植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

バラのプレシーズンです たまには植物園らしく

2022年04月18日 | 植物
当ブログはその名の通り「植物園」として園芸をメインにし、自分が知りえた様々な植物の種類、実際に栽培した経験(失敗)やらを紹介し、ちょっとした情報発信のつもりで3年間続けてまいりました。

 植物園と言っても、看板も何もなく当然入場料もかかりません。敷地内にあるコンビニを訪れる人が、ふっと目にとめて写真に収めるとか、ちょっと立ち入って花の香りをかぐという程度の事で、ほとんどはワタシ自身が楽しむためだけの密かな贅沢でもあります。屋上から建物の周りにはバラ60本はじめ千種類以上の植物を植えております。雨さえ降らなければ朝から草むしりや剪定、植物の植え替えなどやることはいくらでもあります。

 さて、そんなわけで本日は論より草花、バラのシーズンを前にして、マイガーデンの花の撮りたて写真を紹介します。

まずはリンゴ、今姫リンゴの他にシナノゴールド・ふじ・つがるを植えております。昨年は夏の暑さのせいか落果してほとんど食べることが出来ませんでした。淡いピンクで楚々とした花です。

こちらは「アマドコロ」、九州大分の道の駅で「ナルコユリ」として売られていたものですが、そうでは無かったようです。鳴子蘭とも言われ、いずれもよく似ていて生産者さんすら混同しているようです。
 
お次は赤い牡丹の花。2年前に植えて今年は4つ大輪の花を咲かせました。

更に「ハッカクレン」のえんじ色の花です。葉っぱは六角形や八角形で蕗のように大きく広がるので、上からは全く見えず知らないと花を見落としてしまいます。

こちらはコンビニの植え込みに植え放しの「オステオスペルマム」年々大きく広がって、遠くからでも目立ちますね。

紫蘭もこれから花盛り。つるバラ「アンジェラ」の株の周りに植えたのが、こんなに増えました。

こちらはちょっと珍しい「ヨウラクツツアナナス」別名「楊貴妃の涙」といいます。花茎は弓なりにのび、花序を出し沢山の小花が釣り下がります。余計な話ですが、楊貴妃は肥満体で、体臭がきつかったそうです。

最後は、先日行った「花菜ガーデン」で見つけた「匂い半夏(はんげ)」です。このブログで紹介したことがある「マムシグサ」のように仏炎苞がにょっきり出てその中に甘い香りがする花をつけるそうです。初物に弱いので即お買い上げ、大きくならない個体なので盆栽仕立てが良いようです。

こんな風に、園芸の魅力を発信しているつもりですが、最も応援してくれている実兄ですら、実家の庭の植物を枯らし園芸に興味が湧かない様であります。ワタシも、もう少し発信力を磨く必要がありますね。
コメント
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