人工が急激に増えた19世紀前半のロンドンでは墓地の数が足りなくなって、死後6ヶ月以内に埋葬できれば幸せだと言われたという話を聞いたことがあります。でも、その頃の習慣としては土葬がメインだったと思うのですが、どういう風に遺体を保管したのでしょう?
ともかく、そういった事態を解消するために市内にできた7つの大きな墓地(Magnificent Seven)のひとつが、うちのすぐ近くにあるブロンプトン墓地です。
今日はその墓地の1年に1度のOpen Dayでした。
地元の主催といった感じで行われるローカルなイベントは、子供向けのペインティングがあったり、バザールがあったりと微笑ましい感じです。今日は珍しい梟や鷹が現れて、子供達を楽しませていました。
しかし何と言っても目玉(?)はガイド付きのお墓のツアーです。地下に眠る墓所を見学するカタコーム・ツアーは昨年参加したので、今年はオーソドックスに、有名な墓を巡るヒストリカル・ツアーに参加しました。
余談ですが、ここの広大な土地(160,00㎡)に植えられている木の種類もすごく豊富で、先日これにテーマを絞ったツアーが行われ、それだけでも2時間は必要だったと聞きました。当然お墓の数も数え切れないくらいですが、その中から歴史的に重要なものを20数ヶ所ピックアップして解説してくれました。
ビジネスマン、アーティスト、スポーツマン、歌手、軍人等、様々な人の物語は非常に興味深いものばかりです。中にはうちの近くの3つの通り名すべての起源になった人の墓などもあって驚きました。ファースト・ネーム、セカンド・ネーム、ファミリー・ネームのどれもが通りの名前として使われているのです。
それにしても感心したのがこのガイドさん。固有名詞から全てが淀みなく解説が出てくるばかりでなく、参加者の質問に対してもきちんと返答ができます。しかも、「2ヶ月前に読んだ・・・という本によると」とか、その言葉の端々に今でも熱心に研究している姿勢がうかがえるのです。年に何回も解説の機会があるわけでもないでしょうにねぇ。
どんな分野でも“プロ”に接するのは気持ちいいです。
ともかく、そういった事態を解消するために市内にできた7つの大きな墓地(Magnificent Seven)のひとつが、うちのすぐ近くにあるブロンプトン墓地です。
今日はその墓地の1年に1度のOpen Dayでした。
地元の主催といった感じで行われるローカルなイベントは、子供向けのペインティングがあったり、バザールがあったりと微笑ましい感じです。今日は珍しい梟や鷹が現れて、子供達を楽しませていました。
しかし何と言っても目玉(?)はガイド付きのお墓のツアーです。地下に眠る墓所を見学するカタコーム・ツアーは昨年参加したので、今年はオーソドックスに、有名な墓を巡るヒストリカル・ツアーに参加しました。
余談ですが、ここの広大な土地(160,00㎡)に植えられている木の種類もすごく豊富で、先日これにテーマを絞ったツアーが行われ、それだけでも2時間は必要だったと聞きました。当然お墓の数も数え切れないくらいですが、その中から歴史的に重要なものを20数ヶ所ピックアップして解説してくれました。
ビジネスマン、アーティスト、スポーツマン、歌手、軍人等、様々な人の物語は非常に興味深いものばかりです。中にはうちの近くの3つの通り名すべての起源になった人の墓などもあって驚きました。ファースト・ネーム、セカンド・ネーム、ファミリー・ネームのどれもが通りの名前として使われているのです。
それにしても感心したのがこのガイドさん。固有名詞から全てが淀みなく解説が出てくるばかりでなく、参加者の質問に対してもきちんと返答ができます。しかも、「2ヶ月前に読んだ・・・という本によると」とか、その言葉の端々に今でも熱心に研究している姿勢がうかがえるのです。年に何回も解説の機会があるわけでもないでしょうにねぇ。
どんな分野でも“プロ”に接するのは気持ちいいです。