得られて戸籍を取る為の手続きを始めて、でも草野は現状がなにも変わらなくて。
うまくいってる方は有頂天になってるから、思いもかけないような一言が相手を傷つけるなんて気が付かないんだよな、きっと。
傷の舐め合いみたいなところあるの分かるし、相手がそれを脱したら羨望が嫉妬に変わるのは早い。
そう思うと草野の行動は不安要素が多過ぎて見てるのが怖い。
無戸籍の人達の集まりに玲を連れて行ったのも、前の父親の姓を名乗るのが嫌で裁判で闘ってるという人に会わせるためだったんじゃないの?と邪推してしまうよ。
そこはストーリーの展開としては必要なんだよな、葉子は前の夫の姓を一時的でも玲に名乗らせて、それが記録に残るのがまた玲を苦しめることになるんじゃないかと不安になってるんだし。

怖いのは草野の言動だけじゃなくて、鮎川(要潤)はもちろんのことだけど
樹山の内縁の妻・亜佐美(霧島れいか)もだ…玲にものすごい嫉妬してるし。
まだ20歳にもならない小娘相手にそんなムキになるもんじゃないと思うんだけど、まあそこは樹山と亜佐美が内縁関係のままで暮らしているという事情に関わってくる問題かもしれない。
ここがきちんと結婚してたらもっとどーんとしていられる筈なんだけどねぇ。
今のところ樹山は玲のこと、親身に考えてはいるけど特別な感情があるというところまではいってないんで、亜佐美が意識しちゃうと樹山も連鎖しちゃったり気づかなくていいことに気づいちゃったりするかもしれませんな。

そしてストーカー的展開の鮎川である。こえー…こえーよ。
だいたいDV夫はさ謝るんだよ、暴力振るった後は優しかったりすんだ。
後悔してる、俺はひどかったって土下座したって時間も関係も取り戻せないんだから。
今のところ鮎川の本意は分からないが、まんまと家に上がり込んだ鮎川に会った葉子の様子を見て、鮎川の姓には入りたくない、葉子をこれ以上苦しめたくないと思っちゃった玲。

そしていよいよ北大路欣也の出番か、今まで何もしてなかったしな!
まだ折り返し点だし、もう二転三転がありそう。玲の出生の秘密とか予告で煽ってたし。
録画してある分を一気に見ちゃおうと見始めると思うのだけど、1話分見終わるころには続けて見ようと思えないしんどさがあるなあ、このドラマは。
テーマとしては興味深いのだが。