植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

初めての孫娘 はじめての孫自慢

2022年03月24日 | 雑感
ここの数日寒さは尋常ではありません。昨夜も雨が降ったらしく地面がかなり濡れておりました。花冷えというには寒すぎであります。

 一昨日から長男親子総勢5名が、帰省してきてワタシたち夫婦の日常が一変しております。犬しかいない年寄り夫婦であれば察しが付くように、静かで穏やかな毎日、同じことの繰り返しであります。うちの家の周りに8軒の家がありますが、その中で子供さんがいる家庭はたった一人だけ、若い人や子供の声が聞こえないのです。ところが、今度小学校4年生、2年生に上がる男の子と生後3か月の乳児という孫たちが新潟からやってきました。

 コロナの拡がりのせいで、2年半ほど前に七五三お祝いで顔を合わせて以来の再会、こんな嬉しく待ち遠しかったこともありません。特にワタシにとって初めての孫娘にはまだ送られて来る写真と動画でしか会えていなかったのです。その娘(あまね)は大層可愛くキュートで美しい(と思っているのは、じじバカ・身びいきです)赤ん坊なので、世が世であればブログでもなんでも写真を載せて孫自慢したいところでありますが、さすがに自重いたしましょう。

 2年ぶりに帰ってくる孫たちの成長ぶりをみたい、と思うのと同時に、今度いつ会えるかもわからない、自分がいつまでも元気でいられるわけもない、と感じるのです。そこで、今回は自治会など様々な用事を端に追いやって、この数日は、長男親子の為に最大限、時間とお金、そして自分のもてる気力・知恵を注ぎ込むことにいたしました。

 まずは、孫娘をとにかく抱っこする、であります。体重5㎏ほどの小さい体は、壊れ物のようでもあり、天から舞い降りた天使の様でもあります。女の子の赤ちゃんをこの手に抱いたことは恐らく生まれて初めてなのです。その温かさ、ワタシをじっと見つめる瞳、かよわい声どれも泣きたくなるほどの感激でありました。むにゃむにゃと声を出すこの小さく愛らしい生き物が愛おしく、抱く手がしびれても痛くても、なんの苦にもなりません。

 二人の男の子には、「挑戦状」を作りました。当地に滞在中、彼らにミッションを与えて一緒に過ごしたいと思ったのです。それは、普段私がいつもやっているガーデニングであり、篆刻やメダカの飼育などです。それをこの子らに体験させようと準備いたしました。それが平塚の「じいじ」との思い出になり、将来の彼らの関心事の一つになってくれればと願うからでもあります。

1.〇〇〇を探せ(菜園のにんじんと柑橘を見つけて収穫させる)
2.てん刻を体験(はんこを彫ってみる)
3.蕎麦打ち体験教室
4.記念になにか植物を買ってきて植える
5.メダカのプールの水替え
6.プラム(貴陽・ケルシー)の人工授粉
7.植物や動物など、こちらで見つけたものを特徴と一緒に記録する
8.野鳥に餌をやる

 これがミッションです。昨日までで、すでに5個達成、クリアいたしました。加えて大きなビニールのバランスボールでサッカーを楽しみ、倉庫にあったゴルフクラブを持ち出して、ボールを打ち始めました。うーむこれはもう血統ですか。何も教えなくても遊びながら勝手に覚えふつうにボールを打てるのです。会話も受け答えがしっかりしていて大人の話になんの違和感もなく加わってきます。順調に健やかに育ってる!それしか言いようがありません。

 今日は、倅が横浜のポケモンセンターに孫たちを連れていくそうなので、半日は自分の時間が作れます。その時間で、自治会の総会用資料を完成させます。大事な次男の結婚式のスピーチ原稿も終わらせなければ。5時起きで、今日も有効に充実した一日を過ごさねば・・・それだけは変わらない日々であります。
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