And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

ゲルマント公爵夫人の赤い靴

2013-11-21 20:03:49 | 日記
大学生の時、唯一全巻読めたのが新潮から出てた共同訳の7巻単行本。
持ち歩きづらいというのが欠点だったが、何とかどこ行くにも持ち歩いて読もうとしたが・・
部分的に面白くなるところもあるのだが、大抵はどうでもいいだろうそんな話というのがだらだら続いてゆく。
ドストエフスキーも読んでいたので、筋と関係ない話がだらだらというのにもなれていたし、「ユリシーズ」なども
わからないなりに読んでいたのだけど。それでも1年かかって最後までいった。全然筋がわからなかったが。
80年代になって「プルースト全集」の刊行が始まって、全部出終わるまで15年くらいかかったのではないかと思うが、
それも揃えたが読まず。そのあと鈴木道彦訳で読みやすい単行本で出て家で少しづつ読んだが
持ち歩きづらいので途中でやめ、全集版の井上究一郎訳が文庫で出たから今度こそ読もうと揃えたがまた読まず、
鈴木道彦訳の抄訳版が文庫になったので、やっと読んで何となく雰囲気つかんで鈴木道彦全訳版が文庫になって
読み出してやっと登場人物が友だちのように思えてきた。それから井上究一郎訳も読み切り、
今、刊行中の吉川一義訳、高遠弘美訳とも出ると買って読んでいる。
面白くて面白くて、一生読み続けることができる。そうなるには滑稽な人たちと友だちにならないとね。

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