ちょびっと♪日記

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『警視庁捜査一課9係』第7話

2012-09-14 | 警視庁捜査一課9係


『警視庁捜査一課9係』第7話

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サイバー犯罪対策課出てきたよコレ。(相棒X-Day楽しみだなー)
というわけで今回はやたらと張り切ってる村瀬である。
なんだかスリーパーという合成麻薬で自殺に見せかけた連続殺人事件という、どこかで聞いたような話ではあるが。
で、これがまたそういう自殺志願者のセラピーサイトみたいなところがあって、そこに目をつけたのが係長!

今回のは作り込んでんなーという印象だった。
セラピーサイトから戸籍売買、投資詐欺への事件展開も良かったし、そこにかつて双子の片割れを自殺で亡くした女子高生が絡んでくるのも悪くない。
善意とはいえ、女子高生のしたことは結局は自殺ほう助になっちゃうんだよな。
突き飛ばしたことで亡くなってしまった人の件は正当防衛が認められるのか、過剰防衛になるのか。

死にたいと言ってスリーパーを飲んで眠るように亡くなっていく人たちにずっと最期まで寄り添ってあげてた、とかちょっといい話みたいにしてるけど、それってかなり精神を病んでる状態だとも言える。
だって人が死んでいくのを黙って見ていられるって、どんな過去があっても生きている人間としては常軌を逸している。
自殺した双子が思い悩んでいたときに、強くなって欲しくて頑張れって励ましたら、彼は逃げ場を失って追い込まれて自殺した。
それは気の毒だけど、知らなかったんだから仕方ない。
周りの大人が救ってあげなかったんだから。
鬱になったら病院に行かなきゃダメだし、自殺したいって言う人たちをサイトで話を聞いてあげることでなんとかするなんてのは、現実的な解決になりやしない。その上死の瞬間に立ち会うなんてなあ…。

サイトで話を聞いてあげてた人達の中には立ち直った人ももちろんいて、だから皆が本当に死にたかったわけじゃないんだということなんだろう。
ほんとはやり直したくて、そのきっかけを探していたってことなんだろうねえ。
女子高生は悪い大人に利用されていただけ、という結末だけど、なんかすっきりしない感じがなー。

人が人を救うことはできないけど、人を通してしか人は救われないことだけは確かだと思うが。

ちなみにそうめんを茹でるときに入れる差し水のことだけど、わたしは『びっくり水』て言う。
みんながいっせいに「言いませんよ~」って言ってたけど、言うよ、言うってば!!(言わない?)