植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

スイカの収穫時期を間違えないようになったら一人前だなぁ

2021年07月14日 | 植物
ざぁざぁ雨が降る日も少なくなり、梅雨明けの予感であります。

スイカの収穫時期になりました。今年は屋上スイカに特化するつもりで相当な準備と手間をかけました。初期的には土の作り方と根を張らせるまでの水やりに問題があったか生育がいまいちでありました。さらに、タイミングが悪く開花と雨の日が重なる不運が続いて、屋上のプラ舟に植えた6本の苗から10個しか受粉・結実していません。

 スイカを本格的に栽培するのに、一番難しいと言われるのが「収穫時期」であります。植え付け後約3か月、受粉してから40日弱といったところが目安ではありますが、天候・品種・気温などに左右されるので計算通りにはまいりません。

 ネットで調べると様々な収穫時期の判断方法が解説されています。几帳面な人は受粉した(と思われる)雌花にリボンや旗を立てて日にちを記す、とかスイカの赤ちゃんにマジックで番号を書くとかするようです。かくいうワタシは以前は「園芸日記」に開花受粉を記し、起算して40日後に収穫予定をつけていたのですが。今年は習字・篆刻、自治会に時間を取られ数か月日記は開いておりません。ぼんやり記憶で6月初旬から実が付き始めた、というのが唯一の期日管理です。

 では、実際収穫時期が近づくと何をチェックするか。
1.一番確実なのは、叩いてみて音で熟しているかを判断するです。若い頃は硬く高い音が出ますカンカン、というところ。熟してくると音がすこしずつ低くなりポンポンという鼓のような音になります。ここはもうちょっと我慢、低音でボンボンと響くようになった時がいいようです。これを過ぎるとタプタプした感触が出てきてぼとぼとした音になると熟しすぎ、なかに空洞が出来てりします。
 もうこれは経験しかありません。ワタシはスーパーで売られているものがどんな音になるかだいぶ叩きました。かがんで耳を澄まして叩いている姿はあまり褒められませんから、目立たぬようこっそりと研究しました。

2.次は巻ツルの色です。スイカが茎と繋がっているそばに必ず強いつるが巻き付いていますが、これが緑白色ならまだまだ、茶色に変わり黒く枯れたころが収穫の適期です。これは遠くからでもわかるのでいい目安になります。

3.縞の黒い部分がはっきりとしたら熟した証拠、といいますがこれは主観的というか個体差があっていまいちわかりにくいです。肩の部分が盛り上がってくるとか、底部にあるへそみたいな部分が大きなる、などの判定方法もあります。

結局は、そんなチェック項目の総合的な判断になろうと思います。ワタシは、収穫時期を通り越す(手遅れ)になるのを恐れて、収穫時期を誤ることが多いのです。カラスに突かれてダメになったこともトラウマになってるようです。

 ちょっと早いかな?とわかってるのについ収穫してしまうのです。家内に割ってもらう時、必ず「まだちょっと早いんだけど」と言い訳を言うのが恒例であります。
昨日は小玉スイカ今年の2番目を収穫しました。

あぁ、やっぱりちょっと早かった。皮の白い部分が厚く種も茶色(´;ω;`)
甘みが少なく水っぽいのですが冷やせば食べられます。血糖値が気になるワタシとしては悪くなかろう、と自分を慰めております。

屋上でここまで順調な期待の大玉スイカ、これはあと10日とにらんでおります。まだコンコンという音がしてます。ひげつるがちょっと茶色になりました。スイカ名人を目指しております。朝晩ポンポン叩いてチェックせねば。今度こそ失敗しないぞ。

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