メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

やっぱり色気も、、、、

2017-08-21 00:35:14 | 食文化

きちんとイギリスのレシピで作ってみました。

はい、ちゃんとお粉をエールで溶いてね。

 

今年の春のロンドンのマーケットの

こんな屋台を思い出しながら。

 

揚げたてをハフハフと

みんなで楽しく立ち食いした時のことを思い出しながら。

 

そしてまた

ワシントンDCの水辺のレストランで

ついこの間、家族三代で囲んだテーブルを思い出しながら。

 

料理って単に「食」だけではなくて

そこにまつわるいろいろな思い出があるものです。

 

同じお料理をいただいたって

その場の雰囲気、その時一緒にいた人たち、そして何を話したか

そんなことでだって、思い出の中の味覚は変わるのです。

 

いわば、客観的味覚ではなく

主観的味覚とでも言ったらいいでしょうか。

 

加えてメイおばさん、思います。

プロの料理人の資格はきっと

そんな「主観的味覚」に左右されないことかしらって。

 

そしてメイおばさん、思うのです。

「プロじゃないもん、いろいろな思い出をひっぱりだしちゃうもん。」(笑)。

 

さて話を戻しましょうね。

やっぱりきちんと作った「フィッシュ&チップス」はおいしいのです。

 

ポテトはしばらく水にさらしてから

ペーパータオルでしっかり水気を取って油に落とせば

きれいに美味しく仕上がります。

 

メイおばさん、あんまり細いのではなくて

このくらいが好き。

 

とはいえ、この「フィッシュ&チップス」という料理

なんとも色気がありません(笑)。

ですから、こんなものを添えて色気づけたりしています。(笑)。

 

プラムを切ってフェタチーズを雪のようにパラパラと載せただけのもの。

 

こちらはプラムではなくトマトに降った雪です。

 

ああ、そうそう。

最近こんなものも作りました。

こちらの「色気」もなかなかです。

 

棒状のクリームチーズを買って来て

まわりにペタペタとブルーベリーを張り付けただけですが

輪切りにしたらこんなにきれい。

 

フィッシュ&チップスも

プラム&フェタも

クリームチーズ&ブルーベリーも

色気があろうがなかろうが

困ったことにビールもワインもどんどん進みます(笑)。

 

 

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なんていう日本文化の美しさ!

2017-08-15 03:12:02 | 食文化

遠方から海を越えて

積年の友が、そのまた彼女の積年の友と一緒に

昨日シアトルにやってきました。

 

お土産をこんなに持って。

 

メイおばさん、「何かほしい?」と聞かれて

ひとつだけお願いしたのは

日本で出版されたばかりのある本だけだったのに。

 

私たちが出会ったのは

それぞれに別の大学を卒業して就職をした東京のある会社。

新卒は大勢いたのに、たまたま私たちは同じ部に配属されて

彼女は○○グループ、メイおばさんは▽▽グループ。

扱う物は違っても、一つ屋根の下の大所帯

私的共通点もたくさんあったりして

あっという間に仲良くなりました。

 

以来、おたがいに世界のあちこちに住みながら

楽しいことも、苦しいことも人並み、時に人並み以上に通り抜けながら(笑)

共に笑い、共に泣き、、、、

結婚やら出産やら別れやら

人生のさまざまな局面に立ち会いながら

ここまで歩いてきたのです。

 

喜びと興奮の一夜が明けて

あらためてお土産の品々を眺めてみれば

どれもみな、いつものセンスある友らしいものばかり。

 

ちょっと見てくださいな。

まあまあ、なんて美しい!

メイおばさん、うっとりしながら季節の順番に並べてみましたよ。

 

ほら、日本と言う素晴らしい国には

ほかのどこの国にもない季節と

ほかのどこの国にもない感性があるのです。

 

24節気の名前が当てられて

ひとつずつ瀟洒な小袋に入った

24種類の小さなお煎餅です。

 

それぞれの袋の裏には、小雪やら白露やら処暑などという

美しい季節の名前と共に

それぞれの季節に沿った俳句が書かれています。

 

袋を開いて食べてしまうのがもったいないほどに

美しい日本のお菓子です。

 

見ているばかりでもしょうがないと

2つだけ無造作に選んで

ぴりりと袋を開いて

パリパリといただいてみましたよ。

 

その2つというのがこれでしたけれど

ふと気が付けば、これってちょっとした「本日の占い」(笑)。

 

小暑(しょうしょ)

朝顔に 釣瓶とられてもらひ水

加賀千代女

柚子ざらめ

 

立春(りっしゅん)

梅が香に

のっと日の出る山路かな

松尾芭蕉

海苔醤油

 

さすが、我が積年の友!

なんという粋な計らいでしょう。

 

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光と風と海と、、、そしてピロシキ@シアトル

2017-08-09 08:03:09 | 食文化

どんなに歩いてもまず汗をかかないのが、ここシアトルです。

東京でもワシントンでも

バッグの中にハンカチを入れ忘れたら大変でしたが

ここではたとえ忘れたって全く平気(笑)。

とは言え陽射しは避けたいのですが、、、、

 

ワシントンでもシアトルでも

なぜか日本のような日傘文化はありませんから

メイおばさん、折り畳み日傘をバッグの中に持ち歩いてはいても

なかなか広げる勇気がありません。

 

え~い、もういいや、と覚悟を決めて

UVだけつけてお日様の下を歩いています。

 

アメリカで最も古い公設市場「パイクプレースマーケット」は

メイおばさんがつい足を向けてしまうお気に入りの場所のひとつです。

ぶらぶらと家から歩いても行ける最高に面白い暇つぶし場所です(笑)。

 

いつ行こうが、地元の人たちもたくさん

カメラを構えたツーリストの人たちもたくさん。

 

写真を撮る人たちでひときわ込み合っているのは

スターバックス一号店の前ですが

最近いつでも長い行列が見られるのは

この「ピロシキ」のお店です。

 

ピロシキと言えば、ご存じのように

一見カレーパンのようなロシアあたりの揚げパンです。

 

行列が歩道をふさがないようにと

お店のお兄さんやお姉さんが交通整理をしています。

 

メイおばさん、たまには並ぶのもいいかしらとばかりに並んでみました。

お姉さんがこんなメニューを配ってくれます。

つまり、並んでいる間に何を買うか決めて

いざ店内に入ったら、迷わずにすぐ(さっさと)注文しましょうね

ということ(笑)。

 

メイおばさん、今回はなんにしようかと見渡して

一番安くて、いちばんシンプルな「キャベツと玉ねぎのピロシキ」にしてみました。

 

一番安くて、と言ったって、たかがピロシキひとつに(失礼!)

なんと5ドル41セント。日本円にしたら600円ではありませんか!!!

行列はお店を強気にする!とでもいいたくなるぐらい(笑)。

 

さてさてやっと手に入れたピロシキを

いったいどこでいただきましょう。

 

歩きながら食べる人たちもいますけれど

メイおばさん、不器用だし、荷物もあるからまず無理。

 

と、ピロシキの袋を持ってうろうろしていたら

恰好の場所を見つけましたよ。

 

メイおばさんとメイおじさんのお気に入りのフレンチレストラン

「マクシミリアン」の外テーブルの隣りの「空き地」(笑)です。

嬉しいことにベンチが置いてあります。

 

この際日焼けは我慢して

気楽にすわって、海風を頬に受け

「マクシミリアン」でゴージャスなランチを召し上がっている皆様を

横目でちらっと見ながら

パクリと豪快に大きなピロシキにかぶりつくのも

また幸せなり(笑)!!

 

かじってみたら中はみごとにキャベツと玉ねぎ。

いえキャベツと玉ねぎだけ(笑)!!

 

足元では可愛らしい少女が自分の名前をチョークで

豚さんのお腹に書こうとしているし

海風効果のおかげもあって

ガブリとガブリと食べるピロシキはとてもとても美味しいし、、、、

 

よっぽど同じものをメイおじさんに買っていこうかと思いましたけれど

冷静に考えてみてやめました。

 

だって、、、、、

 

これってこのシチュエーションで食べるから美味しいのであって

家に持ち帰って冷めたものをレンジで温めて

慣れ親しんだ日常のお部屋でいつもの景色を見ながら食べたって

なあんだ、玉ねぎとキャベツだけ?

これでもピロシキ?

になるんでしょうし(笑)。

 

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タイ料理が大人気

2017-06-28 00:31:09 | 食文化

夏至を過ぎたというのに

夜の9時を過ぎてもまだ明るいシアトルです。

 

手巻き寿司パーティーにお招きした隣人のパッドから

ディナーのお誘いが届きました。

場所は私たちの家から車で15分

マディソンパークのタイレストラン。

初めてお会いするご夫婦も一緒です。

 

その2日後に

やはりディナーにお招きした友人のデリー&ジーン夫妻から

返礼ランチのご招待がありました。

場所は同じくマディソンパーク。

しかもまたもやタイレストラン。

ただし違うお店です。

 

かくかくしかじか

年々株価を上げていくタイ料理。

この現象、シアトルばかりかワシントンDCでも同じです。

 

和食と同じようにエキゾチックなのに

和食より馴染みやすいからなのでしょうか。

年々、タイレストランが増えていくように思います。

 

パッドと友人ご夫妻とのレストランは

マディソン通りからちょっと奥まった中庭にありました。

9時を過ぎてもなお、緑がお日様に明るく輝いています。

 

次のレストランも同じくマディソン通り。

初夏のランチタイムは外テーブルも心地よく

可愛らしい子供3人を連れた若夫婦が子供たちを遊ばせながら

くつろいでいます。

 

この日のお仲間はアラバマからやってきた学者夫婦のデルとジーン。

毎年灼熱のアラバマからシアトルに避暑にやってきます。

 

「いつもお食事に招いてもらっているから」

 

と、これもまた彼らのご招待。

ですから「どこにする?」と言う問いかけがあったわけでもなく

この日のために彼らが選んだレストランでした。

 

こんな風に、短い間に二回もタイ料理が続いてつくづく思うのは

いつの間にやらすっかりアメリカ食文化に定着したタイ料理。

たしかに後から写真を見てもとても綺麗で

なるほど、味覚ばかりか視覚の魅力もあるのでしょうか。

 

メイおばさん、これ、西海岸現象なのかしらと思いながらも

気づいてみれば、シアトルばかりでなくワシントンDCでもそうでした。

 

たしかにDCでも、アメリカっ子の友人たちの最近のお誘いは

タイレストランが多くなってきたように思います。

 

はい、メイおばさん。

タイ料理は、いえタイ料理も大好きですから

いつも喜んで出かけて行きます。

 

ところでアメリカの他の町にお住まいの皆様

そちらではタイレストラン人気はいかがですか?

 

さて明日はここシアトルからワシントンDCに移ります。

今日は掃除をして、荷造りをして、冷蔵庫の中を空にして、、、、

 

シアトルからDCまでは飛行機で約4時間。

同じアメリカなのに時差は3時間。

いやはや、大きな国です、アメリカって。

 

明日の夕食はまたタイ料理かしら?

なにせ我が家のすぐ近くにとてもいいタイレストランがあって

買い出しもできない最初の夜はいつも、、、、(笑)。

 

 

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これぞ市場の面白さ!@シアトル

2017-06-20 16:38:36 | 食文化

前回の続きにまいりましょう。

天然ボケも加齢ボケも時差ボケもなんのその

長い長い時間を一睡もせずにシアトルに到着した翌日に

 

「ハ~イ、メイ、着いた?

 いつものファーマーズマーケットに行かない?」

 

と、お隣りのアンから声がかかって

ちょっと面倒くさいけれど、ま、行くとしましょうかと

ガラガラカートを引きずって向かった先は

シアトルのブロードウェイに毎週末の11時から開かれる

近隣農家の人たちの露店マーケットです。

 

やっぱり行ってよかった!

マーケットというのは、別に何かを買わなくたって

歩いているだけで心躍るもの。

どこの国のどこの町でもそうでした。

 

ちょっとご一緒に歩いてみませんか?

入口はお花でした。

そして

これぞここシアトルが原産の「レイニアチェリー」!

さあ、もっと歩いてみましょうね。

 

ちょっとどころかかなりボケボケですけれど

あまりにカラフルできれいなものですから載せちゃいます。

 

こちらはビーツとエディブルフラワー(食べる花)

 

面白いのは、今やシアトルでもワシントンDCでも

スーパーの棚にずらりと並ぶようになった「Kombucha」

この昆布茶?こんぶ茶?コンブチャ」?

なる謎のものについては、まずは買って調べて味わってから

あらためてご報告します。

実はメイおばさん、ずっと気になっていたのですが実はまだ未経験なんです。

 

かくかくしかじか

「別に何を買わなくたって」

なんて言いながら、メイおばさんたら

結局こんなに買い込んでしまいましたよ。

 

お料理を作る時って

メニューから入って材料を買いそろえる場合と

材料から入ってメニューを考える場合があるでしょ?

 

市場っていうのはだいたいが何に出会うかわかりませんから

材料→メニューの方。

 

目下メイおばさん、テーブルの上の支離滅裂な(笑)品々を見ながら

いろいろ楽しく考えてます。

これぞ市場の面白さ!

市場の醍醐味!!

 

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梅雨のエキゾチック

2017-06-06 23:35:44 | 食文化

「梅雨の

 エキゾチック

 さわやかにして不思議な奥行き

 BELGIAN-INSPIRED」

 

さてさてこの意味不明(笑)な4行

いったい何だかわかります?

わかるあなたはかなりの○○○通。

 

メイおばさん、東京のスーパーをうろうろしていて

「梅雨のエキゾチック」なる不可思議な言葉に

ついつい手を伸ばして買ってしまった「初めての出会い」でした。

 

「梅雨にゆっくりと味わえる、ブラボーホップの爽やかな香りと、

 スパイシーで不思議な余韻。

 複雑で奥行きのある味わいのベルギービールを参考にした、

 ベルジャンインスパイアードスタイルです。」

 

まあ、なんと不思議な日本語ですこと(笑)!

どうして「ベルギー風」じゃなくて

「ベルジャンインスパイアードスタイル」なんですかねえ(笑)。

たまに日本に帰ってくると面白いことばかり(笑)。

 

キリンさんによるこの時期限定の醸造です。

その太い瓶と、何とも可愛らしいラベル

そしてそのネーミングに心惹かれて

ついつい買い物かごに入れてしまいましたよ。

 

そしてこんな風に超リラックスして

小さな庭に足を向けて

いい感じで本など読みながら

「梅雨のエキゾチック」をいただいたのでした。

まさに「メイおばさんの一人贅沢」(笑)!

 

だって夫さんに英語で説明しようとしたって

「梅雨のエキゾチック」なんて

どうやったって説明できませんよ。

日本語だって意味不明なんですから(笑)。

 

ビール文化のアメリカではビールは数えきれないくらいの種類があって

スーパーの棚のこちらからず~っと向こうの方まで

ずら~っと、たくさん並びます。

梅雨のない国ですから、さすがに「梅雨のエキゾチック」はありませんが(笑)。

 

それにしても

このもっこりした瓶、可愛い(笑)!!

  

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カップケーキ文化あれこれ

2017-05-21 11:20:47 | 食文化

これ、ロンドンで出会ったカップケーキたち。

 

メイおばさん、詳しいことは知りませんが

娘によれば、「Lola’s」というカップケーキの有名どころ(笑)。

 

最初の出会いは、いわゆる日本のデパ地下のようなところ。

次の出会いは、駅のコンコース。

      

買って来ました。

まずは目で楽しみ、次に味で楽しみましたよ。

どれにする?どれにする?

じゃ、みんなで一二の三的に(笑)。

 

もう少し知りたくなって

「Lola’s」のサイトを見てみたら

まあまあ、こんな斬新なものも!

 

まあまあ、こんな便利なものも!

赤ちゃんのお祝いとか

 

結婚式用とか

 

自分用の特別カップケーキを作ってもらったりとか、、、、、

 

それに対してアメリカはといえば

まあ、そこそこにカップケーキ文化はありますが、、、、、、

 

たとえばこちらは夫さんお気に入りの

シアトルのマディソンパークにあるベーカリー。

 

ベーカリーと言ってもこんなケーキもあります。

下の段に見えるのはなんとカップケーキです。

上の段でないところが、アメリカにおけるカップケーキの存在感が垣間見える(笑)?

こんな面白いものもありますが。

 

なんたって主役はこちらですからね。

 

さてこれは、毎年8月に

私たちのシアトルのコンドミニアムの中庭で開催される

レジデント(居住者)たちのガーデンパーティー。

 

カップケーキもこの程度には登場しますが

どことなくやっぱりアメリカ。

大雑把なところとか(笑)。

まあ、そこがまたアメリカの良さなのですが。

 

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楽しきかなパブ文化

2017-04-24 22:38:10 | 食文化

これ、何の集会? 

近づいてみたら

 

あまりに楽しそうなので

惹かれて中に入ってみれば

まだまだ明るい夕方に

元ボーイズたち、元ガールズたちが楽しそうにおしゃべりに興じています。

はい、もちろんビールのグラスと一緒に。

 

 カウンターの向こうの君も楽しそう。

お仕事なのに(笑)。

 

 ちょっと様子を見に入っただけなのに

あんまり楽しそうなので

その場を去るのももったいなくて

メイおばさんとメイおじさんも

じゃ、二人で一杯ね、とシェアしてしまった帰り道(笑)。

 

なかなかいいもんです。

イギリスの立ち飲み文化。

やっぱり楽しいパブ文化。

 

さて所変わってこちらは、今いるホテルのバーカウンターです。

町なかのパブの2倍ぐらい、良くも悪くも洗練されていて

その分お値段も張りますが

 

食事の前に軽く一杯

食事の後にまた一杯

夜も更けた頃のナイトキャップでも

カウンタートークがいい感じで弾みます。

 

それにほら

ついつい飲み過ぎたところで

エレベーターですぐにお部屋に戻れますからね(笑)。

 

お昼をたっぷりいただいたから

お夕飯はあまり食べたくない

なんていう時にも、パブはとても重宝です。

 

たとえば生ハムのブルスケッタ

 

たとえばシンプルなグリーンサラダ

 

たとえばオリーブの盛り合わせ。

 

主役はもちろん何種類もあるビールの中から

気が向くままに選びます。

 

立って飲んでも

座って飲んでも

 

ひとりで飲んでも

二人で飲んでも

はたまた大勢で飲んでも

たとえ飲めなくたって

 

気づけば憂さなどどこかに飛んでいき

なんだか人生が楽しくなるイギリスのパブ文化です。

 

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いつも同じです、イギリス朝ごはん

2017-04-24 06:59:37 | 食文化

ロンドン4日目の朝です。

もうしばらく「定宿」のホテルに滞在し

それから「定宿」の家に移ります。

 

このホテル、メイおばさんというよりは

メイおじさんのお気に入り。

もう何年も私たち、ロンドンではまずここに腰を落ち着けます。

ケンジントンです。

 

チューブ(地下鉄)の駅から歩いて1分もかかりませんし

大きな通りに面していて

およそ何でも足りないものは買えますし

カフェもパブもレストランもたくさんあります。

 

ほどよい大きさ、いえ小ささで

いかにもメイおじさんの好きな古き良きイギリス調のホテルです(笑)。

 

来るたびに同じブレックファーストをいただきます。

 

頑固なまでに同じブレックファーストです。

 

ヌーベルキュジーヌなどどこ吹く風で

古き良き時代から延々と踏襲されてきた「イギリス朝ごはん」です。

 

さすがにブッフェスタイルで

自分で行って好きなものを好きなだけお皿に盛るようになりましたが

席に案内されるとまず聞かれます。

 

「Tea or coffee?」

 

たぶん「Tea please.」と言ってもらいたいのでしょうが(笑)

わかってはいてもつい言ってしまいます。

 「Coffee please.」

 

すると銀の器に入ったたっぷりのコーヒーがテーブルまで運ばれてきます。

 

紅茶を頼めばこんな風。

いつも同じことが繰り返されるということは

変わり映えがしない反面、ある意味、約束事のように

「ああ、またここに来たなあ。」という変な落ち着きを感じさせるのですから

面白いものです。

 

豆の煮込みとハッシュドポテト

玉子は目玉焼き、炒り卵、そしてゆで卵

ベイクトトマト

ソーセージとベーコンとハム

ジュースはオレンジとアップル

何種類かのヨーグルトとフルーツ

自分でトースターで焼くパンに加えて

添えられているのは、言わずもがな、イギリスの誇り

王室御用達のジャム「チップトリー」の一人用の小瓶です。

 

そんな朝食を毎日いただきます。

 

「もういいかげん飽きたなあ」と思えてきたらしめたもの

ロンドンあるいはイギリスへのパスポートを得たようなものです(笑)。

 

さてさて、そろそろダイニングルームへと降りて行きますね。

Have a good day!

 

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日本の桜 食文化

2017-04-12 12:34:28 | 食文化

アマゾンから時々届く「最近閲覧した商品とおすすめ商品」

えッ、なんですって、それホント?

今しがた来たメールをみてちょっとびっくり。

 

「おいしい『パンの食べ方』」

「お弁当の時間」

「みんなの旅ごはん日記」

「ラクする台所―毎日毎日ご飯を作る、8人の台所にまつわる物語」

「みんなの台所しごと」

「みんなの台所暮らし日記」

「夕方5時からお酒とごはん」

「狭くても、料理が楽しい台所の作り方」  etc.etc.

                      

まあなんでしょう。

元文学少女の誇りあるメイおばさんの

根底が揺らいでしまうではありませんか(笑)。

 

まあ、たしかにキッチンにいるのは好きですが

だからと言ってこれはないでしょう、ねえ。

キッチンで本読んでることだってあるんですからね。

 

ところでこれは昨日の女子会、いえ正直に言えば「老女子会」(笑)。

桜の季節には老若男女を問わず

なんだかんだと言っては桜を理由に集います。

これもまた素敵な日本文化、いえ正直に言えば「日本の桜 食文化」(笑)。

 

今朝

バルコニーはこんなになりましたし

緑の葉っぱが目につくようになりましたが

見上げれば

桜はまだまだ頑張ってくれています。

もう一回ぐらいお花見会ができるかな?

どんな料理を作ろうかな?

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