日本ではしばらくないが、飛行機事故のドキュメンタリー番組を観ているとあるのが格安航空会社の事故。大手が使い古した飛行機を使って、しかも整備も手抜きで飛ばすから、それは事故起こるわというのが数多くある。まだそれだと我慢はできないにしても安いからかとなるが、未熟なパイロットの判断ミスでそれくらいのトラブルまともなパイロットだったら還ることできただろうというのがあったり。台湾のチャイナエアライン小さくはないのだが4年に1度大きな事故を起こすとか、オリンピックでないのだから。2003年に設立されたインドネシアのアダム航空、2007年に100名の死者を出す事故を起こし、そのあと1ヶ月後に死者は出なかったが着陸失敗炎上。さすが安くても地元の人間すら乗らなくなり2009年破産したのは当たり前。もちろん欧米の大きな航空会社の事故もあるけれど格安航空会社の実態を見た気がした。チェイスというロックバンド、レコードを3枚出して、飛行機で移動中事故でメンバーのほとんどが犠牲になった。たまたまバスで移動しようとしていたメンバーは助かり、サバイバーというグループを作りレコードジャケットにご丁寧に事故で燃えてる機体の前で並ぶメンバー。これはロックとはいえ悪趣味でないか。チェット・ベイカー「イン・ヨーロッパ」のジャケットは飛行機の尾翼の前で女性と抱き合うチェット。でかでかとパンナムの尾翼大写しで裏の写真もわざわざパンナムのバッグを持ってパンナムのタラップを上るところ。絶対航空会社からスポンサー料出てるだろうけど、これ以外に航空会社の絡んだジャケット知らない。なぜこれだけ?スタン・ゲッツの「イン・ストックホルム」は題と関連させるためだけでスカンジナビア航空の飛行機を写してると思うし。「大空港」という映画が当たって何本も続編が出たが、その中でパイロットが乗り移るのがあった。実際にあった事故で酸素不足でパイロットが倒れ自動操縦のまま飛び続けたが燃料切れで落ちたというのがあって乗客も酸素切れで死んでいたが、実際に乗り移れることができたら救えたのだろうか。そういえば向田邦子が亡くなったのも台湾の飛行機だった。
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