メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

二人で持ち寄り合作ディナー

2018-10-13 06:13:07 | 家族

何を思ったか昨日のメイおじさん

大雨の夕方に

「メイ、ちょっと郵便局に行ってくるから。」

 

まあ、なにもこんな雨の中、行かなくたって

明日の朝でいいじゃない、、、などと言ったところで

聞くようなメイおじさんではありません。

行くと言ったら行くのです(笑)。

 

しばらくして、いつもの「タダイマ〜!」と言う声が。

はい、メイ家では、出かける時は「イッテキマ〜ス!」

帰った時には「タダイマ〜!」と言う日本語が使われています。

 

もちろん「イッテラッシャ〜イ!」「オカエリナサ〜イ!」が受け言葉。

こんなニュアンス、英語ではちょっと無理(笑)

第一、英語にはそんな言葉自体がありません。

 

さて、「タダイマ〜!」と

雨の中、なにやら抱えて帰ってきたメイおじさん。

 

「この雨じゃスーパーに買い出しに行くのも大変だろうから

 夕飯になりそうなものを買ってきたよ!」

 

もちろんこんな難しい日本語は無理ですから英語でですが

日本語だろうが英語だろうが、嬉しいじゃありませんか、その思いやり。

いったい何を買ってきてくれたのかと思えば、、、、、

 

こんなプラスチックの容器に入った焼きそばとご飯

 

そして分厚いサンドイッチ。

なかなかシュールな組み合わせですが(笑)。

 

これにメイおばさんが冷蔵庫の中の残り物を

ちょっとばかりいじってお仲間に加えたのは

 トントン切ったキュウリを浮き実にしたトマトスープ。

 

コーンのお山の上に、と言うか、コーンの器の中に

茹でたジャガイモとハムのポテトサラダを入れた

土壇場創作料理。

 

そして、これまた残り物コーンと残り物ブロッコリーの

自分でもよくわからない、でもそれなりに美味しかった

不思議な一皿。

 

でもね、メイおじさんが雨の中、買ってきてくれた焼きそばは

お祭りの屋台を思い出すような懐かしい味で

メイおばさんはとっても嬉しかった。

 

土壇場の手抜きにしては

心がポッと暖かくなるようなお夕飯でした。

たまにはいいね、こんなのも(笑)。

 

ビールはボストン(アメリカ)の「Samuel Adams」の

10月バージョン「October Fest  」

 

ワインはスペインです。

 

 

ワインの向こうに倒れそうに立っているのは

これまたメイおじさんが買ってきてくれたポテチです。

ワインのお供にとでも思ったのかしら(笑)。

 

合作の嬉しいお夕飯となりました。