<超心理学と懐疑論者たち(12)>
第12章:超心理と物理学
懐疑論者のハイマンは、超心理が存在すると物理理論が成立
しなくなると主張したが、当の物理学者の多くが、理論自体の
拡張可能性を指摘している。
哲学者のダニエル・デネットは、心物二元論は物理的に不可能だ
としたが、物理学者のローゼンブルームとクットナーは、それに
反論している。
物理学の発展は基本法則が改訂される歴史でもある。ブロードは、
懐疑論者が前提としている基本法則は「超心理現象は起きない」
ことそのものだ、と指摘する。
物理学は本来「物」の記述であるが、その拡張は心や意識にまで
およぶ可能性もある。超心理は、物と心を結ぶ要になる貴重な
現象なのかもしれない。
第12章:超心理と物理学
懐疑論者のハイマンは、超心理が存在すると物理理論が成立
しなくなると主張したが、当の物理学者の多くが、理論自体の
拡張可能性を指摘している。
哲学者のダニエル・デネットは、心物二元論は物理的に不可能だ
としたが、物理学者のローゼンブルームとクットナーは、それに
反論している。
物理学の発展は基本法則が改訂される歴史でもある。ブロードは、
懐疑論者が前提としている基本法則は「超心理現象は起きない」
ことそのものだ、と指摘する。
物理学は本来「物」の記述であるが、その拡張は心や意識にまで
およぶ可能性もある。超心理は、物と心を結ぶ要になる貴重な
現象なのかもしれない。