植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

わぁ、もう3月!やることが一杯だ

2022年03月01日 | 雑感
 気が付けば今日から3月であります。年経るに従って、歳月の過行く速さを実感し、いずれ来るお迎えの日までの日々が確実に少なくなってまいります。
 なので、年寄りにとっては、春が待ち遠しいとか早く楽しいことが来ないかな、などと願うのは理にかなわぬことなのです。もっとも、無駄に責任やら雑事によって煩わしく、自分の時間を割かれる自治会長の任期がもう1年、これだけははやく過ぎ去って欲しいと思ってしまいます。

 そうでなくても毎日慌ただしくのんびりしてられません。昨日もお昼に家内と外食した後、花屋さん、ガソリンスタンド、ホームセンター、ドラッグストアをはしごしました。並行的に果樹園などの外仕事もやりメダカの世話も本格的になっています。さすがに篆刻とエアロバイクのペダル踏みの時間はほとんどとれませんでした。

 3月はいつになくイベントや重要な行事などがてんこ盛りで、予定表代わりのカレンダーに毎日のように予定が書きこまれております。自治会だけで大事な会合や式典が5回、お祭りの会合、ワクチン接種、ゴルフ、孫娘の初節句などもあります。コロナのおかげで小中高の卒業式への参加要請が無くなったのは嬉しい限りです。

 そうして、3月でもっとも重要で間違いが許されないのが、次男の結婚式なのです。1年以上前からコロナの盛衰とにらめっこしながら息子がようやく披露宴を挙げる運びになりました。入籍したのが一昨年でした。なんとしてでも区切りをつけたいと準備してきたので、オミクロンの新規感染者数が鈍化して、決行することいたしました。

 花婿の父親としても、今度は色々と支度や準備が必要です。コロナでやれなくなるかなぁ、と半信半疑でいるうちに一か月を切り、おしりに火が付きました。最低限、為すべきことは、式の費用・現金の準備、ワタシら夫婦の貸衣装を選ぶこと、式の最後の謝辞の原稿を用意すること、そしてコロナに罹らないで、ワクチン接種を終える事であります。

 本日横浜に行って、衣装を決めたいと思います。身内主体の少人数とはいえ、略礼服で間に合わせるわけも行かず、モーニングに家内の留袖をレンタルで間に合わせます。撮影用の望遠付きカメラも購入いたしました。昨日は、引き出物の一つとして、地元で有名な「ふりかけ」を注文しました。せがれのたっての希望なのです。スピーチ用に本人たちとの関係などを知っておく必要があるので出席者名簿をメールで送って貰いました。これをベースにして、スピーチ原稿を書かなければなりません。さすがに、「そら」でアドリブでしゃべるわけにはいきませんから。

 もう一つ、ワタシが是非やりたいと思っているのが、出席者全員に自作印を配ることです。篆刻を本格的にやり始めて1年ちょっとですが、毎日必死に彫って自称篆刻家を目指しております。自分に与えられた年月は短い分、人の何倍もの熱心さをもって、寸暇を惜しんで、修行しています。

 「賀・嘉・福・寿」などおめでたい漢字一字を彫って、記念に持ち帰ってもらいたい、というのが、家族に大したこともしてやれなかった父親としての、せめてもの願いなのです。その気になれば1日4,5個は彫れますが、倅夫婦の新婚生活がシアワセであるよう、出席者皆さんにいつまでも楽しく幸せに健康でいられるよう、丁寧に心を込めて彫りたいのです。
ここのところ忙しくて、なかなか時間が取れませんでしたが、数か月取り組んでいる徐三庚さんの摸刻はいったん中断し、一文字の小印作りを優先して彫りたいと思います。

 更に、もう一つ重要なのが「発声」であります。数年、ワタシの隠れ家で一人、人と接することのない園芸や・書道・篆刻などで時を過ごすうちに、喉が衰え発声がままならなくなってきました。使っていない器官は衰えます。のどがしゃがれ、スムースに声が出ないのです。息子の晴れの舞台で、お爺さんの独り言みたいな聞き取れないような嗄れ声でお礼のスピーチをするわけにはまいりません。
 ここは、長らく中断していた仕事場での「一人カラオケ」を復活し、1日1時間ボイストレーニングをしよう、と思います。ただでさえ忙しいのですが、やる気になれば何でもできます。粗相の無い様、そして心のこもった挙式にしたいと願うのです。

 こうしてはいられません、洋ランに霧吹きをし鉢に水をやってから、出かける支度をしなければ・・・、あぁなんと忙しいのだろう
コメント
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