And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

もう一つの60年代

2013-10-29 16:03:58 | 日記
テレビドラマでも60年代の笑える話があった。
宇宙大作戦。今はスタートレック、その程度の題はいい。機関士スコッティ、スポックと聞き間違いやすいからチャーリー。東洋人の操縦士
勝手にミスターカトウと名付ける。いいね、ロストインスペースが、宇宙家族ロビンソン。ただのロボットがフライデーと名付けられる。
でも「宇宙大作戦」は吹き替えで観るよな、今でも。

チープイミテーション

2013-10-27 13:06:12 | 日記
確かに日本には存在した。「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!」というアルバムがあってその1曲目がタイトル曲だったのが。
アイドルグループだと思われていたのが、1曲目にジャーンから始まって犬のように働いて疲れたと歌い出すその斬新な曲に対して。
その当時は仕方ない。クループサウンズみたら欧米人にバカにされても仕方ないとわかるから。でもCD化された80年代にまだそのタイトルのままにしていた常識はわからない。「悲しき街角」という歌と何の関係ないタイトルつけてヒットすると、そのグループは次の曲から全部「悲しき」をつけるとかアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」ヒットするとドロンの主演映画みんな太陽つけるとかは笑える程度。歌はひどい、なんか似てるではない、明らかに外国曲のパクリだろうというのが堂々とヒットしていた。プロレスもクイズダービーも真剣勝負だと思っていた時代。いろいろひどい邦題あるけど「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!」が最高傑作だろうな。

燃える秋

2013-10-22 08:55:57 | 日記
タクシーに乗ったら、ハイファイセットの歌う「燃える秋」が流れていた。
昔、武満徹映画音楽というレコードを買ったとき、何となく聴いたことのあった「燃える秋」が
武満徹の作曲だと知って驚いたことがあった。
「燃える秋」のサントラ盤、レコードではハイファイセットの歌が入っていなかったようだが
CDには入っている。でもこの映画、ビデオはわからないがLDにもDVDにもなっていないところをみると
たいした映画でなかったのかな。でも音楽はメインテーマをいろいろ変奏していって、とても魅力的。
このCDもずっと廃盤になったまま。

秋はすべて、その終わりになると、もはや冷たい煎薬であるにすぎない。
ーフランシス・ポンジュー


どこに価値が

2013-10-13 23:06:22 | 日記
アムステルダムの国立美術館。
特にレンブラントの「夜警」の前には人集り。そうでしょう、ベートーヴェンの運命みたいなもの。でもぱっと見てこれはすごいという絵なの?確かに実物を見ると大きさに圧倒される。
自分はレンブラントの自画像が大好きだけど夜警を好きになったことない。
ベルギー行ってもチョコ屋いっぱい並んでるのにゴディバは日本人を中心にそこだけ混んでる。みな価値ってそんなもん?

ケージのための音楽

2013-10-02 12:48:43 | 日記
ケージのレコード買ってきて、最初の曲が「クレド・イン・アス」最初中身が間違って入っていると思った。だっていきなり新世界の第4楽章が鳴り始めたのだから。そして打楽器が入って大笑い。それ以来ケージのレコードを買い出したが、当時インターネットも何もない。唯一かどうかわからないが、知っているところでは池袋デパートの西武美術館の売店しかなかった。最初に行ったときは他のレコード店にない現代音楽のレコードばかりで、あれもこれもと欲しかったが金もなく、これはというものだけ買った。その中でケージの25年回顧コンサート。3枚組で何の飾りもないジャケット。安そうな紙の解説書。いかにも自費出版かなと思わせる作りだったが、中身はデュシャンの鞄のように「持ち運べるケージ」のような曲集だった。