ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「トッカン~特別国税調査官~」 第1話

2012-07-31 | トッカン


『トッカン~特別国税調査官~』第1話

<キャスト>
鈴宮深樹   -  井上真央
鏡雅愛    -  北村有起哉
鍋島木綿子  -  鈴木砂羽
金子長十郎  -  池田鉄洋
南部千紗   -  木南晴夏
相沢芽夢   -   美波
釜地亨    -  笠原秀幸
池戸則夫   -  おかやまはじめ
鈴宮益二郎  -  塩見三省
清里肇    -  岩松了
白川耀子   -  若村麻由美

まあ初回ですので、とりあえず人間関係とかドラマの構成とか、まあそれを掴まんといかんわけです。
税金関連の仕事のドラマだとヨネクラさんとかシノハラさんとかがやってた記憶うっすら…
刑事ものよりかなり弱いもんで。でも北村さん好きなの、割と。

主人公は鈴宮というイマイチぱっとしない若い女性(通称ぐー子)。仕事も半人前で…これを井上真央ちゃんが演じる。
で、この子がトッカンである鏡(北村)付きになって、一人前に成長していく…というストーリーだろうか。
ちょっと面倒くさい←暑いので音を上げるのが早い。

税金は納めるべきもんだからなあというのは思いっきり正論なんだけどさ、トッカンのやり方がなんというかね、非情なの。
いやそうじゃないのか、非情というわけではないんだけどね。
滞納者が大事にしているものを差し押さえて揺さぶる手を使ったりする。
税金を取るお仕事にも上下関係があるみたいで、っていうか取られる側としては取るもんは勝手にどんどん取ってくくせに、当然もらえる権利のものは申請しないともらえないっていうこの国のシステムにものすごーく腹が立つわけだが。
特にうちはサラリーマン世帯なので…

何を語ってんだ、わたしは

消費税の取り立てに行った先はつぶれそうな町工場で、税金の取り立てに来られたのが噂になって取引先にも切られ、夫婦で自殺しようとするのを止める鈴宮。
鈴宮んとこも税金の取り立てで大変だったんだよな。

「奥さん、花に命あげててなんで自分の命粗末にするんですか。お金なんてただのお金なんですよ。
 人の命奪うような価値のあるもんじゃないんですっ」

名台詞である。お金になんて殺されないで~ってこれ、泣けるに決まってますって。
そしてEDがミスチルだもん。ぐっとこないわけがない。
でも毎回こんなんじゃちょっとしんどいが。

「リーガル・ハイ」 最終話

2012-07-28 | リーガル・ハイ


『リーガル・ハイ』最終話

なんとまあ。
なんじゃこの猿芝居は。と思うハナシからのスタートであるが、前回と前々回の公害訴訟問題に関する一年後の訴訟…という話である。
公害訴訟のときの証人がヘッドハンティングされたが、その企業はライバル会社と見せかけて被告の会社と繋がっていたのであった。
そしてその証人が原告となり、代理人が黛。
被告となった企業側は三木と古美門が代理人である。
訴訟自体は古美門が勝ったんだけどさ。まあそこはそうだわね、1年ですべてが変わっちゃうなんてことはない。

しかしな。

もうほんま、どこまでどたばたやねんと。
期待し過ぎたわたしがばかでした。
まさか三木と古美門の確執が飼ってたハムスターが投薬実験のせいで死んだせいとか…
あまりにもアホらし過ぎてまさに「なんじゃそらーーー!!」である。

で、結局黛はまた古美門事務所で働くことになって。
まあそういう感じで終わるわけね。まだまだ黛は修行中で、いつかきっと古美門を倒すんだね?
そういうことにしといてあげるわ。もう。
正直この最終回(というかここ3回)の古沢脚本にはがっかりしたと言わざるを得ない。
完全な尻つぼみパターンだと思う。

基本はギャグ、ときどきシリアスというのが今回のテーマだったんだろうけど、最後の何回かは成功してないと思う。
無理にオトしたなあと思う回も多かった。
でも数字も取れたようだし、検討したかな?

一応完走。



「ハンチョウ~警視庁安積班~」 最終話

2012-07-25 | 「ハンチョウ」


『ハンチョウ~警視庁安積班~』 最終話

えーー!!
OP前にいきなり「これは安積班最後の仕事だ!」って刑事部長に断言されてしまった安積であるが。
刑事部長を狙うという犯行声明のメールにより、安積はたった1人で刑事部長を守ることになる。

ずっと爆弾テロの話を引っ張ってるので、正直もうちょっとしんどい。
時間がない、時間がないって追い詰められてく感じは、米国のパニック映画のお家芸。
パナソニックシアターで爆弾テロの犯人の要求通りに安積に刑事部長を撃たせようとするなんて、もう勘弁してくれ~という気分である。
直前で有能な尾崎警部補が時限装置を解除してくれたおかげで、撃たなくて済んだわけだが、
これもし撃ってたらテロに屈したことになっちゃうだろう。

まあそれはそうとして、当然復讐はまだ終わってないわけである。
『木曜日の子ども』のリーダーだったキングなる人物を殺すまでは終わらない。
しかし、それ返り討ちに合っちゃうよなあ、と思う。
だって本物のテロリストのリーダーだもん、そんなちょっとかじった程度の知識と計画では無理だよ~と思ってたら、小池くん人質になってんじゃん…
小池を人質にしてキングを連れてこいという犯人と思われていたミカミ(小池の同級生だったのに…)。
キング(田村亮)はすっかり大物になっていたのであった。

そしてここでパナソニックシアター恒例の泣かせる話である。
ミカミはキングのせいで何もかも失った、自分の手でキングを殺せないなら自分はここで死ぬんだと言う。
しかし安積が説得するのだった。ここらへんで主演の意地を見せとかないと。いやもう最終回だけども。

「みんなのひかりになりたい」

すべてを失って施設で馴染めなかった頃にそう願った少年は、今もその心を失っていなかったのだった。

そこでさりげなく尾崎さんのワンショット「爆弾処理班突入」と密かに指示したワンカットで全部持っていった。
ごめんハンチョウ。わたしにはそう見えちゃった…
でもキングの取調べで
「あんたに正義を語る資格なんかない!」って怒ったからね、ちゃんと仕事したから。
まあ一番いいところはね、刑事部長が持っていったんだけどさー
この月8枠の大御所だもんな、里見さん。しかし時代劇の間と現代劇の間ってのは違うもんなんだなあ…
絡む人やりにくそうなんだもん。

さて。
特捜一係は解散いたしました。もしかしてハンチョウラストシーズンだったのか?
今さら神南署に戻るわけでもないだろうしなあ。
せっかくそこそこのキャストを集めて、ここまで形造ったんだからもう2シーズンくらいこのメンバーで行ってくれても良かったかなーと思ったり。
小澤さんの存在感強過ぎるとか、小池役の福士くん忙しいとか色々あるんだろうけどさ。
村雨と速水を捨てて警視庁に鳴り物入りで来た新シーズンだっただけに、今後に注目といったところである。

「カエルの王女さま」 最終話

2012-07-23 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』最終話

音楽堂の取り壊しがいきなり始まったのは合併先の市長の独断だった。
「狸がキツネに化かされたってこと?」
って目の前に言われている官房長、じゃないや市長。
「君たちに一日あげるとわたしは約束した。だからなんとかする」
とか言っちゃってすっかり良いもんになってますぅ~

いろいろあったけどみんなで一致団結して音楽堂の取り壊しを止めようということになったわけです。
市長は忠子の実父だし、まあそこは最後まで悪者ってわけにはいかなくて、
その結果悪者当番は隣の市長一族に譲られたわけでございます。
シャンソンズはその隣の市長&取り壊しの元請け業者に隠れて、コンサートの日を繰り上げることに。
『Yah!Yah!Yah!』か、これから一緒に、今から一緒に殴りにいこうか~♪か。
殴りたいヤツがわたしにもいるぜ!!←
そしてタカラヅカ風振付、コーチ最高だぜっ!!
ここでコーチの渾身のソロ来いと思ってたら、他のメンバーから去りゆく倉坂への歌の贈りものだった。ユーミンか。
あっかんわー…パンチたらん。
喉でしょぼしょぼ歌われてもなあ…アレンジャーの歌の解釈というかイメージなんだろうけども。

アンコール、ラスト一曲は『風になりたい』でした。
アンコール前のシャンソンズのみんなで輪になるところで一番泣くの我慢してるのが乾というのが胸熱!
音楽堂の取り壊しは中止になり、いろいろな方面が丸くおさまって、倉坂は
「何もないところから始めるから楽しいんじゃない」
とまたアメリカへ新しいチャレンジの道を行くのでした。

というわけで最終回は天海さんのソロもなく少しさびしかったけど、さっぱりした感じはこのドラマっぽくて嫌いじゃないです。
ドラマ全体としての構成はすごく面白かったというほどでもなかったけど、わたしは音楽が好きなので充分楽しめたかな。
音づくりは最後まで苦手なシャリシャリだったけど。

以上、完走。

「警視庁捜査一課9係」 初回2時間スペシャル

2012-07-19 | 警視庁捜査一課9係


『警視庁捜査一課9係』初回2時間スペシャル

まず、初回が野球でトンだ。
さすがの関西である。いわゆるローカルチャンネルでもないのに飛ばすかね、水9を。
これが『相棒』でも飛ばしたのか、ABCテレビ!!
いつ放送すんのかわからへんやん、初回やで!2時間枠やで!!←どれだけ9係に気合い入ってんねん、わし。
まあ2時間取れるのは土曜日か日曜の午後だろうと思っていたらツイッターのお友達が教えてくれたため
無事録画できました。どうもありがとう。

臨場するよ~ここにもいるよ、係長にして臨場する加納倫太郎(ツネヒコ様)。
そしてカツゼツの悪い準主役、浅輪くん(いのっち)。
うざさ全開の村瀬(つだかん)、相変わらずオトコマエの小宮山さん(羽田)に監察医の早瀬川(原サチエ)。
思い込みの激しい主任・青柳。空気読めない矢沢。
浅輪くんの恋人で加納係長の娘の倫子さんも、青柳の彼女の妙子さんも変わりなく。
なんかこうキャストが変わらない安心感ていうのもあるわけですよ。水戸黄門みたいだけどさ。
前クールで新おみやさんの相棒が変わっててびっくりこいたわたし、今クールの遺留捜査もキャストが変わっているらしいと聞いて、なんだか9係を見て嬉しくなるのだった。
しっかしうっぜー!村瀬…。つだかんの濃さと声のでかさと相まっていつにもましてウザいです。
たまらんキャラやな、なんで村瀬人気あるんだろうか(笑)

そして今回のゲスト出演組の中に加藤貴子さんが。この人見ると神保さんと田中実さんを思い出すのだ(温泉へ行こう)。
相棒でも伊丹さんとお見合いパーティでお見合いしてたよなー、ヘアスタイル変だよ?
今回小宮山の友達で殺されちゃう役だった…なんとなくショックだった。

事件は元警察官僚で現在大物政治家とその息子が絡んでいて9係の存続の危機か?
ってなったんだけど、まあ事件はいいや。
とりあえず加納係長が珍しく熱かった!!
「お前なんか人間じゃねえっ!!!」みたいな勢いだった。びっくりした。
それよりもびっくりしたのは、友人を殺された小宮山を励ます村瀬が
「君には笑顔が似合うよ、俺はずっと君の…」って赤面で告白すんのかっ!!
ついにここ、恋人なんですかっ?てなったとき。
タイミング良く小宮山さんに早瀬川さんから電話がかかってきて、告白しそびれた村瀬…
うざいうえにどんくさい。
でも告白できなかった時の村瀬の表情がすごく良かったので、やっぱりつだかんは好きだ。

しかし警視庁、すごいね。
9係にこのメンバー(そして9係は特別室でいつも係長がそば茹でたりクッキー作ったりしてる、なんかおかしい)
7係には伊丹・三浦・芹沢、組対5課には暇課長に大小コンビ、検証課に新海以下、そして特命係に杉下。
もうわけわからん。ああ、遺留捜査の糸村も臨場も警視庁なの?
テレ朝系列のメインドラマだけでもこの有様である。
京都府警まわりもすごいが。シリーズ化しなかったが加茂ちゃんに土門さん。おみやさんに科捜研、京都地検には主婦の勘である。
録画で続けてみていると時々混乱してしまうくらい刑事ドラマばっかりだなあ、今。
恋愛ドラマがイマイチつまらないというのもあるんだろうけど…刑事もの、推理ものはなんとなくハズレない感じするもんなー。
ホームドラマとか外してしまうと視聴率1ケタ、打ち切りの憂き目に。と思いきや9係、視聴率キツイらしいですが。
確かに平日の8時、9時台のドラマって継続して見るのは難しい。
仕事でまだ帰ってないとか、家事育児で一番忙しい時間だとか。で、ついつい録画になっちゃうしなあ。
そういえば地デジになったんだし録画機器にもチューナーついてるんだから、もっとデジタルで正確な数字をはじき出せないのだろうか。
リアタイ視聴○%、録画○%、ワンセグ視聴○%とか。
ドラマはゆっくり見たいから録画派のわたしも仲間に入れてください。


「リーガル・ハイ」 第10話

2012-07-18 | リーガル・ハイ

『リーガル・ハイ』第10話

9話の続き、公害訴訟問題である。
まあ今さらだけどこのドラマもブルーフィルター使ってんだな~青い画面だ…
ブルーフィルターって悪くないんだけどどうしても画面が暗くなって見にくいんだよね。

今回法廷シーンが結構真面目じゃないの!!と思わせてくれたのは一瞬でした。
やっぱり面白くないとねえ、このドラマは。
いや、すごいわ。勝つためにはどんな手段でも使う、家を売って勝てるなら安いもんだなんて古美門以外の誰が言っても違和感あるもん。
ブラジルの人元気ですかーネタ出てきたし。もう、こういうところが古沢脚本のすごいところですわ。
さらっと出すんだもんなー
三木弁護士と古美門の間になにやら仇討的な関係性があるようで、そこが明らかにならない、というよりもそこを明らかにしないところがまあテなんだろうけど。
裁判が長引けば古美門は抵当に入れたあらゆるものが差し押さえられるわけで、まあどうせ乗れもしないクルーザーも外車もこの際処分すればいいと思うけど、家の中のものまでとなるとねえ。
それが分かってるから被告側は決して和解に応じないので、古美門は後がない状況である。
有害物質とはいえまだ研究が進んでいない領域の物質について、それが本当に人間に無害かどうかなど裁判でやり合うのは日本では難しいのだとは思う。
有害かもしれないしそうでないかもしれないというグレーは日本では白と扱われるからだ。
で、そのグレーの物質と健康被害との因果関係を証明するために黛はずっとその地域で取れた米と野菜と水を口にし続けていた。
具合が悪くなって精密検査をした結果、大腸がんが発見されるとか、突然のシリアスについていけないわたしはどうすればいいのか。
その上黛を抱きしめる古美門を見せられて、ひぃ~となってるところに実は医者に金掴ませてた古美門(笑)
そうじゃないとね、このドラマは。
結局黛はただの胃腸炎でした。

ところで三木の仇討の件だが、これは裏がありそうだなあ…
沢地(小池栄子)が怪しすぎるし。
そしてここに来て黛が古美門の事務所を離れるというのであった。
「わたしは絶対先生がなれないような弁護士になります!」
ほんと、古美門はあまのじゃくだなー。そして予告『真実はいつもコメディだ!』って…ここんとこシリアス寄りだったくせに。
あと神保さん、2話連続出演のはずだったが今回ものっすごいチョイ役。2カットくらいしか映ってなかったわ。



「ハンチョウ~警視庁安積班~」 第11話

2012-07-17 | 「ハンチョウ」


『ハンチョウ~警視庁安積班~』 第11話



もう暑くてドラマとか見る気しない。
録画してある初回スペシャルとか、ほんとこの暑いのに二時間SPってどゆこと?って感じで。
それはともかく、とりあえず前クールの残りを見る。
小池くんが車の爆発に巻き込まれたんだけど、その時尾崎が小池庇う!
カッコいい!!なんなんですか?尾崎さん、それは今まで安積さんの役だったのにっ!

今のところ刑事部長がアヤシイのであるが、里見浩太朗さんに月8で悪役やらせるとは思えないので多分違う。
そしてとうとうこちらの捜査一課でも真山(高島礼子)が安積班にデレました。←どうでもよい情報
テロリスト『木曜日の子ども』の話の続きなんですがね。

『木曜日の子ども』への復讐の件で昔の友人に接触していた小池は、小池の目的を友人に見破られてしまう。
「それがお前の仕事だから仕方ない、だけどお前は友達じゃない」
って言われちゃってショックの小池くん、可哀そう。
まあでもその友人だって被疑者に利用されてたわけで。
そのうえ結城は撃たれるし、結城が張ってたミカミに関わりのある女(井上和香)まで撃たれちゃうしで。

ああ、それにしても後半のこのくさい演技…。特に安積の。
いくらパナソニックシアターとはいえ、もうちょっと内容がくさい分演技はさらっとしてもらった方がいいと思うんですけどね。
いろいろミカミという男の生い立ちや性格などが分かってくるにつれ、どうも今回の連続殺人とは結びつかないと感じているハンチョウ以下、特捜のみなさん。
そこに真山さんが刑事部長が『木曜日の子ども』の関係者と繋がっていたのではないかという情報を入手。
「刑事部長、あなたがキング(『木曜日の子ども』のリーダー)ではないんですか?」
「わたしはキングではない」
そりゃそう言うだろうって。

そして独り刑事部長への疑惑を抱えながら苦しんでいる安積に尾崎きた。
「ひとりで背負いこまないでください。俺はもし特捜が任務を終えて解散しても、その瞬間まで安積さんの部下でいたいんです。チームでいたいんです」
ここ、かなりくさい台詞ですがね、尾崎は案外さらっと言ってのけましたよ…。
「俺はどんな圧力がかかろうとこの事件を解決する。警察官を辞めることになったとしても。でもお前たちを巻き込むわけにはいかない。お前たちは今日までよくやってくれた。ありがとう」
と特捜の皆さんに打ち明けた安積に「なんすか、それ」←尾崎、おもろい。
「クビが怖くて警察官なんかやってられませんって」
「真実に目をつぶって刑事続けたってどうせ未来なんかありませんよ」
「警察組織を敵に回して闘うつもりなら、独りより4人の方がまだマシなんじゃないすか」
さて、どれが誰の台詞でしょうか。(上から結城、小池、尾崎でした)
ああ、そういえば小澤さん(尾崎)は警察組織相手に闘ったことがおありでしたね(相棒劇場版2参照)

というわけでなんとまあ。最終回に向けて3話連続って過去ハンチョウにこんな枠の取り方があっただろうか。
長いよ。
そしてまだ最終回を見てはいないのであるが、はっきり言ってこの警視庁シリーズの主役は尾崎。準主役が小池である。
もう、村雨さんを返して!!!


「カエルの王女さま」 第10話

2012-07-14 | 2012春ドラマ


『カエルの王女さま』第10話

あーー!!マキハラノリユキ来たやん。
『どんなときも』うん、これとか『負けないで』とか『涙の数だけ強くなれるよ~』あたりは絶対くると思っていたけどさ

館長が倒れちゃって手術しなければいけなくなったため(不安定な心筋梗塞らしい)代理の館長さんは忠子の夫(小泉孝太郎)がキタよ。
アメリカにいたときの倉坂の事務所の所長ピート(草刈正雄)も現れて、もうひと波乱もふた波乱もありそうな。
だって来週にはアメリカに戻ってこい、新しい主役舞台が待ってるから。ってね。
「でも仲間がいるから、恩師のために。わたしは行けないの。」
そう言った倉坂に、ピートは恩師がずっと倉坂を見守り続けていたことを話し、彼女がこのタイミングで倉坂がシャンソンズを選ぶか、それともブロードウェイという倉坂自身の夢を選ぶか、どちらを望むだろうか?と言って去っていく。
うん、40歳過ぎて夢を叶えられるってスゴイことなんだよね。
そんなチャンスは簡単には来ない。若いときには目の前に転がってたようなものが30歳を過ぎて、やがて40歳を過ぎたらもう探したって見つけられなかったりするもんなんだ。

そして倉坂が出した結論は
「わたしの夢はふたつ。ひとつはブロードウェイのステージに立つこと。もうひとつは音楽堂のステージに立つこと」
夢はひとつじゃなくてもいいってことかあ~。40歳過ぎてもずっと挑戦していくんだって。

ここに来て市長がちょっといいもんになりかけてるし、まあいいんだけどさ。
そこは市長も懐柔してやってこうや、という話だしな。
しかし、その市長の承諾もなく音楽堂の取り壊しが繰り上げられて始まろうとしていた。


しかしさすがの天海祐希さんだなあ…小声でもきっちり声が抜けてるんだもん。
息の音がしない。
今回の渾身の一曲は手術が成功して眠る恩師の病床で歌う『あの鐘を鳴らすのはあなた』でしたが。
これだけ小さい声で息漏れなし、音程の狂いなし。
それが見たくてこのドラマを見てると言っても過言ではないわ。

もうこれも終わり近いが、どこまでいっても石田ゆり子と小泉孝太郎が夫婦には見えなかった。
年齢、というだけではなく。そもそも恋人同士も無理だと思うしね。
それと草刈さん、いつまでもカッコいいけどやっぱり歳とったなあ…いやイケメンなおじさん。
ある意味無駄なくらいイケメンなおじさんだ。


「Answer~警視庁検証捜査官~」 最終話

2012-07-13 | Answer~警視庁検証捜査官~


『Answer~警視庁検証捜査官~』最終話



全9話にして最終話、初回・最終回SPなしとはなかなか手厳しい扱いだったな、Answer。
わたしは割と楽しませてもらったのですが、刑事ドラマとしては中途半端ではあったかなあ…
キャスティングはなかなか面白かったので、もう少しキャラクターと脚本が練れれば
あと1シーズンくらいか2時間スペシャルくらいなら見てもいい。
女性刑事でキャリアが主役のドラマってのは少ないので…それが非現実的過ぎるということかもしれないけど。
この後に控えている警視庁捜査一課9係は既に初回2時間SPが放送済で、こちらは主演に渡瀬恒彦様だからなあ。
レギュラーにジャニーズを抱えてるし、羽田さんも津田さんも今人気の役者さんでもあるので扱いが違うのは仕方ないんだろうけど、率直に言って過去の9係と比べるなら、Answerの方が面白かったと思う。
まあ女性的な発想かもしれませんが。

さて、水9のお約束です。とうとう事件にでくわしましたよ、新海さんってばよ。
(いえそれは特命係のお約束でした)
一課に鬱陶しがられている存在で傷害事件の第一発見者という展開がまったくそのままなので。
でも新海はもうあんまり鬱陶しがられてないよね、永友がすっかりデレてますし。
管理官、臨場かあ。するのか、捜査一課。

そして被疑者が内藤剛志って…この人もよく出てるなあ。
とりあえず刑事ドラマで見ないことがないくらいよく見る。

新海は内藤演じる被疑者楠田を援助していた。かつて楠田の息子がいじめで自殺したときに関わっていたのが新海だった。いじめの復讐をしようとした楠田を止めようとした刑事は楠田に刺されて死んでしまった。
新海はそれからずっと楠田を気にして支援していたが、それを週刊誌にすっぱ抜かれてしまった。今回、楠田が傷害事件の被疑者でもあるため新海の立場は追い込まれることになる。

ああ、この話、今だったら放送延期か中止になるところだったなあ。このストーリーについて何かを語るのも憚られるため、内容に関して言及するのはやめようと思います。

警視庁捜査一課の人間が週刊誌の記者に情報を売るとか…信じられんな。
いくら殉職した恩人の刑事のためとはいえ。永友が
「仲間を売るようなことを…」と追及したら
「いつから新海が俺らの仲間になったんですか!」
おっとこんなところにツンが残ってたよ、永友にツンが戻ってくると面白いけど、まあないな。

とうとう上層部からも
「お前は警視庁の職員を敵に回すつもりなのか」って言われた新海
「敵とか味方とか、意味がわからない」この台詞…脚本家誰だよ。若いのか?
そして味方にまわってあげちゃう永友さん、やっぱりもう永友のツンは帰ってこない。
「自分自身を検証することの意味を俺たちは分かってなかったんです」
なるほどなあ。検証の意味をそこに持ってくるのか。事件の検証だけではなく捜査員としての自分自身を検証しながら自浄していこうという啓蒙だったのね。
新海は辞令が出て海外へ研修に行くことが決まっていて、それでもみんな辞令が出るその日まで検証を続けたいというのである。

さてまあ事件はみんなが後悔していて、みんなが庇い合って、みんながお互いを思い合って~なお涙頂戴だった。
そして新海の海外赴任は案の定延期とあいなったので、シリーズ化する可能性も??

ところで小暮さん親子の伏線は思いっきりどっか行ったな。
それと永友さんの家族とはいったいどういう構成なのかもチラつかせたままであった。
まあオリジナルリレー脚本らしいといえばらしいが。
個人的好みで申し訳ないがED曲は違和感がありました。以上、完走。



「リーガル・ハイ」 第9話

2012-07-11 | リーガル・ハイ


『リーガル・ハイ』第9話

公害問題みたいな面倒くさい依頼をこの人が受けるわけがありませんて。
実際に公害問題かどうかはまだ始めは分からないんだけどね。
田舎の村に大手企業の化学工場ができて一年程度してから、なんとなく村の人達の身体の具合が悪いという。
古美門はやる気がないもんで、黛がとりあえず独りで始めちゃうんだけど。
身体の調子が悪いって、年寄りなら多かれ少なかれありそうなことばっかりなんだけど、大丈夫なのかな?
だって心筋梗塞になったとか腰が痛いとか言われても…=公害にはならんだろう。
一応井戸水からは近頃話題になっている化学物質が検出されたんだけど、古美門の腰が重いのは村に工場を誘致したときに三木事務所で弁護士として関わってたんだって。あらら。
結局、三木にくっついてる胡散臭い女・沢地(小池栄子)が何故か古美門を説得して、やることになったんですが。
古美門は村の老人たちが『蟹食べ放題バスツアーと戦争の区別がついていない』と主張していたが、元村長の妻がなかなかの老婦人で、「闘いには最強の武器が必要」と古美門を味方につけるのであった。

まあこの手の裁判ですからね。
企業側としてはなんとしても和解しようって話になるわけで、見舞金が2千万円。
しかし古美門は11億の賠償金を求める訴訟を起していて、企業も住民を味方に取り込もうと画策するよな、うん。
その企業のお偉いさんに神保さんって、髪型違うけど、キャラもかなり違うけど『相棒』の大河内首席監察官だ。
(神保さんはあちこちのドラマにチョイ役でしょっちゅう出てるけど)
で誠意と絆なんてキレイな言葉に騙されて、和解に応じようとする老人たちにひどい言葉を浴びせた後、古美門は言う。
「これが日本の馴れ合い文化だ。誇りを取り戻すためには見たくない現実を見なければいけない、深い傷を受ける覚悟で前に進まなければならない。金がすべてではない?金しか皆さんの意気地を見せつける方法はないんです。踏みにじられた尊厳の対価を勝ち取らなければならない」

いやあ、大演説だったよ。古沢脚本万歳!
でもね、金がすべてではないよ、それだけは言いたい。金でしか尊厳と誇りを取り戻せないなんて、それこそ現代の病だと思うけどね。
ただ闘う相手が現代の病におかされてるから、それで思い知らせるしかないというのはあるでしょうね。

古美門と三木の対立、沢地が妙な動きをしていることも承知の上で次回へ続く。

いつものごとく最後は軽めにオトしてくるのだけど、内容はかなりシリアスに寄っている。
生瀬と堺と小池の冗談みたいな演技で画面上は重くならない作りにはなっているが。
これでバリバリに重かったら『相棒』になっちゃうしなあ。画面青いし。
新垣ちゃんをキャスティングしたのは、素晴らしい選択だったと思います。里見さんは…ハンチョウとダブっちゃったからね(笑)