メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

信州長野の「ヴィラデストカフェ」

2015-11-01 23:55:45 | グルメ
11月最初の日はよく晴れて
収穫が終わり葉ばかりになった葡萄畑の上の
雲一つない青空に白い航跡が描かれます。


ワインソムリエの友が企画した「秋のワイナリーツアー」に
参加したのは23人の男女たち。
大型バスを借りてのツアーです。

8時、東京駅を出発したバスは
途中で休憩をしながらも11時半にはもう
長野県の「ヴィラデストワイナリー」に到着しました。

「葡萄畑の風景を見ながら、その葡萄から作られたワインを飲んで野菜畑やガーデンを眺めながら、採れたばかりの新鮮な素材を使った料理と共に楽しい時間を過ごす」

そんな田園リゾートへの夢と共に
玉村豊男さんが始めたワイナリーです。

4.5ヘクタールの葡萄畑と1万本を超える葡萄の木。

可憐な秋の花々が咲きそろうレストランへと続く道。
窓の向こうに北アルプスの雄大な山々を抱くレストラン。


よくできたセッティングです。

アミューズは野菜づくしの「秋のヴィラデスト」


3つのチョイスは
「胡桃と茸の衣をまとった信州ハーブ鶏のロースト」
「鮮魚のポワレ、信州サーモンとカニのフィッシュケーキ」
信州豚のシードル煮と自家製ソーセージ」

最後にデザートとコーヒーまたはハーブティーが運ばれます。


このお料理の名前
心理的にもなかなかのネーミングです(笑)。

どれにも必ず入っているマジックワード「信州」
「クルミと茸の衣をまとった」という表現や、
シードル煮」のロマンチックな響き。

結局選んだのはこれ。
チキンです。
いえ、「クルミと茸の衣をまとった信州ハーブ鶏のロースト」です。


おとなりの御仁はポークです。
いえ、「信州豚のシードル煮と自家製ソーセージ」です。


メニューを読むところからもう
魔法が始まります。


読んでくださってありがとうございました。
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