ちょびっと♪日記

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「Answer~警視庁検証捜査官~」 第7話

2012-06-22 | Answer~警視庁検証捜査官~


『Answer~警視庁検証捜査官~』第7話

もうさ、永友さんは新海を信頼してるよね。デレているどころの騒ぎではない。
一緒に検証に行ってるし。『監視役』と称しているものの。
そして永友さんってば管理官なうえに警視ですよ?
キャリアなんだろうし、同じキャリアでも変人の新海とは違うんだから、そんなに現場行ってる場合じゃねえだろうと。



強盗と間違えて夫を殺してしまったという事件。
被疑者はもちろん妻なのだけれど、調べていくうちに20年前からの被疑者の親友で作家の女性(白石美帆)が浮かび上がってくる。
浮気をした夫を許せなくて、放したくなくて、でもその夫は親友にも手を出していて、相談された親友は夫を殺す計画を決意する。
20年前に父親からひどい暴力を受けていた親友のために、父親を火事に巻き込まれたように見せかけて殺した。
「私があなたのお父さんを殺してあげる、解放してあげる」
って教会で相談するなよ、中学生。恐ろしいな。

結局、妻のために夫を殺してあげた女性作家は、この妻にまんまと騙されたのだ。
親友の父を殺した20年前からこの妻は彼女に心理的に依存していたんだろうなあ…いや、もう共依存だったのかもしれない。
そのうえ夫と関係があるようだと知れば、依存は憎しみに変わってしまうのかもしれない。
中学や高校時代のこういう親友関係みたいなものって、些細なことで関係がひっくり返る、危ういものみたいな気もする。

そして最後にとうとう有富管理官(風見しんご)までがデレた。
「あのまま送検しなくて良かった、もう少しで正当防衛を成立させてしまうところでした」だって。
有富には嫌な管理官のままで居て欲しかったのに…
最後の砦は検察事務官か。それとも意外に東出なのか?
ええ、別に全員が新海の味方になったってそりゃかまわないわけですよ。
結果を出してるわけだから。
ただ最初っから『変人』スタンスで来たキャラクターなわけで、こう皆が皆、実績を認めてありがとう~って丸く収まっちゃうと、主役のキャラがぶれてしまって一貫性が失われるのではないかと。

まあ10年以上も数々の難事件・珍事件を解決し続けているのに、まったく認められないという某刑事ドラマの警部殿の方もヘンだとは思いますが、あの人の変人ぶりキャラでもってるドラマですからなあ。
新海は組織にまったく馴染まない、という程変人でもないというのが納めどころかしらね。