「パーソン・オブ・インタレスト」の後半のシーズンだったと思うけど、ラストにピンク・フロイドの「ようこそマシーンへ」がかかって驚いたことがあった。ドラマの流れにも合ってるような。その曲の入ってる「炎」はレコード買ったけれど面白くなくて聴かなかった記憶がある。その前の「狂気」は別にピンク・フロイドのファンではなかったけれど、さんざん聴いて次の期待があった。そのあたりがロックを聴いた最後で、逆に「炎」が出たのが75年、そんな頃までロック聴いていたんだと思い出した。そこからピンク・フロイドに火がついて、ちょうど紙ジャケットでしばらくぶりに出るようなので全部買ってしまった。レコードで買ったのは2枚だけで、あとはブッチャーのテーマ。あれ聴いたところでピンク・フロイドのレコード買おうかとは思わなかったけれど。そして最初から最後まで聴いてみた。熱心なファンではないからどうでもいいのだけれど、「狂気」までが自分のイメージしているピンク・フロイド。「炎」と「アニマル」が対で「ウォール」と「ファイナル・カット」が対という印象。「炎」と「アニマル」は別物ロックとしてのれるけど、「ウォール」と「ファイナル・カット」はどこがいいのだろうと思う。ロジャー・ウォーターズが日本嫌いでも構わない。イギリス人、フランス人がアジアを下に見るのは知ってる。そんな曲聴いても抵抗感じない奴らのほうが腹立つ。よく「ファイナル・カット」をピンク・フロイドという名で出せたものだ。そのあとも聴くものないけど「ファイナル・カット」よりはましかも。ブートが昔から有名だったという74年のライブが今回聴いたなかでよかったか。となると「炎」の頃までがよかったのか。
岩波で出ていた新書の中国詩人選集、いくつも抜けているのだけれど杜甫がなくてアマゾンの中古で買ってみた。アマゾンの場合、本はどういう状態か説明と評価からの賭けだが、箱がやけてるのは自分の持っているのもそうだし仕方ないとして、中身は開いたこともないような新品に近くほっとした。きれいはきれいでそっと扱ってしまい読みづらい。昔から布表紙の岩波新書はそういうところがあった。魯迅選集も結局のところ、筑摩の魯迅文集で読んでしまい選集は箱に入ったままとか。文集も文庫で出た時があったのだが、単行で持ってるからと見送ったら気づいたときには絶版とか。李白や詩経國風とかはエズラ・パウンド経由で興味を持った。学校の授業で興味を持てばもっと勉強して輝かしい未来に当たったかもしれないが、人生それほど甘くない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ba/f6afb25bc1ed32991548ef4fdfc19e92.jpg)
岩波で出ていた新書の中国詩人選集、いくつも抜けているのだけれど杜甫がなくてアマゾンの中古で買ってみた。アマゾンの場合、本はどういう状態か説明と評価からの賭けだが、箱がやけてるのは自分の持っているのもそうだし仕方ないとして、中身は開いたこともないような新品に近くほっとした。きれいはきれいでそっと扱ってしまい読みづらい。昔から布表紙の岩波新書はそういうところがあった。魯迅選集も結局のところ、筑摩の魯迅文集で読んでしまい選集は箱に入ったままとか。文集も文庫で出た時があったのだが、単行で持ってるからと見送ったら気づいたときには絶版とか。李白や詩経國風とかはエズラ・パウンド経由で興味を持った。学校の授業で興味を持てばもっと勉強して輝かしい未来に当たったかもしれないが、人生それほど甘くない。
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