And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

チックタック計画

2016-07-02 22:08:05 | 日記
久しぶりに白黒としては初めてDVDになった「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」フィニィの「盗まれた街」の映画化で知ってるだけでも5本あるが、これは最初の映画化。これと2番目のレナード・ニモイ主演のが面白かった。あとの2本はC級映画でもう1本はアダルトバージョンかと思うような映画。最初のはレーザーディスクで持っていて好きな映画だった。それがDVDになったらカラー着色版。こんな地味な映画をカラー版でDVDにすると驚いたけどオリジナルの白黒でDVDほしいと思っていた。久々に観たら最初に出てくるドクター、若いけど「タイムトンネル」のカーク所長だろう。これも最近観たDVD、フランケンハイマーの「五月の七日間」にも出てきていたので調べてみたら、結構多くの映画に出ている。もちろん脇役ばかりで「タイムトンネル」が一番の目立つ役だったのであろうが。アメリカでは映画とテレビの俳優は別れていているらしい。やはり映画俳優のほうが格上なのだろう。有名俳優が無名時代にテレビドラマに出ていたというのは「コンバット」などでもある。「刑事コロンボ」に年配になってからのフェイ・ダナウェイが出たのは珍しい例か。ウィリアム・シャトナーは何度か出ているが元々「宇宙大作戦」なのでテレビ俳優。その点日本は昔の有名俳優がテレビの普及でどんどんテレビにも出てきて、昔の映画観てるとこの俳優おばさんになってからしか知らなかったけど若い時はというのがいっぱい出てきた。たとえば進藤英太郎、自分の記憶ではテレビの「おやじ太鼓」これは映画「破れ太鼓」が元になってるというのもずっと後になってから知ったし、進藤英太郎が溝口健二の常連俳優だったというのも知るわけがない。三宅邦子はサラリン錠コマーシャルのイメージだが、小津安二郎の映画に多く出ていたんだとか。高峰三枝子は3時のあなた。テレビで観てた杉村春子はおばさんだったが、若い時からおばさん役が多かったよう。おじさんといえば笠智衆。もそもそとしゃべってこれが演技なのかと思ったし、「東京物語」で歳が違わない杉村春子や山村聡の父親役とか若い時からとにかくじいさん役が多かった。若い時から二枚目俳優として活躍した佐分利信とは違い山村聡は年配になってから人気が出たのでは。「ただいま11人」をかすかに覚えているくらい。生まれる前または子どものときに活躍していた俳優はもうほとんどいない。当たり前だ。映画でその頃の風景を見ることができる。でも自分が子どものとき家の前で見た風景は伝えることはできない。親からも昔の話をろくに聞かないで終わってしまった。でもいいのか、学ばねばならず、忘れねばならず。

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