「遺留捜査」1話見ましたー
<CAST>
糸村 聡:上川隆也
警視庁警部補。刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係主任。
織田みゆき:貫地谷しほり
警視庁巡査部長。刑事部捜査第1課第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係。
横山恵一:波岡一喜
警視庁巡査部長。刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係。
木村繁:甲本雅裕
科学捜査研究所係官。
曽根武雄:佐野史郎
警視庁警部。刑事部捜査第1課第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係長。
宮下晴彦:螢雪次朗
警視庁警部補。刑事部捜査第1課第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係主任。
加賀美亨:大杉漣
警視正。警視庁刑事部捜査1課長。
江藤奈津子:水野真紀
日本音響研究所所長。
上川隆也が若造りだ。いいんですけどね。
科学捜査係、通称遺留品係だって。
また変人なわけですが。
変人で優秀ってドラマを作りやすいってのはあるんでしょう。
映画音楽などで有名な音楽家が殺害される。
殺害されたとき、音楽家はピアノを弾いていて、それをICレコーダーに録音していた。
そのレコーダーにはピアノの演奏が確かに録音されてはいたが、
実際には殺害時の録音は消去されて、その後に誰かが録音したと糸村が見破る。
その際、江藤(水野)に協力を求める。
だいたい右手の小指の捻挫が治りかけているときにピアノ弾く音楽家なんていないだろうという疑問は残るけど
お仕事だとそうはいかないのかなあ。
プロだからこそ完治していない指は使わないような気がするんだけどねぇ。
被害者は父親のDVのせいで施設で育った。
音楽に没頭すればするほど時に凶暴になるような自分の精神性に気づいて
自分にはその父親のDNAが受け継がれているのではないかと恐れていた。
だから婚約者を遠ざけ、結果的にはその婚約者が重要参考人になる羽目になった。
ストーリーとしては面白い。
プロデューサーが音楽の才能に嫉妬して殺したという展開になったんだけどね。
音楽の世界は怖いなあと思う。
それで食べて行けるだけの才能があったからこそ嫉妬するんだ。
たとえプロデュース側だったとしても、それも才能だから。
一応音楽を趣味とはいえやっているものとしては、なんとも切ない話ではある。
自分の中に自分よりも上手な人に対する嫉妬が潜んでいると知っているから。
殺したりしないけど、疎ましいと思う日がないとは言えないから。
さて。
音響研究所所長の江藤は今後も何やら絡んでくるようで。
水野真紀、いつの間にかいいポジションつけてるなあ。
結婚する前はサスペンス要員になりかけてたのにね。
それから、音楽シーンがしょぼすぎだ。
この手のドラマでそこまで求めるのは酷だが、音楽ファンとしては気になるところではある。
というわけで今後に期待できるドラマだと思う。
上川隆也がどこまで糸村になりきれるかがカギ。
今のところまだ違和感アリです。