吉川訳「失われた時を求めて」もとうとう「見いだされた時」に突入。早く読みたいけれど、その前に「死せる魂」を読んでしまわないと。面白くてどんどん進みそうなので、といっても2,3日では終わりそうにない。この歳になって面白いなというしかも名作といわれている小説に出会うと、若い頃にまだまだ本に出会う機会があったのではと思うが、人生そんなもので量は決まっている。出会いも決まっている。子供の頃に未完成のEP盤が家にあった。子供の頃だったのに指揮はジョージ・セルと覚えている。高校生頃からクラシックを聴くようになったが、シューベルト特に交響曲はレコードで買うことはなかった。セルの未完成聴きたいと思ったのはCDになってしばらく経ってから、そういえばと思い出した。前にインマゼールのグレイトがよくてインマゼールで全部そろえたが、それもグレイトくらいしか聴かず、今回アーノンクールで聴いてみようかと思った。絶対夢中になる音楽ではないので一通り聴いたらすぐやめると思うのだけど、今がその時期なのだろう。昔から交響曲は嫌いなのにハイドンを聴き通したりと趣味も変わってきている。もしかしたら大嫌いなブルックナー、マーラー、中嫌いなモーツァルト、チャイコフスキー、関心すらないR・シュトラウスもいつかいいなと思って聴く日が来るかもしれない。でもそんなにクラシックばかり聴くのもやだ。とジャズ聴きたいのあるかなと棚を見てもこれというのがない。テーマアレンジもなくただアドリブで勝負みたいなジャズは昔から関心がない。だけどパーカーは好きみたいな矛盾はあるけれど。キース、チックも終わりに近づき、あと誰の新譜を聴けばよいのだろう。ジャズもクラシックも新しいものはほぼ買うことなくなった。ジャズならCDになっていない古いものがいっぱいある。そういう復刻物に力入れてほしい。ビートルズも高い箱物が出るとつい買ってしまう。
「死せる魂」が終わったら高遠訳「失われた時を求めて」の6を読んでから吉川訳に突入。この二人の訳がいつから始まったか忘れてしまったが、10年くらいは「失われた時を求めて」を読み続けている。好きだから読んでるだけで別に自慢でもない。相当しばらくぶりに「スワンの恋」がディスク化になったようだ。昔映画館で観て、DVDになったときすぐ買ったが、いまいち雰囲気出ていなかったように思う。若いときにヴィスコンティのホモの相手したと噂されたアラン・ドロンがシャルリュス男爵とはちょっと皮肉だったが。それより「見出された時」の映画化のほうが全般的な小説のイメージを出していて面白かった。小説も新しいものを読んでいない。大江の新しい小説買ったのはもう何年前だったろう。
つい昨日まで僕は二十歳だった。時を無駄にしていた。それを止められるものと信じ、捕まえようとさらに追い越そうと-Hier encore-
「死せる魂」が終わったら高遠訳「失われた時を求めて」の6を読んでから吉川訳に突入。この二人の訳がいつから始まったか忘れてしまったが、10年くらいは「失われた時を求めて」を読み続けている。好きだから読んでるだけで別に自慢でもない。相当しばらくぶりに「スワンの恋」がディスク化になったようだ。昔映画館で観て、DVDになったときすぐ買ったが、いまいち雰囲気出ていなかったように思う。若いときにヴィスコンティのホモの相手したと噂されたアラン・ドロンがシャルリュス男爵とはちょっと皮肉だったが。それより「見出された時」の映画化のほうが全般的な小説のイメージを出していて面白かった。小説も新しいものを読んでいない。大江の新しい小説買ったのはもう何年前だったろう。
つい昨日まで僕は二十歳だった。時を無駄にしていた。それを止められるものと信じ、捕まえようとさらに追い越そうと-Hier encore-
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