ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「遺留捜査」第1話

2011-04-30 | 「遺留捜査」

「遺留捜査」1話見ましたー

<CAST>
 糸村 聡:上川隆也
  警視庁警部補。刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係主任。
 織田みゆき:貫地谷しほり
  警視庁巡査部長。刑事部捜査第1課第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係。
 横山恵一:波岡一喜
  警視庁巡査部長。刑事部捜査第1課第1強行犯捜査部門科学捜査係。
 木村繁:甲本雅裕
  科学捜査研究所係官。
 曽根武雄:佐野史郎
  警視庁警部。刑事部捜査第1課第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係長。
 宮下晴彦:螢雪次朗
  警視庁警部補。刑事部捜査第1課第2強行犯捜査部門殺人犯捜査第1係主任。
 加賀美亨:大杉漣
  警視正。警視庁刑事部捜査1課長。
 江藤奈津子:水野真紀
  日本音響研究所所長。



上川隆也が若造りだ。いいんですけどね。
科学捜査係、通称遺留品係だって。
また変人なわけですが。
変人で優秀ってドラマを作りやすいってのはあるんでしょう。



映画音楽などで有名な音楽家が殺害される。
殺害されたとき、音楽家はピアノを弾いていて、それをICレコーダーに録音していた。
そのレコーダーにはピアノの演奏が確かに録音されてはいたが、
実際には殺害時の録音は消去されて、その後に誰かが録音したと糸村が見破る。
その際、江藤(水野)に協力を求める。
だいたい右手の小指の捻挫が治りかけているときにピアノ弾く音楽家なんていないだろうという疑問は残るけど
お仕事だとそうはいかないのかなあ。
プロだからこそ完治していない指は使わないような気がするんだけどねぇ。
被害者は父親のDVのせいで施設で育った。
音楽に没頭すればするほど時に凶暴になるような自分の精神性に気づいて
自分にはその父親のDNAが受け継がれているのではないかと恐れていた。
だから婚約者を遠ざけ、結果的にはその婚約者が重要参考人になる羽目になった。



ストーリーとしては面白い。
プロデューサーが音楽の才能に嫉妬して殺したという展開になったんだけどね。
音楽の世界は怖いなあと思う。
それで食べて行けるだけの才能があったからこそ嫉妬するんだ。
たとえプロデュース側だったとしても、それも才能だから。
一応音楽を趣味とはいえやっているものとしては、なんとも切ない話ではある。
自分の中に自分よりも上手な人に対する嫉妬が潜んでいると知っているから。
殺したりしないけど、疎ましいと思う日がないとは言えないから。

さて。
音響研究所所長の江藤は今後も何やら絡んでくるようで。
水野真紀、いつの間にかいいポジションつけてるなあ。
結婚する前はサスペンス要員になりかけてたのにね。
それから、音楽シーンがしょぼすぎだ。
この手のドラマでそこまで求めるのは酷だが、音楽ファンとしては気になるところではある。

というわけで今後に期待できるドラマだと思う。
上川隆也がどこまで糸村になりきれるかがカギ。
今のところまだ違和感アリです。

「LADY~最後の犯罪プロファイル~」第9話

2011-04-27 | その他ドラマ
「LADY~最後の犯罪プロファイル~」9話

香月翔子 …… 北川景子
結城 晶 …… 木村多江
新堀圭祐 …… 平岡祐太
奥居マリエ …… 須藤理彩
藤堂壮一郎 …… 小澤征悦
寺田毅彦 …… 要 潤
柘植正樹 …… ユースケ・サンタマリア

女理事官が殺害されてしまいましたよ。
前回、柘植にきっついこといってた理事官なんですけどね。
一方香月の妹がさらわれて、事件現場には向かわず妹を助けるために単独行動をしていた。
チームの中に犯人がいる疑いもあり、香月と合流した柘植は結城にだけ誘拐事件を知らせる。
香月は記憶を失った逃亡中の殺人犯と行動を共に。

自分を負け犬だと思っている殺人犯。
ネットの掲示板で馬鹿にされ、すべての希望を失って二人を殺した。
「あんたは負け犬なんかじゃない、それどころかまだ戦ってもいない。」
そんなこと言って大丈夫か?
犯人刺激するんじゃないのか?と思っていたら
案の定記憶を取り戻した犯人が香月に飛びかかったところを、
柘植が助けに入ったせいで、
「仲間の手を借りたから妹を殺す。お前が殺したことになる。」
ちょっとというよりかなり強引な展開だな。

最初の方から、香月のお父さんの事件に放火の疑いがあって、
どうもその事件に結城が関連しているようなないような?という伏線はあったわけだけど、
妹を誘拐した犯人からそれを知らされ、チームのメンバーの信頼を失ってしまう結城。
あ、妹は無事だった。でも記憶障害を起こしていた連続殺人犯の方は殺されてしまった。

殺された女理事官の線からも“レディーキラー”が浮かび上がる。
そして妹の主治医の精神科医(哀川翔)、最後の黒幕か。
レディーキラーって10年前の連続殺人事件の犯人で、死んだ香月のお父さんが口にした言葉だったんだな。
いかにこのドラマをぼんやり見ていたのかが今判明した。
いよいよ次回は最終回である。

チームはばらばら、警察内部にも問題がありそうで目が離せない展開になっているはずなんだけど。
きっと。
最終回くらいきちんと見よう。
ってドラマの見方を完全に間違えている私だ。

「ハンチョウ シーズン4」初回スペシャル

2011-04-25 | 「ハンチョウ」


ハンチョウ4 初回スペシャル

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十

ハンチョウもとうとうシーズン4。
TBSの月8、パナソニックシアターと言えば今やハンチョウと水戸黄門である。
佐々木、いい役もらえたなーと。
私の場合中村俊介目当てというちょっとコアなファンかもしれないけど。
何気に細川茂樹も好きだが。

初回2時間スペシャル、いきなり安積が撃たれるシーンから始まったのでびびった。
ハンチョウ、もしかしてラストシーズンなのか?と。

連続爆破事件が20年前のひき逃げ事件に関連するのではないかと推理する安積。
爆破犯はひき逃げ事件の被害者遺族。
そして狙われたのはひき逃げ犯。これ、救われないわー。
「なんでもかんでも正直に話してたら、こんな世の中生きていけないんだよ。
 きれいごとじゃねぇんだ。」
と狙われているであろうひき逃げ犯の言い分、微妙。
「過去に人死なせた人間は幸せになっちゃいけないっていうのか。」
その言い分は分かるけど、社会的に償ったとはいえ結婚した妻にも
その妻の連れ子の娘にも何も話していない。
戸籍上は奥さんの籍に婿入りしたから、もう以前の自分はいないなんてすげー言い分だ。
幸せになるならちゃんと自分自身として幸せになれと。
そう思ってたら安積、言いましたよ。
「過去に自分が犯した罪を隠したままで、本当に幸せになれるんですか?」
まあ人間は弱いから、そんなに簡単じゃない。
このひき逃げ犯だって自殺しようとしてたのを、今の奥さんと娘さんが救ってくれたんだ。
加害者も被害者も傷つくようなことが、世の中にはあるんだよね。

家族に隠していたつもりだったけど、奥さんも娘も前科は知っていて、
それをすべて受け容れていたんだって。
強いなあ、女たちは。
でも、ひき逃げ犯の方を良く描き過ぎだ。
復讐以外の生き方を見出せなかった被害者遺族の描き方がちょっと。。。
爆破犯に「正当な復讐だ、正義の行いなんだ。」って言わせるのがねぇ。
この国が犯罪者を守るから、復讐するんだって少年法に対する問題提議とか。
8時台のドラマによくある安っぽい感じがする。
「多少の犠牲は仕方ない。」
と自分を正当化する復讐犯に
「この世に仕方なく犠牲になっていい命なんてないっ」
て怒る安積なんだけどさ、やっぱり加害者よりに描かれてる感が強い。
元加害者側が月命日に墓に参ったとかどうとか、どれだけひき逃げ犯の肩持つんだ。
被害者遺族にすれば月命日に参ったからって気が済むってもんでもない。
中途半端に少年法とかに触れないで、もう少し被害者側の心情をしっかり描いて欲しかった。

でもまあ。
「きれいごとで生きられる世の中って、俺はいい世の中だと思う。」
という村雨の台詞、月8にありがちな説教臭さだけど、
でも私もそういう世の中になればいいとやっぱり思う。

本庁に広域捜査班が設置されることになって
その班長に高野(宇梶)が。
高野は村雨を引き抜きにかかり、安積には『お前は偽善者だ!』と書かれたカードが届けられる。
そして最初の安積が撃たれるシーンはやっぱりこのシーズンの最終話まで引っ張るんだろうね。

そして、どうした『ハンチョウ』4話まで一気に予告。
撮影した分全部出したんか?という勢いである。
あらびっくり。

「外交官 黒田康作」最終回

2011-04-22 | その他ドラマ

『外交官黒田康作』10話最終回です。

CAST
 黒田 康作 - 織田裕二
 大垣 利香子 - 柴咲コウ
 観上 祥子 - 草刈民代
 悠木 圭一 - 萩原聖人
 斉藤 修助 - 近藤正臣
 西園寺 守 - 田中圭
 安藤 庸介 - 鹿賀丈史
 佐々木 藍子 - 片瀬那奈
 ジョン - イ・ビョンホン
 霜村 毅 - 香川照之
 霜村 瑠衣 - 夏帆



るいちゃんは大垣の家に戻ってきたんだね。
るいちゃんの友達の殺人の真犯人?は一時期危険だったけど、命はとりとめた。
結局うやむやにされた真相を、どうしても明らかにしようとする黒田に
「あんなに哀しいことがあってまだ一週間しか経ってないのに、私はそんなに強くなれません。」
とか言ってる大垣さん。
本当に事務員が向いてたんじゃないのか?
哀しいことがあったからこそ真実を追求するのが刑事ってもんじゃねぇのかっ!!
一般的な女性としては理解はするけど。

ジョン(イ・ビョンホン)が黒田にもたらした情報は、アメリカ政府をも巻き込む重大なものだった。



霜村妻を殺したのはCIAだって、それどうなの?
これ、アメリカの政府筋から意見きそうだな、メキシコのときみたいに。
アメリカは天下の娯楽国家だから大丈夫か、その辺きちんと分けられそう。
そういえばジョンってCIAの人じゃなかったっけ?
いいのか、政府の不利益になることバラして。
友情と仕事と愛のためにはリスクは恐れない主義らしいけど。
↑この台詞、英語なんだけどかなり恥ずかしい感じだ。
これをサラリと言っちゃうのは、さすがイ・ビョンホンと言いたいね。
黒田は真面目一辺倒だからな。



黒田はヘタレ西園寺だけじゃなくて、ヘタレ室長も強くした。
室長が霜村妻の死亡調書を上司命令で事務的に隠ぺいしたんだって。
10年後20年後に後悔したくないから、黒田に協力すると言い出した。
みんな事件関係者だったんだねぇ。

結局大垣も本庁も西園寺も室長も、そして副大臣も巻き込んで
黒田は真相を明らかにするために動きだす。
国連子どもフォーラムで、次期総裁選の布石を…とたくらむ斎藤(近藤)を
ジョンの協力で捕獲。
ほんとに大丈夫なんですか?ジョンさん?
本人はしてやったりの顔して楽しそうだけどね。
捕獲した大臣の代わりに副大臣がスピーチでブライトン製薬とアトロンに関する政府のとった外交上の行動について暴露。
大臣は別室で黒田と議論するけど、まあ大臣の理屈は理屈であって理屈ではない。
「アメリカとの安定的な関係は日本国家にとって最重要課題だ。」
「そのために国民が不利益を我慢しろと?あなたがたは大義名分のために
 国民を裏切り続けてきた。」
とばっさり大臣に言ってやってくれた黒田。
「今変えることができなければ100年後も決して変えることはできません。」
という副大臣の台詞。
「日本を信じていたからこそ、世界中のどこででも闘い続けてきた。」
と言う黒田の台詞とがオーバーラップする。
まあちょっと感動を狙い過ぎ?しかも国家主義的過ぎ?






そして黒田は誰にも告げずに次の任地へと旅立つのだった。
「もう仕事は終わりました、日本に用事はありません。」
ってそれまでの人間関係を切り捨てて。
ちょっとだけ、大垣のことを気にしながら。



そして大垣は張り込みのときにおでんのちくわぶ(黒田の好きなおでんネタ)を
「ちょっとしたゲン担ぎなんです」
と頬張る。

黒田は霜村や悠木を救えなかったけど、みんなを変えていった。
何も考えないで仕事をこなす官僚や、刑事なのに事務員みたいな大垣や
所轄をバカにしていた本庁の刑事たちや、現状に甘んじている政治家。
第二第三の霜村や悠木が生まれないために。
それが今回の彼の任務だったのかもなあ…なんてちょっとセンチメンタルかな。

こんなドラマでそこまでどうこう言うのもなんだけど、政治家だってきっと板挟みになるんだろうと思う。
国家同士の板挟みになったり、自分自身の利益と国民の利益との板挟みだってあるだろう。
正しいと思うことは人によって違っていて、だから政治も外交も難しいんだろうなあ。
黒田の正義だって黒田の正義以上でも以下でもないんだよね、きっと。

最終回はイ・ビョンホンの活躍が素敵~
最後まで愛のためにリスクは恐れないって言ってましたよ
ただやっぱり大垣は必要だったのか?柴咲じゃないとダメだったのか?っていう疑問が残るけど。
これじゃ柴咲コウのファンは言いたいこと満載だろう。

「CONTROL~犯罪心理捜査~」最終回

2011-04-21 | その他ドラマ

「CONTROL」11話

 瀬川 里央(26) - 松下奈緒
 南雲 準(39) - 藤木直人
 寺西 景(26) - 横山裕
 岩崎 幹也(38) - 北村有起哉
 小板橋 正次(47) - 勝村政信
 杉浦 幸造(59) - 泉谷しげる



殺されていた男は陣内の会社でリストラに合った男で、実行犯ってことにひとまずなったけど、
陣内は1億(身代金)早く取り戻せって騒ぐし、娘は南雲と話したいとばっかり言ってるし。
南雲は電話の声や写真から娘がアヤシイことには気づいてる。
「私、教授とお父さんのこと困らせてやろうと思っただけなのに。」
ほらー。嘘の誘拐をやろうって犯人から持ちかけられたんだって。
なんというお子ちゃま。
大学生とは思えないけど、案外イマドキなのかもねぇ。
それに比べてお父さんを殺した犯人の捜査よりも目の前の誘拐事件の捜査を
仕事として優先する瀬川刑事。大人だなあ~





誘拐事件は容疑者と思われる者が次々と死体で見つかる。
瀬川が捕まえた証言者は偽証し、南雲はまたその嘘を暴く。
そして益々怪しい袴田ですよ。



だって南雲が持っていた現金が入っていたはずのキャリーケースは
最初からすり替えられていたことに南雲が気付いたから。
結局誘拐事件の黒幕は袴田だった。
陣内のやり方に不満があったから、という袴田の言い分が分からないではないけれど
「人を殺していい理由なんてないの。」
という瀬川の台詞通りだと思う。
そんなに不満があって嫌だったなら、とっとと辞めれば良かったんだよ、会社。
やり直そうと思えばできるんだから。
で、まあ誘拐事件の方は解決したんですけどね。

そう、瀬川のお父さんの方解決しないと。
防犯カメラの映像であっという間に犯人らしき人物を見つけてしまう。
そして人魚のピアスっていう手掛かりまで見つけちゃう南雲。
なんという強引な展開だよ。
防犯カメラのチェックってめちゃくちゃ大変だろうに。
実際の警視庁は南雲教授に捜査協力を真剣に要請した方がいいな。
すごーく助かるよ、難事件あっという間に解決~
とりあえず当たり前のように捜査に二人で行く南雲と瀬川の図がおかしいし。
南雲は刑事じゃないから、その状況だと単独捜査ってことになっちゃう。

瀬川は事件に感情的に臨むべきではない、とか管轄外だからとかいったことに捉われて動けなくなってしまう。
そんなときに
「そういうロジックを越えて、まっすぐにぶつかっていくのが室長さんじゃないのか?」
と背中を押す南雲。
所轄に出向したいという瀬川に、事件を強行犯係で引き継いだという粋な小板橋課長。
このドラマの肝はやはり最後まで勝村だったな。



そして犯人を見つけ出し無事逮捕する瀬川。
「目的を達成したな」
という泉谷しげるに
「いいえ、一人でも多くの犯人を逮捕するのが私の目的ですから」
と言った瀬川。



ドラマのセリフとしてはもっとドラマチックにしても良かったんじゃないかと思うけど
まあ淡々としたこのドラマらしい、かなあ。



私としても、なんとか最後まで見届けた~という感想です。

「外交官 黒田康作」第9話

2011-04-19 | その他ドラマ

『外交官黒田康作』9話見ました。

CAST
 黒田 康作 - 織田裕二
 大垣 利香子 - 柴咲コウ
 観上 祥子 - 草刈民代
 悠木 圭一 - 萩原聖人
 斉藤 修助 - 近藤正臣
 西園寺 守 - 田中圭
 安藤 庸介 - 鹿賀丈史
 佐々木 藍子 - 片瀬那奈
 ジョン - イ・ビョンホン
 霜村 毅 - 香川照之
 霜村 瑠衣 - 夏帆






テロですな、完全に。
外交会議の場を占拠する悠木と佐々木藍子(片瀬)。
そして霜村を説得しようとする黒田。



ブライトン製薬は現地の工場で、人体実験やってたんだ。
霜村さんの奥さんはそれ絡みで殺されたんだね。
当時の検死結果で霜村妻が突入した特殊部隊によって射殺されたことは明らかだったのに
誰かが握りつぶしたせいで、真相が隠ぺいされてしまった。
握りつぶしたのは元総理だと思ってたけど…やっぱり黒幕は外務大臣斎藤(近藤正臣)だろうねぇ。

しかし凄いね。黒田、この状況に至って種明かしだよ。
霜村との会話は会議場に筒抜け。すっげー優秀な外交官演出である。
「そしてあなたは暴力による復讐を受け容れた。」
っていう黒田の台詞は渾身の一言という感じがした。私の中では。
9話までのドラマの中で最も素晴らしい台詞である。
霜村の妻を、理由はどうあれ救えなかったことを後悔し続けていた黒田。
霜村が復讐したいのは自分なんじゃないかと思い詰めてたんだね。



黒田が本音を話したから、霜村も
「お前が守っていてくれればって思ったんだよ。」
と気持ちを暴露する。
霜村はブライトン製薬の人体実験施設で子どもたちに治療を受けさせていた側だった。
8話までは完全に導入部分と思うくらい、9話がこのドラマのクライマックスの全てだと言っていい。
思いっきり予想を裏切ってくれました。
まさか良かれと思ってした結果、自分が加害者になっていたことに気がついたせいで
霜村がここまで追い詰められたなんて。
だから、霜村は被害者のために闘うと決めたんだね。
「あなたがたが伝えられなかった真実は、必ず私が伝えます。」
「11年前、お前もこの国に裏切られたんだぞ!?
 まだこの国を信じるのか?」
「信じられる国を作ることも、官僚の仕事です。
 あなたがやったことが許される日本をるいちゃんたちに残していくつもりですか?」
ここら辺りのシーンは本当に良いと思う。
そして霜村さん自首か?というところでSAT突入、狙撃って。
あンの外務大臣がぁっ!!
撃たれたのは霜村と悠木。



本庁の管理官の一言は重かったよ。
「殺さなくても止められたのに。」
そして外務大臣と元総理の暗黙のやりとり。



黒田は真相に気がついていて、前回イ・ビョンホンに依頼してた調査もあるし、
いやがおうにも最終回に向けて盛り上がるというものだ。

9話は息もつかせぬ展開だった。
でも確かに10話ずっとこの勢いだと疲れるだろうか。

いやあ~、香川照之。すごい存在感ですわ。
今織田裕二と画面上でタイマンはれる役者ってそんなにいないような気もするし。
堤真一とか?若い役者じゃ難しそうだ。
上手下手はともかく、織田裕二の存在感は圧巻。
それに比べて大垣、存在感ゼロだった。いいのか?柴咲サイド。

「CONTROL~犯罪心理捜査~」第10話

2011-04-17 | その他ドラマ

「CONTROL」10話

 瀬川 里央(26) - 松下奈緒
 南雲 準(39) - 藤木直人
 寺西 景(26) - 横山裕
 岩崎 幹也(38) - 北村有起哉
 小板橋 正次(47) - 勝村政信
 杉浦 幸造(59) - 泉谷しげる



いきなりのっぴきならない展開だよ…
南雲、離婚した奥さんと娘さんを人質に犯罪に協力させられそうになっております。
こんなときに瀬川は父親を殺した犯人の指紋が見つかったせいで
南雲のことコロリと忘れているようだし。



南雲は誘拐事件の身代金を運ばされることに。
誘拐されたのは南雲のゼミの女子生徒で、特別南雲を慕っていた女の子だった。
ここでかなり怪しいなあと思わされるわけですが。
で、
「僕だって怖いんだ」
なんて緊張してるフリをして瀬川の手を握ってるわっ南雲先生ッ
そっちに展開するんですか??
と思いきや、メモをこっそり渡してた。自分に無線つけられてるんだって。
人質とられてることも書いてあったんだけど…
メモの字が汚すぎる。うちの長男が書いたと言ってもおかしくないくらい。
でも総じて本当に頭のいい人は字が汚いと思う私は(勝手な持論展開)納得するのであった。

誘拐された娘の父親(陣内孝則)もアヤシイし、そもそも誘拐された娘もアヤシイ。
人質を保護した現場には男が一人死んでいて、別の事件を示唆しているし。
それに陣内(社長)の秘書が袴田良彦っていうのもなんかあやしい。
袴田はこのところ犯人役続きだしなあ。



現金は瀬川と南雲で取り戻したかと思いきや、中身はまたもや新聞紙だったというオチのまま
最終回にひっぱる。



今回小板橋は優秀なところを見せた。
南雲が歩道橋の上に行くよう指示された段階で、下を通る車に注意するよう指示していた。
残念ながら、その時点で既にバッグの中身は新聞紙になってたんだけど。

犯人追跡のシーンでサザンの曲、勘弁して欲しかったなあ。
好きな人は好きだと思うんですが、そういうシーンはいいBGMを使って欲しいです。

「外交官 黒田康作」第8話

2011-04-15 | その他ドラマ

『外交官黒田康作』8話見ました。

CAST
 黒田 康作 - 織田裕二
 大垣 利香子 - 柴咲コウ
 観上 祥子 - 草刈民代
 悠木 圭一 - 萩原聖人
 斉藤 修助 - 近藤正臣
 西園寺 守 - 田中圭
 安藤 庸介 - 鹿賀丈史
 佐々木 藍子 - 片瀬那奈
 ジョン - イ・ビョンホン
 霜村 毅 - 香川照之
 霜村 瑠衣 - 夏帆




薬害問題でさらに混乱の展開である。
もう公安が出張ってきてるわけだから、今更黒田にしても所轄の大垣にしても
勿論本庁だって出番はないんだけどね、本当は。
でも黒田は事件を諦めるつもりはない。
で、本庁と大垣と結託して事件解決に乗り出すわけです。





その事件に対するこだわりの動機づけが霜村だけ(ってわけじゃないけど)
に見えるのが残念だなあ。
国民の命よりも自分たちの権益を守ろうとした何かから、国民を守るのが外交官の仕事だって言いたいのかな?
本当はこれ、どう考えても外交官の仕事ではないと思うけど、
でも黒田は霜村を止めたいんだよね。



教会に潜んでいたるいちゃんとるいちゃんの友達、彼は薬害の被害者で
最初の殺人の真犯人だった。
アトロンという薬の薬害問題の証拠書類を見つけた被害者側が
当時その薬を認可するのに決定的に関わった教授に否を認めさせようとした霜村。
しかし、
「そんな薬を投薬しなければならないような病気にかかった方が運が悪い」
なんて言うかね、しかし。
結果、過失致死。
自分の人生を狂わせた男に詰め寄って歩道橋から・・・

そして悠木(萩原)も事件の関係者だった。
アトロンという薬を販売したブライトン製薬に技術を奪われて倒産した製薬会社の社長の息子だった。
そしていよいよ当時利益を受けた元総理がっ!!




相変わらず音楽は良い。煽り過ぎる感じがあるけど。
今回、大垣がちょっと刑事としての成長を見せたシーンにかかってた曲が好きだ。
それから西園寺(田中圭)が良い仕事した。
前回ヘタレな感じが似合うとか言ってごめんね、撤回するよ。
「君は優秀な外交官だ」by黒田。←しかし何者か、黒田

あー!!それとイ・ビョンホン出てきたッちょびっと。
第一回だけのゲストかと思いながらも、↑のキャストからには残しておいたんだけど
残しといて良かったッ


「CONTROL~犯罪心理捜査~」第9話

2011-04-12 | その他ドラマ

「CONTROL」9話

 瀬川 里央(26) - 松下奈緒
 南雲 準(39) - 藤木直人
 寺西 景(26) - 横山裕
 岩崎 幹也(38) - 北村有起哉
 小板橋 正次(47) - 勝村政信
 杉浦 幸造(59) - 泉谷しげる





寺西エピで2話連続ときたか。
その割には存在感の薄い寺西くんであるが。

なんか偉いさんが来て、目障り呼ばわりされたチームの皆さん。
瀬川は人質のままだし、この偉いさんが塚原(立てこもり犯)と交渉して
民間人の人質を解放するという話になるんだけど、嘘ばっかりついてナニが交渉かと。
瀬川は寺西が塚原をずっと信じ続けていたことを訴えて、なんとか状況を打破しようとするんだけど
塚原は誰にも信頼されていないという気持ちに支配されている。
瀬川は、だから塚原を信頼して、真犯人を必ず探すと約束する。



結局偉いさんは期限付きで突入を決行すると言い、強行犯係は真犯人を見つけるために奔走。
最終的には今回の連続空き巣犯が狙った家が、空き巣に狙われにくい家だと判明。
その上その4件の家がすべてリフォームしたばかりの家ばかり。
↑ココ、南雲が気がつきました。
心理学では・・・ないよねぇ。

どんどん時間が過ぎて追い詰められる塚原は、瀬川を解放して自殺しようとするし。
「人生はどんなときでもやり直せる」って言って、
真犯人を見つけようとしている仲間を信じていると言って、瀬川は塚原を説得する。



そしてなんと真犯人は塚原の保護司だったってオチ。
会社の経営が厳しくて・・って、保護司になるような人が空き巣かぁ。
ちょっと納得いかん。
そらまあ保護司だって人間だろうけど。
その辺こそ心理学の出番じゃないのかと。
犯罪心理捜査は一体どこへ行ったんだろうと、結局思う私であります。

「LADY~最後の犯罪プロファイル~」第8話

2011-04-09 | その他ドラマ
「LADY~最後の犯罪プロファイル~」8話

香月翔子 …… 北川景子
結城 晶 …… 木村多江
新堀圭祐 …… 平岡祐太
奥居マリエ …… 須藤理彩
藤堂壮一郎 …… 小澤征悦
寺田毅彦 …… 要 潤
柘植正樹 …… ユースケ・サンタマリア

後半に来て今にも脱落しそうな私。
結城さんが香月の父親に情報漏えいしてた事件が、今回の冤罪事件に関わっているようだが。
レディーキラーってなんだ、突然出てきたぞ?
みたいな唐突な展開が多い~ついていけません。
新堀は科学的なくせに遺体を見つけるのにダウジングって・・・
鉱脈や油田なんかも見つけられるんですよって・・・
そこ笑うところなんだろうけど、今ちょっとシリアス展開なんでやめてくれよー
このドラマ、笑いの使い方が不謹慎だと思う。
ドラマ相手に不謹慎もナニもないんだろうけど。

香月は簡単に無実を証明するとか言って、相変わらず軽はずみ。
藤堂はちょっと良くなってきたと思ってたのに、上からの圧力に屈しちゃってもう。
ちょっと見直してたのになあ。
じゃあ俺たちでやるよっとか言って、行きつく先が囮捜査ってどうなのよ?
そこはまあ柘植に協力してもらって、ちゃんと捜査員配置してはいるんだけど。
ていうか柘植。止めなさいよ。囮捜査は本来違法だろうに。
んでまあ、香月の判断ミスで囮失敗、囮になった奥居マリエは怪我しちゃうし。
拉致されなくて良かったけど、一歩間違えれば殺されてたと思うと
やっぱりこのチームの判断は軽すぎる。
「私のせいでマリエさんを傷つけた・・・その上冤罪を作るところでした」
って泣くなよ、香月。
「勇気が持てないならやめれば?その覚悟がなければこの仕事はできない。」
結城、今日はかっこいいかも・・・本当は木村タエさんはミスキャストかなあと思ってたんだけどね。
そしてかっこいい~要潤だが、今回はいつにも増して滑舌が悪い。
黙って立ってた方がいいんだな、この男は。←をい

最後で上に逆らって、CPSと一緒に闘う藤堂が一番かっこ良かったな、今回は。