And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

ターンテーブルの夜、シーズン2

2014-01-26 22:52:05 | 日記
久しぶりにレコードをオークションで落としたので、聴いてみようとレコードを乗せると波打っている。
そったレコード落としてしまったけど安かったから、まあいいやと思っていた。
いい機会、何枚か聴いてみようかと乗せたらそれも波打つ。保存は悪くないはずなのに反るのかなと
プレーヤー見たら、うん?と思いターンテーブルのゴムシートみたら、堅くなって湾曲してる。
使わないとこうなるんだと驚いて、安いシートを買ってきた。
せっかくなんで何かしようとロバート・クラフトのウェーベルン全集をDATに入れることにした。
ブーレーズの全集の出る前にはこの全集でしか聴くことできない曲がほとんどで、70年代でも輸入盤で手に入れることができた。
前に書いたように買っただけで満足してほとんど聴かなくて、今回初めて全曲聴いた。
あとで中古で買った国内盤には特典盤で柴田南雄の「現代音楽の聴き方」というのが入っていてこれも初めて聴いた。
この国内盤が出たのはたぶん60年代中、この頃はウェーベルン、シェーンベルクは現代音楽だったのだ。
日本で交響曲を演奏するのに練習していたら、楽団員が笑いとまらなくなって練習にならなくなったとか
笑い、罵声のエピソードには事欠かない。クラシック聴かない人なら今でも充分笑えると思うが、
そういう人たちにとっては「現代音楽」でしかない。