ESPを持つ人=エスパーと知って、エスパー聞いたことある何だっけと調べたら「光速エスパー」元々は東芝のキャラクターだったらしい。SF用語らしいのだが東芝のおかげでエスパーを覚えた。自分たちの世代でないと当然わからない話。ESP、マイルスだ。解説には題名について触れられていない。題名などどうでもいいのかもしれない。ABCでもXYZでも。マイルス・イン・ザ・スカイもジャケットデザインからも「宇宙の眼」だろう。ウエザー・リポートの「アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック」もSFから取られていた。あとチック・コリアにあった程度でジャズとSFは接点がない。元々SFは好きではなかったけど、歳を取るとなおさら冷静に読んでしまうから白けるのは当たり前。ラテンアメリカ文学も自分にしたらSFみたいなところがあってどうも夢中になれない。そんなこというなら文学は皆架空の世界なので究極をいうなら透明人間もダロウェイ夫人も変わらないのかもしれない。ヘミングウェイが自分の体験を書いたところで、文章にした段階でヘミングウェイから離れてしまっている。ヘミングウェイもいいと思ったことはない。長編は「日はまた昇る」くらい、短編は全部買ったのだが最初の「われらの時代に」しか読んでいない。フォークナーのどろどろした世界も嫌い。スタインベックはなんか中身がない気がする。アメリカ文学は全般的に中身がないが、それを逆手に取ったW・C・ウイリアムズこそアメリカ文学だと思う。頭いいわけではないのに思考するフランス文学は面白いのが多い。好みであるからフォアグラよりでかい肉を焼いただけのアメリカンステーキがいい場合だってある。アメリカには行ったことないし、これからも行く予定がないのでどういう食事かは想像くらいでしかない。フランスは何度か行ったことあるが美味しいものに当たったためしがない。フランスだけでなくどこ行っても一緒。特にフランス人は嫌いなのでまずさも倍増。フランスがあっさりとナチスに手を上げたのはフランスも反ユダヤだったからとテレビで聞いてなるほどと思った。どこに行っても高級レストランなど入ったことないし、どうせ行ったところで東洋人など今は中国人が多くなったからなおさらおまえも中国人かと見られ、日本人だと言ったって同じく馬鹿にされるだけだ。著名人に友人がいて、一緒にレストランでも連れて行ってもらえば少しは美味しいものが食べられるであろうが、それこそSFだ。マイルスのESPを久しぶりに聴いていいなと思った。今までここらあたりは一番聴かなかったのだが、やっとわかる歳になったか。でもマイルスもそんな好きじゃないんだ。
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