『警視庁捜査一課9係』第10話(終)
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係長の体調が思わしくないらしい、という明らかに視聴者をドキドキさせる展開のスタート。
まあこのところ軒並みシリーズものの刑事ドラマに、キャスト一新などのテコ入れが入っているから、9係も視聴率の低迷もあり…と思わせる展開なわけですが。
係長よりいのっちをなんとかした方がいいと思うけどね、アイドルに過剰な演技力を求めてはいけないと分かっているが。
そして村瀬の有り得ないほどのうざがられぶり。原サチエから「二人じゃ耐えられないものがある」とまで言われた。いつの間にこんなうざキャラ設定されたんだ、この人。いやわたしは好きなんですけど。
そして小宮山さんが帰ってきた~わーい!(一番喜んでるのは村瀬だと思われる。どうでもいい)
指揮者の演技くどい…この人、相棒で神戸くんを恨んで自殺した冤罪の人じゃないの…見るたびにふくよかになっているが。
しかし詩音て名前は重いな。わたしこんな名前つけられたらピアノなんかよお続けんわ、運よくプロになれた設定だから良いが、なれなかったときの劣等感とかね、うん。
で指揮棒が凶器なの?え?あんなんで人殺せるかなーとすかさず自分の指揮棒を出して来てみたが、わたしのは人殺す前に折れると思われる。結構高かったのに……(殺したいのかと)
あー、でもこの凶器になった指揮棒はすごく高そうだし、金属も少し使ってあるみたいだし…
今回の事件に自分の作曲した曲として別人の曲を発表するっていうのがあるんだけど(盗作じゃなくてゴーストライターってことだよな)「そういうことってたまにあるみたいだし」って言う台詞が白々しい。
よくある、の間違いじゃないのかしらねえ…。
そして意外に芸術を理解する設定が突然出てきた矢沢さん。これ一応今シーズン最終回なんだけどね。
最終回だけに力が入ってるのか、1時間には登場人物が多過ぎて一人ひとりに割く時間が少ない分、ストーリーが分かり難い。でもこのストーリーを2時間にすると間延びするには違いないしなあ…
事件ものの難しいところですねえ。事件を複雑にして沢山人間が出れば面白くなるというわけでもないところが。
結局はゴーストの裏には盗作があって、それが動悸に関連した殺人事件だったっていう顛末なんだけど
どうして女同士でもめてる時に指揮棒振り回す必要があったのか、とかな。違和感がありまくりだったのは否めない。
それと無理矢理親子の縁を絡めて人情ものに持っていこうとするのも違和感。
係長と娘の関係、っていうのがこのシリーズにはずっと流れてるから持って来たかったんだろうけど。
それから今回の事件の犯人だったピアニストの詩音さんだけど、爪長いわ。ピアニストの爪じゃない。
いつだったか何かのドラマでも「その爪はないわー」て思ったけど、爪なんて伸びるんだからピアニストの役やるなら爪くらい切れよ、と思う。バイオリニストやギタリストの左手も同様。
浅輪役のいのっちがいっつもにやにやしてるのが気になるこの頃、笑い顔なんだろうねぇもともと。
イヤそれにしてもニヤニヤし過ぎだよ。
まあいいや、数字も一ケタまで落ち込んで色々と大変だったけど、係長も身体も悪くなくてまあ良かったですな。
以上、完走。