HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

日光浴

2009-07-30 | 日常
 昨日書いたように、アラブ系の女性は公園でももちろんあの黒い服に身を包んだままですが、これがイギリス人女性となるとがらりと様相が変わります。
 なんと公園で水着姿なんですね。



 こちらの人は本当に太陽の光を大切にします。レストランでも(車の排気ガスがひどそうにも拘わらず)まず外のテーブルから埋まりますし、ノースリーヴの肌を平気で日光に晒したりします。
 そう言えば、初めて南仏に行った時に海岸にずらりと並んだトップレスの女性に驚きましたが、ヨーロッパの人は全体にこういう風に日光を求める傾向にあるんでしょうね。

 ところで上に載せた写真はほぼ一ヶ月前のものなのです。
 この春の天気予報ではTVでしきりに《バーベキュー・サマー》という言葉が流れ、この夏の本格的な暑さを予報する番組ばかりでした。
 確かに6月は暑かったんです。この調子だとどんな夏になるんだろうと思っていたら、その後急激に気温は下がり、毎日雨が降る変な天気が続いています。
 今日は、とうとう天気予報も前言を撤回して、雨の多い寒い夏になりそうだなんて言っています。

 そうなると日焼けもできなくなりますが、もうひとつ興味深いニュースが同時に流れていました。日焼けサロンでの太陽灯が(皮膚)癌の原因になる、ということなのです。
 いや、このこと自体は以前からも報道されていたのですが、その時は文章の前に probably(おそらく)が付いていたのです。それが今回の報告ではこの単語が抜けて断定口調になっていたのが印象的でした。

 もちろん人工的なものだけでなく、太陽光も(オゾン層の薄くなった今は特に)浴びすぎるのはよくないような気がするのですが、それでもつかの間の日光を求めて水着になる人はあちこちでよく見ます。
 こちらの人が日本に行って、女性の完全防備姿を見たらどう思うんでしょう?