かつて日本の住居を指してウサギ小屋だとか揶揄した時期がありましたが(今もそうなのかな?)、実はイギリスの住居もそんなに広くはないです。いや、ヨーロッパでは最も狭いと言われているくらいで、何でもスウェーデンでは平均してイギリスの1.8倍は広い家に住んでいるんだそうです。
その上、他のヨーロッパでは家の「面積」を重要視するのに対して、イギリスでは「部屋数」にこだわるんだとか。そのせいもあって一部屋単位が狭くなるのかもしれません。イギリスでは古い家も多くて、なかなか改造も難しいでしょうしね。
日本だと時々狭い土地を本当にうまく工夫して広空間を生み出している例を見ますよね。その上、外観も美しく出来ている。建築家というのは本当に凄いなと感心することがあります。
その能力を純粋にアートとして見せてみたら面白いのにと思っていたら、そんな美術展が実際に開催されています。
Royal Academyでの「Sensing Spaces」。「Architecture Reimagined」とのサブタイトルが付けられています。
いつもなら100点以上もの絵画が展示されるスペースに“作品”数はたった7点だけ。贅沢な空間です。何しろ建築物ですから実際にその空間に身を置くこともでき、中には自分がその作品を追加していくことができるものもあって(いやストローを刺していくだけなんですが)なかなか面白い。
思わぬ“副産物”は室内の景色。8mもの高さに登ったり、いつもと違う外光で眺めると、今度はRoyal Academyの建物自体がひとつの作品に思えてきます。
しゃちほこばらない楽しい展覧会。子供連れでも楽しめますよ。
その上、他のヨーロッパでは家の「面積」を重要視するのに対して、イギリスでは「部屋数」にこだわるんだとか。そのせいもあって一部屋単位が狭くなるのかもしれません。イギリスでは古い家も多くて、なかなか改造も難しいでしょうしね。
日本だと時々狭い土地を本当にうまく工夫して広空間を生み出している例を見ますよね。その上、外観も美しく出来ている。建築家というのは本当に凄いなと感心することがあります。
その能力を純粋にアートとして見せてみたら面白いのにと思っていたら、そんな美術展が実際に開催されています。
Royal Academyでの「Sensing Spaces」。「Architecture Reimagined」とのサブタイトルが付けられています。
いつもなら100点以上もの絵画が展示されるスペースに“作品”数はたった7点だけ。贅沢な空間です。何しろ建築物ですから実際にその空間に身を置くこともでき、中には自分がその作品を追加していくことができるものもあって(いやストローを刺していくだけなんですが)なかなか面白い。
思わぬ“副産物”は室内の景色。8mもの高さに登ったり、いつもと違う外光で眺めると、今度はRoyal Academyの建物自体がひとつの作品に思えてきます。
しゃちほこばらない楽しい展覧会。子供連れでも楽しめますよ。