『トッカン~特別国税調査官~』第6話
<キャスト>
鈴宮深樹 - 井上真央
鏡雅愛 - 北村有起哉
鍋島木綿子 - 鈴木砂羽
金子長十郎 - 池田鉄洋
南部千紗 - 木南晴夏
相沢芽夢 - 美波
釜地亨 - 笠原秀幸
池戸則夫 - おかやまはじめ
鈴宮益二郎 - 塩見三省
清里肇 - 岩松了
錨真理子 - 星野真里
トッカン、数字取ってないんだなあ。割と面白いのに。キャストは地味で話もとっつきにくくはあるが。
しかも今期のドラマはオリンピックもあったし厳しかっただろうけど。
9係も一ケタだもんなー…大丈夫か『相棒』、アンサーから9係へと順調に下がってしまった数字を取り戻せるのか?
(トッカンとは関係ないが)
錨(星野真理)が入ってきてますます劣等感が刺激される鈴宮。
まあ完璧に同性には嫌われそうな女、なんですけどね。
今回は計画倒産で詐欺案件でもあるけど、国税は税金のことだけなんだって。
詐欺の被害者のことは管轄外っていう典型的なお役所仕事なんだけどさ。
こういうのって警察と連携とかしないんだろうか。ドラマだからね、そこは万事OKになるのははじめから分かっているとして、実際にはどうなんだろうか。
警察庁と警視庁とか所轄と本店とか係と課どうしで手柄取り合ってるとか、そういうのをドラマで見せられ過ぎるのもなんというか過剰だよなあと思う。
でも今回面白かったのは裁判所から「国税も他の債権者と同じ立場だ」と言われるシーン。
倒産や自己破産において国税も他の債権者も権利は同じで、税務署だからといって一番に優先されるべきではないというのが裁判所の言い分、いや法律上の手続きだそうである。なるほど。
今回は他の面々が別の部署からの応援要請で出張、錨と鈴宮のふたりになっちゃう。有り得んというツッコミは置いておいて。
結局トッカン付きの鈴宮が一人で差し押さえすることになるんだけど、ちょこちょこと錨が余計なことを言ってはっきり言えばじゃましてんだな。
錨ちゃんもなんか問題抱えてるようだからな、そのエピは次回のようだが。
しかしまあ。
「わたしたちは救うことだってできるんです」
かあ。これ一種のお役所仕事に対するプロパンダガンダじゃねえのか。
お役所はこういう気持ちで仕事してるんですよー的な、いえドラマですけどね。フィクションですけどね。