「アルビノーニのアダージョ」聴きながらアルビノーニ調べていたら、そうこの曲はアルビノーニの断片を使ったわけではなくジャゾットのオリジナルだったとわかったんだ。ということはアルビノーニという作曲家のことはほとんど知られていない。別に知らなくてもいい。アルビノーニが人気なのではなくアダージョが人気あるのだから。昔名曲喫茶でカラヤンの演奏聴いて、すぐレコード買った。こういう映画音楽のような曲はカラヤンうまい。でも次に入っていた「パッヘルベルのカノン」がやたら早くてびっくりした。パイヤールのゆっくりした演奏になじんでいたから。これも元々人気あったが、ジョージ・ウィンストンのピアノ編曲出てまたポピュラーになった。「アルビノーニのアダージョ」はオーソン・ウェルズの映画「審判」で使われたがカフカのイメージにぴったり。どんな映画か忘れてしまった。カフカはどうやっても映像は勝てない。
語学講座が少しは役に立ってるかとコラ・ヴォケールでも聴こうかと思ったが、その前にポルナレフ。昔唯一買ったポルナレフのレコード、「ポルナレフ3」をCDで聴いた。フランス語勉強しなくてもわかることだが、Qui a tue grandmamanの邦題が「愛のコレクション」。適当な題名がつけられることはよくある。でもそれが歌詞に入っているにも関わらず、おばあちゃんも殺すも全く訳詞に出てこなくて、ただの失恋の歌に書き換えられているのには驚いた。英語の訳でも大笑いというのはよくあったが、どうせガキはフランス語わからないだろうと適当に詩を作ったのか。ポルナレフだからいいだろう、そういう問題でもない。たぶん他の曲も適当な詩がつけられているに違いない。それがCDになっても直していないというのがもっとすごい。これだもの日本人はフランス人に馬鹿にされる。ウッディ・アレンが昔日本映画に適当な吹き替えを付けてコメディにしたのがあったが、それと同じようなものだ。チェイスの「黒い炎」という曲ヒットして、内容もわからず聴いていたが、おまえとやりたいというだけの歌と知って、それは「やりたい」という題だと中高生の教育に悪いだろうと考えたのか知らないが、逆に黒い炎とどこからつけたのだろうと感心した。でもロックはそんな歌ばかりなので仕方ない。牛の糞に気品を見つけるようなものだ。
思い出してディクスン・カー何冊か読んでみたが、当然昔のようなわくわく感はない。逆に話伸ばしてるとか、もったいつけてるとか思っていらついてしまう。やはりプルーストに戻ろう。調子に乗って3組も買ってしまったバッハ、オルガン全集を聴きながら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/24/1008b24287dcd86e90e376bd9c867cfb.jpg)
語学講座が少しは役に立ってるかとコラ・ヴォケールでも聴こうかと思ったが、その前にポルナレフ。昔唯一買ったポルナレフのレコード、「ポルナレフ3」をCDで聴いた。フランス語勉強しなくてもわかることだが、Qui a tue grandmamanの邦題が「愛のコレクション」。適当な題名がつけられることはよくある。でもそれが歌詞に入っているにも関わらず、おばあちゃんも殺すも全く訳詞に出てこなくて、ただの失恋の歌に書き換えられているのには驚いた。英語の訳でも大笑いというのはよくあったが、どうせガキはフランス語わからないだろうと適当に詩を作ったのか。ポルナレフだからいいだろう、そういう問題でもない。たぶん他の曲も適当な詩がつけられているに違いない。それがCDになっても直していないというのがもっとすごい。これだもの日本人はフランス人に馬鹿にされる。ウッディ・アレンが昔日本映画に適当な吹き替えを付けてコメディにしたのがあったが、それと同じようなものだ。チェイスの「黒い炎」という曲ヒットして、内容もわからず聴いていたが、おまえとやりたいというだけの歌と知って、それは「やりたい」という題だと中高生の教育に悪いだろうと考えたのか知らないが、逆に黒い炎とどこからつけたのだろうと感心した。でもロックはそんな歌ばかりなので仕方ない。牛の糞に気品を見つけるようなものだ。
思い出してディクスン・カー何冊か読んでみたが、当然昔のようなわくわく感はない。逆に話伸ばしてるとか、もったいつけてるとか思っていらついてしまう。やはりプルーストに戻ろう。調子に乗って3組も買ってしまったバッハ、オルガン全集を聴きながら。
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