HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

警察犬の死亡

2009-07-04 | 日常
 このところ忙しい日が続いていました。こちらでの打合せもそうなのですが、日本とも連絡を取らなければならないことが多く、効率よくやろうとするとそちらの朝にお願いをして、夕方までに返事をもらえば、僕が寝ている間に1件終了ということになります。
 ところが現在の時差は8時間なので、日本の普通のオフィスの始業時間である朝の9時はこちらの深夜1時、そちらの退社時間の夕方5時(こちらの朝9時)までにやり取りを済ませようとすると、夜遅く寝て朝早く起きなければなりません。

 そんなこんなで睡眠不足が続いていましたが、やっと明日はまともに休める土曜日です。
 ところがこんな日に限って朝早くから間違い電話があったり、(普段は遅いのに)早い時間の宅配があったりするのです。一度なんか朝7時前に呼び鈴が押され、「犬の散歩に来ました」。どうやら近所の家の間違いだったみたいです。
 そう言えば家の近くを歩いていると、犬を数匹以上連れたおばさんをよく見ます。散歩に連れていく仕事なんでしょうね。



 先日交差点で信号待ちをしていると、2台の車が隣り合っていました。前方の黒い車体には犬の散歩の広告が、後ろの黄色のタクシーには捨て犬の飼い主を募集する公告が載っていました。
 こんな動物を可愛がる人達には許せないだろう事件が、イギリス中部のNottinghamshireというところで起こりました。

 このところのブログで書いているように、イギリスでは例年になく暑い日が続いています。しかしながら、普通の夏には必要ある日が少ないからか、エアコン完備の車はそう多くはありません。
 ところがそんな車にhandler(調教師のことかな)が警察犬2匹を閉じ込めたまま放置して死亡させてしまったのです。英国王立動物虐待防止協会RSPCA (Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)は事態を重くみて調査に乗り出しています。
 当日の気温は29.4度だったそうで、社内の温度がどのくらい上がったか、考えただけで苦しくなる事件です。

 そう言えば、以前は日本でも赤ちゃんを放置したままパチンコをしていた母親なんて話をよく聞きましたが、今はないですよね。