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ハートの形あふれる街 ニューヨークのバレンタイン

2014-02-21 19:00:00 | 報道/ニュース
日本では女性が男性にチョコレートをプレゼントするという形が完全に定着しているが
アメリカではどちらかというと男性から女性にチョコレートや他のプレゼントが渡される日である。
ー日本では女性が男性にチョコをあげるんですよ。
「いいなあ。
 こっちもそうじゃなきゃ。」
「オレにくれよ!」
「変なの・・・。」
「いつも男性が買ってばかりだからたまには女性でもいいのかも。」
「本当にそんな習慣なの?
 ぼくも欲しいって言おうかな。
 それか日本人の奥さんを探すか・・・。」
「レストランを4か所も予約して妻に好きな店を選んでもらった。
 その後は妻が行きたがっていたバレエの観賞だよ。 
 僕はあまり興味がないけどね。」
「プレゼントはオフィスに届けてもらわなくちゃダメ。
 “私を愛してる人がいる”ってみんなに見せつけちゃうの。」
「高級レストランとか男性はお金がかかって大変。
 私はいつも割り勘よ。」
「デートする予定だよ。
 彼女のためにスーツや靴でちゃんと正装してね。」

チョコレートを買いお花を用意しディナーの予約を入れ
当日はお互いにロマンチックな空気を演出するのがニューヨークの男性なのである。
女性はハートのカギをオープンにして愛情を受け入れれば男性は満足だそうである。

バレンタインの象徴ともいえるのは NY のマーク。
ニューヨークの街は2月になるとバレンタインデーにちなんでさまざまなハートの形が溢れている。
チェルシー地区の一角にある有名人御用達のベーカリー。
オーナーがおばあちゃんのレシピでつくったケーキの手作りのハートがバレンタインを祝うカップルに人気である。
アートの町ブルックリンでハートの形を集めた展示会があった。
実はニューヨークの街のあちこちで捨てられたガムの写真である。
こうしたユニークなハートを写真に撮ったのはニューヨーク在住の日本人アーティスト ニイゼキヒロミさん。
展示会のタイトルは“LOVES”。
一つ一つが異なった形の愛を象徴しているようにも見える。
毎年この時期 タイムズスクエアに大きなハートのオブジェが出現し注目を集める。
2012年の作品は“BIG♡NYC”。
400本のアクリルの棒に立体のハートを浮かび上がらせた。
2013年 “Heartwalk”。
ハリケーン サンディで被害を受けたボードウォークの残骸でハートを作った。
そして2014年は “Match-Maker”。
出会いを演出するハートである。
パイプをのぞくと愛称がぴったりの恋人候補が見える不思議なハートなのである。
その仕掛けは生まれ月の星座別に用意された12のスポットにある。
自分の星座のスポットに立ってパイプをのそくと相性のいい星座から覗いている人と出会える。
(デザイナー デヴィッド・ヴァン・デー・リアさん)
「私は一目ぼれを信じています。
 妻に会った瞬間に恋をしました。
 バレンタインデーに相手がいない人に一目ぼれをしてほしい。」
(ニューヨーカー)
「チューブが絡み合ってハートに見えるのが素晴らしいね。」
「楽しいわ。
 私も恋人が見つかるかも。」
タイムスずくエアに浮かび上がった大きなハートがニューヨークのバレンタインデーの夜をロマンチックに彩る。
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