植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

タイガー、ミケルソンは予選落ち 残念

2020年09月19日 | スポーツ
 今朝もはよから早起きして大忙しであります。
今日のお題は「野菜」の予定でしたが、急遽変更し全米オープンをご紹介します。
 4時前に目覚め、ゴルフ4大メジャーのひとつ、全米オープンの二日目TV観戦です。今回は、松山英樹、石川遼、はじめ、アマチュアの金谷がエントリーしております。
 
 まだ、ゴルフに夢中だった若い頃は、夜更けや夜明けに眠い目をこすり、トムワトソン、セベバレステロスなどのトップゴルファー、後にはタイガー・ウッズ、フィルミ・ケルソンの死闘などを驚きと興奮の中で見たものです。もっと前には、ビッグスリーと言われて国内では敵なしの青木・中島・尾崎が、全盛期に幾度もチャレンジしましたが、まるで歯が立ちませんでした。唯一中島が全米9位、PGA選手権3位になったくらいですか。
 
 それほど世界のレベルは高く、以降も丸山・石川・今田・田中秀道 ・尾崎直道などがPGAに挑戦しましたが、丸山のPGAツアー3勝が最高でした。そこに一躍躍り出たのが松山英樹です。すでにツアー5勝 、予選通過率も84%で、世界ランクも堂々18位であります。飛距離は外国人と肩を並べ、小技も切れるスケールが大きいゴルファーです。ここしばらく調子を落とし優勝から遠ざかっていますが、最近の復調目ざましく相当期待できるのです。

 もう一人、石川遼君、松山の先輩で一時期は日本のゴルファーNo1であったかれも29歳になりました。PGAでは予選落ちを繰り返し、腰などの故障もあってここ数年は米ツアーから姿を消しました。彼は、小柄で世界の中では相当苦労したのです。今回招待されてどんなプレーを見せるかも非常に興味がありました。

 それで、二日目を終えて、2R目を最後連続バーディーであがり-1で回った松山がイーブンパー7位タイ、遼君は、+6まで落としましたが、粘って49位タイで見事予選通過いたしました。今平周吾 も33位タイと、日本人プロ三人が揃ってカットラインをクリア、これはもう快挙と言っていいのです。日本のゴルフがすこしづつ世界標準に近づきつつあると感じますね。

 一方、残念なのがタイガーでした。往年の飛距離や神がかったショットパッとは影を潜め、普通のプロゴルファーにしか見えませんでした。+10で予選落ちです。すでに100勝以上し、メジャー15勝と疑う余地のない世界最高のゴルファーです。交通事故・スキャンダル・故障など度重なるトラブルで10年ほど前にどん底に落ち、復帰しても段々勝てなくなりました。

 まだ、44歳でありますが、経験豊富、パットの読みや冴えはピカイチです、こういうメジャーには特別な力を発揮するはずなのです。フィル・ミケルソンも+13で予選落ちでした。世代交代なのでしょうか。 どうしてだろう、と考えていましたが、ふと思いつきました。
 無観客試合なんです。PGAツアーは今シーズンは無観客になるのだそうです。大観衆に見守られて歓声と拍手の中でプレーできないのです。心なしかタイガーの表情はつまらなそうでした。ただでさえ、往年のパワーが無くなり、集中力が弱まっていいる所に、観客からの後押し・熱気も無いので、気力が漲ったスーパーショットが出てこないのではなかろうかと。

 いずれにせよあと二日、ぽっちゃり童顔のP・リードが-4でトップ、残った49名のトップレベルの戦いがあと二日あります。本来は、ガーデニングの為に早起きしているのですが、ま、仕方ない。今夜のムービングサタデーでなんとかトップテンに残っていれば、もしかしてもしかするかもしれませんよ。
コメント
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