「三文役者」映画面白かったけど、新藤兼人の本もまた面白い。最初から苦労を共にした友人。隅々まで知っている。映画は相当な数作っているし、全部ソフト化されていないのですべてを集めることはできないけど、また何枚か集めた。「夜明け前」も新藤兼人が脚本書いたと初めて知った。これもビデオしか出ていないけれど、何も出ていないよりはいいか。小説もなかなかよくわからなかったけど、映画も地味だったのでDVDにできないのか。新藤兼人の映画自体、裕次郎だ加山雄三だという時に渋い映画を作っていた。世の中、世界の国からこんにちはという時代に「鬼婆」乙羽信子が上半身裸で出るのだから。それでもつまらない映画もある。「どぶ」を観てがっかりした。乙羽信子のオーバーなメイクと演技。もちろん監督の指示だろうけど、そういう役をするには不向きだった気がする。もう一つはレビューにも書かれているがラストが長い。めそめそと泣いて、それが続くとしらけてしまう。「禁じられた遊び」で少女に最後の最後まで泣かせなかったのとは対照的。元々日本映画はそういうめそめそが多いのだが、新藤兼人はそうではなかったので期待外れも大きかった。もう観ることはないだろう。「砂の女」もDVDで観た。面白い小説は大抵映画化すると期待外れというのが多いのだが、これも例外ではなかった。でも小説でイメージできなかったところを観ることできたのがよかったかくらい。ラストが変わっていたのが不満だったけれども、それ以外はあまりに小説に忠実で、まあどちらにしても不満は出てくる。
今年も終わろうとしている。どれが先など過ぎれば忘れてしまうのだが、いつも年の初めは何を聴くかと考える。酔って年末にかけていたのをそのまま聴いたということもあった。たいした問題ではないけれどロックやフリージャズはいやだ。やはりピアノ。ピアノといえば「手紙は憶えている」の重要なシーンにあった。主役の役者が昔ピアニストを目指していたというので、自分で弾いているのだろう。というよりだからピアノを弾くシーンを入れたのかもしれない。とにかく年末に観て一番ショックを受けた。毎月有料のCSに金払っていて何本映画を観るのか。テレビドラマは割と録画しているのでまあいいか。
山のようにCDやDVDが積み上げられていて持っているCDを全部聴いてみたいものだ。と他人事のようにいうしかない。たとえばミンガスを全部聴こうとかそれくらいならできそう。前マイルスもCBSコンプリート聴いてるから。でもジョン・ケージ、シュトックハウゼン全部はきつい。シュトックハウゼンは1枚すらきついかも。
今年も終わろうとしている。どれが先など過ぎれば忘れてしまうのだが、いつも年の初めは何を聴くかと考える。酔って年末にかけていたのをそのまま聴いたということもあった。たいした問題ではないけれどロックやフリージャズはいやだ。やはりピアノ。ピアノといえば「手紙は憶えている」の重要なシーンにあった。主役の役者が昔ピアニストを目指していたというので、自分で弾いているのだろう。というよりだからピアノを弾くシーンを入れたのかもしれない。とにかく年末に観て一番ショックを受けた。毎月有料のCSに金払っていて何本映画を観るのか。テレビドラマは割と録画しているのでまあいいか。
山のようにCDやDVDが積み上げられていて持っているCDを全部聴いてみたいものだ。と他人事のようにいうしかない。たとえばミンガスを全部聴こうとかそれくらいならできそう。前マイルスもCBSコンプリート聴いてるから。でもジョン・ケージ、シュトックハウゼン全部はきつい。シュトックハウゼンは1枚すらきついかも。
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