ちょびっと♪日記

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『リッチマン、プアウーマン』 第9-10話

2012-10-09 | リッチマン、プアウーマン


『リッチマン、プアウーマン』 第9-10話

あーもう。
ちゅーしそうでしないとか、中学生の恋愛みたいである。これじゃ夏の海という記号化された雰囲気に酔うバカップルみたいだってさ。充分バカップルだよ、あんたたち…
無一文日向とにせカリスマの朝比奈の対比。今回のことで妹にもそっぽ向かれた朝比奈さんが実は一番心配だったりするな。
日向は周りに誰もいないようで真琴がいるし、無一文で住む家がなくても面倒見てくれる寺の住職もいる。
パーソナルファイル取り上げられたから燃え尽き症候群になってるところに、だっさいお役所的インターフェイスが不満な藤川(大地真央)から、こっそり真琴を通して日向に予算内で最高のインターフェイスを作るようにと依頼される。
すぐに元気になって頑張っちゃう単純な日向さん、良い意味でも悪い意味でも子どもっぽい。
朝比奈と一緒にいる真琴を見て嫉妬してるのに気が付いてないところがちょっとおかしい。きちんと恋愛したことないんだろうなと思わせる。
母親に捨てられ、信用していたパートナーに裏切られた日向は誰かを信じたり愛したりするのが怖いんだよねきっと。
でもそんな日向の作ったインターフェイスにわくわくして、当初ネクストイノベーションから一緒に来るはずだったプログラマー3人組が日向のもとにやってきた。

そして朝比奈はインサイダー取引疑惑で逮捕。
面会に行ってもあってもらえない日が続く日向。
一方仕事は真琴の指導もあって、順当に小さい仕事でももらえるようになってきたんですけどね。
真面目でまっとうに社員のために営業にまわって頭を下げる日向。
そうやってどんどん立ち直っていく日向を見ていると、真琴はなんだかさびしくなっちゃったんだろうなあ。
自分でなんでもできるようになった日向に、わたしはもう要らないんだな、って思ったんだろうね。
でも日向は「ただ顔が見たいだけなんだ」って、それは好きってことだろうよ。ったく。
日向は居なくなった真琴を探して、真琴の田舎に向かう。真琴は田舎に居なくて、本当は研究所に行ってるんだけどね。
ついでにご近所の日向の実母のところへ。このあたり、オトコマエの耀子さんが一役買ってるわけですが。
優柔不断キャラの日向だけではそこまで引っ張れないわなー。
電車で会うなんて出来過ぎの偶然だけど、まあ耀子しか使えるキャラがいなかったというのはある。
実母の住所を朝比奈から聞いて知っていたという伏線もひいてあったしね。
母子対面はあっさりと、母は気付かぬふりのまま、日向は母のオムライスを黙って食べて。
ここで母は実は気が付いてた、という種明かしがないところがいいと思う。気づいてたかどうかは視聴者にお任せなんだけど、まあ気づいてた、と思わせるように描かれてるよね、あれ。
母に憎しみも怒りもなく、ただ元気で良かったと思って末に、自分が一番会いたいのは真琴だと気が付いた日向である。
しかし研究所に会いに行ったのに、気持ち伝えられないまま
「俺はネクストイノベーションに戻る。朝比奈が帰ってくる場所を残したい」
とか
「お前は仕事頑張れ」
とか言っちゃう優柔不断男のまんまだった…。だあ~・・・

微笑ましい二人を眺める、というスタンスのドラマだったなあと思う。あと最終回を残すのみとなりましたが。
最近のこういうドラマにありがちなろこつな描写とかなかったし、ライトに見られる感じでした。
残念なのは真琴がどうしても東大理系女子に見えないことだわ…好きな男に振り回されてるただの女子になっちゃってて、
本当は東大理系、記憶力はずば抜けているという超優秀な女子が、カリスマ男に惚れて・・・といきたかったのだろうが、前半の設定が活かしきれないまま、ただ真琴が「日向さんかっこいい~っ」ばかり言ってる印象が抜けないのが残念。
これ、普通のその辺の女の子ならそれでいいんだが、なんのための設定なの?と思うレベルでした。



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