HOBNOBlog

ロンドンから徒然に

Keep your feet off the seat.

2008-11-24 | 日常
 今朝は天気予報通りに雪が降りました。前の冬は全然雪を見ることがなく、このまま終わるのかと思っていたら4月になって2回も積もるという異常気象でしたが、ある意味今年は“正常な”寒さなのかもしれません。
 日本も寒くなってきたよ、というメールをもらいます。それでもネットで気温を調べたら、この先数日間ロンドンの最高気温は東京の最低気温より下回る予報です。

 こんな時はコタツに入って、蜜柑でも食べながら本を読んで......なんてことできるわけがありません。
 それでも家での生活は靴を脱いでスリッパに履き替えています。時々訪ねてくる外国人(家の修理の人とかもいるのでイギリス人に限らないんですね、これが)も、その辺りのことを分かってくれて、ドアを開けると靴を脱いでくれます。

 歴史のあることだから、たぶん靴の造りもよく出来ているとは思うのですが、一日中履き続けていると疲れそうな気がします。
 そのことと関係があるのかどうか、この写真を見て下さい。



 実はこれ、ロンドン名物の2階建てバスの最前列の席なのですが、若い女性が足をドンと縁に乗っけているのです。2本の足ともそうしているのですが、さすがに角度上そこまで堂々とは撮れませんでした(笑)
 この光景は特に珍しいわけでもなく、電車の中でも見慣れた光景になってしまっています。たまに映画館でも、後ろの席から伸びた脚がすぐ横に突き出ていてギョッとすることがあります。

 地下鉄に貼られたポスターを見つけました。“ほんのちょっとの気配”という標語に対して、男の子が“僕は座席に足を乗せない”、女の子は“私は座席にバッグを置かない”と言っています。
 日本人より脚の長い彼等ですから、窮屈なのも分からないではないですが、それなりに美人の女性が隣の席を買い物袋で占有し、足を前の席にドンと投げやっているのを見ると、ちょっと興醒めしてしまいます(笑)