中国上海では、コロナの感染拡大を抑える「ゼロコロナ」政策に従って都市のロックダウン実施中だそうです。おかげで、食糧などの物資が入ってこない為「餓死者」が出始めているそうな。世界で最も人命が軽い「共産・社会主義圏」ならではであります。
コロナ発生以降2年半経過し、世界全体ではうんざり、もうワクチンさえ打てば罹ってもいいんじゃないの、という国が多くなりました。それでも、目に見えないウィルスには漠然とした恐れが拭えません。
ロシアのウクライナ侵攻で、チェルノブイリ原発を占拠したロシア兵が、森藻土も真っ赤になった放射能汚染の森を掘り起こして塹壕を作り、保管してあった核物質まで持ち去ったそうであります。目に見えないとはいえ致死レベルの放射能が数十年間だだもれであった大地を掘り起こすという愚行こそ、ロシア人の愚昧さ馬鹿さ加減を物語っています。
そういえば、すでに福島原発でもひそかに汚染水の海洋放出が始まっているそうな。なんでも処理済みの放射性物質トリチウムは人体に無害なので、見た目透明な処理水は放出しても問題がないそうであります。もしそうなら、最初から貯水タンクなどを建設しないで海洋に流したり、飲用水にでもすればいいはずです。安全性が不明で健康被害が懸念されるから溜めていたのではないですか?
政府によると「自然界にもある無害のトリチウムが含まれる処理水を海洋に放出する」という表現を使っていますが、「高濃度の放射性物質が残留した汚染水を保管しきれなくなったので海洋投棄する」というのが正しい表現に思えます。地元では風評被害の事を心配して反対姿勢をとっていますが、心配すべきは漁師を含む「健康被害」ではなかろうかと思います。
そういえば先日NHKのドキュメンタリーでアメリカの「ビキニ環礁」での原爆・水爆実験の被害を放送していました。高知の室戸の漁師さんの多くが被爆し、若くして次々に亡くなったのを取り上げていました。アメリカは1946 から1958までに23回の核爆発実験を行い、最後はブラボー作戦 という広島原爆の千倍の規模の水爆実験を行ったのです。
直接死の灰を浴びた漁師さんの一人は出血して半年で死亡した第五福竜丸 事件では23名の乗組員の内半数が放射能汚染の影響とみられる病気で早くに亡くなっていますが、それいがいにも述べ2万人の漁師が近海で操業して被爆したと伝えられています。それだけでは無く、その後の調査日本全土に放射能の灰を含んだ雨が降り注いだことが判明しております。太平洋の4割くらいのエリアに放射能が及んでいたのです。当然主食のコメと魚を食べていた日本では、数年間か数十年は放射能汚染されたマグロなどの魚介類を継続的に摂取したたのです。
アメリカは日本政府に見舞金(解決金)2百万ドルを渡し、その見返りに一切追加の補償を求めず、調査もしないという約束をしたそうです。1960年の物価は現在の約1/6、 その頃のドル円の兌換率は1ドル360円ですから、現在の時価に換算するとざっと36億円となります。当時93百万人に達していた日本人の生命・健康を、一人当たり39円のはした金で黙らせたのです。それ以降政府から水揚げされた魚の放射能検査は中止されたそうです。
つまり、どれだけ放射能で汚染されていたかわからないまぐろなどを何も知らずに日本人がずっと食べ続けてきて、その影響でどれだけの日本人の健康被害が出たかも見えない状況を政府が容認したのです。当然漁師さんたちだって、生活が懸かっているので、自分たちが被爆したこと放射能で汚染されている海域で漁獲してきたことなどは口をつぐんできたのです。
今でも、宮城県産や福島県産の食品は避けています。両県の生産者さんには申し訳ないが、お金を出してもしかしたら「放射能入り」かもしれないものは食べたくありません。政府や公共団体から出される情報や見解が、本当に正しいと思えないからであります。権力者は常に何かを隠してきた、事実を歪曲してきたというのは歴史が証明しているのです。また、北の方角から核ミサイルが飛んでくる危機が格段に増してきているのです。撃墜が困難という成層圏の上から落ちて来るICBMや超音速ミサイルは、目に見えない高さや速度なのだそうです。