松実ブログ

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挑戦

2016年09月14日 09時00分00秒 | Weblog

今回から、少し体裁を変えました。


地球外生命体からのコンタクトか!?

「Centauri Dreams(ケンタウリ・ドリームズ)」というウェブサイトを運営するポール・ギルスターの記事によると、地球外知的生命の探査を行っているイタリア人の天文学者クラウディオ・マッコーネらのチームが、「HD164595の方向からの強い信号」を検知したという。

「HD 164595」は、地球から約95光年離れた、太陽とほとんど同じ質量(太陽質量の0.99)の恒星で、年齢は63億年と推定されている(太陽の年齢は約46億年)。

この恒星系には少なくとも1個の惑星「HD 164595 b」がある。その大きさは海王星と同じくらいで、40日間で軌道を1周する。

この観測は、ロシア南部のゼレンチュクスカヤにある電波望遠鏡「RATAN-600」を使って行われたものだとギルスター氏は説明しているが、この信号だけで知的生命体の可能性を議論するのは、まだ時期尚早だとして注意を促している。

同じく信号の強さを分析した研究者の一部は、これが等方性ビーコンからのものであれば、宇宙文明の水準を分類したカルダシェフの定義の「タイプII文明」でなければ不可能な強さだと話している。また、これが太陽系の方向に向けた狭ビーム信号であれば、カルダシェフの定義の「タイプI文明」でも可能な強さになる。

勿論、各種のノイズである可能性も除外できない。ジャン・シュナイダーが率いるパリの研究者チームは、HD164595によるバックグラウンド源のマイクロレンズ効果の可能性もあると考えている。しかし、この信号は非常に刺激的なものであり、ロシアのRATAN-600の研究者たちは信号の常時監視を求めている。

ギルスター氏によると、この発見は9月27日にメキシコ・グアダラハラで開催される第67回国際宇宙会議(IAC)の「地球外知的生命体探査(SETI)」部会で採り上げられる予定だそうだ。

『Ars Technica』US版は、テキサスA & M大学の教授で天文学者のニコラス・サンチェフに連絡を取り、この11GHzの信号が異星人からのものではないとすれば、何であると思うか尋ねてみた。

「これが実際の天体から発信されたものだとすると、かなり奇妙です」とサンチェフ教授は述べる。数ギガヘルツの「高速電波バースト」と呼ばれる、謎の多い高エネルギーの天体物理現象は存在するが、持続時間はわずか10ミリ秒ほどだ(今回の現象持続時間はそれよりも長かった)。信号の強さを、周波数との相関関係で示した情報がないのが残念だとサンチェフ教授は述べた。

さらにサンチェフ教授は、この信号が、軍が利用する電波スペクトルの一部で観測されていることから、地球から発信されたものであっても驚かないと指摘している。「地上局と衛星との間で何らかの爆発的な通信が行われた可能性もないとは言えません。」

<カルダシェフの定義>

1964年、ソ連の天文学者、ニコライ・S・カルダシェフは、宇宙に存在しうる技術文明のタイプを、文明の進展度によって以下の三種類に分類する「文明の三段階進化説」を提唱した。

これは、技術文明の水準を、一つの文明が使用するエネルギーレベルによって区分けした、いわば文明の量的分類である。エネルギー量の桁数によって、文明のレベルが分かれる。

タイプI文明
惑星規模のエネルギー(1019エルグ/秒)

タイプII文明
恒星規模のエネルギー(1033エルグ/秒)

タイプIII文明
銀河規模のエネルギー(1044エルグ/秒)

I型文明は、一つの惑星上で利用できる程度の規模のエネルギーを使いこなしている文明である。地球に文明を営んでいる人類は21世紀初頭現在、この段階にも達しておらず、0型文明と呼ばれることもある。21世紀初頭現在の地球文明は0と1の間に位置する。

カール・セーガンは1973年にカルダシェフの定義を次のように数式化した。
K = (log10W-6)/10
この式にBPが2007年に算出した世界のエネルギー消費量を入力すると、Kの値は約0.73である。

II型文明は、惑星が周回する母星たる恒星(人類でいえば太陽)が発散しているエネルギーを全て使える段階にある文明を指す。フリーマン・ダイソンが提唱した、恒星を覆う球殻天体ダイソン球を建造するような文明が、この段階にあると言える。

III型文明は、この二つをさらに飛び越えて、銀河全体の発するエネルギーを全て使えるような段階の文明である。こうした文明では、銀河全域にまで植民されて巨大な文明が栄えているだろう。銀河クラスの文明の維持には、恒星間の交流のため、超光速航法や超光速通信の開発も必須である。


宮本武蔵は試合をしない

武蔵の元に、兵法の修行者と称する男が面談を申し入れてきた。話に応じた武蔵は、男の実力を見抜き「あなたの腕なら、どのような大名の指南役にもなれるでしょう」とほめた。

するとこの男は気を良くし、無数の刀傷が付いた木刀を見せ、「試合を申し込まれたら、この木刀で戦います」と、歴戦の経験を得意げに語った。

武蔵はそれを聞くと、小姓を呼んで、その前髪に飯粒をつけ、剣を抜き一太刀して、飯粒だけを真っ二つに切った。

武蔵に「あなたにこれができますか」と尋ねられた男は「私にはそれほどの腕はありません」と答えるしかなかった。すると武蔵はこう言って諫めた。

「その程度の腕であれば、むやみに果し合いをするものではない。私の腕でも勝負に勝てるかどうかなどわからないのだ。果し合いを求められたら、すぐにその場を立ち去るのが兵法の達人というものだ」。

このエピソードが本当かどうかはわからないが、この話には、武蔵の勝負への厳格な考え方がよく表れている。心技体を磨き、達人と呼ばれるようになっても、実際の戦いでは何があるかわからない。本物の戦さの厳しさを知っている人は、むやみに戦うことなどできないはずである。

武蔵は60回以上の真剣勝負を行い、一度として負けなかったらしいが、する必然性のない勝負はしない、たとえ戦いを挑まれてもその場を立ち去ることを信条とした言われている。だからこそ、戦わなければならないとき、圧倒的な集中力で命を賭することができたのだろう。

現代の我々にとっても示唆に富む考え方である。毎日毎日全力投球では、肝心な場面で力を出し切れないかもしれない。人生にもメリハリや、緩急が必要なのだろう。


アメリカの小学2年生の試験問題

答えはあえて載せませんので、小学2年生に勝てるか真剣勝負です。

Which is solid?

  • book
  • blood
  • bubble
  • water

You are making salad with lettuce, tomato and asparagus, and your mother tells you that you should also use a root vegetable. Which is a root vegetable?

  • carrot
  • cabbage
  • celery

Choose the example of a natural resource.

  • Houses built by carpneters
  • Caol burried under the ground
  • Books written by the ancients
  • Cheese made from the milk of cows

Which sentence is grammatically correct?

  • Are'nt they students?
  • Arent they students?
  • Aren't they students?
  • Arent' they students?

You bowed slightly to the teache as you noticed him on the street. By this action, what are you showing toward him?

  • respect
  • knidness
  • discipline
  • happiness
  • spinach