あすなろ

塾長日記

夏期講習と時代の移り変わり

2009-08-18 11:37:12 | Weblog
ボクがサラリーマンを辞めて初めて塾の講師になった時、最初の仕事は合宿の生徒を旗を持って駅で誘導する仕事でした。全国規模で広告を出していたから東京の代々木の塾がやるんだからと、全国から次々とやってきましたね。
時代背景もあって、1日10時間授業とか7泊8日で、いくらなんでももう体がもたなかった。休憩は自動販売機で缶コーヒーをのむだけ、生徒との触れ合いはありましたけれどね。ふれあいだの人の優しさだの都合のいい言葉だよね。

昨日甲子園でわが母校を延長戦で勝った横浜隼人は、9回の表、2,3,2で最後は見逃しのストライクで負けた。絶叫調のアナウンサーに対し、選手は泣いてもいなかった。終わったという感じでね。甲子園でさえそうだった。そうさ、みんな感動の押し売りなんだよ。

それで自分で塾を作ってからもね合宿なんていうものはそういうものだってまた夏期講習も休みなしの一日6時間だなんだってやってきました。あまりのストレスに阿波踊りに行くようになったり、救急車で運ばれたり夏期講習、合宿の思い出はたくさんあります。

しかしね。ああいうやり方はもう時代に合わないのではないか。
受験もハチマキをして、根性、忍耐とか、暴走族じゃないのだからと思います。

やる時には、さっさと手際よくやる。あの当時は遊びまで大行列でTDLとか並びました。時代は確実に変わっていると思います。

徳島のこのお店は3年前と同じで、客が来るのか来ないのかちゃんと10時には
ボロボロの雨戸が開く

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