ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

ローファーム~法律事務所~(4)

2005-11-30 | 韓国ドラマ
『ロー・ファーム~法律事務所~』第4話。

冒頭から怒ってます。ジャングンさん。
「最初は大きなM&Aの仕事をすると言っておいて、
 実際にしていることは労組の説得やサラ金を頼るような弁護士の仕事らしからぬことばかり!」
億の仕事しかしないと言い捨てて出て行ったジャングンと入れ替わりに、問題のトニョンの後輩がやってきた。
そして泣いている依頼者(?)とトニョンにほだされて引き受けてしまうヨンウンなのだった。
一方ジャングンは勝手に土地訴訟の仕事を進めようとします。
依頼主に6億ふっかけてます。
なにかトラブルにならなきゃいいけど。
リー&ユンのジュンソクもまだスカウトを諦めたわけじゃないようだから、その辺絡んでくるのか?

ところでトニョンに恋の気配が。←絶対ないと思ってた。ゴメン、トニョン。
新しく入った事務長の女性がトニョンの人間味あふれる様子に惚れこんでしまったようです。
一緒に飲みに行った挙句に酔いつぶれて記憶を失ってしまいました。
まぁ、何かあった風ではないけど。
事務所ではヨンウンとジョンアがやけに親しいのに腹を立てているジン。
ま、お嬢さん育ちで美人だから、ヨンウンもすぐ自分に惚れると思ってたんだろうけどねぇ。

ジャングンがいない間にサラ金がらみのトニョンの先輩の案件を受けてしまったことで、ジャングン激怒。
「みんながひとつの仕事をする必要はない。
 お互いに助け合えばいい。」
と言うジョンアに
「誰か俺の仕事を助けてくれるのか?」
とジャングン。
そこへジンが
「サラ金の件は納得できない。私が手伝うわ。」
このコンビはどうだろ?
自己主張の塊同士だからなぁ。ぶつかり合っていくうちにいい関係になるとかか?

ジュンソクの再度の引き抜きに
ヨンウンを見捨てられないと言うジャングン。
意外~。
ジュンソクも意外だったらしく
「愛や友情なんて感情は君には無縁だと思ってたが。」
「その感情が15億なんです。それさえ解決すればあそこには未練はありません。」
と言ってのけるジャングン。
彼なりにヨンウンとの仕事に期待感があるんだなと思わせる台詞でした。
その期待が裏切られるから腹が立つんだろうね、きっと。

ジョンアとヨンウンはますますいい雰囲気になってきております。
ジョンアはどうも自分の気持ちに気が付いているらしい。
ジャングンも遅くまで訴訟の準備をしているジンを気遣って、寿司など差し入れてます。
なかなかいい感じではないの。
しかし、韓国人は寿司は苦手だったと思うけど・・・
あれか?酢飯を使わない海苔巻きか?(高いって言ってたが・・・)
結局遅くまで仕事をしていたのにヨンウンが帰ってこなかったので
心配して(?)朝から電話するジン。
そして傍にいた両親に勘ぐられちまうヨンウンなのだが、
お父さん、
「世の中に女はたくさんいる。女に縛られるようになったら男はおしまいだ。」
・・・ソレはないでしょう。
いや、こんなこと言ってる人に限ってその実妻には頭が上がらなかったりするもんだが。

悪徳サラ金にはめられて不法侵入に暴力行為の嫌疑をかけられたヨンウン。
彼の弁護をすると言い出すジン。
「あんなに献身的なユン弁護士ははじめてだ。」
と不思議がるトニョンにジャングンは
「理由もなく献身的にはなりませんよ。」
と意味ありげな発言。
そして複雑な表情のジョンアさんなのでした。
法廷で裁判官に
「弁護士は解決屋ではない」
と諭されるも、ヨンウンは
「弱く貧しい人たちを苦しめる彼らが許せなかった。
 もし同じ状況になったらきっと同じことをするでしょう。」
となにもかも台無しになるようなことを!!
せっかくジンが上手に弁護したのに!

ところでジンはどうも家庭の事情が複雑らしい。
母親が死ぬときに父親は法廷に立っていたようで、
どうもその辺りからジンの弁護士のアイデンティティが確立されそうな予感。

相棒―Season4―第7話

2005-11-26 | ドラマ「相棒」
『相棒4』第7話~波紋~

今クールはどうも心理ネタが多い。
今回も心理学関連のネタである。

ある日、交番に600万円がポストに入っていたと届けられる。
交番には次々と偽持ち主が現れ、臨時で交番を手伝っていた特命係はその対応に追われる。
そこに交番の巡査・下園が戻ってきて休憩する右京さんと亀山君。
テレビを見ると600万円を届けた学生・池田俊太郎がマスコミに追いかけられていた。
テレビでは顔にぼかしを入れて個人を特定できないようにされていたのだが、やがて雑誌が”正直者のI君”の個人名と写真を公開してしまう。
池田くんは600万円を返せと強面の男に乱暴されたが、その男が殺される。
新聞記事を見て池田君は明らかに狼狽し、
「まさかこんなことになるなんて・・・助けてください。
と特命の前で口走る。

と、まぁこの辺りで池田くんがアヤシイのは明らかなんですが。

結局その暴漢は隣の住人に殺されたのであり、男が紛失したらしい600万円は麻薬取引の金で、件の600万円とは別のものであることが判明した。
そんな時、下園巡査が親しくしていた近所の老婦人が、本物の持ち主だと現れる。
タンス預金の600万円がなくなっており、また6束の一番上の紙幣番号をメモしておいたと証明したため、600万円は彼女に返還された。
↑はい、ココもアヤシイですね。
一番上の紙幣番号全部メモしとくなんて用意周到過ぎ。

しかし、彼女は翌朝遺体で発見され、前夜に彼女の家から池田君が出てくるところが目撃されていた。
右京さんは池田君が心理学部の優秀な学生であることに着目。
そして
「彼が犯人だと思いますか?」
と問う亀山に
「彼が犯人です。」
と即答。
下園巡査を伴って居なくなった池田くんを探し、ビルの屋上に彼を見つけます。
池田くんは心理学の論文の実験のために、自分のお金である600万円を届けたことを告白。
そして右京さんの口から老婦人を殺した犯人は下園巡査であることが告げられる。
下園は池田君が競馬で万馬券を当て、金を受け取るところを偶然競馬場で目撃。
競馬で借金があった下園は競馬仲間の老婦人に今回の計画を持ちかけたが
お金の分配でトラブルになったため、殺してしまったのだ。
池田くんの論文のために翻弄されたと知るや、池田君に銃を向ける下園。
ここで亀山くん、出番!!
「オレの知っているお前は立派な警察官だ。その制服を着て人が撃てるのか!!」
その一言に今度は自殺しようと銃口をくわえ引き金をひく下園だったが、銃のタマはとっくに右京さんが抜いていたのだった。
池田君を探しに向かう車の中でね。

結局池田君は今度はマスコミに叩かれ、自分の行動が他人の人生を狂わせ命を奪ったことに悩む。
そんな彼を
「これからいくらでも考える時間はあります。」
と励ます右京さんでありました。

分かりやすい展開でしたね。もう最初っから下園巡査、怪しすぎるし。
池田くんの自作自演の匂い、プンプンしてましたし。
でもたまにはこういう分かりやすいのもいいかと。
今回の注目は池田くん(中村友也くん)。
キレイな顔立ちの真面目そうな好青年でございます。
そしてたまきさんの店での亀&美和子の会話。
「600万円に振り回されて大変・・・」
とかなんとか美和子が言うと
「大丈夫、オレと一緒に居る限り、そんな大金には縁が無いさ。」
ん~?
この二人、ヨリ戻ってるのか?
どうなの?ねぇ、どうなのよ?はっきりしてよ!!

次回はサトエリが亀山君を誘惑?のようです。

新品ガスふろ給湯器、不具合?その後。

2005-11-22 | 雑記
数日前、購入したガスふろ給湯器を使用した後、
きしむようなピッとかきっというような音がするという話を書きました(記事はコチラ)が、来ましたよ、メーカー。

そして・・・

「仕様です。」

結果が出るまで5分。
そのおっちゃんは音を聞いただけで、給湯器を開けることもなく。
「仕様って・・・あんな音、前の給湯器は鳴りませんでしたけど?」
「最近の給湯器は次にお湯を出すときまでセンサーが働いてスタンバイしてるんですよ。その時に動く部品の音です。」
そらまぁ、前の給湯器は18年前のものだったけどさぁ。
「毎回鳴るんですけど、結構気になる音ですよねぇ。」
「故障でも異常でもありませんから。」
と、故障でも異常でもないと繰り返すおっちゃん。
「他にこういう苦情を言うお客さん、いないんですか?」
「同じケースで何件か私も回りましたが、異常じゃないので。」
異常じゃないのは分かったっつーの。
しかし何件もそういうケースがあるなら説明書に明記するなりした方がいいんじゃないの?
それがメーカーの誠意ってもんじゃ?
挙句の果てに
「広い家だと給湯器とお風呂場や台所が離れているので、気にならないようですよ。」
・・・うちが狭いと言いたいのか!!
確かに狭いのは事実だが、失礼だろう!!
もうすっごく腹が立ったので
「うちはこの通り狭くて住宅密集地なので、音には気をつけているんです。購入前にこういう音が鳴ると分かっていたら、別のメーカーさんのものにしたんですけどね。」
と言ったら、
「今の給湯器はこの手の機能が必ずついてますから、同じ種類の部品を使っていれば音、しますよ。」
ホンマやな?

その日の夕方、施工店から電話がありました。
別のメーカーの商品に差し替えてくれるというありがたい申し出。
「音、大丈夫ですかね?」
「うちで使ってますが音なんてしませんから大丈夫です。」
やっぱり・・・

それにしても業界で1・2を争う大手メーカー(○○ガスとかではない)なのに、あんなもんなのかぁ。
いい施工店に当たったから良かったけど、普通なら「仕様です」で泣き寝入りですよね。

相棒―Season4―第6話

2005-11-20 | ドラマ「相棒」
『相棒4』第6話

連続放火事件である。
生活安全課・角田課長の「ヒマか?」も一段と冴え渡るわけである。
放火事件の現場の証拠品(?)の整理をさせられている特命係、それなりに忙しそうだったわけだが。
前回から上層部がビミョ~に右京さんの意見を気にしているところが相棒らしくないけれど、これだけ続けて事件を解決されちゃったら当然か。
6件目の現場の出火元に消火器があったところに目をつけ、殺人事件ではないかと疑う右京さん。
被害者の女性は電機メーカーの組合長でありながら自社製品にクレームをつけるなどの行き過ぎた組合活動が社内でも問題になっていて恨まれていた。

一方、右京さんの助言(?)で連続放火犯に当たりをつけた捜査一課。
採用試験に落とされたことを根にもっての犯行。
ちなみにこの連続放火犯を逮捕するときにしょぼかったイタミンと芹沢くん。
三浦さん(おっちゃん)が背負い投げで豪快に捕まえたわけですが、その結果かどうだかお勉強のできる放火犯は三浦さんだけを認めた様子。
取調室で無視されているイタミンがおもしろかった。
しかしこの放火犯6件のうち3件は否認。
その3件を調べているうちに、件の電機メーカーのコードレスヒーターに行き着いた特命。
このコードレスヒーターっちゅうのがダサい・・・
製品の構造が問題になるんだけど、その前にこんなデザインのヒーター、いくら便利でも私はいらん。
まーくれるっちゅうならもらっとくけど、お金出してまでは買わないな~。
しかしヒーターのスイッチがタクシー無線の電波でスイッチ入っちゃうなんて有り得ないな。
話としては面白いんだけど・・・ま、ドラマですからね。
そして右京&亀山が設計者に詰め寄ると
「あれは工場長が・・・」
工場長は
「リコールは社長の裁量ですから・・・」
亀山と右京さんは責任転嫁に怒りを覚えるのであります。
しかしなー・・・
たまきさんの店で美和子と4人で飲みながらしゃべっちゃうってのはどうよ?
刑事って守秘義務があるんじゃないですかね?
しかも美和子は新聞記者である。
亀「記事にするか?」
右「亀山くん」
美「したいけど・・・裏取らなきゃ。」
んー。美和子は仕事人だな。ちゃんとしてるよ、意外に。

社長(峰岸徹)に直談判の特命。
いつものごとく熱血亀山くんが社長に詰め寄ると
「私たちは神ではありませんから、いつも完璧なものを作ることができるわけではない。」
とわけの分からんことを。
そして最後はお決まりの台詞。
「うちの社の人間が彼女を殺したことを証明できるのか?」
今日中に証明してみせると宣言する右京さんですが、もう犯人は分かっている様子。

そして意外な結果が!!
今回は本当に意外でした。
まさか男女関係のもつれだったとは。
まったくノーマークの若い社員でした。
被害者と付き合っていたのに彼女が見合いをして自分を捨てたことに腹を立てて殺したのである。
確かに別れ話のときの彼女の態度は、かなり威圧的で嫌な女でしたが。
その時彼女はヒーターの調査をしていたため消火器を準備していたのだが、結局消火器を使うこともないまま遺体は焼かれてしまったのでした。

ところで”絶対にこの中の誰かが犯人だろう”と思われた社長・設計担当・工場長ですが
「彼女は優秀な社員で、製品の不具合を調べていた。」
と、死人に口なしとはマサにこのこと。
でも隠蔽の証拠が無い以上、彼らの無責任を裁くことはできない。
たとえその不具合が原因で2人の人が死んでいても。
たまらない後味の悪さの中、被害者のカバンの中から右京さんが見つけたものは、彼女を殺した若い男には捨てたと偽ったペアリングだった。
新聞の記事の片隅に、電機メーカーの謝罪と回収のお知らせを見つけ、憤る亀山。
指輪をそっと見つめる右京さん。
いつにも増して切ない結末でした。

有りそうもないけど、もしかしたら・・・と思わせるストーリーで
なかなか見ごたえのある回だったとワタクシは思っています。
最近は有名なゲスト俳優が必ず犯人じゃないというところもミソ。

相棒―Season4―第5話

2005-11-18 | ドラマ「相棒」
『相棒4』第5話~悪魔の囁き~

あら~。
今回ノーチェックだった人が犯人でしたわ。
ちょっとは胡散臭いなぁと思ってたんですが、わざと胡散臭そうにしてるだけなのか?と思ったりしてて。


前回の続きで捜査一課の強引な捜査で容疑者が自殺してしまう。
自殺するときにわざわざ
「10件全部オレがやった。」
と自供したが、右京さんは共犯者がいると疑い始める。
精神科医の美咲(奥貫薫)に注目する特命。
彼女は犯罪心理学の専門家でありながら、悪に惹かれる部分を持っていることに、右京は既に気がついていた。
村木宅から見つからなかった3つのピアスに関わる3件の事件が美咲の講演先で起きていることも判明。
ますます美咲への疑いを募らせる亀山。
しかしそんな時に村木の妻がなんと美咲の助手と愛人関係にあったことを告白。
そして事件は解決へと向かう。

人の心の中には悪に憧れる部分があるということを表現したかったのだろうが、描写が極端だったように感じた。
捜査一課の芹沢くんのストーリーのときに、
「一歩間違えば自分もあちら側の人間だったのかもしれない。」
と言う芹沢くんに
「しかし、今あなたはコチラ側の人間なのだから、自分のするべきことをするしかない。」
と答えた右京さん。
またもや悪に翻弄される人を見る羽目になるのだが、前回は自らの保身のためだったが、今度は一種の欲望的殺人というか。
村木の身体が不自由になり、今までのように殺人を犯すことができなくなったため、”素質”のありそうな助手を誘って自分の殺人行為を連続させる。
その背後に見え隠れする薄っぺらな悪魔崇拝が、どうにも生理的に好きになれないストーリーだった。
人間の心の中に混とんとした、己にも理解できない何かが存在することは認めるが、それが悪に惹かれる心かどうかは容易には答えられそうに無い。

新品のガスふろ給湯器、不具合か?

2005-11-17 | 雑記
大阪も随分と寒くなってまいりまして、
以前壊れて見積もりしたまま放っておいたガスふろ給湯器を、とうとう購入設置しました。

ところが!!

お湯を出して止めた後に何かがきしむような小さい音がするではないか。
ピッというかキッというか、そういう小さな音が15秒おきくらいに鳴り続けること約5分。
コレが毎回必ず鳴るのである。
大きな音ではないけれど、結構気になる音なのだ。

我が家は住宅密集地の建売住宅の一軒。3方ともぎりぎりまで家が建ってる状態。
そしてご近所にはちょっと神経質な人がいるのだ。
その方、私が結婚した当初、雨どいから水が滴り落ちる音がすると言い、
「若い夫婦は気がつかないわね~」
と面と向かってのたまった。
確かにといは詰まっていたのだが、雨の日に水の滴り落ちる音がウルサイって普通言うか?と当時は腹が立ったものです。
そんなに音がウルサイっていうなら、裏の家の夜中の風呂場のテレビの音も文句言ってきてくれよ!
と声を大にして言いたいっすよ。
(↑ここんちの風呂場のテレビはなんと!深夜1:00でもつけてるんだよ~。野中の一軒家じゃないんだからさぁ。)
こういう環境では多少の物音は仕方ないと思っている私が無神経なのか。
・・・いやまぁ、雨どいの件については少し反省はしていますが。

そんなワケで給湯器の音、困るなぁ。
今日、その大手メーカーの修理担当の人が見に来てくれるんですが、うーん。。。
どこの給湯器でもこんな音が鳴るんだろうか。
それとも機種選択を誤ったのか?

頼むよ!某メーカーさん!!

相棒―Season4―第4話

2005-11-11 | ドラマ「相棒」
『相棒4』第4話~密やかな連続殺人~

13年前の殺人事件の被害者の遺品、片方のピアス。東京で殺された被害者が身につけていたものだが、結局もう片方は見つからなかった。
亀山はそのピアスを引退した刑事から預かる。
そんな時殺人事件が。そしてその遺体は片耳しかピアスをしていなかった。
右京さんは外れにくいはずのピアスがどうして無くなったのかに注目。
13年前の事件との関連を探るうちに全国で同じような事件が10件も起きていることを知る。
その情報を上層部に報告し一蹴された後、右京さんと亀山くんは本格的に捜査を開始。
村木(小日向文雄)に行き当たる。
警察に捕まることを恐れた村木は自殺未遂をし、病院でその妻に殴られる。
一方村木の精神科医(奥貫薫)から、ピアスには悪魔が耳から入り込むのを防ぐ意味があり、それを外すことで支配感を味わえるという話を聞く。
右京は村木とその妻との関係を指摘。
そこには支配と隷属の関係があるが、殺人を犯し持ち帰ったピアスを妻に渡すことで村木は妻への支配感を感じていたのかもしれないと考える。
特命係はますます村木を疑うが、今回の犯行は足の不自由な村木には不可能。
共犯者を探る右京と亀山。
捜査一課は村木の家宅捜索に踏み切り、村木の家で過去7件の殺人事件のピアスを見つける。
もはや逃れられないと感じた村木はマンションの屋上から飛び降りる。
飛び降りる時に村木は呪文のようなものを唱え、10件の殺人がすべて自分の犯行だと告白する。

日本の警察組織は全国的捜査組織がないため、県をまたいでの情報の共有されないという弱点をついたというあたりは興味深い。
村木は元予備校の人気講師であり、頭も良いという設定も生かされている。
しかし、ピアスが支配と隷属の関係に結びつくというのは些か強引でひとりよがりな感がある。
昔の西洋でそういう意味があったということが、即座に真実味を帯び、犯人を割り出す最大の着眼点になるのはどうだろうか。
その上唐突に悪魔崇拝である。
こんな時代だからないとは言えないけど、私個人としてはちょっと受け入れがたい展開です。

2話連続ということで、次回にすべてのナゾが明らかになるようです。
果たして共犯者は誰なのか・・・?奥貫薫か?

今日の一輪~とうがらし~

2005-11-09 | 雑記
久しぶりに今日の一輪を。
今日の一輪はとうがらし。
とうがらしと言っても観賞用とうがらしです。
食べられません。
ていうか食べたことないので食べられるかどうか不明。

最近は観賞用とうがらしも立派なのとか、
もっと観賞用っぽいのとか売ってるんだけど
この苗はとうがらしが出始めの頃に買ったもので、見た目の華やかさはイマイチかもしれないけど愛着があります。
一度枯れかけたのに復活してくれたのも嬉しかったし。

この季節、花が少なくなってくると存在感をアピールしてくるとうがらし君なのです。

美しい彼女(9)

2005-11-07 | 韓国ドラマ
『美しい彼女』第9話。

そういえばこのドラマにソン・スンホンが出てくるはずなんですが、いまだに影も形もないな。
オープニングにも出てきているのにチョイ役なんだろうか。

試合のために日本に出かけるジュンホ。
息子がパパ恋しさに男の約束を破ってソニョンにジュンホが日本に行くことを話してしまいます。
ソニョンは大急ぎで空港へ向かいます。
「私が仕事ばかりしてたから悪いのね。
 これからは出来るだけあなたの傍にいる。」
って・・それって普通男の台詞。
ジュンホのプライドはどうなるんだ!
まあ、ボクサーにかこつけて仕事しないでぶらぶらしてるわけだから、プライドも何もないか。
「きみには分からない。俺の問題だ。」
と言うジュンホに
「あなただけの問題なんてない、家族全員の問題なのよ。」
と詰め寄るソニョンを振り切って日本へ行ってしまうジュンホ。
日本に着いた途端に記者に囲まれるジュンホなのですが。
仕方ないのは分かってるけど、このときの日本人記者らしい人の日本語が・・・。
国内のテレビドラマだから仕方ないんだけど、ちょっとしつこかったもんで気になって。
試合の解説者が一人倒れて、急遽解説者を探すことになったらしく
女プロモーターが白羽の矢を立てたのはジュンホがタイトルを奪った相手カン・ドンス。
ていうかボクシングの解説できる人は日本にもいるでよ。
そこんとこヨロシク。
そして妖怪女は今日もジュンホを誘惑するのだが、そこにマネージャーが登場。
救ってくれてありがとう!!なのでした。
しかし具合の良くないジュンホ。
その上減量をしていなかったので、突貫工事的に体重を落とさなければならず、サウナにこもっている最中に倒れてしまいます。
しかし、ジュンホは諦めないのでした。
そしてなんと2日で体重を8キロも落としたのであった。
ひょえ~・・・
そんなんで闘えるのか?

ところでココでマネージャー氏と妖怪女の因縁が明らかにされます。
マネージャーの娘と妖怪は姉妹だったのだ!!
え!?あの娘と姉妹って??もっとおばさんだと思っていたが。
マネージャーの娘ウニは実の娘ではなくマネージャーが
ボクサーとして最後に対戦して死なせてしまった対戦相手の娘だったのであります。
妖怪女にとってはマネージャー氏は父親の仇だったわけか。
んー・・・なんか難しいことになってきたぞ。
前半、退屈で手を抜いて見ていたのでストーリーについていけん。

ジュンホはソニョンに電話して、自分が闘わなければ多くの人に迷惑をかけること、
36分の試合を乗り切ることで周囲に迷惑をかけずに済むならそうしたいと思ったこと。
それが自分の性格だとソニョンに訴えます。
ジュンホも頭痛や手の震えに不安を覚えながらの試合なのでした。
そんなジュンホの決意に何も言えないソニョンさん。
一方妖怪女はジュンホを見限り対戦相手マサオが勝ったときのことを想定して動いています。
それを知らされたドンスは友人として
「勝算のない試合に命を懸けるな。」
と忠告しますがジュンホは聞き入れません。
そしてリングではボロボロに打たれてしまいます。
おいおい~こんなに打たれて大丈夫か?クモ膜下出血。
くっそーマサオ、凶悪なツラぁしてやがんな~
・・・と思ったらなんと2ラウンド目で大逆転。
しかも一発KOですよ。←ん~ドラマっすねぇ
勝ったは良いがどうやら症状が進行した様子のジュンホ。
シャワー室で倒れてしまいます。
「マネージャー、助けてくれ。真っ暗で何も見えない!」

ところで美しい彼女のソニョンさんなのですが。
割と胸元の開いた服とかが多くて見えそうでハラハラすることがしばしば。
そして意外とナイスバディなのもちょっとドッキリでした。

相棒Ⅳ第3話について~その後

2005-11-01 | ドラマ「相棒」
相棒第3話について前回下記のように書いた私。

『途中、例の小料理屋で美和子が
 「結婚相手になんでも話す関係なんてヘン。その女おかしいんじゃない?」
 というような発言をしているシーンがあるんだけど、
 あのシーンは必要だったのだろうか?
 特に事件の解決に伏線になったわけでもないし・・・
 とりあえずたまきさんと美和子出しとこか~感の拭えないシーンだった。』

再度見た感想は少し違う。
新郎を殺害された新婦は『聖女のような女性』と亀山に評される。
事実、父親の仇とも言える男を許し結婚するような女性だったわけだ。
しかし、伊丹刑事は
「聖女なんかいない」
と端から彼女を疑ってかかる。
美和子の「そんな女は云々」発言も伊丹刑事と同じスタンス。
伊丹と美和子は、他人を自分の基準に当てはめて判断しようとする心理を表現しているのかも。
その意味では逆に美和子の発言は重要だったと言える。
亀山と右京のキャラを際立たせるために。
亀山は刑事という人を疑う仕事に就いているのに、それに慣れてしまっているわけでもなく、彼独自のスタンスを持っている。
勿論右京さんも。(右京さんの場合極めて理性的で客観的という特別なスタンスだな。)

『聖女』というモチーフは犯人たちの愚かさと醜さとの対比のためにも重要だったように思う。
8年前の事件を隠蔽するために殺人を犯す「仲間」。
すべてが明らかになると少しでも罪を軽くしようと競って自首をする始末。
教会で大切な人を失った悲しみに静かに耐えている彼女とは対照的だった。

ところで彼女は本当に聖女だったのだろうか。

「聖女なんていない」

結局凡人の私はこう答えるしかない。
私の頭の中には、彼女が犯人たちを許せない構図が出来上がっている。