あすなろ

塾長日記

お米を訪ねる旅

2009-09-20 18:13:26 | Weblog
お米を訪ねる旅

秋はいいですね。新潟から小型飛行機で佐渡まで渡った時一面の稲穂、黄金色の稲穂が風に、波をうっていて、あんまりきれいなんで、自分の娘は美しく実れという意味で子どもに美穂と名づけました。のちに子どもに美穂と名づけた人と知り合って、その美穂と名付けたいわれを聞いたらやはり福井の方で稲穂が波打っているのを見てあまり美しいので、そういう名前を名づけたと言っておりました。
おいしいお米とおいしいお酒。新潟県月岡温泉に行ったのはもう2年前ですか。今、秋祭りが方々で開かれていますけれど、みんな五穀豊穣を祈ってのことなのですね。やはり日本人にとってコメは宝、そのコメと新しいお酒を求めて新潟へ行きました。その月岡温泉というところでは、新潟で作られているお酒は97種類、温泉のあるその村にある全部のお店や、あるいは民家でひとつずつのお酒の銘柄を出してくれる。500円で5杯分のチケットとおちょこ一個、最後はおちょこを5個持っていたから25銘柄飲んだんですね
このおちょこを持って村中のスナック、酒屋、スーパー、小料理屋と周るわけです。お饅頭屋さんもありました。さすがお饅頭ではお酒は飲めないで、お漬物を出してくれました。越の司、越のあじわい、越の華
越の寒梅とたいてい、越が名前につくんですね。おつまみはスーパーでは157円でさんまのかば焼きの缶詰を買ったり、どこかの民家ではその家で漬けたきゅうりとか。ビールの箱をさかさまにして、猫をなでながら飲みました。
旅館に戻ると新米で炊いたご飯が栗ご飯とかキノコご飯とか、カキ飯とかね。月岡温泉は遠いです。だから新潟駅からシャトルタクシーが出ています。このご時世に村のメインストリートはたくさんの観光客が歩いておりました。お風呂もいろんな旅館のに入れるんです今は本当に不況です。どちらかの観光地では羊羹の割引券を配っていました。羊羹の割引券では集客はできないだろうけれど新米のご飯とお酒を飲むだけのこの企画。まだまだアイディアによっては集客ができる気がします。これは全商店と旅館とタクシーとみんなで村をあげて協力するからできた企画なんでしょうね。

それとお米をみんなが食べなくなったといわれています。栗ご飯とかキノコご飯とか家でも作りませんものね。お米のおいしい食べ方を知らないからじゃないのかしら。とも思いました。

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