And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

わたしには、眼はみえても涙はみえない

2016-09-16 08:41:03 | 日記
「原子力潜水艦シービュー号」のあまりのくだらなさに同じアーウィン・アレン制作のシーズン2の途中で観るのをやめた「宇宙家族ロビンソン」を久しぶりに観た。子どもの時観ていてDVDになって観てがっかりした一番のドラマ。昔も今も共通しているのだが、声優がうまくて面白くしているというのがある。これではドクタースミスの熊倉一雄。もちろん他の声優もうまいが「宇宙家族ロビンソン」はドクタースミスでもっていたところがあるので功績は大。あとアーウィン・アレン制作といえば「タイムトンネル」後半宇宙人とか出てきてストーリーがおかしくなったが、この3つの中ではこれが一番まともで今観ても面白いのでは。この頃「宇宙大作戦」「スパイ大作戦」「鬼警部アイアンサイド」などでは黒人のレギュラーが出ているがアーウィン・アレンには出てこない。設定からいって仕方ない部分もあるが「コンバット」に黒人兵士が出てこないのは今観ると不自然に見える。「宇宙家族ロビンソン」「タイムトンネル」とも途中打ち切りのため解決篇ないまま終わっている。「逃亡者」のように解決しなければならないドラマでもあるまい。最近wowowで「コールドケース」のシーズン1が始まり、1は観たことなかったので最初はこんな感じに始まったんだと観ていたら5話過ぎたあたりから同性愛とかこのドラマ特有のシリアスなテーマが出てきて、この間の幼児虐待の話では思わず泣いてしまった。昔からそうなのだ。子どもものに弱い。「禁じられた遊び」は今観ても最後泣くだろう。だから観ない。「チップス先生さようなら」でも涙が出た。日本の映画、ドラマでは一度も涙が出たことないのに。「コールドケース」はその時代のヒット曲が使われ、その著作権の問題からDVDにはできないという。だから見つけたときには必ず録画して保存する。これも偶然暇なときにテレビつけて食事していたら面白くて暇つぶしにいいなと思っていたが、そんなちゃっちいドラマではなかったと何度も観るうちに思った。wowowでこれの日本版作るらしいが、だいたい想像つく。「沈まぬ太陽」とか民放に比べたらいいドラマ作っているのは確かではあるが、どうしても「コールドケース」と比べると差のついたものになるというのは想像つく。「クローザー」も面白かった。「バーン・ノーティス」も面白かった。でも両方ともドラマの続きとして引っ張らなければならないものがあって、それがドラマを暗くして、ヒットして7までいくと当初の新鮮さが消えていった。でも「コールドケース」はそれぞれの家庭問題とか出ることもあっても、それぞれが独立しているので引きずるものがない。「24」のように観ているときは面白かったが、あとで好きなドラマといえるかというと趣味悪かったねとしかいえないドラマとは対極にある。

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